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散々

待たされた、鈴木亜久里の率いる純日本チーム
「SUPER AGURI Fomula1」
ですが、ようやくエントリー許可が出たそうです。おめでとう。
とにもかくにもおめでとうございます。お疲れ様です。

さて今年の大規模なレギュレーション改訂を受け、多くのチームが新車を発表
し始めました。
何だかもうサイドポンツーン以降のリアセクションが殆ど無くなってしまい
どんどん葉巻型に戻っていくようで大変面白いです。

HONDAは今年からのオールワークス体制として初のマシンとなるわけですが
昨日のシェイクダウンの結果はなかなかよかったようですし、去年ほど悲惨な
ことにはならないでしょう、つーか、なったらヤバイ
てか今年のマシンRA106はフロントサスをマクラーレン系にしたようですね。
リア回りとの整合性はちゃんととれたんでしょうか。ここ二日の結果を見る
限りでは、かなりまともなシャシーのようですが…まぁ期待しつつ今後を見守り
ましょう。

一方トヨタは早々にニューマシンを発表し、去年のTF105Bが抱えていたリアの
落ち着きのなさを解消し、更に金に物を言わせモナコにはTF106「B」を出すとか。
開幕前から、しかもヨーロッパラウンド中のBスペック投入を明言するなんて
前代未聞では?このまま行くと、モンツァ当りでCスペックか?(ぉ
何れにせよ去年からのいい流れをどこまで持っていけるか。更なるカイゼンに期待。

フェラーリ。ここ5年ほど続いていた名前の法則を破り248と名付け
しかも発表会も行わず、地味にテストを始めたようですが、ロリー・バーンの
あとを継いだアルド・コスタ氏、正直よく存じませんが、その手腕が如何な物か
すぐに明らかになることでしょう。またロス・ブラウンが川井ちゃんに漏らした
新しいシームレスギアボックスの成否も見所です。

ルノー
流石にうまくまとめてきたようです。バルセロナテストにおいてアロンソは
新車勢のレコードを出したようですし、アロンソ来期離脱やルノー自体のF1
活動の今後など色々雑音が多い中でも、しっかり結果を出していけそうですね。
今年はルノーとどこの戦いになるのでしょうか?

一方マクラーレンが不味い。イルモアエンジンがまるでダメらしく、どうにも
トップスピードが伸びないとのこと。
もし本当にエンジンが問題なら、本当にイルモアはダメ吉ですね。
去年はブローしまくり、今年はパワーがない、どうにもこうにも。
まぁでも開幕してみないことには、分かりませんが。

というわけで、今年は開幕前から色々楽しいシーズンです。
亜久里のチームはどうなるのでしょうか。ちゃんと車が作れるのでしょうか。
我が事のように心配です。
ちゃんと走れることを皆で祈りましょう。

Keywords:八百万の神に

関東甲信越地方の

夜10時前の気象情報を担当している荒嶋恵里子さんが大変好きですこんばんわ。

…物凄い掴みで申し訳ありません。
しかし私は基本的にアナウンサー萌え(?)は、全くありません。
何せ、テレ東のWBSを除けば、ニュースはNHKしか見ませんし民法のアイドル
気取りな女子アナは好きじゃないです。
ではNHKのアナウンサーはどうかと言いますと、結構好きです(ぉ
というのも、NHKの女子アナは、やはり民放に比べ可愛さで劣りテレビ写りも
そうよろしくはないのですが、ぶさいく(とまでは言いませんが)な子が、しかし
少しずつ垢抜けて美しくなっていく様が見ていて大変面白いです。

例えば森田美由紀さんの後を継いでNHK看板アナになった有働さんなんて
そりゃもうはじめの頃はぶさいく極まりなかったのが(ぉ
他にも膳場さんも、クボジュンの代役を始めた頃は(ry
というわけで、成長を見守るある種育てゲー的要素がありまして
NHKも捨てた物ではありません。流石公共放送(意味不明)

