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しょうがない

と言って首が飛んだ防衛相の久間さん。
私も見出しを読んだ瞬間は、防衛大臣の顕職にありながら何トチ狂ったことぬかすかこの売国奴。と思ったわけですが、しかし、発言の前後を読んでみると、どちらかと言えば

原爆投下を正当化はできないが
嫌々ながらも仕方がないと思うようにしている。

と受け取るほうが正しいような気もします。
まぁそれにしても真意が伝わり難すぎて誉められた発言じゃありませんがね。

そもそもこのような発言が出た背景に何があるのかと考えてみると
どうにも、アメリカの「慰安婦問題を公式に謝罪しろ」との例の決議があるように思えます。本当にアメリカは何様のつもりなんでしょうかね。
そして、それに対して久間さんは
「日本は原爆のことで文句言ってないんだからテメェらとやかく言うなボケ」
という意図を含んで発言をしたのでは?
だって今まで散々アメリカに喧嘩売ってきた彼が、ここに来ていきなり原爆は仕方ないなんて言うのはおかしいでしょう。アメリカへの牽制と見るのが妥当です。

しかしまぁ当然のごとく、野党マスコミ含めてまたギャーギャー騒いだもんでして辞任に追い込まれちゃいました。残念。
さてこういう大騒ぎになると
「日本は原爆のことをまだ許しているわけでない」
というアナウンスになるわけですが、アメリカはどう捉えるんでしょうか?と思ってると、核不拡散の特使とやらが
「原爆が結果的に数百万の日本人を救った」
とかほざいてましてその役職と発言の乖離っぷりに驚き、原子炉に放り込んでやろうかと思いますが。
まぁしかしそれがアメリカの本音であり「正義」なんでしょう。因みにその論理でいくとイスラム同士の戦争を未然に防ぐためとか言ってイランに核ミサイルぶち込んでも正義になりますね。凄い正義。さすがアメリカ。自由すぎます。ビバ・デモクラシー。

さてではそもそも何故、慰安婦の問題をアメリカが言い出したのか?
…まぁ実は昔から何度かその手の議案が上がって、そのたびに没になってたんですね。先導且つ扇動したのは下院のマイク・ホンダとかいう、超が付くほどの日本嫌いで有名な日系何世かの議員。よほど暇なのか或いは妄執に駆られたのか、飽きもせず騒ぎ続けてきたと。
本当に一体何なんでしょうね。自らの出自が日系人であることに極度に歪んだコンプレックスを抱いているとしか思えませんが、もしかすると「日系」と名乗ってはいますが実は「k(ry
…また去年、韓国の自称慰安婦の人たちが自作映画とともに下院に乗り込んで盛んにアプローチしてましたね。
ちなみにその自称慰安婦の方の証言によると、日本軍は20万人もの妙齢の女性を慰安婦として働かせていたそうです。20万人。凄いなー日本軍。
そういえば南京大虐殺の死者数がついに40万人を突破しましたね。銃剣で40万人も殺して死体の一つも残さない。凄いなー日本軍。まぁそれは余談。

…と、そういう痛々しい努力の結果この度晴れて議決に至ったと。

さて。もうげんなりですが。
というわけで日米の関係がよく分からないことになっていきそうでして。
麻生さんなんかはそれを懸念してますが、仮に日米関係がぎくしゃくしたら得をするのはどこか?まぁ筆頭は特アの連中ですね。
特に最近ようやくイージスを導入していきがってるあの国辺りとしては、日本の軍事力(特に空軍力)の増強はよろしくないでしょうから、件のF22導入にもう一回、水をさしときたいってのもあるかもしれません。

さて、とは言え冒頭で述べたとおり、この一件が結構大きな問題になりましたので十分なアナウンス効果が期待できます。
「お互いグチャグチャ言うのは止めよう」
というあんばいでいい落としどころがみつかるかもしれません。
まぁとにかく、あの正義馬鹿どもにとやかく言われる筋合いは1mgもありません。ローゼン閣下の手腕を期待しましょう。

何にせよ、他の国の連中の思い通りになるのは極めて馬鹿馬鹿しいですので
もう少し大所高所から見た国益に沿った議論なり報道なりを是非して頂きたいところですが、目先の選挙しか頭にない永田町の人たちに期待しても仕方がない、という当たり前のことを再確認させてくれた一件でした。

どちらもしょうがないでは済まないんですがね。げんなり。

クールビズ

というわけで、遅ればせながら今年からうちの会社でもノーネクタイになりました。勿論、客の前に出る時はそうはいきませんが、通勤途中や事務所内ではつけないと。

スーツを着てる人なら皆感じてると思いますが、夏場ってほんと死ぬほど暑いんですよね。しかも私は半袖のカッターシャツが大嫌いな人間なので尚のこと暑い。流石に上着は羽織りませんが、それでも耐え難いものがあります。
それがあんた、ネクタイ取るだけでこの体感温度の大幅な下落っぷり。うちの株価より下落します。内閣支持率より(ry

と、まぁいいことずくめのようですが、しかし。
街中を歩くノーネクタイのリーマンを見れば誰しも気付くことだと思いますがノーネクタイって、一歩間違うと、大変だらしなく見えるわけですよ。
オヤジ連中のノーネクタイ姿は、ヘタをすると飲み屋帰りの姿と生き写しです。これはまずい。
或いは、上にジャケットを羽織った場合、カッターの色によっては一歩間違うとホストか何かに見えますのでこれも品がない。
…てか「ホストみたいですね」と言われて
「歌舞伎町の元ナンバー1だからね」と返そうとしたのに
「アキb…」と言い間違いかけて、改めて自分のダメっぷりを感じた次第ですがそれは余談。てかアキバのナンバー1ってなんだよバカヤロウ。

