記事一覧

ジャンプの

見分け方講座の第二弾を勝手に始めます。パフパフドンドン
さて先日の第一回でどのジャンプがどうなのか、大体ご理解を頂けたと思いますので、今回はもう少し踏み込んでみましょう。
つってもそんなにマニアックにはなりません。軽く読んでください。

今回のお題は「コンビネーションジャンプ」についてです。
まぁ要するに「連続ジャンプ」ですね。
単発のジャンプよりも、連続で飛ぶコンビネーションは派手ですし、
フィギュアの一番の見せ場と言えるでしょう。
その見せ場で何が飛ばれているかサパーリ分からないというのは
アレですし、見分け方をば。

といっても、実は見分け方なんて大したものではありません。
コンビネーションで飛ばれるジャンプは極めて限られているのです。
謎を解く鍵は、先日の各ジャンプの紹介の中にあります。

さて「連続」ジャンプですから、一回目のジャンプの着氷後、
直ちに飛ばなければなりません。
即ち、一回目のジャンプの着氷足がそのまま軸になる、と言う事です。
ここで、先日のジャンプ説明の「着氷足」を見てみましょう。
面白い事に、全てのジャンプが「右足」で着氷する事になっています。まぁこれも理屈を考えれば自明です。
というのも、想像していただきたいのですが、反時計回りで高速回転するジャンプで着氷するには右足が自然です(左足をつけば思い切り右に体がふられますよね。
それじゃ不自然極まりない)右足の一番安定する場所、
つまりつま先から着氷し、またジャンプの勢いから自然に反時計回りの方向に体は進みますので、その流れのまま「右足アウトエッジ」に乗ることになります。
さて、ではその「右足アウトエッジ」で飛ぶジャンプは?
実は6種類のジャンプの中で、二つしかないのです。即ちトウループとループです。
というわけで、コンビネーションジャンプの2回目3回目は確実にこの二つのうちのどちらかなのです。両足で飛べばトウループ、片足ならループ。こんなに分かり易いものはありません。

さて、ここからはもう一段階進みます。ちょいマニアック。
上記のようにコンビネーションジャンプには選択肢がありません。バリエーションを増やせないということは、他の選手と差別化できない、
つまり勝てないということになります。
では、他に手がないのか。ございます。コンビネーションジャンプとは
趣を異とする「ジャンプシーケンス」です。これは一回目のジャンプと二回目のジャンプの間に一回転以下のターンを入れ足をチェンジする、というものです。
つまり「一回目のジャンプを右足着氷」→「ターンして左足」→「二回目のジャンプ」
と言う流れです。こうすればループ系以外のジャンプも飛べます。
多くの女性選手が2アクセル→ターン→2サルコウなんかを飛んでますね。因みにプルシェンコはソルトレイクで3アクセル→ターン→3フリップを飛んでました。
最高難度のシーケンスです。化け物です。外人のアナウンサーが
「unbelievable combination!!」
と絶叫してましたが、コンビネーションではありません。シーケンスです。残念。

もう一つ。上記で自然な着氷は右足だ、と書きましたが、実は無理矢理左足で降りるのもあります。その名もワンフットアクセル。左足で踏み切り左足で降りるからワンフットです。捻りもクソもない。つまり3ワンフットアクセル→3フリップが可能なわけですがそんなジャンプ見たことありません。プルシェンコあたりにやってもらいたい。

とマニアックな話は適当に流していただいて、おさらい。

「コンビネーションジャンプの2回目及び3回目は絶対にトウループかループ」

一般的に二回目がトウループ三回目がループです。
つまり、解説者が「トリプルルッツ、ダブルトウループ、ダブルループです」とかシタリ顔で言ってても、実は全っく難しいことを言っているわけではないんですぜダンナ!!

