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明日

4月1日は、日曜日ということで。
ということは、4月1日発売の書籍は前日、即ち今日発売となるはずです。
しかるに!!
「涼宮ハルヒの分裂」が売ってない!!
何故だ!!坊やだからか!?
スーツ姿でわざわざ昼休みに遠くの本屋まで買いに行ったのに!!
こっちはこの格好でアレを買うという並々ならぬ決意を胸に買いに行ったのに!!
この責任をどー取ってくれるんでしょうか!?
TBSは何度捏造報道を繰り返したら気が済むんでしょうか!?不二家カワイソス。

……えーっと、何の話でしょうか。

そうそう、今日で1年の1/4が終わった、という話でした(!!)
そうです皆さん、お気づきですか?
つい先日、年が明けてスッ転んだと思ったらもう4月ですよ。どーなってんでしょうこの速さ。
確か私は、今年のテーマとして「脱ダメ人生」を天高らかに掲げた記憶がありますが1/4を消化して、その進捗具合は如何程のものか。

…はい、もう史上稀に見る物凄い勢いで逆方向に転げ落ちてますね。

諦めのムードが漂い始めているかもしれませんが
しかし、この程度の逆走は、当然ながら想定内です。
ここから華麗に「脱ダメ人生」に飛翔します。するんです。

何せまだ1/4です。
野球で言うとまだ3回1アウトくらい、ボクシングで言うとまだ4ラウンド
ここからの逆転優勝(?)は余裕。優勝できない方がおかしい。ミラクルに頼るまでもない。優勝は常識。約束された未来。明白な運命です。規定事項とも言います。

またしても意味が分かりませんが、来月から本気出すと言う話ですね。

……そうそう「来月から本気」と言えば、とある掲示板の最下層でこんなの見つけました。

――――――――――――――――――――――――――――――

1月は正月あるし来月から本気だす
2月はバレンタインデーあるから家でひきこもって来月から本気だす
3月は春休みだから来月から本気だす
4月はぽかぽか陽気で気持ちよいから来月から本気だす
5月は五月病だから来月から本気だす
6月は梅雨が鬱陶しいから来月から本気だす
7月は暑いし来月から本気だす
8月は夏休みだし本気だす
9月は残暑が厳しいし来月から本気だす
10月は秋雨が鬱陶しいから来月から本気だす
11月はそろそろ来月から本気だすか
12月は年末で忙しいから来年から本気だす

――――――――――――――――――――――――――――――

……わ、私の「来月から本気」を、こんなヒキコモリと一緒にされては困ります。ガチで本気ですから。具体的に何をどうするかは禁則事項です。

というわけで皆さん、新年度も頑張りましょう。
これから新しい生活が始まる人も頑張りましょう。


※因みに例によって4月1日付けの辞令は4月2日の夕方に出るそうです。
一事が万事この調子。本当に終わってますねこの会社。

酷評

とまではいかないまでも、もうちょっと頑張れとここで書いた
アニメ版のだめカンタービレですが。文句を言いつつも毎週見てます。
最近は声優さんたちも感覚を完璧に掴んだようで、演技に違和感を感じることも無くなりました。特にのだめがいいですね。

…で、なんでわざわざここで取り上げるかというと、先週ちょうど
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番という序盤のクライマックス的な話だったんですが、これが、かなり気合入った出来でした。
今までで一番クオリティが高かった。
…ちゃんと動くんです。止め絵じゃないんです。
しかも千秋のピアノだけじゃなく、バイオリンやらオーボエやらティンパニやら、ちゃんと音と絵を合わせてました。
シュトレーゼマンの指揮がちゃんとしてれば言う事なしだったんですが
ここまでやってくれたら十分に大満足ですよ。

さぁ次は千秋とのだめの2台ピアノのラフマニノフだどーすんだ?
と期待してたら、昨日は番組改変期の煽りでお休みでした。

何れにせよ、アニメスタッフの方々の仕事振りは素晴らしかったです。
ライブアライブの半分くらいは凄かった。つまり十分凄かった。
今後も頑張ってください。ブラームスの1番とベートーヴェンの7番にも大変期待してます。

携帯の

CMだと思うんですが、篠原涼子が部下の男のダメっぷりを罵り
どーゆーわけか男が泣き、さらにどーゆーわけか女の子たちがそれを見て
「泣き顔かわいい」
などとのたまいながら写メを撮り、更にどーゆーわけか男がニヘラと笑う
…という物がありまして。
私には上司に叱られて泣くことも、更に泣き顔カワイイなどと言われて臆面もなく笑う神経もサッパリわからんのですが。

これを例えば、加藤あいやエビちゃん捕まえて
「何年この仕事やってんだこのボンクラァ!?」
と罵って、加藤あいが涙を流し、それを見て
「泣き顔カワイイ♪」
などと言いながら男が群って写メを撮る、なんてCM作ったら、そりゃもうとんでもない大問題になるということは分かります。
ていうか加藤あいを泣かすなど私が許さん(ぉ
これに限らず、女→男なら許されて、男→女だと大問題ということが多すぎる昨今です。

こーゆーのを見て私が疑問なのは、この手のCMやらを果たして「どっちが」作っているかということです。
もし、男が作っているのならば、その心根には
「こーゆーCM作っとけば、バカな女は喜ぶだろwww」
という、逆説的な女性差別的発想があると断言できますし。
もし、女が作っているのならば、それはもう、完全無欠にただのバカです。

何れにせよ、バカな話であることに変わりはありません。
これだけ男女平等が騒がれていても、結局のところ、全く相互の理解がなされないのは何故なんでしょう。
「平等」というあやふやな言葉で覆い隠すから、本質的なことは何も変わらないのかもしれません。
ま、どっちにしろ、この手のあまり頭の良くないCMはどーかと思いますので、止めていただきたいですね。

で、結局何が言いたいかと言いますと、篠原はどうでもいいからさっさと仲間由紀恵一本にCM戻せ。もしくはDoCoMoから加藤あいを引き抜け(ぉ

昨日

家に帰ってビデオにとったエキシビジョンを見ていたら
これから浅田真央ってところで録画が切れました。
…放送時間7-9時だと踏んだのに、9時半までやってたのか。
やはりGコードを調べてやるべきでしたね。まぁいいやエキシビなんて(遠吠

さて昨日の日記で、レギュレーション変更の陰謀を書きましたが
しみじみ見ていると、レギュレーションが変わろうが、今の浅田真央達には
関係ないなと認識を改めました(ぉ
まぁ「本物の世界一はどうルールを変更しても世界一の法則」とも言いますね。

あとコメント読んだら、来期は4ループに挑戦らしいですね。ループて。
トーじゃなくて?無茶しすぎ。

さて、しかし、浅田真央のジャンプと言えば、どうにも謎なことがありまして。と言うのも、彼女は絶対に、それほど難易度の高くないあるジャンプを何故か決して飛ばないんですね、それ故に
「サルコウ飛べない疑わk…うわなにをするやめろlあwせdrftgyふじ…

……失礼。危うくプー○ンと○ーマ教皇に消されるところでした(ぉ

アップロードファイル 195-1.jpg これなんてKGB?