……さて、そしてこれは一人暮らしの男にとって大変切実な話ですが
そーゆー諸問題をクリアしてくれそうな、それなりに見栄えがするカッターってまぁほとんどアイロン掛けが必要なんですよね。
勿論、私はアイロンなんて掛けられません(というかやったことがない)ので却下です。またわざわざ1着180円も払ってクリーニングに出すのも財政的に有り得ません。
従いまして、デザインで劣る形状記憶型を買うしかないと。何だかなぁ

ネクタイつけてりゃそんなに気にしなくてもそれなりに収まってるものが、外す事で色々と考えないといけません。涼しいですがしんどい話です。

…てかそう言えばバーゲンですし買いに行きましょうか。
衣料業界の策略にまんまとはまってるようで気分悪いですがね。

今日で





今年が半分終わりってほんとですか?



何で

第4楽章だけなんだよ!!!!
普通1楽章だろうよ。なんでだ!?
というわけで、私が期待していた7番は割と簡単に流されてしまい大変遺憾ですが、件ののだめ最終話は非常に最終話らしいお話でした。

ていうか、よく動きました。流石最終話。
でも演奏シーンはキャプチャーした3Dデータをアニメ的な色つけて動かしてるようで、なんか微妙というか奇妙な動きですね。
同じキャプチャーでも、それをもとに原画を書き上げて作ったライブアライブは、やはり神というかバカです。

さてこれで見るアニメが一つ減って、また一つ真人間へ近づきました。
デスノートも先週終わりましたから、いま見てるのはクレイモアだけです。
ま、一個くらい見る分には、ダメじゃないだろう常識的に(ry

……らきすたの件は伏せておいてください。

何だかんだ

言いながら見続けてきたのだめカンタービレですが、今夜ついに最終回です。
ベートーヴェンの7番やって、実家にのだめを捕まえに行って終わり。
ということになりますが、注目すべきはやはり7番の演奏シーンをどこまで
やってくれるのか、ということです。
以前、ラフマニノフを激賞しましたが、しかし続くブラームスの1番が極めて期待ハズレでした。更に先週のカルメン。ドラマと同じ音源なのかは確認してませんが何れにせよ、酷い。ヘタすぎる。確かにサラサーテ編曲のヴァイオリン曲は難曲揃いではありますが、それにしても酷すぎる。もうちょっとマシなソリストは居なかったんでしょうか?
……まぁ済んだことは仕方ありません。それよりも7番です。7番。
ワーグナーとリストが神認定した交響曲第7番です。
演奏は恐らくドラマ版に準じるはずですから、まぁそれほど期待はしません。それより絵です、絵。ラフマニノフクオリティでやってくれたら、私は今晩大喜びです。それ以下なら大変げんなりです。
てか、最終回なんだから気合入ってるでしょうたぶん。てか入れろ。
ライブアライブを超えてみせろ(無理)

さてベートーヴェンの7番の名演は?と問われれば、何度も言ってますが

アップロードファイル 237-1.jpg
1943年10月31日、11月3日フルトヴェングラー指揮ベルリンフィル

を置いて他にありません。
1楽章の類例を見ない力強さや4楽章コーダ(終結部)の圧倒的な爆発力などに気を取られがちですが、真に恐るべきは2楽章です。
最初の木管(オーボエ、ファゴット、クラリネット)の痛切極まる音。
弦楽器がその後を引き継ぎますが、慟哭にも聞こえる悲痛な響きを奏でます。
これほどまでに美しくも哀しい7番2楽章はこれ以外に存在しません。
審判の日に救いを求めるかのような、この2楽章があるからこそ、3楽章そしてあの熱狂的な4楽章が意義を持つわけです。

苦難を超える意思の力。人はそれでも前に進むんだと。

というのも1943年と言えば、ドイツがスターリングラードでの敗北から転げ落ちる最中です。この演奏の約半年後にノルマンディーだという事実を思い出せば、当時のドイツの内情は容易に想像ができますね。
明日をも知れぬ思いで演奏をする人間と、それを聞く人間。人と場所と歴史が収斂して、こういう演奏が生まれると。
逆にいえば、ここまでの状況にならないと、こういう究極的な芸術は生まれない、とも言えますね。
人間とは、音楽とは、芸術とは何なのか。
そういう疑問を抱いてしまう、そんな演奏です。

アップロードファイル 237-2.jpg
※第2楽章冒頭部、第一音から他の演奏とは別次元。
ttp://www.yung.jp/yungdb/op.php?id=142
※ここで聞けます。音は悪いですが素晴らしいサイトなんでご紹介。
因みに右クリック保存→拡張子をtxtに変えて開けば、そこにmp3へのリンクが!