ということで、ジャンプ見分け方講座第二弾は幕。

例によって

気付かないうちにここの日記も5年を終え、6年目に入ったらしいです。
いつも読んで頂いている皆様、ありがとうございます。これからも地味なペースで地味に続けていきたいと思います。
さて6周年を記念してか、鯨が面白い事をしてくれました。ご覧頂けますように大幅なリニューアルが施されたわけで、一見ブログですね。私も今日これを見て、おいおいブログに移ったのかよと一抹の寂しさ(?)を感じたのですが、よくよく見るとブログではございません。あくまでブログ「風味」です。素晴らしい。この意味不明っぷりが素晴らしい。持てるCGI技術をこんなに無駄に使うあたりのセンスが素晴らしい。
私は極めて感動しております。
ありがとうございます。
というわけで、6年目に突入です。桃栗が2回育つ勢いです(意味不明)柿に届くようこれからも頑張ります。ええ。
てか、色々と新システムが入ったようなので私も少しずつ学習をしていきます。しかし添付画像が可能になるというのは、私に絵を描けということなのでしょうか。
もうかれこれ何年描いてないだろう。
まぁいいや、とにかく今後共よろしくお願い致します。

あ、そうそう風邪を引きました。はげしくひきました。熱が39度も出ました。2年半ぶりくらいか?こんな高熱。別に頭痛とか、腹痛とかがあるわけではなく喉(扁桃腺)がやられての高熱です。皆様もお気を付けて。

フィギュア

には大きく分けて6種類のジャンプがあります。一般人にとってどのジャンプが何なのかなんて、まず分かるものではないでしょう。
どれも当然のことながら非常に高速ですし誰の目から見ても明らかに分かるアクセルジャンプ以外は全て後ろ向きに飛び始めるのでその区別がつかないのは無理からぬ事です。
ですが、テレビで見るとき、ジャンプの種類がサパーリわからないというのも微妙ですしかといって「ジャンプの種類の見分け方」を謳っているネットの情報はどれも専門用語が多すぎて、解説文を読むのにまず知識が要るという有様です。
というわけで誰にでも分かるジャンプの見分け方講座。

※順番は難しい順(3回転時)
※足の位置は一般的な反時計回りのジャンプの場合です。
※あくまで「大体見分ける」程度のものですので厳密には間違っていてもスルーで宜しく。

1)アクセル
一番分かりやすいジャンプです。このジャンプのみが前を向いて踏み切ります。左足を軸に右足をサッカーボールでも蹴るかのように振り上げて飛び上がり、回って後ろ向き滑走で右足で着氷。前から飛んで後ろで降りるため半回転増えるので最も難しい。

2)ルッツ
左足一本で後ろ向きに長く滑り、後ろに振り上げた右足を戻す反動を利用してジャンプ。着氷は後向き滑走で右足一本。
難易度の高さは後向きジャンプでトップ。理由はちょっとマニアックになりますが、軸足(左足)がアウトエッジな為です。
後向きの滑走で左足のアウトエッジに乗るということは、滑りの流れは時計回りになります。
しかしジャンプの回転方向は反時計回り。つまり体勢に無理があり且つ純粋に空中で3回転回らなければならないので難しい。という理屈。

3)フリップ
前向きで真っ直ぐ滑って、瞬間的に後向きに姿勢を変え、左足を軸に右足を振り上げて戻す反動でジャンプ。ルッツに似ているが、後ろ向きでずーっと滑るルッツに比べ、前向き滑走から急にクルッと後ろ向いてジャンプするフリップと、見分けはつきやすい。
…しかし上記の判別方は分かりやすいが誤りで、正確にはフリップは左足インエッジ、ルッツはアウトエッジに乗っている。繰り返しになりますが、後向き左足でインエッジに乗ると、滑りの方向は反時計回りになります。
そしてジャンプの方向も時計回り。フリップはルッツより自然な体勢で飛べるため難易度が下がるという理屈。

