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激震!株主総会

カリスマ創業者のボンクラ息子が、自ら招聘したプロ経営者を、気に入らないからと切り捨てたところ逆襲されて泥沼と化し、権謀術数の限りを尽くして勝負の株主総会に臨んだところ、海外の機関投資家は元より
まさかの国内投資家や銀行筋からも愛想尽かされて敗れ去る、という池井戸潤も真っ青なドラマが繰り広げられましたねこんちわ。

…とは言え、現今この会社の上層部はトステム系創業家の息がかかった連中が牛耳ってますから、これから瀬戸さんは相当ご苦労なさることになるでしょう。まぁ既によーーくご存知だと思いますが。
一方でこれまで虫の息だったINAX系がこれで完全に息を吹き返します。
またトステム出身でありながら、瀬戸さんに付いた吉田さんは、大博打に勝った事になります。
今後は旧INAX+旧トステム非潮田閥の時代となりそうです。まぁ非常に正しい結果ですね。社会的にどれほど騒がれようと結局のところ絶対に会社側提案が通ると思ってたのですが、どうも違ったようです。

「正しい結果が出る。」

こういう時代になったんですね。
コーポレートガバナンスと言う物の、大きな転換点になった事例として記憶されるのではないでしょうか。

…チクショウ。こんなのだったら1300円台の時に株買っときゃよかった。

一昨日

その事実を知ってから、私の朝が始まりません。

佐藤弘樹氏、死去。

誰にでも「ルーティーン」と言う物があろうかと思います。私で言えば、朝、車を使って出社する際、必ずFM京都(α-station)を聞くというのがそれ。
思い起こせば新社会人だった頃、もう今から17年(!?)も昔になりますが、その時からずっと、関東に赴任していた4年間を除いた全ての期間、それが私のルーティーンでした。

朝のα-stationの番組。「α-morning kyoto」

それは京都人にとって、知らない者は居ない、不動の番組です。
そしてその番組でずっとDJを務められてきた佐藤さんが、先日亡くなられました。享年62。

ー5月22日より体調不良でお休みに入られ、その期間が長くなるにつれ、もしや重い病かと。思えば最近、明らかにいつもと様子が異なる様がスピーカー越しにも伺えた訳ですが、まさか、亡くなられるとは
全く想定外でした。

http://fm-kyoto.jp/information/info-75369/

公式リリースにあるとおり、本当に、最期の最期まで、マイクの前にいらっしゃった訳です。

…まだ信じられない。
朝、スピーカーから、あの低い声が響くことはもう二度と無い。その事実が、未だ認められません。
……いや、やっぱり有り得ない。これを書いていても、どうしても信じられない。信じたくもない。

残念、などという言葉では足りません。痛恨の極み。慙愧に堪えない。いや、それも違う。適当な言葉が、私の語彙の中にはありません。

有難うございましたとも、お疲れ様でしたとも、まだ言いたくない。言えば認める事になる。

やるせないです。本当に。朝が、始まりません。