というわけで、今晩0時45分から
のだめカンタービレ最終話。フジでやりますんで是非ご覧ください。

千葉に

住みながらUHFが入っていないのでチバテレビが見られませんこんにちは。

…もし万が一、この振りである程度読めた人がいたら驚きますが、続けましょう。

チバテレビってね、ある種テレ東のような存在でして、そっち系の番組(まぁぶっちゃけアニメです)のキー局(厳密には幹事局)になってたりまします。
今放映中なのは、らき☆すた。

私はらき☆すたが何たるかは、さっぱり知りません。某掲示板の某最下層板でよく取り上げられるので、名前とオープニングの電波ソングくらいは知っているというレベル。
なんか、もとは4コマ漫画でそのアニメ化らしいですね。
普通なら、そんなあずまんが大王の劣化作品など完全スルーなんですが
制作が京アニなんですねこれが。…京アニ厨の私としては、これは…。

……さて。

ご承知のように私の新携帯にはワンセグというテレビ視聴機能が付いてます。

…で、ものは試しにチューニングすると普通にチバテレビも受信しました。

らき☆すたの放映日は日曜日の24:00~24:30

何この申し合わせたような展開。

というわけで、見てみました。らき☆すた。

……何と言うか、これはもう。どう見てもオタアニメです。本当に(ry

それもただのオタアニメではありません。
視聴者が過去の京アニ作品を全部知ってることを前提としたネタだらけ。
てかわざわざネタの為に関と杉田を呼ぶ無駄な豪華さ。
これを見て笑う人間は完全に終わりですね。

私?

ははは。いやだなぁもう誰に向って聞いてるんです?
そんなオタネタ、しかも京アニのセルフパロディなんて濃いネタで笑う?
夜中の12時過ぎに大爆笑?
更に録画したのを見直して寝たの1時過ぎ?
んなタワケタことするわけないじゃないですか。
ほんと失礼ですね。ドン引きってやつですよ。ドン引き。

自 分 に な 。

…ま、まだ私は年始のスローガンを諦めてませんから。ええ決して。

番号ポータビリティ

がスタートする時に、携帯を半年か一年先に買おうかとか言ってましたが(2006/10/20)
昨日ようやく買いました。
前の機種はまる3年使いました。その前もそのくらいです。物持ち良すぎ。
さて携帯にせよ何にせよ、基本的に私が買うのは当代最高スペックと相場が決まってまして今回は日立製のを買いました。ワンセグは勿論見られます。デジタルFMも聞けます。音楽も聞けます。その他絶対使わないような機能がテンコモリです。
金額ですが、普通に買えば1万ほどですが、何せ前の機種を3年も使ってたもんですからポイントが貯まりに貯まってまして、支払いは1000円でした。1000円て。

また最近の携帯って外部メモリが「マイクロSD」とか言う規格でして
これがマイクロと銘打つだけあって大変小さい。で、買った機種の外部メモリの適応上限が2GBだったので、じゃあという具合に買いました2980円。
こんな小さいメモリで2GBもあってしかも2980円。
こっち系の技術革新と価格下落はとんでもないですね。

というわけで、カメラ機能だけが最強で赤外線も使えない骨董品から、総額4000円で一気に最強装備になりました。
また3年ぐらい使うことになるんでしょうね。
その時には
「ワンセグ用のアンテナ付きって何年前の機種?www」
とか笑われるんでしょうか。

…てか、今後携帯はどのように進化するんでしょうか??

ドコモ2.0とか言ってますが別に画期的な何かがあったわけではないようですし携帯の技術革新も一休みかな…と、判断したので買ったんですがねw

電話、ネット、メール、カメラ、動画撮影、テレビ(録画含む)、音楽、ラジオ、ゲーム、データ表示(エクセル、PDFなど)カーナビ(もどき)、電子辞書、更に電子マネー、クレジット。

これ以上一体何があるんでしょう?
洗濯機機能とか電子レンジ機能とかポルシェ機能とか?(意味不明)

まぁそれぞれの機能をブラッシュアップするしかないでしょうね。
あと小型化?でも小型化したらその空きスペースに新機能つっこむから結局小さくならないんですけどね。

まぁいいや私は携帯の技術者さんのことはよく分かりませんが
頑張って驚天動地な新機能を開発してください。

…あ、携帯にAI乗せるとかね。

ツンデレ携帯。

……もう意味がさっぱり分かりません。

つまらない

と言っていた女神さまっですが、最新巻のカメラの話は面白かったです。
ブラフ・シューペリアの話(湖畔でバイクを直す話)を彷彿とさせる内容でしたね。
こーゆーの好きです。

さて話は全く変わりまして
爆笑問題がNHKでやってる番組で「ニッポンの教養」ってのがありまして。隔週(?)放送で金曜夜11時くらいからやってます。
各ジャンルの専門家(大学教授)との座談、という物ですが、これがなかなか面白い。ジャンル(生物学や人類学や社会心理学などなど)はお題に過ぎず、そこから自由に議論が進むわけですが、毎回驚かされるのが、爆笑問題太田の斬新な発想、というか目線です。
他の番組なんかでも太田は結構面白い事を言いますが、共演者やらへの配慮なのかそれほど暴走はしませんが、この番組の中では自由勝手に話をしてます。これが大変面白い。説明するのが難しいですが、なるほどそーゆー見方があるか、と驚かされること多数。教授達も結構な頻度で唸ってますから相当なものですね。一度、彼の書いているものでも読んでみようかと、そう思わずにはいられないくらい面白い。
そんな番組ですが、次回はあの右京が乗って最高速(400kmオーバー)を叩き出した電気自動車の開発者さんとの座談だそうです。これも面白そうですね。
皆さんもお暇があれば是非ご覧ください。7月6日放送だとか。

http://www.nhk.or.jp/bakumon/

また、NHK教育の方ですが、金曜の夜10時からやってる
「美の壷」
谷啓がやってまして、昨日は土壁のお話でした。鏝の技術。深いですね。美しいですね。今までの放送だと友禅や万年筆や陶芸の技などなど
匠の技やジャンルの説明、鑑賞のポイントなどを分かりやすく教えてくれます。
これも大変面白く、毎週見てる番組。

http://www.nhk.or.jp/tsubo/index.html

というわけで、金曜の夜はNHKが熱いです。
なんつーかNHKの回し者かと思われるかもしれませんが、正直NHK以外だと面白い番組が極めて少ない。
しかしテレビ東京系はいいですね。
「美の巨人たち」
「ガイアの夜明け」
「カンブリア宮殿」
毎回見られるわけではないですが、結構な頻度で見ます。