4)ループ
後向き右足(のアウトエッジ)で滑り(左足は振り上げたりせず、足をクロスするので一見両足で滑っているように見える)そのまま反時計回りにジャンプし、右足で着氷。
右足一本で飛び右足一本で降りる技なのでコンビネーションジャンプの3回目に飛ばれることが多い。

5)トウループ
後向き右足(のアウトエッジ)で滑り、左足を振り上げてそれを戻してトウ(つま先)をついて両足でジャンプ。
コンビネーションジャンプの2回目に入れられる事が多い。

6)サルコウ
左足で前向きに滑ってターンして後ろを向き(エッジはイン)右足を引き戻す反動を利用してジャンプ。着氷は後向きの右足。
一番自然で簡単らしい。ただし見分けは難しい。というのもジャンプ前の方向転換の仕方が二種類あり(スリーターンかモホークか)選手によってまちまちなため、一瞬判断に迷う。
スリーの場合、曲線的な導入でまたゆっくりなので分かりやすいが、モホークは直線的且つ速いのでフリップと混同しがち。違いはトウをつくのがフリップつかないのがサルコウ。
…分かるかそんなもの!!
因みにフリップの別名は「トウサルコウ」だったりする。

おさらいです。

アクセル =唯一の前向きジャンプ
ルッツ  =左足で後ろに長く滑ってジャンプ
フリップ =急に後ろ向いて左足軸で右足を振り上げてジャンプ
ループ  =右足一本足ジャンプ(パッと見、両足に見えるので注意)
トウループ=右足軸から右足のつま先をつく両足ジャンプ
サルコウ =後ろを向いてから左足軸に右足をひきつけてジャンプ

さぁこれで貴方も今日の世界フィギュア女子フリーを八木沼純子ばりに解説しましょう。少なくとも塩原は超えられます。

Keywords:レベルが高いです!by八木沼

最近

yahooのバナー広告で知ったのですが、エヴァが10周年だそうですね。
そうですか。もう10年ですか。恐ろしく早いですね。あれは高校3年のころでしょうか。何の知識もなかった私は、エヴァの3番目のサントラを初めて見た時、ジャケットのアスカを指差して
「この娘がエヴァンゲリオンなの?」
というボケた質問をかまして大爆笑を生んだわけですが。
純真無垢だった私もその後某闇の生ものから借りて見たが最後。
冥府魔道にまっしぐらだったわけですよ。
今では立派に社会復帰したわけですが。したよ。したんだよ。
…昔からこう、一度興味を持ってはまったものには、余人の及ばぬ速度で余人の及ばぬ領域まで逝ってしまう性分は変わりませんね。
身の上話はいいとして、10周年を記念していろいろグッズやらなんやらを売り出すのはまぁ当然のことでして、今回も色々やるらしいです。
私はグッズの類にはまるで興味がありませんのでどうでもいいんですが。
商魂逞しすぎるのも何だかなぁ

そうそう未だに完結しない漫画の方は約2年ぶりに新刊が出まして、ようやく23話まで行きましたよ。
って普通に話数とサブタイトルと英語のタイトルまで思い出せるあたりがそこはかとなくヤバイのですが、全タイトルとか全使徒とかになるとアヤフヤなのが10年という時の流れを感じます。
そうそうエヴァとは違いますが、同時期の名作として「カウボーイビバップ」というものもありまして、私の中では全てのアニメの中で頂点に位置するシロモノですが、そのDVDボックスを先日友人にアレして頂き、
戴いたわけですよ。で、久々に見ましたがやっぱりスゲェ面白い。今見ても面白い。
面白いというか、凄い。作り込みや話の作り方が巧すぎる。
本当にいいものは、どんなジャンルのものであれ、時を超えますね。