…えーっとさっぱり意味が分かりませんが。
まぁ更なるレベルアップを目指すのは素晴らしいですが、でも本当に、怪我だけはしないでください。私の呪いは効くと実証されましたので(ぉ)今度は祈りを捧げます。


アップロードファイル 195-2.jpg

……この方に祈れば…魂と引き換えに何でも(ぉ

私が

呪ったばっかりに、転倒が乱れ飛んだ女子フリーでした(ぉ
征したのは安藤美姫。2位に浅田真央でした。素晴らしい。

さて。安藤美姫です。
注目の4回転は、始めから飛ぶ予定ではなかったようです。モロゾフの冷静な判断が光りました。
…我々はどうしても、無責任に4回転サルコウを望んでしまうわけですが誤解してはいけないのは、4サルコウだろうが、3アクセルだろうが
それは「勝つ為の技」あくまで「手段」にすぎないということです。
昨日の得点状況で安藤が4サルコウを飛ぶ必要は1mgもありませんでした。完璧な演技をし、勝利を得る。一見当たり前のことを世界最高のレベルで行う。それは本当に偉大な事です。非難されるべき何物もありません。
今年の好調な安藤を見ていうると忘れがちになりますが、ほんの一年前
2005年シーズン。安藤美姫はそりゃもう悲惨な状況でした。
それをこのシーズンで完璧に自分を取り戻したのですから、その苦悩と努力は本当に価値あるものです。
さてそうなると、4サルコウを飛ばなかったことは、来シーズン以降に目線をやった時、非常に良い事だったと言えるかもしれません。
トリノで金メダルを獲った時、荒川は
「自分の最高の演技と、最高の結果が結びつけばそれに勝るものはない」
という趣旨の発言をしてましたが、逆に言うと、それをやってしまうと、最早モチベーションの持ちどころが無くなってしまいます。
そりゃそうだ、上を目指そうにも上が無いんですからね。
となれば、チャレンジすべき点を残し、モチベーションを維持することは、非常に大切なことです。
来年度以降、浅田真央をどこまで追い込めるか。
これは大変期待できそうですね。

しかし、真に恐ろしいのはその浅田真央です。
安藤美姫と僅か0.7点差弱で破れてしまいました、が。
この敗北は、勝利よりも圧倒的に意味がありますね。
途方も無いプレッシャーの中で、自己ベストのフリーを演じました。これは凄い。しかし、もしそれによってここで勝っていたら、ショートのミスをフリーで跳ね返すことが出来てしまったら
「ショートの大切さを痛感」できなかったはずです。
それは非常に危険なことです。というのも
もし、安藤が4回転を完璧に我が物にし、またキムヨナがより完成度を上げてきたとき、そんなことでは太刀打ち出来なくなってしまいます。

世界を獲るということの難しさを心底味わった、そんな世界選手権だったのではないでしょうか。
そしてそういう経験こそ、今の彼女に最も必要なことだと思います。
一方、技術的な面で見ていくと、とんでもないことになっています。私は今シーズンの冒頭、課題として、精神面の他には身体の変化への対応とジャンプ以外の技術向上だと指摘しました。
さてでは今シーズンの締めくくりのフリーを、昨年度のグランプリファイナルと比較をしますと、もう、全く別物に進化しています。
スケーティング自体の技術向上が素晴らしい。スピン、スパイラル、さらに表現。
何をとっても別次元です。
元来の天才的ジャンプの才能と、このスケーティングレベル。普通の選手ならもうここで完成形ですが、しかし恐ろしい事に(去年と比較すれば別物のように進化した演技を見ても)まだ、彼女には伸びる要素が見えますね。
まずジャンプ。もはや3アクセル単発で収まるレベルじゃありません。来シーズンは3アクセルを2つ飛び、その1つはコンビネーションに加えてくるでしょう。
またトーループですが、これも4回転が飛べるのではないでしょうか。これは期待。
しかもスケーティングも表現力も、まだまだ上を目指せます。
何といっても、まだ彼女は16歳。伸びる余地が有り余っています。恐ろしい。敗北を糧にどこまで来年いけるのか。本当に期待できますね。

……と、お前は何様だと小一時間問い詰められそうなくらい物凄い偉そうなことを書いてますが

…本音は真央ちゃんに勝たせたかった。

だってさーあの本番前の悲痛な表情。見てるこっちが辛くなりますよ。
で、ジャンプが決まるたびに表情が和らいで、3-2-2でのあの笑顔。
もう思わず拍手しましたね。
で、演技終了後のあの涙ですよ。危うく貰い泣きしそうになりました。
そして安藤の点数が出た瞬間、背を向けて消えていくあの感情を押さえ込んだ背中。更にその後、悔しさを押し殺してのインタビュー。なんて愛らしい。勝たせてやりたかったですね。
彼女は、昔で言うところの巨人の長嶋のような才能ですね。自然と人を惹きつける。色々な意味で凄い選手です。

さて本音も出たところで、もう1つ、気掛かりなことを。

というのも、1位安藤、2位浅田、3位キムという今回の結果でした。
ここにサーシャ・コーエンが復活してもどこまで割り込めるでしょうか?
その位、この三人は傑出しているわけですが、こういう状況になると必ず発生するのが「欧米の圧力」です。今のジャンプ至上主義の採点形式は遠からず変えられ欧米選手有利のレギュレーションに変わるのは避けられないでしょう。となれば、ジャンプ以外の項目が重要になります。
バンクーバーを見据えて、是非そういう面からも、スキルアップを果たしてほしいものですね。

まぁ何にせよ。お疲れ様でした。
素晴らしく見所があるシーズン、そして世界選手権でした。また来年度を楽しみにしております。

3ループ

が1ループになってしまい浅田真央大ピンチです。
フリーで頑張れ死ぬほど頑張れ。私はキムヨナがこけるよう念を(ぉ
てか浅田真央がフリーを完璧に決めれば、10点程度のビハインド引っくり
返す余地は十分あります。
さて一方安藤は安定したショートでした。そして今日は浅田とキムヨナの得点を受けてプログラムの組み立てが出来る。これは有利。
…とは言え、人間は機械みたいにころころモードを変えられるほど器用じゃ
ありません。もし4サルを行くと決めているなら、周りがどうあろうがやらねばなりません。小細工を労すると負けます。守りに入ってリズムを崩す。
ヤマがブラックバードに負けた原因ですね。

さぁ今日は契約も終わった事ですしさっさと帰ってフリーを見て、その後、ビデオに録ったハゲタカ最終回を見ましょう。おぉなんかすげぇ楽しみ。

2006年度

のフィギュア世界王者を決める世界選手権が東京でやってまして。
私は見に行きたいのはやまやまですが勿論無理なんでテレビで見てます。
さてプルシェンコが出ない男子には特に興味がありません…が、高橋やるなぁナルシストもここまで極めれば立派です。4トーで手つかなきゃ下手したら金でしたよ。
というわけで、そんなこんなで前座は終わりました(ぉ
何といっても女子です。直前まで浅田真央が圧倒的な安定感。しかもグランプリファイナル時のような変な緊張感も無さそうで一気に突き抜ける予感。まぁ今晩から愉しみですね。

さて例によって全っっく話は変わりますが
私をスッ転ばした某ハルヒの小説の新巻が4月1日に出るとか出ないとか。
えーっと、エイプリルフールで嘘とか言うオチはないだろうな?
あと、なんか上下巻扱いになってて、下巻の「驚愕」が夏に出るとか出ないとか。
飛ばすなぁ

…と、ここまではいい話なんですが。

何だか京アニの2007年秋アニメは、CLANNADとかいうパソゲのアニメ化らしいですね。
http://www.bs-i.co.jp/clannad/
…んだよ。もういいじゃんエロゲなんてよー(CLANNADは全年齢らしいですが)もーさーなんつーかさーこの春からは、らきすた?とかいうアニメで、その次はハルヒ第2期だと信じてたのにさー。てかもういいじゃんAir、Kanonで満足しろよエロゲヲタども(超暴言

…はぁもういいや。これでもう今年の下半期は生きる楽しみが無くなりました(そこまで?