あとニュースだとNHKとテレ東のWBS(ワールドビジネスサテライト)他は必要なし。
…あ、クリステルはチラ見します。一日一見クリステル。
因みに朝のニュースは勿論NHK「おはよう日本」
ですから、めざましテレビの女子アナとか言われてもサッパリ分かりません。逆に、小郷知子と首藤奈知子なら分かります。勿論小郷さんの方が好き(黙れ)
http://cgi4.nhk.or.jp/a-room/aroom.cgi?i=179
http://cgi4.nhk.or.jp/a-room/aroom.cgi?i=246

しかしNHKとテレ東だけって。なんつーか、何故こんなに偏るかね。
これで何が困るかと言いますと、職場でよくある「昨日のアレ見た?」系の
会話がほとんどできないことです。
この辺りも脱・ダメ人生のポイントかもしれませんね。げんなり。

ちょっと

前の話になりますが「ぼく、オタリーマン」という漫画(?)が面白いとか云々。本屋に平積みになってましたので、私も読んでみたのですが

…これのどこがオタク??

という感想しか。正直何が面白いのかよくわかりません。
てか、この主人公は全然オタクじゃねぇよと思ったのは私だけか?
また一番驚いたのはこの漫画の中の「藤島康介」の説明書きで女神さまっに
触れてまして、その説明が

「彼氏の家にあったらひくハーレム漫画」

とありました。

…え??……世の中ではそーゆー扱いなんでしょうか??
………女神さまっはセーフだろ常識的に考えて。
別にウルドもスクルドもそうじゃねぇだろう。女神さまっはハーレム漫画じゃないって。ハーレムってのは天地だろうと小一時間(ry

まぁ最近の女神さまっは正直全然面白くありませんが、もう今更止めるに止めれません。
とういわけで明日の新巻は買います。

そう言えば今、私はどれだけの漫画を買ってるんでしょうかね。
暇ですからリストアップしていきましょうか(仕事しろ)

・湾岸ミッドナイト
これも最近は惰性で。でも本誌の方はちょっと面白くなってきましたね。

・彼女のカレラ
麻宮騎亜が描いてるポルシェ漫画、ポルシェ好きによるポルシェ好きの為の漫画。

・ガンダムオリジン
大変面白いです。開戦前(ルウム戦役)とか特に。これからオデッサ。

・センゴク
ヤンマガで連載中の戦国時代のお話。漫画と侮る無かれ。時代考証を精密にやってまして大変面白いです。

・ジパング
これからクライマックスです。大和の主砲が火を噴いてます。

・新ブラックジャックによろしく。
スピリッツで復活。腎臓移植のお話。物凄いディープな展開に。

・プルートゥ
以前触れたアトム漫画。ペース遅い。

・ヘルシング
一歩間違ったら発禁なナチス吸血鬼漫画。ペース遅すぎ。

・ああっ女神さまっ
明日35巻発売。

・天上天下
惰性で。

・バスタード
同上。

・エヴァ
惰性。先日新巻出ましたね。戦自の突入が始まったところです。

・ハンター×2
…てか続いてるのか?

まぁこんなもんでしょうかね。って13種類!?こんなに!?え??
この他に車雑誌ではモーターファンイラストレーテッドとUCGが月一で増えます。
更に二週間に一冊くらいのペースで新書が増えます。
これ以外にクラシックのCDの増殖ですからね。

…そ、そりゃあ本棚がフルタンクになる道理です。

しかしこんなに買ってたのか。そうか。28にもなって13種類も漫画て。

……あ、クレイモアを買いそうな自分がいます、てか1冊買いました。
これで14種類。もう笑うしかwwwww

…否!!社会人が漫画読んで何が悪い!!!!!(開き直り)
外務大臣も読んでるんだからいいだろう!!!!!
てか大臣がローゼンなんて読むな!!!!私ですら知らんのに!!!!
オタ文化で外交て!!翠星石は俺の嫁とかそんなノリか!!!!!

……失礼。取り乱しました。

………だ、脱!ダメ人生!!!!(諦めろ)

初見のCD屋さん

を見つけるとクラシックの売り場を見に行くのがデフォですこんにちわ。
で、大概期待を裏切られるわけですが、たまにアタリもあります。
というわけで唐突にクラシックの品揃えが素晴らしいお店紹介。

・新宿高島屋のHMV
新宿と代々木の間にある高島屋です。ここのHMVは、横浜やら千葉の各HMVを軽く凌駕するクラシックの品揃え。
また一階上にあるレストランフロアのてんぷら屋は大変美味でして行くたびに食べるのは余談。