さぁでは久々にビデオでも引っ張り出して1話から見直してみましょうか。
LDは実家だしなぁ
……しかしLDて。暗黒時代の遺物そのものだ。

Keywords:涙 ReiⅢ

WBC

の決勝を見ていてしみじみ思ったのですが、やはりイチローという選手は途方も無いプレーヤーですね。超一流などという言葉でも足らない。
8回裏。6-5にまで迫られてキューバに傾いた流れ。しかし大塚が完璧に抑えたことで9回に望みが繋がり、先頭打者金城がエラーで出塁、いい流れかと思いきや、川崎の送りバンドがサードの好フィールディングで潰され振り出しに。しかし西岡が今度はプッシュバンドを決め1アウト1-2塁。
試合の流れはたゆたっています。ここが勝負所。打てば勝てますし、打たなければ負けます。その土壇場で打順がイチローに回ります。このめぐり合わせ自体が超一流の証左でしょう。正しく世界一が自分のバットに掛かるその打席で、イチローはライト前にヒットを飛ばしました。
この一打で流れは完全に日本になり、その後一気に畳み掛け10-5に。
9回裏、キューバに1点返されるものの抑えきり、優勝を決めました。

今、試合の流れを見直しても、あのイチローの打席が、全てでした。
何度も書きますが、あそこで回ってくる勝負運、そしてそこで仕事を確実にこなす本当の強さ。素晴らしいです。今回彼のグランドの外でのリーダーとしての仕事振りも勿論素晴らしかったですが、やはりグランドの上。あの打席のあのタイムリーが一番素晴らしい。
本物を、世界一を、見せて頂きました。

私は王や長島の現役時代の凄さを知らない世代の人間ですが
イチローという選手のプレーをリアルタイムで見られることを幸運に思います。

Keywords:おらが野球は世界一

というわけで

第二戦マレーシアGPでした。
今回の見所は、2レース目となる灼熱のセパンで、各チームのエンジンはもつのか?
また伝統的にセパンで弱いブリヂストンがどこまでパフォーマンスを見せられるのか?
だと言えたわけですが。

結果としては、最強と謳われたコスワースがウィリアムズの2台とも火を噴いて大変ですし
またフェラーリ勢は予選までで全エンジンがブッ潰れるという壮絶な欠陥を露呈しました。
意外にもイルモアエンジンのモン吉がちゃんと走りきれたのは大したもんだ。

タイヤに関してはまぁ予想通りミシュラン勢がトップグループを占めましたので、ブリヂ
ストンVSミシュランの最終ラウンドはまだまだ分からないということになりますね。

レース内容を見ていくと、まずフィジコオメデトウ。去年のつかない流れを今年も引き継ぐ
かと思われた開幕戦とうって変わり、しっかりしたラップを順調に刻んで結果を出しました。
素晴らしい。今年は頑張ってください。応援してます。
そしてアロンソ。上手い。強い。流石チャンプ。あの1コーナーが全てですね。素晴らしい
スタートと共に、ウィリアムズ2台の意地の張り合いを冷静に見て一気にブチ抜く。
完璧です。予選からの給油トラブルから変則的な戦略になりましたが、そういったネガティ
ブな状況下でも完璧に仕事をこなす。去年も書きましたが、最善の結果を確実に出すことが
チャンプになる条件です。アロンソは本当にヤバイ。顎の再来です。
バトン。よく頑張ったと言いたいですが、ぬぅやはり顔文字…否。ホンダは今一歩ですね。
2004年のフェラーリVS顔文字と全く同じ図式です。頑張れホンダ負けるなホンダ。
湾岸ミッドナイトでも絶賛してるじゃないか。でもS2000にターボってどうなんだろう。
まぁいいや。
モン吉。お疲れ様。もっと上に行けるはずです。頑張ってください。
マッサ。顎に勝ってしまいました。これは不味い。説教部屋行き第二弾ですね。南無。
顎。お疲れ様。ところで件の可変フロントウィングは、他チームから総スカンを喰らった
様子ですね。でも顔文字がやると出走停止になってフェラーリがやるとお咎めナシっての
は相変わらずですね。フェラーリがまぁまぁマシな速さを示してますので次戦オーストラ
リア、そしてサンマリノは見物です。
その他。
ライコネン、相変わらず運が悪いですね。お祓いでもしてもらっては如何でしょうか。
ニコ、予選グッジョブ。あとはエンジンを労わって走りましょう。

