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さようなら

ガラケー、こんちわスマホという訳で、iphone4Sを手に入れましたこんちわ。
私、なにぶんスマホ初心者ですので初めはちょっと困りましたが、アドレスやメールの移行なども無事に済み、各種アプリを落として云々と、この土日で完璧とは言えないまでも、必要十分に使えるようになりました。
他にも、safariの設定や、Assistive Touchを使った仮想ホームボタン、フリックのみ入力などなど適当な設定を行い、あとはパソコン初心者がよくやるように、フォルダ管理を楽しみスッキリデスクトップ(?)に。
こういう時しみじみ思いますが、某掲示板の有用性は異常。
ほんとあそこは、暇なオタクたちが自分の知識をこれでもかとひけらかしてくれるので、これ以上なく使えます。しかし一番初めに落としたアプリが、BB2Cってあたり私も死んだほうがいいかもしれません。
あと、アプリで大変驚いたのは産経新聞。その日の紙面が全部無料で見られる。太っ腹すぎw
また、気にしていた回線のつながり具合と速度ですが、流石au。全く問題ありません。会社のipad(もちろんソフトバンク回線)より、圧倒的に速い。素晴らしい。

というわけで、新しいおもちゃに大変満足していたのですが、今朝。

何気なくインターネットをしていると、突然、画面がブラックアウトと同時に完全シャットダウン。
その後は、何をどうしようがうんともすんとも言わない。

どう見ても完全無欠の故障ですが、そこは私ど素人の超初心者。私のミスかもしれませんので、買ったauショップに持っていくと

「わかんねwアップルストア行け」

とのこと。で、アップルストアに行くと

「混んでるから修理予約入れて出直せ」

とのこと。アップル指定の時間に行くと

「どう見ても初期不良です。本当に(ry」

ということで新品にくれました。お陰で、この土曜日曜にやったことは全て吹っ飛びました。電源が入らないのでデータも吸えません。手の施しようがありません。仕方なく昼飯食いながら、全部やり直しました。これも操作に慣れる練習と思えば…
でも実際、二回目は慣れたもので、ほんの数十分で全部復活させられました。よかったよかった。

って、よくねーよボケ。

何なんでしょう。私のこの異常なまでの不良品つかみ率。パソコン、iphoneと続けて初期不良とかどんだけ。
その他にも記憶をさかのぼれば、液晶テレビが1年で壊れ、モデムが2年で壊れ、カメラは5年と割と長く(?)もち、ガラケーも半年でホームボタンがぶっ壊れ、その後半年で接触不良が頻発し、って他に無いかそうか。

まぁいいやもう。全部保証内だし幸運です。そう思いましょう。そう思わないと精神衛生上よくありません。ええ。

おかげでスマホの操作に熟達したよ。ありがとうジョブズ。

明日

スティーブ・ジョブズの置き土産が発売となるわけで、私のガラケーも今日が最後となりました。
思えば4が出た時、私は脱庭を決意したのですが、白色がどうにも出る気配がなく、そうこう言う内に5が発表される頃合いになり、どうにも動きが取れないまま、日経のすっぱ抜きを眉唾で眺めつつ、先日の発表を待った次第です。
結果、5では無いもののスペックは予想通り、しかもauから出るというので、私的にはなんらの躊躇もなく、予約しました。
これで漸く、私もスマホに移行できます。
この壊れかけの携帯にもお世話になりました。今日は最後の役目として、ここを携帯で更新してます。お疲れ様でした。
これから暫くは新しいおもちゃで遊ぶ日々ですね。