・秋葉原のタワレコ
先日、博物館に行った帰りにヨドバシアキバのタワレコによったら、案外凄かったです。ただ新宿HMVには勝てないか。

・横浜駅前のタワレコ
売り場面積はさほど大きくないのですが、品揃えはかなりマニアック。
オーパス蔵やオタケンなど復刻系が大変充実してまして私的に非常にポイント高いです。エネスコのバッハ無伴奏バイオリン(赤ジャケット)が普通に売ってて速攻買いました。職場のすぐ近くにあるので大変助かります。

で、意外な穴場が、ブックオフをはじめとする中古屋。
この種のリサイクルショップに行くと、意外な掘り出し物に出会えます。
更にブックオフは大概のクラシックは1000円です。
現在は廃盤になってしまっている名演なんかが、その値段で買えてしまうという事実。

というわけで相変わらず無尽蔵に増えていくCDの置き場に困り果てる今日この頃。適当に漫画でも売り払ってスペースを確保しましょうかね。

さて最近というわけではないんですがブルックナーの交響曲が特に増えてます。クナッパーツブッシュ、シューリヒト、ヨッフム、ヴァントという王道を押さえてますが、私の好きな5,7,8,9番それぞれのベストは

5はヨッフム指揮コンセルトヘボウ(1986年)
アップロードファイル 232-1.jpg
http://www.hmv.co.jp/product/detail/551849

7は同じくヨッフム、コンルトヘボウ(1986年)
アップロードファイル 232-2.jpg
http://www.hmv.co.jp/product/detail/747998

8はクナッパーツブッシュ、ミュンヘンフィル(1963年)
アップロードファイル 232-3.jpg
http://www.hmv.co.jp/product/detail/384616

9はシューリヒト、ウィーンフィル(1961年)
アップロードファイル 232-4.jpg
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2575238

でしょうか。ヴァントも持ってますが、個人的に彼のブルックナーは息が詰まる感じがしてあまり好きではありません。シューリヒトは硬質系ですが透明感が異常。クナは巨大。8番がドンピシャでしょう。録音が良くないのが大変もったいない。
個人的にはヨッフムが一番好きです。それも全集のシュターツカペレ・ドレスデンと入れたのではなく、最晩年(1986年)にコンセルトヘボウを振った5番7番。
5番は本拠地アムステルダムで、そして7番は日本公演のものですが、もう何と言うか神がかった美しさです。ブルックナーの交響曲を表現するに用いられる常套句に「音の大伽藍」という語がありますが、まさしくその通り。
バッハの音楽に並ぶ神聖さを感じさせる超絶名演です。
因みに8番もバンベルク交響楽団と日本公演で演奏したものがありますがこれは4楽章のコーダ(最終部)でちょっとだけオケが乱れるのが玉に瑕。
ただアダージョ(3楽章)の美しさは例によって異常。
ヨッフムの最晩年のブルックナーを超えるものは私が知る限りありません。
まぁ極めて狭い範囲しか知りませんがねwww
というわけで是非、一度ブルックナーの名演に触れてみてください。
バッハ、ベートーヴェンに並ぶ音楽ですから。
ただバッハやベートーヴェンと比べて大変分かり難いのも事実です。あとやたら長いです(5,7,8番は約80分)
ですが何度も聞いてるうちにはまりこむ事請け合い。レッツ大伽藍!!(意味不明

……しかしクラシックネタはどれだけ需要があるんだろう。
まぁいいか。いいのかよ。

何度目だ

ラピュタ。というわけで、金曜ロードショーはラピュタでしたね。
勿論見たわけですが、何度見ても本当にいいですねラピュタ。
昔、というか、豚までの宮崎作品はキャラクターの立ちっぷりが異常。
ドーラも素晴らしいし、ムスカ大佐に至ってはもう主人公以上です。
数々の名言、あの悪っぷり、もう悪役の鑑です。
こういったキャラもいいですが、アクションシーンも素晴らしい。
一番好きなのは要塞からの救出ですよ。
シーンの組み立て、絵の撮り方、声優(横沢啓子)の神演技、そしてあの音楽。全てが完璧。何度見ても素晴らしい。
また冒険活劇エンターテイメントとして至高にありながら、深いメッセージ性を併せ持つあたりも侮れません。
まさしく神映画。
この映画が、のちの漫画、映画、ゲームなどに与えた影響はあまりにも巨大です。私の中でラピュタが全てのアニメ映画どころか、全ての洋画邦画をあわせても、最も好きな作品です。
そんなわけで金曜(ryでやる度に見るもんですから、どこでCM入るかも分かるわけですが、今回はいつもと違うCMの入れ方をしてましたね。そしてそれが流れをぶち切る入れ方でして私としては大変気分が悪かったです。天の火で焼かれてしまえ。
次やる時にはちゃんと元に戻して欲しいもんですね。