さてさて琢磨です。またも完走。素晴らしい。お疲れ様です。しかもリウッツィあたりと
スゲェ熱い戦いをしてました。ビルヌーブばりのディフェンスです。
てか、琢磨は去年より今年の方がいい仕事をしていますね。バリチェロと替わってはどう
でしょうか?(ぉ

というわけで開幕2戦を終え、次戦オーストラリアそしてその後は真の開幕たるヨーロッ
パラウンドの開始です。ルノーの強さ以外はまだまだ読みきれない部分が多い今年のF1グ
ランプリ今後も注目ですね。

Keywords:やっぱり音が気に入らない

論理的思考

を養うには数学が最も適している。数学が出来る人間は「論理的思考」ができる。との認識が
一般的です。数学の問題を解くには論理的な思考が必要で、数学のトレーニングをするという
ことはそのまま「論理的思考」を培うことに繋がる、という考えです。
逆に言えば「論理的思考」が出来る人間は数学ができる、ということになるのでしょうか?
世の論調ではそんな感じですね。

さて、私は自他ともに認める超ド文系人間です。私の数学は数ⅠAで終了しています。
ということは、世の一般論から言えば、私はまるで「論理的思考」が出来ない人間ということに
なります。

では、そもそも「論理的思考」とは何でしょうか。
情報を取捨選択しそれを基に物事を筋道立てて考えた上で、客観性を確保した解答を見出す。
といったモノではないでしょうか。
それを「論理的思考」と呼ぶのならば、私は仕事に取り組むに当って常にそういったスタンス
ですし、またそういった思索を周囲に伝える事に関しても、まぁそれなりにできると思います。

「論理的思考」は私にとって、不得意なものでは決してありません。
しかし、数学はまるでできません。
この矛盾が、私の中で非常に大きな謎でした。

ですが、上記の「論理的思考とはそもそも何か」を考えてみて、気付いたんです。

数学の「論理的思考」とは、問題に対して必要な公式とその組み合わせを使って解答に至る
思考の道筋であり、一方「文系的論理的思考」は公式の変わりに情報と知識を組み合わせて
解答に至る思考の道筋です。

即ち、使うのが数学の公式か、数学的知識以外のものかの違いがあるだけで、別に両者を
区別するものは何もないということになります。

ですので、論理的思考と数学を短絡的に結びつけるのは、論理的ではないのです!!
世の中の風潮に騙されるな!!

さて私が数学ができない理由ですが、超絶にメンドクサガリな私は複雑な計算なんか大嫌い
ですから、数学の公式を駆使して計算を繰り返すなんていうのは苦痛ですので、数学ができ
ないわけです。はい。論理的思考が出来るか否かとは一切関係ないですね。

結論。
確かに数学は論理的思考を養う一つの手段ではありますが、だからといって拡大解釈するのは
よくないです。しかし一般に文系人間は社会に出ても事務仕事か営業しかできる仕事はありま
せんが、理系の方々は様々な可能性があります。理系の人間が文系の仕事をすることはできま
すが、文系の人間が理系の仕事をするのは困難を極めます。
つまり自分の将来の可能性を広げる上で、数学は極めて有効だと言えます。超ムカツク。
面倒臭がらずにやっときゃよかった公文式。……いや、やってました。幼稚園児くらいの時に。
その当時から嫌いでした。もう生まれた時からダメかよ。あーちくしょう。