……と、そんな所に更に追い討ちを掛けるようなネタが。

「涼宮ハルヒの憂鬱実写ドラマ化」
http://suzumiyaharuhi.seesaa.net/article/21336615.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/2449761

ちょwwwマジで勘弁してください。ほんとやめて。頼むから。
確かに新垣結衣はカワイイ、それは認める。あのバカっぽい所も許す(ぉ
しかしそれでも こ れ は ひ ど い
やる前から黒歴史確定。何考えてんの?ギャグだろ?
何と言うか、最近本当に勘違いしすぎなネタがあまりにも多すぎます。
てか、平野綾はまだヴィジュアル的に耐えるから本人でいいだろ。なんでここで新垣?無理有りすぎ。もうコメントしようがない。酷すぎる。もう心底疲れた。ほんと憂鬱…誰がうまいこと言えと

……そんなわけで、こんな私を驚愕させ奮起させるような超絶パフォーマンスを浅田真央には期待して病みません(間違

毎度

適当に職場で書き綴っているここ馬の餞ですが(マテ)
まる6年を超えて、7年目に入りました。
てことはですよ、当時小学校に入学した子が今じゃ中学生ですよ。うわ怖っ

…小学校か。えーと10年くらい前でしたっけ?(ぉ
てか小学生の日記と言えば、宿題でよく書かされましたよね。
我々の時代は
「せんせいあのね」
というタイトル(?)でした。よくわからん語りかけ口調で始まる文章に、どうでもいい日々のことを強制的に書かされたもんです。
その後、中学以後はそんな宿題もなくなりましたが、高校2年からは全く個人的な日記をここを始めるまで書いてましたので、それと合わせると日記継続年数はかれこれ11年?
うわ凄っ。我ながら凄い。殆どの事が三日坊主な私をしてここまで続けさせるとは日記恐るべし。

とういわけで(?)書く理由を問われてもこれといってありませんが、辞める理由も今のところありませんので、また今年も適当なペースで書いて参ります。

カウンターが何度も飛んでしまい、累計何名の方がお越し頂いたかよくわかりませんが、毎日お越しいただく延べ十数名の奇特な皆さん、今年もまたよろしくお願いします。

荒れる

開幕戦の通り名で知られるアルバートパークですが
今年は前評判どおり、ライコネンが一人だけ別のカテゴリーの車に乗っているらしく圧倒的勝利でした。もうどうにも止まらない。
ドイツかハンガリーあたりで決まったりしてね。
さて、他のカテゴリーの話はいいです。F1の話をしましょう。
今回の見所は、先日記したとおり

・マクラーレンの仕上がりは実際どのような物か?
・新人さんたちはどうか?
・BMWはどうか?
・ネタの方々はどうか?

でしたが、まずマクラーレン。決して遅い車ではないようです。しかし
フェラーリには到底追いつけません。まぁQ2、Q3の時点で
他チームの空タン=フェラーリの重タン
というどうにもならない事実が露見したわけで、更に決勝ロングランでの安定性など、もうにっちもさっちも。

新人さんに関して
完璧に明暗が分かれました。まずはハミルトン。
この男、とんでもないです。特にスタートが素晴らしかった。F1初レースでセカンドローにつき更にスタートであそこまで冷静にラインを作るとは。
レースペースの安定感も大したもんです。アロンソには紙一重の差で「格の違い」を見せられましたが、いや大したもんだ。天才現る。今年はこの男の走りを注視しましょう。
逆に辛い結果になったのは、コバライネン。
今年のルノーが辛い車なのは分かりますが、スピンとオーバーランの連発はマズイ。完璧に舞い上がっちゃいましたね。フラビオのイヤミに負けず頑張ってください。まぁ今年一年見守りましょう。
しかしフィジコを破れないと残念ながら「それまでのドライバー」ということになってしまいますが。

BMWに関して
密かに期待していたBMWですが、来ましたね。結構速いじゃないですか。
進退が掛かっているニックが素晴らしい仕事をしました。
ただクビカに出たギアボックストラブルは、結構根が深いものらしいですからこれからどうなるか心配です。まぁ個人的に遅いBMWなど見たくないですので頑張ってください。

ネタに関して
大変面白かったです。レースそのものより面白かったです。
まず我らがSOS団
琢磨やりますね。こういう安定したレースマネジメントが去年辺りから
ちゃんと出来るようになりました。惜しむらくは、あのタイミングでピットインさせてしまうどうにも甘い戦略です。もう少し、あと少しでポイント取れたのに。しかしこの「もう少し」の差こそがF1の世界では「決定的な差」なのでして。結果を残せる可能性が高い序盤戦で、どこまで行けるか。期待して見ましょう。
まずはお疲れ様でした、大変素晴らしかった。
あとデビッドソンがスパイカーに特攻食らったのはやはり宣戦布告ということでしょうか。
アップロードファイル 190-1.jpg
えー「機関」も大変ですね。頑張ってください。

ホンダさん
もう何と言いますか。バリチェロが何とか面目を保っ……てねぇよ。
あんなんじゃ全然ダメ。論外。却下。全部やり直し。まず色を変えろ(ぉ
てかもう諦めてSOS団の支援に徹底すれば?いや本気で。

トヨタさん
えー8,9位フィニッシュオメデトウゴザイマス。良かったね。テスト結果を見てたら、2台がこの位置でフィニッシュ決めるとは夢のようです。奥田相談役の御前ですから、気合が入ったのでしょう。よかったよかった。
…とでも言うと思ってんのか(゚Д゚)ゴルァ!
7位ニコ・ロズベルク=ウィリアムズ・トヨタ!!キタコレ
ちょwwwやっちゃったよ。どーすんでしょう。
ブルツはちゃんと空気読んでわざとドア閉めてクルサードと絡んだのに(違
しかも事もあろうにコース上でブチ抜いたしね。
アップロードファイル 190-2.jpg
これはひどい。
更に面白いのはテレビでは一連のネタを全っく触れないことです。
聞けばCSでもスルーだったということですから
「その件には触れるな」
というトヨタ側からの圧力が働いているようですね。
いや面白い。これは面白い。もし9月富士で同じようなことになったらどうなるんでしょう。スタッフ一同樹海に捨てられるんじゃないでしょうか。

いやはや大変面白いですね。

今は亡き顎(死んでない)も安心です、F1はまだまだ色々な意味で面白い。
今年は見所がたくさんです。次、セパンでもネタが炸裂することを期待しましょう。

……と、キレイに締めくくりたいのですが、最後にどうにも酷い話を。
あの地上波のオープニングアニメは一体なんですか?正直キモイ、てか痛い。ありとあらゆる事を極限まで勘違いしてできた映像です。頼むから止めてくれ。
フジはF1人気を貶める為にあーゆーことをしているとしか思えません。
…せめて京アニに作らせればよかったのに(ぉ

というわけで

ホンダは今後、フルコンストラクターなんかやめて、スーパーアグリへのエンジンサプライのみに専念して頂くほうがいいという結果に終わりました。
オーストラリアGP、予選。
ガチでアグリがホンダに勝ってしまいました。えーっと。これ何てギャグ?