…何がなんだかさっぱり分かりませんが

件の荒嶋さんです。

恐らく、関東ローカルの天気予報のみに登場するレアな存在なのですが
私的には、大変好きです。普通ならここで画像があるURLなんかを引っ張って
くるわけですが、私が先ほどググッてみた範囲では画像が載ってるページがござい
ません。あっても会社のネットじゃ弾かれて見られないんじゃ(゚Д゚)ゴルァ!
当のNHKのホームページを見ても、所属アナウンサーではありませんので
載ってませんし、もうほんとブチ切れですよ(ぉ

また、やはりと言うべきでしょうか、2chにはちゃんとスレがあるようですね。
今も続いているのかどうかは分かりませんが(何せ会社のネットじゃ(ry

てか、彼女はウェザーニューズ所属ということですが、実はここ幕張テクノガーデン
にもウェザーニューズ社はありましてですね。ということはこのビルの中に居るのか!?
マジで!?今気が付いて驚きましたよ。じゃあ下のファミマやマクドに?マジで!?
うわ凄い。今後は気をつけましょう(何を
まぁ普通に考えれば東京本社ですが夢を壊さないで下さい。これだから大人ってイヤ。

というわけで文章のみですが一番情報が多かった
ウィキペディアを張って今日は去ります。

"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%92%E5%B6%8B%E6%81%B5%E9%87%8C%E5%AD%90

Keywords:帰って見て寝る。

関東地方は

雪でした。関東的には大雪でした。私もボード以外でここまでの雪を見たのは、彦根
に通っていた当時だけでしょう。
幹線道路にも雪が積り、終日消えないなんて滅多にあることではありません。
大混乱になるかと思いきや、週末だったことと、意外にも送迎に車で出かける馬鹿が
少なかったお陰で、通常のバスなんかは普通に走れてました。
さて人を馬鹿呼ばわりしておきながら
やはり雪が降ると車で走ってみたくなるものです(ぉ
ただ、流石に雪が深々と降っていた土曜日に走るほど、根性はありませんので道路の
雪が消えた昨日、仕事の都合もありちょっと乗ってみました。道には雪が無いので
雪が残っている広い駐車場を探して、ズリズリ滑るのをキャーキャー言いながら楽し
んだわけですが
たかが2、30kmでここまでテールが暴れまわるとは思いませんでした。
まるでセガラリーのようにドリフトです。楽しいったらありゃしない。
でもまぁ何というか、遊びで楽しむぶんにはいいですが
一切電子制御がついてない(当時としては)ハイパワーFRで、バカほど太いタイヤ
を履くアルピナ号は、雪の上では、どーにもならないことがよく分かりました。
雪を舐めてはいけません。

そうそう先日ボードに行きました。
毎年1回か2回しか行かないので、どうにも成長しにくいのですが、先日、集中的に
上級コースを滑って強引に膝の使い方を体得し、よーやくイメージに近い滑りができ
るようになってきました。楽しいったらありゃしない。
今度は飛んでみようかな。やめとけ。

Keywords:ボードジャンプ・ラージヒル

ライブドア

のお話ですが。
散々騒がれてますね。
何時もの事ですが、昨日まで時代の寵児のように堀江を扱ってきたマスコミがこうなる
や否や、一瞬で掌を返し批判を繰り広げる姿が、非常に醜いです。
しかし特捜部が動くと同時に、これだけの報道が開始されるということは、かなり以前
からライブドアに関する様々な情報をマスコミは把握していたということでしょう。
情報を持ち、その非社会性を認識しながらも、非を鳴らす事をしない。
この国のジャーナリズムは、一体どうなっているのでしょうか。

しかし、人はどうも「当たり前の事」を忘れがちなものでして。
ライブドアやヒューザーやその他様々な業種業界企業、全部に言えることですが
「短期間に圧倒的な飛躍」を果たす企業というものは全て、違法かそこまでいかなく
ても脱法行為。まぁ要するに「危ない橋」を渡っているわけです。
当然ですよね。地道な努力なんてものは、地味な成長しか齎しません。
地道な開発の積み重ねが、ある日、画期的な新製品(或いは新サービス)に結びつき
飛躍的に業績を伸ばす事はあるかもしれませんが、一発逆転ホームランなんてものは
ないのが普通です。
成り上がりの社長なんてものは、叩けば幾らでも埃が出る人種です。これは絶対。
ですので、今更、驚くに足らないわけですが。
マスコミは空虚な批判を繰り返します。
「実体を伴わないライブドアのような拡大は何れ破綻をきたすんですよ」
実体を伴う金融取引があれば是非お聞かせ願いたいものです。
「結局、真面目に頑張って地道に成長するしかないんですよ」
小学生でも言えそうなコメントをよく臆面もなく。