準備半年

式一日。というわけで何とか無事に終えることが出来ました。

当日は前日までの雨がどこかに消え失せた快晴の朝10時にホテル入りし嫁の準備が始まるものの、私は暇なので、久しぶりの銀英伝読み直しも佳境に入った9巻を熟読しながら時間を潰し、ちょうど読み終えた辺りで元着物講師のうちの母親が到着。私の紋付羽織袴の着付けをしてもらい更に時間を潰すという行程。
途中、介添えのホテルスタッフが、うちの母の教え子だったとか奇遇なことも発覚しつつホテルを出発、まもなくで賀茂別雷神社(上賀茂神社)到着。
勅使殿(葵祭の際、斎王代らが詰める部屋)で待機。定刻になり静々と、拝殿に向かいます。拝殿に入ってからは、修祓、祝詞奏上、三々九度、指輪交換、誓詞、玉串奉奠、固めの杯という流れ。
祝詞奏上の前に、大祓とまでは言いませんが、禊祓は要るような気もしますが。それはそれ。
しかししみじみ思いましたが、私みたいな下賎な一般庶民が、勅使殿やその他国宝(世界遺産)施設を使えるわけですから民主主義ってのは凄いシステムです。さて、花嫁車でホテルに戻り、両家の親族紹介などを経て、いよいよ披露宴です。
ちなみに入場の曲は「My favorite things」のアレンジ版にしました。そうだ 京都、いこう。
主賓挨拶でうちの支店長が話す途中に、うちの課長が携帯を鳴らすという、うちの会社的には大笑いなアクシデントが起こるものの、他は特に何もトラブルは起こらず。あ、そう言えばキャンドルサービスの際、うちの会社の連中が蝋燭にバターを塗りたくったのでトーチが消えるというのもありましたが、私の中では全くの想定内なので、アクシデントと呼ぶに足りません。逆に意外というか、度肝を抜かれたのは、うちの高校時代の友人たちの余興。
通例ではぐだぐだのカラオケが行われるわけですが、今回はパワーポイントを使用した極めて真っ当な余興でして、個人的に今回の披露宴で一番驚きました。
というわけで、極々真っ当な王道とも言える宴が進行していくわけですが、私の中の懸案事項としてあったのが

新郎の結びの挨拶をどうするか。と言うことでした。

これまで色々なものの本などを読みながら、あまりにも定型なそれらにうんざりしつつ、かと言って余り奇を衒った物にするわけにも行かず、どうしたもんかと考えながらずっと定まらずにいたわけです。
そう言えば、昔、私小説風(笑)横浜披露宴紀行を書いた際に

「恐らく私は平均的なそれよりソツのない、それなりの話をするだろう、何の根拠も無いが自分でそう確信する」

などと、ほざいた記憶がありますので、何か一発かませないもんかと考えていたんですが、どうにも自力では全く思い浮かびません。お色直しの間も、何もすることのない私は徒然と考えていて、ようやく、ふと思い浮かびました。
自分で思いつかないなら、人のを借りちまえと(ぉ

というわけで、全ての出し物も終わり、うちの親父が無難に挨拶を済ませ、私にマイクが向けられました。
で、話し始めたその内容は、定型の謝意の後、今後の夫婦生活を送るにあたっての意気込み抱負を語る部分で、両家の主賓挨拶、祝辞、その他余興で語られたキーワードをパk…繋いだ話をしました。
何て言うんでしょうか。RPGやその他バトル物のアニメの最終決戦で、それまでのイベントやらを回想しながらテンションが上がっていくあの感じです。散りばめられた複線はちゃんと回収しないといけません。

まぁそんな感じでお話をしました。
しかし、流石に緊張しましたね。本当は、ホテルのスタッフへの労いも入れたかったのですが、その箇所を見出せませんでした。やはり完全アドリブには限度があります。適当にも程があります。まぁいいや。

と、全行程を終了し、ようやくお開き。だいぶ時間が押していたはずです。
遠方からの出席者には申し訳ないことをしました。

しかし、何というか。これだけ多くの人に「おめでとう」と言われ、カメラの砲列を向けられることは人生で一度でしょう。有り難い話です。これ以上ないくらい疲れましたが、これ以上有り難い話はありません。

さて、上で挙げた例の私小説で「ソツ無い話をするだろう」の続きに

「それが人の心を打つだろうか。それは全く自信が無い」

と、私は書きました。
心を打つのはやはり無理でも、わざわざ足を運んでくださった幾多の皆さんに、少しでも満足して頂けたら幸甚ですね。