しかし誰もQ3(クオリファイ3=最終予選)を走れるとは予想していなかったらしく本戦への戦略もそこそこに無理矢理走ったっぽいですね。
これはよくありません。んなことならいっそ空タンクで走らせてPP取りゃよかったのに。絶対、そっちのが目立ったのにねぇ

「一瞬、だけど閃光のように!!」

ポップも言ってますよ(古っ)
(…まぁほんとは空タンで走ったとしてもライコネンには0,7秒届きませんが、セカンドローにはつけました!!)

あと今回の予選の見所は、いきなりマッサに「セカンドドライバースイッチ」が炸裂した点でしょうか。フェラーリは相変わらず恐ろしいチームです。

そう言えば、トヨタは何とか意地と根性と金の力(?)でウィリアムズの上に立ちました。しかし、この程度の差ならサーキットの相性次第で簡単に出し抜かれそうですね。
やばいなぁだからレクサス名義にしろとあれほど…
ホンダは半分冗談ですが、トヨタは本気で、ウィリアムズへのエンジンサプライに専念すべきです。絶対、そっちのが勝てる。シャシー開発する金あるなら、従業員の給料上げてやれwww

いやはや今年はホンダとトヨタ合わせて総制作費1000億。空前絶後(?)のネタが展開されようとしています。これは期待。
あと一方でアグリVSスパイカーの法廷闘争も見物ですね。異議乱れ飛び。
いや、もうホント。ライコネンで決まりのチャンピオンシップなんかより断然面白い(ぉ

……てかもう今日仕事なんかしてる場合じゃねぇよ。
いいじゃん今月もう売ったしさぁチクショウ。もうヤダこんな面白い開幕戦
見られないくらいなら仕事辞める(ぉ

気がつけば

もうF1が始まってしまいました。
テストの結果によると、どうやら今年はフェラーリらしいですが
今年の見所としては

・マッサ対ライコネン
潜在的な速さはライコネンが勿論上でしょうが、マッサの最近の伸びは馬鹿にできません。またチーム移籍後すぐさま最高のパフォーマンスを出せるドライバーはそうそう居ませんので(88年セナ、91年ミハエルくらいか?)マッサは序盤でどこまでライコネンを突き放せるか、見物ですね。
逆にここでライコネンにいきなり刺されるようじゃマッサはそれまでと。
いやF1は厳しい世界です。

・アロンソとマクラーレン
果たしてどこまで上手く回るのか。もしこの人がこけると、今年はホントに
フェラーリ一色に染まりそうで面白くない。頑張って欲しいもんです。

・新人ドライバーさんの奮闘
ハミルトンはアロンソにイジメられないでしょうか?
もしコバライネンに負けてしまったらフィジコの立場はどうなるんでしょうか?

・BMWの動向
何か今年は本気で速そうですね。個人的にクビカに超期待。

さて、ここからはどっちかというとネタ(ぉ

1、ホンダのダメっぷり。
金曜フリーを見る限りもうダメなようですね。これは危険というのも…

2、「世界を大いに盛り上げる鈴木アグリの団」
略してSOS団ですが、本家ホンダさんがダメっぷり大爆発ということで
たかがフリー走行とは言え、勝ってしまいました。これはひどい。
去年のシャシーの方が速いってどーよ?
2007年ホンダとSOS団は壮大なネタをかましてくれるかもしれません。これは期待。

3、フランクの野望
えーっとホンダさんに引き続きトヨタさんちもどうもパッとしません。
これは本当に、ウィリアムズがトヨタをガチで上回ってしまいそうですよ?
どうなるんだろう、やっぱトヨタ版バーニースイッチ炸裂するんでしょうか。wktkが止まりません。

いや面白い大変面白い。真面目に面白い所と、ネタで面白い所が入り混じり
大変期待です。
てか300億円掛けて壮大なネタをかましてくれるトヨタとホンダには男気を感じざるを得ません。

というわけで2007年F1グランプリ、初戦オーストラリア。
予選スタートです。
私も逐一ネットで情報を収…仕事しろ。

年始に

スッ転んで以来、私ももうそろそろ「SF的なんちゃって時間論」の認識ではなく、もう少し突っ込んだ時間論を知っておいたほうがいいなと思いまして
何か良い本はないもんかと探していた所、先日

アップロードファイル 187-1.jpg
「時間はどこで生まれるのか」

という本を見つけ、手に取った次第です。

相対論と量子論、エントロピーの法則などから「時間」とは何か、どこで生まれるのか?というお話をしています。
…相対論的時間論の初歩の初歩は、まだ、何となく分かりました。
特に印象深かったのは「時空」を座標で表すと
「空間が虚数で時間が実数だ」
という一見トンデモ話が、しかし「光速度不変の法則」(即ち相対論の根本原理)に基づけば、光速度の向こう側に「非因果的領域」が存在するから虚数として表される、という理屈には瞠目させられました。言われてみれば確かにその通り。アインシュタイン恐るべし!!

とね、ここまではなんとか浅い理解と薄い納得ができたんですが
…量子論は分からん。……さっぱり分かりません。

反粒子の存在(時間遡行)やら、光子の不可思議極まる振る舞い(因果律と排中律の否定)が、どうにもこうにも納得いきません。納得がいかないというか、その理屈と原理をまるでイメージできない。
量子の世界(超ミクロな世界)では、時間も、そして存在すらも不確定であり、マクロな世界(通常世界)の常識が一切通用しない、らしいです。

この「時間や存在を確定することが出来ない」とはですね
(本での例えを踏襲しますと)無理矢理ミクロ世界の事柄を
「誰かか、落ちてきたレンガにぶち当たって死んだ」という事件に当てはめた場合、その「死亡した」という事実が、しかし「何時の出来事」か特定は出来ないと。
…何時もクソも、落ちて当たって脳やら何かを破壊されてその生命活動が停止した時だろう。確定できないとか言われても死んだのは事実だろう、と我々の常識を振りかざしても量子論の世界はそれを是としません。
また例えば
「電子と陽電子をぶつけたらガンマ線が発生する」という対消滅は、実は
「未来から飛んできたガンマ線(!)と電子がぶつかり陽電子が時間遡行(!!)する現象」
だとか言われるんですが。…納得できますかこれ?

……まぁ百歩譲ってその通りだとしてもですよ。…事実そうらしいですが。

じゃあ、どこからがミクロで、どこからがマクロなのか?
つまり、どこまでが反粒子やら意味不明な存在が跋扈する「不思議世界」で
どこからが「我々の常識の世界」なのか?その「境界線」はどこなのか?
境界線というか…常識(事象)を反転させる切欠というか因子があるのか?
あるならばそれは一体何なのか?
逆に無いなら、何故無いにも関わらずそのような逆転が起こるのか?
またミクロな現象はマクロ世界に何らかの影響を与えているのか?
与えるとしたらどんな影響なのか?
逆に与えていないとしたら何故、影響が波及しないのか?
相関関係どーなってんだ?