と、まぁマスコミ批判はこの辺にして
私が気になったのは、特捜部が今、ライブドアに鉄槌を下すに至った背景です。
というのも、単なる警察とは違い「東京地検特捜部」が動く事による社会的な意義は
非常に大きな物です。では、様々な物を象徴するライブドアを追い詰める事による
社会的意義とは、どういったものなのでしょうか。

真先に頭に浮かんだのは、ライブドアのような新進の企業がこれ以上巨大化すること
を望まない政財界の領袖達の暗躍、という物ですが、特捜部は、そういった存在から
はフリーであって欲しいですし、またライブドアが遅かれ早かれ頭打ちになることは
見えていたでしょうからそういった動きを取る理由も乏しいのでこの考えは却下。

または、ライブドアは特にフジテレビとの抗争で表立ちましたが、ルールの抜け穴
を突くようなことが非常に多いわけで、そういった挑戦的な姿勢が、特捜部始め、
法の世界に住まう方々の反感を買ったのでしょうか。
これは勿論あるでしょうが「堀江ムカツク」という次元で動いて欲しくないので
却下。

或いはライブドアが肥大化し、また肥大化し尽くした後に、破綻することの社会的
ダメージより、今、この時点で杭を打っておくことが、最もダメージを抑えられる
と踏み、且つ、どのような企業であれ、法を弄ぶのは許されないという意思表示なの
でしょうか。
これは、ありそうですね。

まぁともかく、これから面白そうです。
堀江さんは、この危機を乗り切れるでしょうか?非常に興味深いです。
それもさることならがら
私の敬愛置くあたわざる希代の占星術師細木数子女史が、交流ある堀江貴文氏の危機
をまるで予見できなかったのが、奇妙でなりません。
今度、彼女が出る番組が楽しみです。

Keywords:ズバリ言ってみろ

先日に引き続き

レクサスのお話です。
私も、知らず知らずに思い込んでいた錯覚のお話。

所謂「プレミアムカー」と呼ばれるブランド達、メルセデス、BMW、アウディ
ジャガーなどなどが覇を競う高級車市場というものに、今回レクサスが挑んだわけ
ですが、それに際して不思議な事に「参入する」というだけで、どのメディアも
「メルセデスに勝てるのか?」「BMWに勝るのか?」
という姿勢で騒ぎ立てました。
そして我々も、知らず知らず欧州勢と「対等な存在」としてレクサスを認知し、そして
期待し先入観を抱いたわけです。これは無論、巧みなトヨタの戦略でもあるのですが。

しかしこれは大きな錯覚であると言わざるを得ません。

というも、これが例えば
F1の世界だったらどうでしょう?

トヨタは2002年からF1で走り出しましたが
参戦初年度にトヨタが勝てるなどと考えた楽天家は、全くF1を知らない者だけでした。
いきなり
「フェラーリに勝てるのか?」「マクラーレンに、ウィリアムズに勝てるのか?」
などと馬鹿なことを言った人間は居なかったはずです。
それどころか「5年でワールドチャンプ」と言ったトヨタの、トヨタとしては控えめな
「勝利宣言」さえも笑殺されたはずです。(まぁ5年目の今年は結構行けそうですが)
何故ならば、F1はそんなに甘い世界ではないからです。
F1の開闢から連綿と戦い続けるフェラーリは別格にしても、マクラーレンにしても
ウィリアムズにしても、ルノーにしてもBMW、メルセデス、そしてホンダにしても
最低でも30年近くF1の世界と関り、そして名門、トップチームとなったわけで、
いくら金を掛けようが数年で戴冠を果たせるほどF1は浅くありません。

