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復活の

あかつき。というわけで、無事軌道に乗ったようですねこんばんは。
遡れば5年前、はやぶさの感動冷めやらぬあの当時に軌道投入に失敗したわけですが、それまで、はやぶさを見守ってきた人間としては

「たかがメインエンジンが故障しただけだろ?」

と無茶苦茶ですが、変に説得力のある楽観をした記憶があります。
だってまだ姿勢制御エンジンは全て生きてましたしね。どこぞの不死鳥、否、はやぶさなんてエンジン4つ全て死んだのに潰れた2つは実はバイパスがしてあって(何でやねん)云々と。それに比べればメインエンジンなんて飾りですよ。
まぁそんな無責任な門外漢の期待と信頼に、彼らはやはり見事に答えてくれたわけです。流石変態運用に定評のあるJAXA

でも、まぁやはり、冷静に考えるとメインエンジンが死んだら不味いですよね。危機が生じた際のリカバリー能力は恐らくNASAを上回るものがあると思いますがまずはそもそもの大失敗を犯さないようにして頂きたいものです。
…でもそんなことはこの際どうでもいい。
とにかくよかった。お疲れ様でした。おめでとうございます。今日の宵の明星は一際輝いた気がしましたね。

はやいもので

もう今年も12月となったそうですこんにちは。
何より信じられないのは、このページを下にスクロールすると、去年の記事が残ってることです。どれだけ今年の更新が少なかったかが、白日の下に晒されている訳でして大変申し訳ありません。
某写真ブログにはそれなりに…いやそっちも少ないか。そうか。
来年こそは更新の頻度を上げていきたいと思います。
さて、12月恒例の、今年のIYH報告ですが
去年の私は2015年のIYHを
Summilux 50mm ASPH

SWH(Super Wide Heliar 15mm)
以外は買わないと誓ったのですが、果たして。

まず夏前に
Summilux 50mm(1st)
を購入しました。ASPHを探していましたが本当に出物がなく、そこに、かの日暮里モノの出物があったのでついポチッと。その後山崎光学に送致し磨いてもらい、ピント調整を経て晴れて究極の完品となりました。
光学系はSummarit 50mmと変わらないのですが、硝材を変えたことが効き開放から十分な解像と絶妙の滲み。Summaritより扱いやすいボケ具合と、非常に優秀なレンズです。
50年以上昔のレンズですから、コントラストはそれほど強くありませんが、特に女性を被写体にした場合、その滲み具合が神がかってます。また少し絞れば(F4以上)コントラストも解像もグッと上がり、逆光でない限り現代のレンズと比べても遜色ない写りをします。ASPH要らないかなと思ったり、思わなかったり。
てか来年SL用のSummilux 50mmが出るとの事ですので、M用もそろそろ手が入ったりするかも?と勝手に思ったり。

次にSWH、ではなく、SWH用の外付けファインダー(Zeiss製)をIYH
ファインダーだけ買ったわけですが、結局、SWH本体は買わずに今日まで来ました。やっぱり15mmっていざ買うとなると躊躇がありますよね。絶対使いこなせないし。まぁいずれ。近いうちに。

と、そのまま今年のIYHをフェードアウトするはずだったんですが、先日

Apo-Summicron 75mm ASPH

を購入。まぁなんだ。強いて言うならhaseさんが悪い。
あのFA77mm Limitedを見てると、中望遠も欲しくなりますし、FA-Limitedに対抗するにはApo-Summicronしかないわけですよ。これは仕方ない、止むを得ない、やるかたない。腕で勝てないなら機材に頼れ!!
しかしレンジファインダーで75mmのF2を合わすのはだいぶ難しいです。特に動体。先日後輩の結婚式にテストがてら持ち込みましたがピクセル等倍で見たらジャスピンはほぼ無いですね。マグニファイヤー買うか。仕方ない、止むを(ry

と、いうわけで、去年までのような派手さは去り、質素堅実なIYHに留まった2015年。
来年ライカが急転直下でQのレンズ交換式とかを出さない限りは、すっころぶことはないと思ったり思わなかったり。
まぁ来年も日本経済のごく一部に寄与して参りたいと思います。