…サッパリ分からん。というかそれらの事はこの本には明確に書かれていません。

というか、それらはまだいいとしても(?)
この本で一番気に入らなかったのは、時間の発生や、エントロピー増大の法則に逆らい秩序持続に向かおうとする力の源が「意思の力」によるものだという議論を「実験結果も無しに」展開する点です。
これは流石に正直ちょっと疑問。根本的に同意しかねます。
「意思の力」などという定義も実証も不可能な事柄を持ち出されては
…完全否定する証拠もまたありませんが、かといって納得できる話では絶対にありません。
「意志の力」って。マトリックスかよアンダーソン君。

……まぁ何と言うか、量子論は殆ど哲学だということは分かりました。

しかし、それよりも、この本を読んで一番の収穫というか、残念な事実は他にありました。
私は量子論という物が書かれた本をちゃんと読んだのは初めてですが
(最後の意志云々は別にしても)上記のような不思議事実を「実感」できない。
「所与のモノ」として受け止められず、そういった「量子の世界の常識」を「我々の常識論」に当てはめて思考しようとしてしまう自分自身に愕然とした次第です。
こういった「自分の常識と180度異なる事実」を受け止められないということはそれは要するに、その人間の脳味噌の限界を示す物です。

つまり私は、例えば中世に生きていたら、地動説を理解できなかったでしょうし、ダーウィニズムを受け入れる事もできなかったでしょう。
どうやら私には、あの時代の教会連中の蒙昧さをバカにする権利は全く無いようです。

…あぁなるほど俺は馬鹿だ。

という今更ながらどうにも動かし難い事実をしみじみ実感できた今日この頃。
どなたか理解が容易な量子論の本を教えてください。
もちろん数式は一切無しの方向でお願いしますwww

この

火曜、水曜の事件と言えば、何と言っても胴体着陸でしょうこんにちは。
いつもは12時まで寝ている私ですが、火曜日は何故か10時過ぎには起きてましてベットでごろごろ本読みつつ、テレビつけたら、今まさに双発機が着陸態勢に入ろうかという映像が流れてまして
「胴体着陸?うわ、前輪でてないし!?」
と釘付けになりました。
で、あの着陸です。何と言う美しい姿勢。後輪が着地しても機首を下ろさずギリギリまで水平に保ち、そっと降ろした時にはもう思わず機長スゲェと叫びましたね。
私の家のパソコンがネットに繋がっていたら、某実況スレに機長テラGJとあらん限りの賛辞を書き綴った事でしょう。

私は、あの余りの操縦の美しさと判断の的確さと冷静さに、老練の機長を想像してたんですが、今里仁機長、まだ36歳というお話でして、大変驚いた次第です。いや凄いですね。完璧ですねプロですね。こんな人の操縦なら飛行機乗っていいですね。

…さてそういった状況を勿論、テレビ各局が一斉同時生放送をしてまして
各局の報道の仕方のリアル比較が出来たわけですが
まぁ予想通りというか、民放は見られたもんじゃありません。
感嘆詞の多いこと多いこと。語彙が乏しすぎますし、表現の幅がまるで無い。
「えーあー着陸しました!着陸しましたー!!火花が!!火花がー!!」
それなんてプロレス?
有刺鉄線電流爆破デスマッチ(?)か何かか?
また自称評論家達のコメントも何が言いたいのかサッパリ分からん。

…やはりこの種の緊急事態の報道はNHKが抜群ですね。
冷静的確、コメントも的外れなことは言いません。NHKの場合は解説員が説明してましたがNHK解説員は「評論家」どもより100倍はマシです。

何と言うか、こんな連中にとやかく言われたくないとANAはじめボンバルディアも思うんじゃないでしょうか?

まぁいいやそんな鬱陶しい話はどうでもいいです。
そんなことより、機長かっこいいです。やるなぁ
因みに、職場の女の子のお父さんが国際線の機長をやってるらしく、その辺のお話で大変盛り上がった休み明けの午前でした。仕事しろ。

いつものように

これと言ってネタがないわけですが
唐突にお勧めのドラマのお話。
NHKの土曜ドラマってのがあるんですが、今やってるのは「ハゲタカ」というタイトルでして、企業買収やら企業再建やらTOBやら、そーゆー系のお話ですが、これがもうヤバイくらい面白い。有り得ないくらい面白い。
こんな面白いドラマはそうそうありません。
初めは栗山千明が出るからってノリで見始めたんですが、もうそんなことはどうでもいいくらいドラマ自体の面白さが加速度をつけて急上昇です。
こーゆー所謂「骨太の」と表現される深みのあるドラマはNHKの専売特許ですね。これは民放では無理。
全6回で、もう4回までが終わってしまったんですが是非見てください。
近年稀に見る名作です。
http://www.nhk.or.jp/hagetaka/index.html

そう言えば、ちょうどその土曜日に、ドラえもんの映画「のび太の恐竜」2006年バージョンがやってまして、見ました。
声変わり後のドラえもんは一度見て、ダメだこりゃと放り投げた経緯がありますが映画は声の問題はさて置き、やっぱり面白いです。
オリジナルと違いは色々ありますが、驚いたのは、解決をのび太たちだけで
やってのけた事でしょうか。最近の小学生は凄いですね(違)
てか、毎度の事ながら劇場版ののび太は男前すぎます。そりゃしずかちゃんも惚れる。

声にはどうにも違和感がありますがまぁ全体的に良いのではないでしょうか。
…てかのび太ママの声、三石だったんですね。驚きました。

あと魔界大冒険のリメイクが上映スタートらしいですが、これも面白そうですよ。ただどうにも許せないのが美夜子役を何だか分からないアイドルがやってることでしょうか。
何でいつもいつもこーゆー事をするんでしょう。
話題作りの為って理由はもっともらしく聞こえますが、それと作品の出来をトレードオフにするってのは如何な物か。それに中途半端なアイドルやら芸人やらにやらせることのどこが「話題」なのか。サッパリ分からん。
…でもまぁまだ全編を見ているわけではないですから批判は止めましょう。
もしかすると大名演をしてくれている、かもしれませんからね。

どれだけの

人が、このネタを有益に思っていただけるか甚だ謎ですが
…まぁいつも別に有益な話を書いているわけでもないからいいか(ぉ

というわけで、クラシックの名盤というか、名CD案内。

最近はアマゾンに物足りなさを感じるようになりまして、専らHMVのHPで輸入盤を漁る日々ですが、これが結構、アタリを引くのが多いんですよ。てか輸入盤の利点はとにかくその安さです。国内盤の7掛けくらいで買えますからね。
また国内盤がそもそも存在せず、輸入盤でしか聴けない演奏も多数(特にムラヴィンスキー)
逆に難点としては、解説書に書かれていることが英語ならまだしもドイツ語やらイタリア語やらロシア語でさっぱり読めない点ですが、まぁ聞けりゃ十分細かいことは気にすんな(ぉ

というわけで、買ったボックス物で特に大当たりだった

アップロードファイル 184-1.jpg

フルトヴェングラー戦時録音集(6枚組)¥3,015の紹介です。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1288745

・収録曲
交響曲3,4,5,6,7,9番
コリオラン序曲、弦楽四重奏13番、ヴァイオリン協奏曲、レオノーレ序曲第3番、ピアノ協奏曲第4番
以上ベートーヴェン
チェロ協奏曲最終楽章、シューマン
交響曲第1番第4楽章、ブラームス
交響曲第7番第2楽章、ブルックナー
おまけ:フルトヴェングラー「第九」を語るinルツェルン