それと同様に、高級車市場という物は、甘くも浅くもないわけです。

例えばメルセデス。自動車の発明者を創業者に、その後100年。自動車の歴史は
即ちメルセデスの歴史です。
アウディ。戦前ドイツが誇る、メルセデスに比肩する自動車会社連合アウトウニオン
に端を発し、戦後はドイツ最大のメーカーVWと共に歩んだ名門です。
そしてBMW、上記二社に比べれば歴史は浅いものの、メルセデスの超克を志し、
独自の哲学で高級車を作り続けてきました。
つまり、高級車市場とは、欧州の自動車文化のエッセンスなわけでして、これは
F1か、或いはそれ以上に深く、厳しい世界なわけです。

つまり、参入してすぐに勝てるようなものではありません。
これから長い時間をかけていくしかないわけです。

この余りにも自明ながら、しかし、トヨタの見事なメディア戦略によって誤認させら
れた錯覚に気付き、私はレクサスの評価を先送りにしました。
今はまだ、判断を下すには早い、と。

ただ確実に言えることは、レクサスは、少なくともその舞台に登れる車だと言う事
です。踊りきれるか、そして主役を張れるかはまだ分かりませんが、舞台に登る資格
があるということは、素晴らしいことです。レクサスの技術者達は、本当にいい仕事
をしました。これは実物を見、乗れば分かるでしょう。確実に今までの日本車からブ
レイクスルーできた車です。
ただし、ここからは大変です。今までは例えばBMW3とアルテッツァ、5とアリスト
を比較しても、値段が軽く200万違ったわけですから、差があっても
「金額が違うから」というエクスキューズができたわけですからね。しかしこれから
は違います。同じ価格帯で戦うからには、免罪符は何もありません。
だからこそ、本当の競争が生まれますし、本物の車が生まれるのです。
その舞台に立てたこと、そして立つ勇気は、賞賛に値するでしょう。
ただし、もう一度繰り返しますが、欧州の車達は軽く半世紀、その舞台で戦い続けた
車達なのです。

先日と同じ結びにはなりますが
レクサスの今後に、期待する事にしましょう。


追記

以前、レクサスを買う人間は馬鹿だと書きました。
今でもその感想は変わりません。ただ、正真正銘馬鹿なユーザーともう一つ
「未完成」を承知で、今後のレクサスのための投資という形で購入する、剛毅な
馬鹿の何れかだと思います。
どんなに将来に可能性があっても、今売れないことには開発もできませんからね。
そういった人たちに支えられれば、レクサスは間違いなく本物になっていくことで
しょう。

Keywords:May fortune be with you

以前

この日記で、NHKの意味不明な番組「サラリーマンNEO」というのを
取り上げた事がありましたが、この年末年始にも再放送してました。
で、その中で「1月中に重大発表があります」と思わせぶりなコメントが
ありました。
そして私は毎日欠かさず、サラリーマンNEOのホームページをチェックして
たのですが、今日(正確には昨日)遂に、レギュラー化が発表されました。

素晴らしい。あのシュールさを貫いて頂ければ、必ずや一部の人間には堪らない
番組になること請け合い。
原史奈の活躍ともに、期待しております。

またマイナーと言えば、…マイナーではないかな。KOKIAっていう歌手が
居まして
「あ~たらし~ ちから~を く~ださい~♪」
とか一度は聴いたことがあるかと思います。売れてはいませんがいい歌を地味に
歌っている歌手でして、今度2/1にベストが出るとのことで期待しております。

また、全くマイナーではありませんが、オリエンタルラジオが最近売れてきて
嬉しい限りです。
でもカニマヨ武勇伝で「どれから食べたらいいか決められない」ってのは
ただの優柔不断であって断じて武勇伝ではないと思います。

というわけで、サラリーマンNEOをどうぞよろしく。

http://www.nhk.or.jp/neo/

Keywords:予告は未定

レクサスの話はまた今度。

駆け抜けるプレミアム

昨年から散々行くと言ってましたレクサスに、遂に行ってきました。
ISこと新型アルテッツァに500万円の価値があるのか。
散々騒がれていたオモテナシとは如何なものか。
仮想敵BMW3に対して果たしてどうなのか。
確かめることはたくさんあります。
というわけで、寮の近く、幕張のレクサスに向かいます。

