もう冬ですよ。というわけで、フィギュアのグランプリシリーズが開幕しまして勿論私も見ました。
まず男子。織田が優勝ですね。確かに織田のスケートは良かったと思いますがプルシェンコもランビエールも居ない大会ですから、優勝して当然です。
厳しい言い方になりますが、4回転のコンビネーションを飛べないと男子でトップにはなれません。凄い世界だ。だからこそ世界です。というわけで頑張ってください。
さて、女子。
安藤美姫が復活、優勝しました。おめでとう。素晴らしい。
何と言うか、キレが戻ってきました。
大技というか博打をやめて、堅実に滑りましたね。ミス無くまとめ大変素晴らしかったです。後半のステップで躓くなど、少々スタミナの面で完璧とは言えませんがシーズン初戦でここまでの完成度を持ってくるとは。これは今シーズン、文字通りいい滑り出しができたのではないでしょうか。
さて注目の浅田真央です。
結果は3位でした。世間はどー言うか知りませんが私は驚きました。何にか。順位の問題ではありません。今この大会なんてどうでもいい。
と、いうのも。シーズン前のアイスショーなどでの彼女の滑りは正直、ダメでした。ジャンプにキレがない。明らかに体が重い。16歳になって一気に体が変わりましたから、仕方ないことではありますが、これではバンクーバーでの金は無理だろうと。トリノに出られなかったは致命的だったと、そう思ったわけですが。しかし
ショートを見て心底驚きました。
素晴らしいジャンプ、そして素晴らしいキレ。
またノクターンにあわせて非常に柔らかいスケーティングを見せたのにも驚きました。いやいや大したもんだ。結果68点。有り得ません。トリノの荒川、コーエン、スルツカヤ以上の高得点。どーなってんだ(安藤もそうでしたが)
ま、結局、フリーでは3アクセルをミスし、コンビネーションもミスしたので、ダメダメでした。またスピン、スパイラルともにレベルが伸びない。
ジャンプのミスはたまたまです。が、スピン、スパイラルのレベルは明らかに不味い。採点基準を確かめてこれからよく煮詰めて頂きたい。
ま、何にせよ体がでかくなろうとも、浅田真央は味を失っていませんでした。これは期待できますね。これからもっと頑張って欲しい。
というわけで、スケート・アメリカ大変見所がありました。
今シーズンも楽しめそうですね。