話はかわって、先月からやってるクロノトリガーですが(これもラピュタのパロディがありますね)
黒の夢も終わってあとはラヴォス戦を残すのみとなりました。さてしかし、皆さんご承知のように黒の夢って全ての時代に跨って存在してますが、現代でクリアすれば、中世、古代では黒の夢が残ったままになってるんですね。となればあんた、全ての時空でクリアするのが漢ってもんでしょう。
というわけでまず現代でぶっ潰し、昨日中世でぶっ潰しました。あとは古代。
ただ一度クリアしてしまうと過去に飛んでもボスはジール以外いません。特定の雑魚も消えてます。ラヴォスも初めから穴が空いてるようになると。ちょっと面白くないですが仕方ないですね。
またこの種の設定の別用途としては、先の時代で宝箱をあけて過去でもう一度取れる、なんてタイムパラドクス的にどうかと思える技もありますね。
と、大変面白いクロノトリガーですが、個人的にこれはどうかと思う事がありまして。というのも、重要なアイテムを簡単に敵から盗める(エイラの色仕掛け)んですよ。
例えば、ラストエリクサーってありますよね。全員にエリクサーの効果っていうアレです。通常のRPGの場合、ラストエリクサーは、終盤の宝箱に数個入っている程度なんですがクロノでは、黒の夢の通常エンカウントの雑魚(ツインカムって名前)から普通に盗めます。
しかも一戦闘で最大4体出ますからたった一回の戦いで4つもラストエリクサーが!!更にクロノでは、フロア移動すると雑魚が復活しますから理論上無限にラストエリクサーが貰えるんです。
更にゴールドピアス(消費MP1/4化)、パワーカプセル(力の値を+1)も無限に盗れますし。有限ではありますが、通常のストーリー上では二者択一を迫られる魔法防御最強のプリズムドレス、プリズムメットが黒の夢のボス、ジールから盗めます(全部の時空でやれば3セットということになりますね)
というわけで、うちのかのん(クロノ)とエイラとグレン(かえる)は力が☆印で女性陣は皆プリズム装備(予定)。
また全員がゴールドピアス装備なんで魔法使い放題。更にラストエリクサーも湯水の如く使えるというハイパーインフレです。ラヴォス涙目。

何だかなぁですが、私は手を緩めるようなことはしませんので、全部頂戴します。さぁ古代で倒したら、遂に最終ラヴォスですね、で次は強くてニューゲーム。

……て何で今更クロノトリガーにこんだけはまってるんだろうなぁ。暇だからか。人間暇になるとロクなことをしませんね。

勢いに

任せて書いたポルシェ宗派区分でしたが、どうやら誰一人として理解不能なものを書いてしまったようです。大変遺憾です。申し訳ございません。
謝罪を兼ねてネタの意味をご説明申し上げたいのですが
宗派一つに対して、一日分の文章量に匹敵しますのでそれはやりません。
久々に突っ走った話を書いてしまいました、いやいつも大概そうか。

というわけで、今日は代わりに分かり易い車の話を。

ポルシェ賛美ばかりで、じゃあお前はアルピナを愛していないのか?
という疑問をお持ちの方がいるかもしれません。
……まぁ居ないだろうけど聞いて。

言うまでもなく愛しておりますが、今日は愛云々ではなく、客観的なお話。
実はアルピナが絶対にポルシェに勝つ部分があるわけです。
それは性能とかそーゆーのではありません。

さて、ポルシェにしろアルピナにしろ、新車って高いです。1000万とかしますからね。で、普通の人は車に1000万はかけません。車好きだってそうそう買えません。従って、それらに乗ろうとする多くの人間にとって選択肢は「中古車」というものになります。

そして中古車とは、全く当然の事ながら、前のオーナーの扱いによって天地の差が生まれてしまう物です。
で、ポルシェ、ベンツ、BMWなど所謂ブランド車って、車好きではなくブランド好きの人が結構乗るんですね。
そういう方々の中でも、金が唸っていて、ディーラーの勧めるまま湯水の如く整備をするようなレアな人はいいですが、買う時は金払ってもその後の整備はケチる、なんて人もいます。そーゆーのは大変よろしくないのは自明ですよね。
で、最悪なのは、そんな車たちが中古車になり、更に次のオーナーが中古の金額に惹かれたブランド好きのミーハーだったりする場合です。
新車から数えて10年近く、そーゆー扱いをされてしまうと、もう、目も当てられないことになるわけですよ。

私が先日嘆いたように、ポルシェのATなんかは「そーゆー車」が腐るほどあるわけです。964とかね、死んでますもん。かわいそうに。

さて、ここで生きてくるのはアルピナのような車です。

BMWアルピナ

ここの読者の皆さんは、私が散々連呼しますからご存知かもしれませんが
一般の人はアルピナなんてメーカーの車、全く知りません。私の経験則から言いますと女性の認知率は限りなく0に近く、男でも普通の人間はほぼ全滅。自称車好きの連中でも知らないのがチラホラ。
まぁその程度です。
見た目は普通のBMWと変わらないのに、金額はノーマルの倍以上。
こんな意味不明な車、普通の人間、或いは単なるブランド好きの人間は絶対に買いません。
そりゃそうだ、誰も知らないんじゃそーゆー人にとって意味ないし。

となると、乗る人間は必然的に、アルピナの価値を知っている人間、ということになります。更にMTともなればもう、よほど変t…失礼。酔狂な輩でない限り、絶対に買いません。
で、そーゆータイプの人間は、ドイツ車の扱いを絶対に理解してます。整備の重要性を骨身にしみて分かってます。よって、こまめな整備を行います。
で、こまめな整備をしているドイツ車は、例え10年10万km走ってもビクともしません。

つまり、市場に出回ってる中古車の「質」は、ヘタなポルシェ、ベンツ、BMWを圧倒的に上回る。という強みがあるわけです。

マニアの度合いが高まれば高まるほど、この傾向は顕著ですね。
アルピナの他に、ポルシェなら特別モデル(RS等)或いはRUFのコンプリート車もそうでしょう。(しかしベンツはダメ。AMG、ロリンザー、ブラバス、カールソン全部ダメ)
またイギリス車イタ車の特定車種なんかはマニア度が極めて高いですが、どんだけ整備しようがそもそも走る爆弾なので、この限りではありません。残念。

つまり要するに、マニアな車なほどイイですよ。というお話でした。

皆さんも是非、一緒に道を踏み外しましょう。
今ならE39のアルピナが300万円程度!!
マー○Xやらフ○ガなんかを買う金でお釣りが来ます!!
さぁレッツ泥沼!!飛び込んでこそ知るめくるめくマニアな世界が!!