さて国道14号を東京方面に向かい、幕張の住宅展示場の横がレクサス
です。
入っていき駐車スペースへ。私が奥に停めようとすると、営業マンが手
招きして真ん前に誘導されました。わざわざドアまでやってきてお出迎
え。流石オモテナシ。
自動ドアをくぐり店内へ。スタッフ一同起立礼着席。流石オモテナシ。
ご自由にご覧下さいということでフリーにされる。
営業マンも付きますが、客の視界に入らないよう配慮してます。
流石(ry
さて、展示車両ですが、ISの250と350、GSの350と430
あとSC430、要するに全車種が飾られてます。
何より目に付くのはボディ塗装の光沢です。素晴らしい。素晴らしい光
沢。
国産で言うところのセンチュリークラスです。外車では該当がありませ
ん。
RRやベントレー、マイバッハ、アストン、ディムラーなどを除けば世
界でもトップでしょう。そのくらいの質感です。
ISのドアを開けドライバーズシートに座ってみます。思ったより狭
い。かなりタイトな仕上がりです。後席に座ると本当に狭い。5ナンバ
ーサイズなみ。
これも「スポーティ」という演出のうちか?
しかし各部の設えはしっかりとしてます。いい仕事です。あと、マーク
レビンソンのカーステレオが凄い。有り得ない音。
さて、営業マン氏に色々お話をしてみました。どの質問に対してもマニ
ュアル通りのお答え。どうも知識が浅い。たぶんこの方は元はトヨタの
営業じゃないでしょう。
他業種からの参入でしょうか。BMWと比較して話をされますがBMW
をよくご存じないので、どうもズレて抽象的な話になってしまいます。
恐らくは徹底的な社員教育の賜物なのでしょうが、押しの強さは一切あ
りません。
ただ、なんというか。もう少し営業っていうのは、まぁいいか(ぉ
さて止まっているものを幾ら眺めても本質は分かりません。
というわけで乗ってみました。IS350バージョンSです。
318馬力、トルク38.7という一昔前のM3並のパワーを誇る35
00ccV6を積むISのトップレンジ。「S」は「スポーツ」です。
足を固め18インチのタイヤを履きます。この試乗車はマークレビンソ
ンのオーディオとサンルーフのオプション約40万円が入ってまして、
締めて530万円也です。
さてシートを合わせ走り出します。アクセル、意外に重い。出足がちょっと悪い。
もう少し踏み込みましょう、おぉ今度は上手くいった。さてブレーキ。
おぉちゃんとタッチが重たいじゃないですか。おぉしかもちゃんと効
く。足も硬いですが、なかなか頑張ってサスが動きます。ハンドルもし
っかり手応えがあります。レーンチェンジも
キビキビとしてます。試乗コースに高速もありましたので、営業マン氏
に断りを入れて踏んでみました。凄いパワーです。一瞬で140くらい
まで(ぉ
車は完璧に安定してます。国産とは思えません。そこからのブレーキも
しっかりちゃんとききます。
約20分程度の試乗を終え、帰ってきました。
アンケートを記入し、カタログ一式を頂き、終了です。

さて、では結局ISはどうなのか。

よく出来た車です。特に「目に見える部分」は世界でも最高のレベルに
あるのではないでしょうか。走りに関しても、決して悪くありません。
パワーは申し分ありません。そりゃそうだ320近い馬力ですからね。
ただ、どーもアクセルの開度とパワーの出方がチグハグです。出て欲し
い分のパワーが出ない、或いは出過ぎる。といっても、その他の日本車
よりよほどいい躾です。
ブレーキの利きも十分に効く。しかもコントロールもしやすい。
ただもう一つ難点を挙げると、止まっている時、狭く感じる車が動き始
めると大きく感じます。……この感想が実は非常に大きな意味を持つの
ですが、それはおいおい。
でも本当によく頑張って作られた車です。
今まで本当に様々な日本車に乗りましたが、間違いなくナンバー1で
す。
GSはISよりラグジュアリーに振ったモデルですので、つまりISは
日本最高のスポーティセダンと言っても過言ではありません。

