勢いで、超広角レンズを買ってしまいましたこんばんわ。
いやさ、どうせ必要な物だしさ、しかも買ってしまえばぶっ壊れるまでずーっと使えるものだしさ。
せっかくの一眼レフで、広角レンズがないって有り得ないしさ。
まぁ色々言い訳はできますが、欲しい物は欲しい。
標準ズームレンズと、単焦点と、超広角と、超望遠は絶対に必要な物ですから、今買うか次買うかの違いです。
そうです、そういうことにしておいてください。
さてそもそも「広角レンズ」とは何ぞやという話ですが、読んで字のごとく
「広い角度をカバーするレンズ」
です。
携帯のカメラでも何でもいいですが、誰しも一度はカメラを構えて
「撮りたい物が画面に収まらない」
って経験があるはずです。
カメラのレンズは、カバーできる範囲が決まってますから、どうしてもそういう事が発生する。
携帯のカメラやコンパクトデジカメは、その「範囲」という壁を超えられませんから諦めるしかないのですが、そこは一眼レフ。レンズを交換することで、その限界を超えられるんですね。泥沼の始まりとも言う。
さて、レンズがカバーする範囲の表現として「○○mm」という言い方があります。
10mmとか、500mmとか、そういうやつです。
で、この「mm」とは何の長さか?
「焦点距離」
なんですね。
では「焦点距離」とは何ぞや?って話ですが
「レンズの位置と、そのレンズが写しこんだ像が結ぶ位置(焦点)の長さ」
に、なります。
従って、焦点からレンズが近ければ(焦点距離が短ければ)レンズが写しこむ範囲は広がる=広角
焦点からレンズが遠ければ(焦点距離が長ければ)レンズが写しこむ範囲は狭く、遠くなる=望遠
と、なるわけです。
……えーっと、ここまで皆さん、読んで頂けてますでしょうか??
私自身の理解がまだ不十分なもので、ちゃんと伝わってるか甚だ疑問で大変申し訳ないんですが、万一ちゃんとご理解頂けていれば幸甚です。
さてまぁマニアックな話は置いておいて
じゃあ具体的に、レンズ(焦点距離)の違いによってどういう差が生まれるか。
超広角レンズってのは、どういうレンズか?
百聞は一見にしかず、よく分かる実例のコーナー
まずは、焦点距離55mmの「標準レンズ」で撮った写真。

意味が分からない写真です。スイッチです。ピタゴラ(違)
次に、焦点距離18mmの「広角レンズ」で撮った写真

おぉこれで何か分かってきました。部屋ですね。何となくオタ臭がします。でもなんかこう、狭い。全体が見えない。
…とのご要望にお応えして、最後に焦点距離10mmの「超広角レンズ」で撮った写真

如何でしょうか。これで全てが明らかになりました。酷いオタ部屋です。ええ。もう。なにベッドの上と床の上のAmazon箱。
…それはさて置き、この3枚は「全く同じ位置」から撮ったものです。
レンズによって、ここまで撮れる範囲が違うと。
これこそが「超広角レンズ」の力なわけです。
このように「超広角レンズ」は、広い範囲を写真に収めたい時にその威力を発揮するレンズです。建物や風景などを撮る時には必須のアイテム。あるいは室内などでの撮影でも重宝します。
まぁ色々なシーンで使える、極めて使い勝手のいい有難いレンズだと。
さて、このように使い勝手がよい素晴らしい「超広角レンズ」ですが、買うにあたってどれにするか。
私のカメラCanon EOS Kiss X4は「APS-C」と呼ばれる規格(詳しい話はまたいずれ)ですので「超広角」と呼ぶに相当な焦点距離はやはり10mm前後は欲しい。
となると候補は
シグマの8~16mm、同じくシグマの10~20mm
タムロンの10~24mm
トキナーの11mm~16mm
あたりという事になります。
これらを、そこらのカメラ屋で買うと、カメラ本体分くらいの諭吉が犠牲になりますのでそこは高度情報化社会。ITですよIT。Amazon先生の出番です。
で、色々見た所、広角とは言えやはりF値(これもまたいずれ)にも拘りたいとなるとシグマとトキナーが強いんですが、すいません、トキナーはカッコが好みじゃないので、シグマがいい。てかシグマの10~20mmはF値が3.5な上に、超音波モーターによるAF。もう一般人には何がなんだか意味不明な話で申し訳ないですが
とにかく、カッコいい上に高性能。
で、Amazon先生による割引も効いてお買い得感最高(勘違い)
というわけで、買ってしまった次第です。
シグマ 10-20mm F3.5 EX DC HSM
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/B002D2VS9U/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=3210981&s=electronics
うん、何だ。高いですよね。普通の人には意味が分からない感覚です。
だって、6万半ばも払えば、コンパクトデジカメの2つや3つ買えるわけですから、普通の感覚では絶対に理解されない。
私はどうしても、金額の多寡を絶対的な感覚ではなく相対的な感覚で決めるからこういう恐ろしいことになるんですよ。
「この性能でこの価格は、他の製品から相対的に見て安い」
これです、これが諸悪の根源。
まぁいいや。もう今更この生き方は変えられません。
で、実物

圧縮かけた写真では分かりにくいですが、アルカンターラというかスウェードのような処理が施されていて見た目も手触りも極めて良好です。あと糞重い。
私のカメラに装着したら

こんな感じ。入門機にはオーバースペックなレンズですから仕方ないのですが、どこからどう見てもレンズのほうが高いwそしてでかいww
あとカメラ本体とレンズあわせると、余裕で1kg超えます。重すぎwww
というわけで、私の一眼レフの「レンズ欲しい欲」はあらかた満たされました。
あと必要なのは大砲(超望遠レンズ)のみです。
でもこれが難物。500mm級はどうしても10諭吉が必要。流石に辛いです。ボーナスまで待つか。
…まぁ欲を言えばマクロレンズと、もうちょっと焦点距離の短い短焦点レンズが欲しいのですが。
というわけで、ますます泥沼の今日この頃。
私は一体どこに行こうというのでしょうか。