を見つけるとクラシックの売り場を見に行くのがデフォですこんにちわ。
で、大概期待を裏切られるわけですが、たまにアタリもあります。
というわけで唐突にクラシックの品揃えが素晴らしいお店紹介。
・新宿高島屋のHMV
新宿と代々木の間にある高島屋です。ここのHMVは、横浜やら千葉の各HMVを軽く凌駕するクラシックの品揃え。
また一階上にあるレストランフロアのてんぷら屋は大変美味でして行くたびに食べるのは余談。
・秋葉原のタワレコ
先日、博物館に行った帰りにヨドバシアキバのタワレコによったら、案外凄かったです。ただ新宿HMVには勝てないか。
・横浜駅前のタワレコ
売り場面積はさほど大きくないのですが、品揃えはかなりマニアック。
オーパス蔵やオタケンなど復刻系が大変充実してまして私的に非常にポイント高いです。エネスコのバッハ無伴奏バイオリン(赤ジャケット)が普通に売ってて速攻買いました。職場のすぐ近くにあるので大変助かります。
で、意外な穴場が、ブックオフをはじめとする中古屋。
この種のリサイクルショップに行くと、意外な掘り出し物に出会えます。
更にブックオフは大概のクラシックは1000円です。
現在は廃盤になってしまっている名演なんかが、その値段で買えてしまうという事実。
というわけで相変わらず無尽蔵に増えていくCDの置き場に困り果てる今日この頃。適当に漫画でも売り払ってスペースを確保しましょうかね。
さて最近というわけではないんですがブルックナーの交響曲が特に増えてます。クナッパーツブッシュ、シューリヒト、ヨッフム、ヴァントという王道を押さえてますが、私の好きな5,7,8,9番それぞれのベストは
5はヨッフム指揮コンセルトヘボウ(1986年)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/551849
7は同じくヨッフム、コンルトヘボウ(1986年)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/747998
8はクナッパーツブッシュ、ミュンヘンフィル(1963年)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/384616
9はシューリヒト、ウィーンフィル(1961年)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2575238
でしょうか。ヴァントも持ってますが、個人的に彼のブルックナーは息が詰まる感じがしてあまり好きではありません。シューリヒトは硬質系ですが透明感が異常。クナは巨大。8番がドンピシャでしょう。録音が良くないのが大変もったいない。
個人的にはヨッフムが一番好きです。それも全集のシュターツカペレ・ドレスデンと入れたのではなく、最晩年(1986年)にコンセルトヘボウを振った5番7番。
5番は本拠地アムステルダムで、そして7番は日本公演のものですが、もう何と言うか神がかった美しさです。ブルックナーの交響曲を表現するに用いられる常套句に「音の大伽藍」という語がありますが、まさしくその通り。
バッハの音楽に並ぶ神聖さを感じさせる超絶名演です。
因みに8番もバンベルク交響楽団と日本公演で演奏したものがありますがこれは4楽章のコーダ(最終部)でちょっとだけオケが乱れるのが玉に瑕。
ただアダージョ(3楽章)の美しさは例によって異常。
ヨッフムの最晩年のブルックナーを超えるものは私が知る限りありません。
まぁ極めて狭い範囲しか知りませんがねwww
というわけで是非、一度ブルックナーの名演に触れてみてください。
バッハ、ベートーヴェンに並ぶ音楽ですから。
ただバッハやベートーヴェンと比べて大変分かり難いのも事実です。あとやたら長いです(5,7,8番は約80分)
ですが何度も聞いてるうちにはまりこむ事請け合い。レッツ大伽藍!!(意味不明
……しかしクラシックネタはどれだけ需要があるんだろう。
まぁいいか。いいのかよ。