日本一の車ISは、では世界と比較して、どうなのか。

というわけで、その後、行ってきましたBMW幕張。
レクサスに比べればそりゃもう金かかってないショールーム(失礼)
受付のおねーさん達の教育もなってません(失礼)
営業マン氏は武田哲也似のオジサンでした(失礼)
さて、お話をしましたが、そりゃもう、流石にBMWの営業さん。素晴
らしい知識です。
私以上です。そりゃそーだ。まぁ営業トークというか、単なるBMW好
き同士の超濃い話になってしまいましたがまぁお陰で最近のBMW、特
に3について色々と教わりました。

さてさて

ではそもそも「走りがいい車」を作るには何が必要なのでしょうか。

1、軽いこと
2、重心が低いこと
3、重量バランスがいいこと(重量物をできるだけ真ん中に)

実はたったこれだけのことなんですが、昨今の車に求められる快適性、
安全性、環境性能などはこれらと全く相容れない物なのです。で、どー
するか。多くのメーカーが上記項目には目をつぶって後付コンピュータ
制御で誤魔化すわけです。一番金かからず簡単でしかも「電子制御」と
いう何だか偉そうな響きでイメージもいいですからね。

さて、BMW3です。E46からE90という形にモデルチェンジしま
した。
横幅が遂に1800を超えデカすぎと大騒ぎです。クリス・バンクルのデザイン(正確にはバンクルのデザインではないのですが)にも目が慣
らされたのか、そんなに違和感がありません。
まぁ外面は置きましょう。

この3ですが、上記を満たすために、各部にもう涙ぐましい努力がされ
てます。
エンジンにもシャシーにも足回りにも「目には全く見えない部分」に、
しかし一切の妥協なく、また惜しみなくコストをかける。
例えばエンジン。今や天然記念物の直6エンジンを更に進化させるため
バルブトロニックを付けましたが、ヘッド周りが付加物のために重くな
りました。高い位置に重い物が付くのはよろしくない、ではどうする
か。ヘッドを軽くすればいい、というわけでヘッド周り及びエンジン本
体たるブロックをアルミより更に軽量のマグネシウム合金にしました。
しかしマグネシウムは水に決定的に弱いです。エンジンはウォータージ
ャケットに包まれることで冷却されてます。水とは切っても切れません、じゃあどうするか。
単なるマグネシウムではなく、複数の金属を独自の比率で合金化し、そ
の問題を解決しました。また単純にマグネシウム合金製ではありませ
ん。剛性が求められるブロック中央部はアルミ製です。つまりマグネシ
ウム合金とアルミ合金のハイブリッドです。有り得ない
くらい偏執的なこだわり。もはや執念。
また例えば、足回り。まずは軽量化です。バネ下の荷重を減らすことの
重要性は今更言うまでもありませんが、総アルミにし軽量化を果たし、
且つリアを5リンクにブランニューあわせてフロントサスも新設計。
ストラットの剛性とダブルウィッシュボーンの追従性を両立させたダブ
ル・ジョイント・スプリング・ストラット方式を採用、またサスの取り
付け剛性を最大限高めるなどなど枚挙に暇がないですが
要するに、偏執的なまでに微に入り細に亘り、徹底的に最善を求める。
ハードを完璧に追求し、電子制御はあくまでもその補佐、というのがB
MWの姿勢です。

さて能書きはこのくらいにしましょう。実際に乗ってみました。323
のMスポーツです。
177馬力トルク23.5の直6、2500ccです。排気量は100
0cc小さくパワーは約半分でお値段はIS350と殆ど同じ516万
円也。
実際乗るとボディサイズはISと変わらないのに、キャビンスペースは
大変広いです。特に後席のゆとりは特筆物。このパッケージングは凄い
ですね。
さぁシートを合わせ走り出します。
走り出して数十秒で思わず