=お詫びと訂正=
昨日のカナダGP云々の記述の中で、琢磨がアロンソぶち抜いたのは
ホームストレートエンドと書きましたが、正しくは一個前のシケインへの飛び込みでしたね。
大変失礼しました。

近年稀に見る

クラッシュでした。カナダGPのクビカの件です。
ヘアピン前の攻防でラインを外して吹っ飛び300とは言わないまでも280kmくらいからロクに減速もできないままコンクリートウォールに斜め前方深い角度でブチ当たり、その反動でグチャグチャになりながらヘアピン先のエスケープゾーンまで横転を繰り返して吹っ飛ぶ。
吹っ飛ばされた距離は150mくらいでしょうか。
寝転んで見ていた私も、流石に思わず起き上がりましたよ。
これはヤバイと。
これは死んだか、もし生きていたとしても重度の障害、後遺症は避けられないだろうと。映像がズームを下げた空撮に切り替わったので、本格的にヤバイのかと思いました。のわりにレスキューの動きが緩慢でどーしたもんかと思ってたら

無傷。

……マジで?

軽い脳震盪と、足の軽い捻挫だけ。医者に向って開口一番
「インディアナポリスに出られる?」
検査が終わったらクビカは元気に自分の車を運転して退院。

えーっと。ツッコミどころがありすぎるにもほどがあります。
…まぁ無事で何より。本当に何よりです。
94年から始まった連続無死者記録は破られずに済みました。
しかし本当にF1マシンの安全性は宇宙一ですね。絶対小人さんが変な魔法でもかけてんですよ。あのクラッシュで死なないどころか無傷。有り得ません。常識的に考えて。

アップロードファイル 229-1.jpg
※よく分かるかもしれない説明写真。これで無傷!!
 てか、私は職場で一体何をやってるんだか。

…と、まぁ人騒がせな話は置いておいて。
今までの暇っぷりを取り戻す勢いでセーフティカーが存在理由を主張しまくったカナダGPでしたが、そのお蔭で大波乱の展開になりました。
一番ワリを食ったのはアロンソ、マッサ辺りでしょうかね。
一方で、セーフティカーとは無縁で走ったのはハミルトンとニックでした。
しかしハミルトンは単純に運が良かったのではありません。
状況を見極め、ピットインのタイミングを巧みに変更しながら走ったからこその勝利でした。ルーキーのレース運びとはとても思えませんね。
ニックもモナコでは残念な結果になりましたが、今回は良かったですね。ますます安定感が出てきました素晴らしいです。

というわけで色々あったカナダでしたが、やはり一番騒ぎたいのは
佐藤琢磨の走りです。
波乱のレースをしっかり走る安定感も素晴らしかったですが、何より凄いのは終盤です。最後のセーフティカーが入ったその周にピットイン、カナダの路面に適さずすぐタレるオプションタイヤ(ソフト)に換えて数周走り、再ピットインで給油とプライムタイヤ(ハード)に換えてタイヤルールを満たす。そしてそのあとの走りですよ。
ラルフを抜くのは当たり前なんで別に騒ぐ必要はありませんが、アロンソですよ。アロンソ。
あのねフェルナンド・アロンソってのは昨年まで2年連続でシーズンを制した男ですよ。でね、乗ってくる車はマクラーレン・メルセデスっていう、今年最も速い車ですよ。
それをですよあんたオーバーテイクて。
琢磨は確かに類希なオーバーテイクの才能があるドライバーですよ。
でもね。乗ってる車は、スーパーアグリっていう、まぁSOS団的な車ですよ(意味不明)
有り得ない。何から何まで有り得ません。
私は久々に叫びましたね。叫びますよ。叫ばずにはいられませんよ。近所迷惑?知るかそんなもん(DQN)
でね、抜き方も素晴らしい。1コーナーのアウト側は路面が腐ってますからダメなんですよ。アロンソなんかはそこに何度も突っ込んで自爆してましたからね。それを踏まて、1コーナーでインを突けるように進入を確保。いや素晴らしい(※正確に言うと2コーナーになるのかな?)
まぁアロンソのタイヤ(ソフト)が死んでたってのはありますが、それを見極めタイヤチョイスをした琢磨が、今回に関しては完全に一枚上です。完璧にワールドチャンピオンを上回ったオーバーテイクです。これは凄い、素晴らしい。あんた神だ。2004年にこの走りができていたらとんでもない事になってたのにね。

というわけでいやはや大変なグランプリでした。

次はアメリカ・インディアナポリス。
SOS団はトップスピードで劣ると評判なので心配ですが期待して待ちましょう
って明日からかよ。速っ

続・狂信的ポルシェ物語

そんなわけで私はポルシェと言えば空冷RR、無論MT以外は認めません。
まぁある種、宗教ですね。「空冷911教」
これはかの「大乗フェラーリ教」とタメを張る2大宗教だったりします(ほんとかよ)
さて一般に宗教には宗派が枝分かれする物です。
空冷911教にも、もちろん宗派があります。大別すると