というわけで、営業も事務仕事も数学も嫌いな文系サラリーマンの愚痴。

Keywords:アンチ数学至上主義

今週の

スケート上達記。というわけで今週もまた行ってきたわけですが
やっぱりエッジが立ってる靴を探すのに30分以上かかり、いよいよマイシューズ購入に
向けて密かな決意をする今日この頃。
今回はアウトエッジの練習でした。練習方法は今回は独創。前に向かってすべるわけですが
左足のアウトエッジを使って左に蛇行して、適当なところで右足に替えて右のアウトで右に蛇
行して、今度は左に、の繰り返しで進む。そうすれば左右両足のアウトエッジを使う練習にな
ります。上手く決れば、連続してクロスで蛇行していくわけですが、これがなかなか上手くい
かない。よたよたと初めて歩く幼児のようなかっこうです。
ここでアウトエッジを見切ると、次は片足でイン・アウトを繰り返して蛇行というステップで
すね。そこまでいくと、前進方向へのスケーティングはほぼ完成となり、次は後進で同じ事の
履修というスケジュールです。

……私は一体何を目指しているんでしょうか。

まぁバンクーバーへの道は遥か遠いということでして、それはさておき、今日の日記はここか
らが本番です。

昨今のスケート人気の功罪なのですが、数少ないスケートリンクに人が押し寄せ、どこもかし
こも人大杉という状況でスケートリンクは大儲けですが、一方困るのは真剣にやってる選手達
でして、なかでも特にトップクラスの人達が影響を受けます。従ってその人たちはジプシーの
ごとく、練習できるリンクを探すということなるわけですね。
実際、荒川はアメリカを拠点にしてますし、浅田真央もそれに習おうかという向きがあるそう
です。

さて、昨日、私は8時の一般滑走終了までおりまして、リンクからあがり、靴を脱いでボーっ
としてますと、何だか騒がしい、で内容を聞いてみますと

安藤美姫が居る!!

とのお話。んな馬鹿な。と思って見に行くと、本当に居ました事務所の中に。
うわっ本物ですよ。安藤ですよ。ミキティーですよ。有り得ません。何でこんなところに。

聞けば、振り付けのチェックをしたかったらしく、ここでやることになったとのお話。
で、その他選手達(リンク所属のね)にまじって、目の前で滑り始めました。

練習の内容は軽いもので、スパイラルの練習(片足を上げて片足で滑走)やスピンの練習。
(フライングキャメル→ビールマン)という流れの繰り返しでした。
で、ジャンプなんですが、こんなところで4回転サルコウなんてしてくれるはずはなく
ごくごく初歩の単なるシングルジャンプなんですが、有り得ないくらいジャンプが高い。
なるほど。3回転やら4回転回ろうと思えば、そりゃこのくらいの高さも必要ですね。
すげぇ普通の何気ない練習(といってもビールマンは凄い)でも確かに、オリンピックに出
る選手です。圧倒的に他の子達とは違う。
その後、練習を終えた彼女に握手してもらいました。すげぇすげぇ超ミーハー
生ミキティーですが、確かにカワイイです。でも18やそこらの子には見えません。世界で
戦うだけあって大人びてます。あとテレビで見るより全然やせてました。
しかし驚きました。まさかこんなところで会うとは。やっててよかったよ。

というわけで、私ことなんちゃってスケーターは安藤美姫を応援します。

Keywords:こないだの日記は訂正します

開幕戦

なかなか見所があるレースでした。
結果的にやはりルノー・アロンソの強さと速さが光ったわけですが、意外にもフェラーリが
よかった。ただマッサはもう少しアロンソを抑えないと。これは説教部屋逝きですね。
てか、フジの中継のドライバー写真を見ると、フェラーリ帽子を被って笑顔のマッサが、
バリチェロそっくりでして笑いと共に涙を誘います。
さてアロンソVS顎のバトルもさることながら、3位ライコネン。お約束どおりの予選
トラブル、最下位スタートから、1ストップの怒涛の追撃。この人いつもこのパターンですね。
マクラーレンアリクイはどうやら結構速そうです。ただ、来週エンジンがもつかは甚だ謎。
ホンダ、遅くは無いです。決して。十分速い。ですが、2004年度と同程度かも。
ルノーとは明らかに圧倒的な差がある。厳しいですね。
で、バトンですが。モントーヤを刺す事は出来てもライコネンは無理か。そうか。
どうやら違うっぽいですねぇ
トヨタ。また来年確定。Bスペックがよほど革新的な物ではない限り、無理。残念。南無。