「あーBMですねぇ」

とつぶやきました。
アクセルも、ブレーキも、ステアフィールも、何から何まで「BMW」です。
何もかもが自然。欲しいだけパワーが、制動力が、旋回性が得られま
す。
どこにも不自然さが、違和感がありません。本当に手足のように動く。
現行5が出た時に乗って、正直、あまりの薄味にげんなりしたのです
が、この3は素晴らしい。ちゃんとしっかり「BMW」です。一見電子
制御の塊に見えても魂は全く失っていません。走る前に大きかったボデ
ィは、走り出してからはコンパクトに感じます。素晴らしい一体感。ま
た最も重要なエンジンフィール。バルブトロニックとマグネシウムのブ
ロックということで不安がありましたが、物の見事に裏切られました。
ちゃんと「BMWの直6」です。寧ろ今までのアルミブロックよりいい
かもしれない。
素晴らしい。デビュー初っ端でこの完成度。素晴らしいです。でもここ
からが本番ですこれからまた毎年、いや半年毎にマイチェンを重ね熟成
されていくのが楽しみです。
どこまで高みを見せてくれるのでしょうか。
また、このE90ベースのアルピナが見てみたい。心が躍りますね。

さて、そろそろ総括しましょう。

レクサスIS。確かに凄い車です。何度も言いますが、日本一です。
ですが、スポーティセダンという土俵で世界を相手に戦った時、残念な
がらBMWにはまだまだ及びません。なんせBMWはこのカテゴリーを
初代3シリーズ(E21)からちょうど30年間、源流たる2002そ
してノイエ・クラッセまで遡ればざっと40年間リードしてきたんです
からね。
10年じゃなく「40年早い」
ではどうすればいいのか。残念ながら「○○が足りない」という単純な
話ではありません。
私が「ISは大きく感じ、BMWはコンパクトに感じた」それこそが、
どうにも埋めがたい「差」の具現です。それを埋めるにはエンジンもシ
ャシーもサスもATのマナーもそれらの総合的セッティングも、全てが
まだまだ圧倒的に経験値が足りない。
でもそれは仕方ありません。何せトヨタは去年初めて、本気で、世界に
対する車を作り始めたばかりですからね。
ここから継続的な「熟成」を重ね、常に最善を求め続けて行かなければ
なりません。
そしてもう一つ。
「レクサスにしかない何か」
が必要です。
BMWの駆け抜ける喜び、アウディの精緻を極めた圧倒的なクオリテ
ィ、メルセデスの天下無敵のブランド力。それに比べ、レクサスは全く
キャラが立っていません。
今のレクサスはまだまだ未完成です。
これから先、目的地を明確に定め、いかに真摯に車作りをするか。全て
はそこに掛かっています。
さて最後に、冒頭の問い

「ISに500万円の価値があるか」

今、私に500万円の予算があり、セダンを買うとして、ISを買う
か。
残念ながら買いません。まだ「今」のISに500万円の価値を私は見
出せません。
これから5,6年先。「次」のISがその価値を持てるようになるの
か。レクサスが
「自称プレミアム」ではなく万人が認める「真のプレミアム」になれるのか。
非常に興味深い問いです。

また、そうなることを希求しております。
やはり何と言っても、日本の車が、世界一になってほしいですからね。
先日、私はトヨタを見限ったと書きましたが、改めます。
もう少し見守る事にしましょう。
レクサスが本物になるよう祈りながら。

style="text-align:right">Keywords:次もレクサスのお話

新年早々

ネタがありません。
仕事が始まってから特に変わったこともなく。
そうそう明日、レクサスに行ってみようと思います。
ISは500万の価値があるか否か!?
興味深い命題です。

その前に、今日は夜、ちょっとドライブに行きましょうか。
今年初アルピナ号ドライブ。上に乗るのは金が無いので下で(泣)
ディズニーランドの周辺を回ってみましょう。
ヒルトンの前を通って姉さん事件です。

…古

あ、そうそう古いといえば任三郎。新年3連発の。
全部見ましたが、初日が一番面白かったですね。まさか石坂浩二かよ。
でもイチローは凄いですよね。素人の演技としては上限を極めてます。
松井がやってるミサワのCMなんかに比べれば天と地ほどの差。
最終日の松嶋菜々子はまぁなんつーか、面白かったですが無理有りすぎ。
というわけで初日が一番でした。
推理物繋がりで金田一もやってましたね。ビデオに録りました。
明日、明後日で見てみようと思います。
別段、推理物が好きなわけではないのですが、栗山千明が好きなもので。