というセット。
私的に神認定の指揮者フルトヴェングラーの、しかも最高と名高い大戦中の録音を集めたボックス。
オケは主としてベルリン・フィル、部分的にウィーン・フィルです。
収められた演奏は本当に凄まじい物ばかり。
ベートーヴェンの3番は「ウラニアのエロイカ」の名で知られた世紀の名演。
4番もとんでもない緊張感に包まれてます。凄い。有り得ない。
5番は47年盤と双璧の逸品。
そして7番、超ド級の迫力。第1楽章と4楽章がとんでもないことに。
9番もいいですね。バイロイトに比べるとオケが格段に巧い。流石ベルリン・フィル。またテノール超巧い。まぁそれでもバイロイトのほうがいいですが。
てか、無論6もいいですよ、ただ他がズバ抜け過ぎているだけです。
と、ここまででもお買い得なんですが(国内盤で一つずつ買えば、それぞれ2000円前後します)
しかし私がこのボックスで一番素晴らしいと思ったのは

ブラームスの交響曲第1番、第4楽章なんですね。

私は以前、ブラームスの1番には、シャルル・ミュンシュ、パリ管を挙げました。勿論それは素晴らしい超名演ですし、その認識は今も揺らぎませんが、このフルトヴェングラーの第4楽章は、何と言うか、もはや人間の技を、芸術を超えてます。神の領域。言葉では表現のしようがない。

何故こんなにも鬼気迫るとんでもない演奏が生まれるのか?

これが録音されたのは、1945年1月23日。場所はドイツ、アドミラル劇場。つまり、ドイツの敗戦が決まる3ヶ月ちょっと前。もうそりゃ壊滅極限状態ですよ。
この日、ベルリン・フィルのコンサートの演目はモーツァルトの40番、そしてブラームスの1番でしたが、モーツァルトの40番の途中、空襲で停電となりコンサートは中断したんですね。
で、1時間後再開し、このブラ1の第4楽章だけが、記録に残った。
…もう、嘘偽りも、何の誇張も無く、文字通りこれは「命を賭けた演奏」なんです。
しかも、フルトヴェングラーは「ヒトラー暗殺の嫌疑」から逮捕目前ということで、この録音の翌日の夜、スイスに亡命をしています。フルトヴェングラーにとってこれが最後のベルリン・フィルとの演奏だったわけで(そして戦後初のベルリン・フィルとの演奏が47年のベートーヴェン第5番)
そりゃ、もう演奏から言葉では表現できない音が生まれるのも必然でしょう。
…凄絶とか壮絶とか凄烈とか超絶とか様々単語が有りますが、日本語の語彙の幅をもってしてもこの演奏の凄さを言語で表現することは不可能です。
また、このボックスには入ってませんが、1945年1月28日、亡命後初の演奏としてウィーン・フィルを振ったのが、ブラームスの2番でした。この選曲の繋がりは、疑いようも無く意図的なものでしょう。
そして勿論これも天下の大名演です。
…フルトヴェングラーの心境、如何程の物か。
演奏が何にもまして雄弁に語ります。

そして、このボックスでもう一つ大変興味深いのは、このブラームスの後に入ってるのが、ブルックナーの7番の第2楽章だということです。
それの何処が何故、興味深いのか?
ブルックナーの7番、特に第2楽章と言えば、ブルックナーが、心酔していたワーグナーの死にあたり作った彼へのレクイエム、葬送の曲なんですね。
さて周知のように、ヒトラーはワーグナーの熱烈な、というか狂信的な信者でした。
で、1945年4月30日、ヒトラーは我が事ならず、その狂気の人生を終えるわけで、それを受け翌日ドイツのラジオはヒトラーの“戦死”を告げるんですが、その放送に際して流されたのは
ヒトラーが愛したワーグナーの歌劇の最高傑作「ニーベルングの指環」第四部「神々の黄昏」より「ジークフリートの葬送行進曲」
そして(そのワーグナーへのレクイエムである)ブルックナーの「交響曲第7番第2楽章」この2曲だったんですね。
これは勿論、そーゆー裏があっての選曲なんでしょうが、そこで流されたのは両曲ともフルトヴェングラー指揮の物だったという話ですから、確証は持てませんが、事によるとこのボックスのそれはヒトラーの死を告げた時に流されたそれ、かもしれません。
…フルトヴェングラー戦中ドイツでの最後の演奏(ブラームス)の次に、フルトヴェングラーを愛しつつも追い詰めたヒトラーの、その死を告げたブルックナーを持ってくるこの選曲。
これを興味深いと言わずして何と言いましょう。

というわけで、聞いていて思わず襟を正さずにはいられない、曰く付きの歴史的逸品ばかり。
いやほんと、このボックス作った人間は相当アレですね。ヨーロッパにも濃い人は居るもんだ。これでたった 3000円ってんだから、もう。興味ある方は是非どうぞ。芸術的、歴史的価値から考えるとゼロがもう一個ついていても不思議じゃないくらいの品物です。
ただ録音は当たり前ですが全部モノラルです。しかも戦争中の録音ですから、クリアとは言いがたい部分がありますが、十二分に鑑賞に堪えます。てか寧ろあの戦争中に記録された音楽がこれだけの高音質で残っているのは奇跡的です。ドイツの技術は世界一。

あとフルトヴェングラーの肉声もポイント高い。1954年ルツェルンで「第九」を語った物です。
因みにこの演奏がフルトヴェングラー最期の第九になるわけでして。
ドイツ語ですから何を喋ってるのか全く解りませんが、何とも色々考えさせられます。
あと声は今は亡き山田康雄氏にちょっとだけ似てます。ルパァァァアン(ぉ

日本人って

「貴方の長所は?」と問われると考えあぐね口篭もり
「貴方の短所は?」と問われると嬉々として答える奇異と言うか奥ゆかしい民族ですが、さて。

どこの会社でもそうなのかもしれませんが、一年に一度、人事に対する要望なんかを書く書類があるんですね、うちでは自己申告書とか呼んでますが。
勤続何年目だとか、希望勤務地だとか、希望部署だとかを書くわけで、人事部はそれを基に人員配置をする…なんてことは全く無く、ただ体面を保つためにやってんじゃねぇのかと言ってやりたくなりますがそれも置いておいて。

そこに「自分の強みと弱みを書け」って項目がありまして。まぁ長所と短所ですよね。
…私の長所つーか強みはなんだ?
一言で書くのは非常に難しいですが、こーゆーのは端的に書くべきなので
「論理的思考力と冷静さ」
と書きました。論理的思考力の程を論理的に示してない致命的な記述ですがまぁいいや(ぉ
さて、弱み。仕事における短所は?
と、自らに問い掛けて困ったんですね。正直これといって見当たらない。
営業がキライで仕方ないという致命的な嗜好の問題はありますが、それ以外はこれといって思い浮かばない。
まさかここに「営業がキライ」とか「テンション低い」とか「老けてる」とか書くわけにもいきません。
というわけで、そーゆーのを包括して且つニュアンスを微妙に変えた表現として
「良くも悪くも執着心に乏しいこと」
と書いておきました。確かに私の営業に「執着」は皆無ですね。ダメダメ。

……しかし正直、これには愕然としました。
私は傲慢になっているのかもしれません。これはいけない。自分を見直す必要があります。

ただ、何だかんだ言いつつ、長所も短所も言わばコインの裏表みたいなもんですし、その人の特性を好意的に表現すれば長所で、悪く表現すれば短所となりますから、短所を自ら次々に挙げる日本人は、奥ゆかしく見えて実は、暗に自らの長所を表現を変えて叫んでる。と、言えなくもないですよね。