「ナロー至上主義派」
「930までが真の911だよ派」
「964はヒストリックとモダンのウェルバランスだよ派」
「最強の空冷993がいいよ派」

となります。
改めて見ると、どの宗派の教義にも説得力がありますね。しみじみ。

しかし、こんな大まかにまとめられるほど単純ではありません。
例えば同じ「ナロー至上主義派」をもう少し細分化しますと

・オリジナル911至高派(ショートホイールベース派)
・切れ味至上主義派(2リッターまでだよ派)
・汝、Tを侮る事無かれ派(福野礼一郎派)
・最後のナローが最強だよ派(RS伝説派)

があります。そしてこれまたどの派にも説得力があるわけです。
さて930になりボディ形状が増えるともう無数に派閥が広がってしまい、とても書ききれませんが無理を承知で930ちょっと見ていくと

・3リッターエンジンはバイザッハの偉業だよ派(環境対応派)
・SCの軽さがいいよ派(3.2はかったるいよ派)
・ポルシェシンクロ以外認ないよ派(86年をもって911は終わったよ派)
・結局最新が最良だよ派(88、89年モデル派)
・ターボ至上主義派(930ってのは本来ターボの事なんだよ派)

となるでしょうか。引き続き964の詳細。

・ミラーがダサいけど金かかってるんだよ派(テールライトが結露で曇るよ派)
・92年型をもって964は完成だよ派(最大派閥、カレラRS派も内在)
・ターボは3.6しか認められないよ派(ブラックバード派)
・3.6ターボなんかに負けないよ派(ターボSを舐めるなよ派)
・ターボボディで4駆って最強じゃね?派(30周年記念派)
・最強の4駆は俺だよ派(カレラ4ライトウェイト派)
・スラントノーズが最高だよ派(モビーディックかっこいいよ派)
・勝手に俺のウィングを流用するなよ派(964最強はRS3.8系だよ派)

となりますね。993はあんまりシラネ(すいません)
無理してあえて書くと
・リサイクルは地球に優しいよ派(おかげでぼや騒ぎ派、都市伝説?)
・勝手にDMEリレーを流用するなよ派(みんなのパーツ屋派)
・4駆のターボなんて認めないよ派(GT2派、楠みちはる派)
・何だかんだ言って空冷最強は993だよ派(最大派閥)
でしょうかね。

さてそんな私は基本的に964派(92年型をもって~)です。
ただ930ターボは捨て難い。特に5速の最終モデル。

…あぁポルシェいいなぁ

というかせめてこういう話ができる相手が欲しい。かわいい子だったら最強(いい加減諦めろ)

……てか上記をご理解いただけた方がもしいらしたらお知らせください。
男女問わず私大変喜びます。

基本的に

私は人の趣味やら嗜好やら価値観やらをとやかく言うことはありません。
犯罪行為や他人に迷惑かける行いで無い限り、別に何を好もうがそれは個人の勝手ですからね。
しかし唯一、どうにもこうにも許せないことがあります。それは何か?

ATのポルシェ

です。
これだけは絶対に許せません。そんな人間はポルシェに乗るな。
まぁカイエンみたいなポルシェもどきならどーでもいいですが、ボクスターやケイマンでATはどうかと思います。況や911ですよ。911をATで乗るなんて意味が心底わからん。

別に私はMT厨ではありません。AT大いに結構。私だってアルピナ号の前まではAT乗りでした。また現行911ターボのATはMTより速いことも知ってます。

しかし、それでもダメです。

何て言うかね。ポルシェって、ハンドルを握ってみると分かりますが、あれはヌルい運転をしてはいけない車なんです。
技量の巧拙は問題ではありません。巧い人間も下手な人間も911の前では等しく己の全身全霊をもってドライブしなければなりません。
車がそう言ってます。いやほんとに言うんですって。ていうかその声を聞けない人間は乗るな(ぉ

それをATて。

クラッチとシフトレバー、インターフェイスを二つも失ってしまっては致命的に感覚が薄れます。更に救い難いのはトルコンの、あの構造的についてまわる「滑り感」です。
ダメですそんなの。有り得ません。
薄味でやわなポルシェなんて全く意味がありません。

ポルシェを片手片足でチャラチャラ乗るな。
ポルシェのブランドが欲しいだけなんて輩は乗ってくれるな。

…とは言え、そういう輩のお蔭で、今のポルシェの経営が成り立っているんですけどね。
事実911の8割以上(一説には9割)がATです。
964で初めて導入されポルシェの門戸を大きく開き、996でターボにまで搭載されるようになり997ターボでMTを加速性能で抜き、今後はDSGへの移行もあるとかないとか。
経営的にも性能面でも今やATは必須です。

でもね。違うんですよ。そーゆーんじゃないんです。

なんつーかさぁ4駆にATて。

もうポルシェである必要ないじゃないですか。

そんなにブランドが好きならコンチネンタルGTにでも乗れっつーんですよ。
911ターボと金額差は数百万です。楽勝でしょうその世界の人にとっては。

…街中を走るATポルシェが調子崩してる様子を見ると本当に悲しくなります。
一方で元気に走る古いポルシェを見ると大変喜ばしいです。

100000歩譲ってATでもいいですが、せめて維持管理くらいはしてあげてください。
そのくらいできない人はポルシェに、いや車に乗らないでください。

以上ここで言っても仕方が無い偏執的ポルシェ好きの愚痴でした。


※ポルシェを愛してるけど何かしらのハンディキャップがあってATしか乗れないって方は別です無論。