ビデオといえば、最近見たいものが目白押しです。
一番は「ヒトラー最後の12日間」次は「交渉人真下正義」「奥様は魔女」
まだ出てませんが、1リットルの涙劇場版など。

あとは読書。
昨年末からもう何度目か忘れたほど読み返している銀英伝ですが、昨日ヤンが
死んで、今、9巻です。もうすぐロイエンタールが起ちます。あぁチクショウ。
さてそれはさて置き
昔から読みたいと思っていてなかなか読んでなかった物の中に小林秀雄が
あります。先日買いまして、読んでます。考へるヒント。
小林の評論は、入試なんかによく出てきますが、正直、中学生や高校生程度が
読んで理解できるシロモノではありません。今読んでも、斜め読みではとても理解
できません。じっくり腰を据えて読まないといけない。
小林を読むと、そこから派生して、向うの文学にも興味が出てきます。
まぁゆっくり読んでいきましょう。

でもこーゆーのばかり読んでると深みに嵌っていきますので、息抜きも必要。
というわけでボードにも行きます。来週長野へ。何だか死ぬほど雪らしい
ですね。大丈夫でしょうか。

おぉ何だか楽しげな日々。

仕事はどーした。

Keywords:それはそれこれはこれ

あけまして

おめでとうございます。
今年も残すところあと360日ですが皆様如何お過ごしでしょうか
さて、帰省をしておりました私の年末年始を振り返ってみましょう。

12/28
会社の同期と飲み会、その後、見事に風邪をひく

12/29
風邪はひき始めの治療が肝心ですので、近くの医者に行きました。
保険証がないので顔パス(ぉ
でも風邪は3ヶ月に一度のペースでひいてますが、医者に行ったのは2年ぶり
です。家に帰ってその日は寝てました。

12/30
風邪は治りきっていませんでしたが、高校の同窓会に出る。
体調がダメなので飲めないはずなんですが、なんだか結局いっぱい飲む。
さて二次会で事件が起こりました。
横に座った子と、話のはずみでF1話が出たのですが、なんと彼女も鈴鹿に
行ったとのこと。しかも話をしていると有りえないくらい話が通じます。
まさかこんなところで、鈴鹿でのフィジコとキミのライン取りとその心理に
ついて盛り上がったり、ティルケのコースデザインに関して議論するとは思いません
でした。てか、彼女はスイスに留学するらしく、ヨーロッパラウンド巡礼を予定して
いるとのこと。何たる!!羨ましすぎます。このブルジョワめ!!
さてその後、ラーメン食べて、喫茶店に行き、最後はカラオケで結局オールです。
風邪はどーした。

12/31
朝に帰って数時間眠り、夜、また同窓会のメンバー宅に行きK1と男祭りを見て
岡村が毎年やってる意味不明な年越し番組を見ながら新年を迎え、本来であれば
そこから伏見稲荷に初詣に行くのですが、流石にオール明けということで、
そんな根性はなく、地元の神社で済ませて解散しました。

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特に何をするでもなくぼーっと過ごそうかと思いきや、あまりにもする事が
ないので、マンガ喫茶に行きドラゴンボールを読破しました。
一年の計は元旦にあるそうです。

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JR京都伊勢丹のクリアランスに行く。人が多すぎで結局何も買わず
11階の松山閣で湯葉料理を食べる。正月にここでご飯を食べるのは
これで3年連続です。ここのお店は本当においしい京料理を出しますので
皆様お薦め。京都に来た際には是非どうぞ。
昼過ぎに帰って、友人宅に行き麻雀大会。
これが誤算でした。いつも負ける奴が何故か馬鹿ツキ。四暗刻まで上がる始末で
手におえません。積年の恨みを晴らすが如く、そいつの一人勝ちで終了

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昼前に起きて、買い物を手伝い、正月だと言うのに墓参り
その後、家でグダグダしつつまたーり過ごす。

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休み最終日。昼過ぎに新幹線に乗り、東京に戻る。

というわけで、休みを満喫した年末年始でした。
さて、オチをつけてみましょうか。
皆で行った初詣とは別に、二日に家の近くの神社に行きまして
おみくじを引いてみました。

凶でした。

……今年一年、よろしくお願い致します。

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