自己を分析することは大切です。
その自己を表現することはもっと大切です。
更に、その方法は様々ですが「最も受けがよい」表現を選択することが一番大切ですね。

……なんともしんどくも鬱陶しいお話。げんなり。

物凄い

久しぶりに、話の設定だとかを考えたわけですが、意外にもあまり錆付いてませんね。やはり血は変わらないものだと改めて思い知らされた次第です。
黒歴史が現在進行形で増えていく。

…しかし、ツンデレかぐや姫の発想はなかった。微塵もありませんでした。

やはり私はまだ「萌え」の何たるかを理解していないようです。
胸を撫で下ろしました。よかったよかった。

てか、ツンデレかぐや姫か……それ結構面白そうですね(ぉ
誰か書いて。私は無理。というか、無理だということにしておきましょう。
これ以上汚点を残すわけにはいきませんから。ええ、もう決して。

さて例によって物凄い勢いで全く話は変わりますが
先日読み終わった本が、鬼のように面白かったです。

アップロードファイル 182-1.jpg
「進化しすぎた脳」

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062575388/hatena-22/ref=nosim

東大の先生が高校生と講義というか対話の形で、最新の脳科学のお話をするんですがこれが無茶苦茶面白い。てか脳の凄まじさがよーく分かります。

―例えば「見る」って行為がありますよね。
当然我々は「目」で物を見ていると思っています。まぁ勿論、目からの情報を脳で理解し「見ている」ということは周知ですが、じゃあ具体的に、目と脳の「見る」という行為における関係はどのようになっているか?
まず視神経ってどのくらいの数があるか?100万ほどらしいんですね。そう聞くと結構多いように思えるかもしれませんが、しかしこれをデジカメ風に言うと、高々100万画素程度の超低性能です。携帯写メ以下。
しかし我々の視界に映る世界は数千万画素のデジカメより或いはNHKが開発中のスーパーハイビジョンより美しい世界です。
更に「色」の認識ですが
ご存知の通り、人間の視野の内で色を検知できるのは焦点をあわせた周囲だけ。つまり所謂「周辺視野」では色が「検知でていない」わけです。
しかし我々は、視野全体をフルカラーで見ていますよね。
更に更に「立体視」
よく肉食獣の目と草食獣の目の位置に関して、肉食獣は立体視が、草食獣は視野角の広さが求められるからそーなってんだと説明されますが、しかし。
人間の場合、二つの目を上手く立体視として利用できているのは、7割程度の人らしいんです。3割もの人が、目を立体視的に上手く活用できていない。しかし、普通、皆さん立体的に物を見てますよね?また例え片目をつぶってもいきなり視界が二次元になるなんてこともない。
まぁ思考と嗜好が二次元の人は居ますがそれは余談。

つまり、目からの情報なんて全然全くサッパリ大したことないんです!!

実際、脳の「見る」という行為のうち、目からの情報はたったの3%に過ぎず残り97%は脳が情報解析と「生成」を行っていると言います。
97%ですよ!!!!
貴方が見てるのは97%が脳内の妄想なんです!!!!
「目で見ている」なんて全く嘘!!(嘘ではないんですがね)
脳によってとんでもなく脚色された物を「見ている」と我々は無意識に「認識している」にすぎないと。

「見る」だけでこういう裏があるんですね。
勿論人間は見るだけが能じゃないですので他にもこーゆー話がごろごろと。
基本的に、ちょっとでも脳やらそーゆー話が好きな人なら多少知っている話でしょうが「まさかここまでとは」ということが連続する本です。
それが新書になって、たった1000円。超お買い得。

というわけで皆さん。脳ミソって凄いです。とんでもないです。宇宙です。
そんな脳ミソを、ちゃんと有効に活用しましょう。
変な話を考えたりするのに脳ミソを使うのは、脳を冒涜する行為です。
ツンデレ話をどーするかとか馬鹿なことを考えるために脳ミソがあるわけではない!!
ということをここで強調しておきましょう。ええ。

レジェンド・オブ・TAKETORI

ということで、先日「竹取物語」は日本初の物語にして
日本初のSFオタ小説だという、トンデモ指摘をしたわけですが、じゃあ
そういう前提に立って真・竹取物語を考えてみました。
というわけで以下ストーリー

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竹取の翁夫婦の遠縁にあたる少年(パズー(仮))が、翁と共に竹取に行った際、曰く有りげな「月影の祠」に迷い込む。そこでコールドスリープにかかっていた「かぐや姫」をどういうわけか覚醒させてしまう少年。
「じっちゃん!祠に女の子が!!」
美貌の少女を意識の無いのをいいことに家に連れ込むトンデモ親子(?)というヤバイ絵もありつつ、かぐや姫の美貌に群る卑賤の区別ないヤローどもとの物語など紆余曲折有り、かぐや姫は翁夫婦と少年(とその親友(クリリン(仮))にだけは心を開くようになる(何で??)

楽しいラブコメも束の間。ついに、月からの使者襲来。

地上最強を誇る帝の軍も、月の民の不思議パワーには為す術も無く、かぐや姫は少年に
「月の雫」
という名の小さな居酒y…石だけを残し、月に帰って行ったのだった。

…しかし、真の物語はここから始まる!!

少年はかぐや姫と会いたい一心。とは言え、月への道などあろうはずもなく途方にくれる日々。しかし、かぐや姫が去った次の満月の夜、突如としてかぐや姫より渡された飛行s…月の雫が輝き、月への道を開くには、4つの秘宝を手に入れその封印を解く必要があることを告げられる。
4つの封印とは即ち
「蓬莱の玉の枝」「火鼠の裘」「龍の首の珠」「燕の子安貝」
パズーとクリリンは、月の雫と竹取の翁より手渡された剣を携え、4つの封印を解く旅に出る。
それを見送る翁夫婦。
「…これも定めか」
ここで意味ありげに謎の独語をするのがお約束(CV:青野武)

一方、月の世界。
かぐや姫奪還に成功した月の実力者、ロムスカ・パロ・ウル・ガーゴイル(仮)は、かぐや姫が月の雫を身に付けていないことに愕然とする。
何故ならば、月の雫こそ、失われた超科学の力を復活させる重要な鍵だったからだ。
ロムスカ(ryの野望とは、ロストテクノロジーの力を以って地球を征服し、地球圏の神になる!というありがちな物だったが、月の雫の喪失によって、計画を組み直す必要に迫られた。
…そう。つまり、かぐや姫の地球への逃避行&コールドスリープは、ロムスカ(ryの野望を阻止する為だったのだ!
「小僧から石を取り戻せ!!」
と叫んだかどうかは定かではないが、ロムスカは新たな計画をスタートさせることとなる。
…かぐや姫は月の雫がロムスカの手に渡らなければ野望は阻止できると考えていた。彼女はパズーが自分を探しに旅に出たことなど知らない。
…そして勿論、パズーに秘めたれた秘密に関してもそれは同様であった。
深まる謎!!

