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撮影ツアーその2

昼ごはんも済ませ、今回のメインともいえる目的地に向かいます。
「常照皇寺」
南北朝の北朝、初代上皇の光源天皇が出家し、僧として旅をしていた時に立ち寄ったこの地の荒れ寺で村人から受けた歓待に報いるため、荒れ放題だったそのお寺を開創。皇室を施主とした寺と定めました。
ホントかウソかわからない話ですが、いずれにせよ、非常に格の高いお寺であることには間違いありませんし、なんせ京都の北の寂れた場所にありますので(失礼)極めて人が少ない。本当に素晴らしい。
苔むした石畳の階段など本当に美しい場所です。

アップロードファイル 659-1.jpg
こんな感じの参道。とにかく人が居ない。

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雨粒が綺麗だったので。この時は私はまだマクロレンズをもっていなかったのでこんな感じで。

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提燈を前ボケに使うのを思いついたはいいけど、何か違う残念な結果に終わるものの、奥の紅葉の発色と立体感が素晴らしいので採用。

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庭のど真ん中に鎮座する朽ちた巨木。恐るべき存在感を放っていたので思わず撮る。
ここにきてようやくZeiss Planarを使用。

アップロードファイル 659-5.jpg
ちょうど羽化するセミを発見。ちょっと寄りたかったのでここもPlanarで。
遠目に見ると命の神秘ですが、等倍で見ると正直キモイです。

という感じで撮り散らかし、満足した我々は、大原経由で毎度おなじみの御影神社に向かいます。何枚か撮るものの、代わり映えのない結果に終わり自分の腕のなさを再確認し、今日の撮影工程は了と
なりました。
その後、出町柳まで戻って近くの居酒屋に入り、3人で酒を飲みあーでもないこーでもないと色々話す。
大変楽しい時間を過ごせました。本当にまた是非行きたいものです。

さて、今回の撮影紀行を通じて、標準から中望遠域については、ズームはやはり必要ないという結論を得ることができました。次に必要なのは、広角~超広角。ここをズームでなく単焦点で行くには本当に腕が必要です。本来であれば、ZeissのDistagon2.8/21mmが欲しいのですが、使いこなせる気がしないので、取り敢えずはCanonのEF16-35mmF2.8L2になるのでしょうか。まぁ今はまだ広角はいいか。そうか。

などと書きながら、最近、カメラに対する考え方が少し変わってきたのですが、それはまた後日。

京都府北部に

写真を撮りに行ったのが、もう三か月も昔というのが全く信じられませんが、いい加減写真を上げてみますこんちわ。
あれは8月の14日。京都府南部をハイパーゲリラ豪雨が襲い局所的災害を齎した翌日のこと。私の晴れ男パワーが炸裂し、天気は晴天。haseさんと惑星同盟とで、京都府北部のマイナー神社仏閣(失礼)を撮影する旅に出ました。
車に関することは以前RX8試乗記として書きましたが、今回は写真について話を進めたいと思います。

さて、その日の私のテーマは「ズームレンズは使わない」でした。
以前、haseさんと撮りに行った時、しょっぱなから50mmの画角が使えず28-70に変えその後ズルズル行ってしまった苦い経験がありましたので、今回は、絶対に単焦点で勝負すると。
またちょうど手に入れた、Canonが誇る最強の黒L単焦点レンズEF85mmF1.2L(2型)の試し撮りという目的もありました。
フルサイズでの85mmという画角は、特にCanonのAPS-Cで言うところの50mmとほぼ同じですので私的には非常に慣れた画角です。またちょうど「切り取る」という感覚で使えるので、私は凄く好きですね。

無事合流を果たし常照寺の駐車場に車を停め、まず訪れたのは源光庵。血天井と

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悟りの窓と

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迷いの窓とで有名ですね。家に帰って「そうだ、京都行こう」写真集で、同院の写真を見て打ちひしがれたのは余談。
さて、源光庵を出て、光悦寺の庭散策に向かう道すがら、いい感じにさびれたポストがあったので

アップロードファイル 658-3.jpg
撮ってみる。ホワイトバランス弄りと露出のマイナス補正でお約束の寂れ感を出すお約束写真。先ほどの迷いの窓の写真もそうですが、このEF85mmF1.2Lの恐ろしさは、F1.2という馬鹿げたF値の開放で撮ってもピント面が恐ろしくシャープな所です。
どうでもいい対象のどうでもいい写真は置いておいて、光悦寺の庭に移ります。

アップロードファイル 658-4.jpg
寂れた庭には、寂れたレンズということで、ライカのSummicron50mmに変えます。相変わらず50年前のそれとは思えないいい感じの描写。ドイツ恐るべし。

アップロードファイル 658-5.jpg
8月のど真ん中だというのに、もう色付いていた紅葉。
狂い咲きではなく、狂い紅葉?まぁ秋になれば凄い綺麗なんでしょうね。そんな感じのお庭。

車に戻って、更に北に進路を取ります。ここで雨が降り出しました。結構な雨量。しかし峠道の途中で偶然見つけた洋食屋さんに到着と同時にやみ、全く濡れることがありません。名前は失念しましたが、山の中の一軒家的なレストランで非常に美味しかったです。

というわけで、もう規定の5枚に達してしまったので、後半に続きます。

エヴァ本編よりも

予告の「テッド」と「レ・ミゼラブル」に心奪われました。
特にテッド。無茶苦茶面白そう。
レ・ミゼラブルはアン・ハサウェイが神懸かってそう。
エヴァの話はまた今度に。

冒頭6分

ナディアのあの曲を使うとか卑怯だちくしょう。見たくて仕方ない。