そんな時地上において、パズーとクリリンが、第1の封印を解除することに成功する。勿論、封印解除による「月の雫」との共鳴の波動は月においても検知されたが、これは驚愕すべき事だった。というのも「月の雫」は月の民の、更に月の王の一族の手になければ、その力を発動できない。
月の王の一族は、かぐや姫自身と、父である今は病身の王のみ。それが何故、地球で!?
ロムスカは事実究明のため地球に向うことを思案するが、しかし、月の雫に係る一切は王家のみに伝わる秘中の秘。まだ完全なる支配体制を築けていない彼がそれを知っていることを公にできようはずもなく、また、地球降下の大義名分が立たないため、自らの動きには制約を受けざるを得なかった。
パズー達へは刺客を差し向けるに留めざるを得ず、彼自身は「計画」の邁進と月での支配権確立へ力を傾けることになる。

一方、パズー達はロムスカの差し向ける刺客達や4つの封印を守る四聖神(wとの戦いの中で、着実にドラゴンボール的成長を遂げる。

そんなこんなを経てついに、遥か彼方に思えた月への道、その最後の鍵となる、4つ目の封印に手をかけたパズー一行。
最強の聖神との戦いは激烈を極めるが、パズーの真の力と月の陰謀を見抜いた聖神は自ら剣を収め封印解除を同意する。
ついに4つの封印が解け、月への道が開く。

――しかし

月へのゲートに至ったパズー達の前に立ちはだかったのは、今や宰相の地位を得、月の実権を完全に掌握したロムスカだった。
「…なるほど、やはりそうだったか」
パズーの姿を見、疑惑を確信に変えるロムスカ。
「少年、キミと姫とを会わせるわけには行かないのだよ」
物分りの悪い父親のようなセリフと共に、パズーに襲い掛かる。応戦するパズー。しかしロムスカの圧倒的な剣技と「力」の前に、防戦一方。
聖神もパズーに加勢するが、どうにもならない。
=まだ力の使い方を知らぬうちに!!=
お約束的なモノローグと共に、ついにパズーを貫くロムスカの剣。倒れ落ちるパズーから、しかしロムスカは月の雫を奪おうとはしない。
「私には、もう必要のないものだからね」
寺田農か清川元夢か、お好きな方で脳内変換ヨロシクといった感じのセリフを吐く。
その時、ゲートをくぐって現れたのはかぐや姫だった。
「パズーーーーーーーーーー(仮)!!!!」
横沢啓子の叫び芸は世界一だと思います。一方、高笑いと共に、月へ帰っていくロムスカ
「かぐや姫、ついにこの時が来た!!貴方はここで、地上の人間どもと共に滅びるが(・∀・)イイ!」
ってなんて一発変換!!会社のパソコンだぞこれ!?なんで??

…ゲートも完全に閉じ、そこには静寂とかぐや姫の嗚咽。
だがしかし、月の雫が壮絶な光を放った!!
月の雫に宿る、王家の意思がナディ…かぐや姫に問い掛ける
「彼を蘇らせることを望むか?」
勿論頷く、かぐや姫。
「それは月への道を閉ざす事になるが?」
流石に躊躇する…こともなく頷くかぐや姫。いつからそんなに深い間柄に!?

パズーの目が開く。感動の再開(R15)
…クリリン一人カワイソス。18号をどっかで出そうか。そうですね。

再開は果たすものの、ロムスカの脅威に対する手段が全く無い。月の雫は完全に光を失っている。
このまま世界最後の日を座視するのか?
そこに、聖神曰く
「四つの封印が解けた今「不死の山」の火口に赴けば、道が開けよう。そして汝らは真実を知るのだ」
と、これまたありがちなセリフ。しかしどんなにお約束な話でもそれに従うのが大人の事情、勇者様一行は不死の山=富士山に至る。と、火口が開き一行は富士の内部へ。
そこには、彼らが見たこともない技術の産物。様々な機器の数々。
その最深部に至り、超巨大AIがパズー達に語りだすこの世のあらまし。驚愕の事実。

なんと、この世界は、過去に一度文明が滅んだ後に生まれた物だった。そして旧世界の科学技術を封印し、生き残った僅かな人類がそれぞれ月の王、地上の王として、その後の人間社会を導いた。

…月の雫に代表される月の不思議テクノロジーは、今、目の前のロストテクノロジーと源を同じくする物だった。そして月の雫を作動出来るのは、月の王の一族…つまり「旧世界の生き残りの民」のみ。
では、月の雫を発動させることができた(月の民ではない)パズーは??
…そう。彼こそが遥かな過去に、行く先を分け地上に残った民の末裔だったのだ!!なんだってー!!

かくのごとく事実に至り、全てを理解したパズーとかぐや姫。自分達に秘められた力の真実と、地上に残されたロストテクノロジーを手に入れた、その時。
月から巨大質量が地球に接近しているとの警報が鳴り響く。
ついにロムスカは、月に残された最強の船「黒き月」を復活させ、地球へと動き出した。ロムスカは、月の雫を用いずとも、ロストテクノロジーを操る術を手にしていたのだ。

パズー達は富士五湖の湖底に眠っていた、旧世界の超ド級宇宙戦艦「倭(やまと)」を起動させロムスカに立ち向かう。
そこに、かぐや姫にとって過酷な運命が待ち受けているとも知らずに―


――最終決戦を迎え、無音の鳴動に震える宇宙。キミは、月の涙を見る。


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………というわけで。どーっすかこれ?
竹取物語をベースに(?)ラピュタとナディアと天地無用とその他諸々をまぜたお話です。少なくとも、銀色の○のア○トよりは面白かと(ぉ

これで180度どこから見ても一部の隙もないオタ小説(ラノベ)ができますね。…って、萌えがない!萌え要素がない!!どうしましょう。これじゃオタ小説失格です!!
萌えのないオタ小説など、ルーの入っていないカレーのようなもの!!
…ク、クリリンを萌えキャラにしましょうか?いや18号だろう常識的に考えて。

と、まぁ何と言うか、適当に考えたお話ですが、しみじみ竹取物語ってオタ小説ですね(違)

気がつくと

2月が終わり3月になりました。2月超速い。
というわけで何だか知らない間に再来週から2007年度のF1スタートですよ。速っ!F1並みに速っ!

恒例の各チームの新車発表やら、シェイクダウン後のゴタゴタやらアグリの新車は例によってぶっつけ本番だとか、まぁ毎年毎度の事が展開されてますが新車といえば、どうしてもツッこまざるを得ないカラーリングをかましてくれたチームがありました。
…栃木でエンジン作ってるどこかのメーカーなんですがね。
それがこんなのを作りましたよ。

アップロードファイル 180-1.jpgアップロードファイル 180-2.jpg

http://www.honda.co.jp/F1/news2007/08/

……えーっと。もう何と言うか。ホンダさん的にはエコを表現したかったそうなんですがこれは正直どうでしょう。
わざとらしさが目に見えて、ええもう。

しかし、これ実際走ると意外なことに結構示唆に富むと思うんですよ?

だって1レース終えたマシンってどうなると思います?
油やら排気ガスやら何やらで、真っ黒ドロドロに汚れるんですね。

…油やら排気ガスでドロドロに汚れる、地球の絵。

あとF1の華って(人が死なない)クラッシュですよね。

…地球バラバラ。

どう考えても、全くエコやら地球に優しくないメッセージになりそうな気がするんですが?
…いや、もしやホンダさんは自分達の身銭(300億)を切って、現在の人類が抱える諸問題をF1マシンという「カタチ」の中に凝縮し、社会に是非を問うと共に、非常に前衛的な芸術としての(ry

えーこれで遅かったら本当にただのイロモノマシンですがテスト結果を見る限り世紀の珍車としてその名を刻む公算が高いですね。
まぁテストだし。あくまでテストだし。オーストラリアで覆すことを期待しましょう。

あ、レーシングスーツはどうなるんだろう?やっぱここは某オズマ的ボディスーツ?これは期待(ぉ