また特筆すべきは、ニコ・ロズベルク。順位的にはウェバーに負けましたが、それとて
オープニングラップのどたばたでノーズをやられたからで、勝ち負けは論評に値しません。
それよりもデビュー戦でポイント獲得のみならず、ファステストとは!!終盤の冷静で且つ
アグレッシブなドライブは、とても新人には思えない。
ニコの登場でトップチームはまた騒がしくなってくるでしょう。誰がマネージメントしてん
だろ、またフラビオ?
しかし凄い新人が現れました。こーゆーのを見ると、DNAってほんとにあるんだなぁと
思いますね。私の提唱する「人生8割は生まれた瞬間に決まってる説」の有力な実例です。
もうひとつ。アグリ。頑張った。よく完走した。大したもんです。新車が出るまで頑張って
走って、データを取ってください。

さて、今回のレースを見ますと、当然のことですが、去年までの戦略が有効ではないことが
明らかになってきました。ライコネンの神速はおいておいて、他のメンバーをみてますと
どうも、今までの「給油タイミングを引っ張って軽くなったらタイムアップ」という結果が
出ていません。
どのチームも、予選からの変則ガソリン量と、タイヤ交換復活からくるタイヤ読みがまだ徹
底できていない様子です。
この辺を上手くつけば、ホンダクラスのスピードがあれば、勝利も攫えるでしょうが
元顔文字チームに戦略を求めるのは酷なので止めましょう。

さてさてシーズンの展望を語るにはまだまだ早すぎますが、やはりルノーは速かったという
ことで、あとはフェラーリの速さがホンモノかどうかが、大きな鍵になりますね。マクラー
レンアリクイは、来週ちゃんと走りきれれば、間違いなくルノーを追う魁になるでしょう。
ホンダ。ちょっと渋い。せめて表彰台に上らないと不味い。頑張れ。

その他。
V8エンジン。どうにも音が寂しい。低速時なんか普通のスポーツカーだよ(--;
まぁまだ2万回るか回らないかレベルですので、これから数年後、2万5千くらい回れば
もっと突き抜けた音になるんでしょうね。

最後に竹下!!!!!
なんつーかある意味神。2時間延々とあれだけ無駄で間違いだらけな事を叫び続けられる
のはある種、才能。普通の人間には絶対無理。もうホントやめてください。
あとフジテレビ
中継開始20周年とやらで微妙なノリで盛り上げてますが
「コロンビアの暴れん坊モントーヤ!!」ってシャウトしてプロフィール画面を出した
ら、写真がアロンソでして、不覚にも大爆笑しました。
20年やっててそれかよ。もう少し頑張ってください。宜しくお願いい致します。

Keywords:チーム・カペタのノリ

コピー

といっても、複写の方ではなく「キャッチコピー」の方ですが。
世にある商品の数だけ、コピーもございます。
その多くは、ほんとにプロが考えたのか首を傾げたくなるセンスの欠片も無い
ものですが、たまに秀逸なモノも。

さて、最近、FFに関連して「ポーション」という名前のドリンク材が発売され
まして。CMなんかも盛んにされたますが、コンビニで売られてるポーションの
コピーに、クリティカルヒットを喰らいました。
即ち

剣も魔法もなしに戦うあなたへ

上手いです。久々に上手いコピーだと思いました。
お陰で買ってしまいました。飲みました。残念ながらHPは回復しませんでした。
私の疲労はポーション如きでは回復しません。求むエリクサー。当方瀕死。
もしくは剣か魔法をください、どっちかというと後者希望。

Keywords:今日は帰ってF1見ます

あの

鈴鹿の感動から、もう5ヶ月が経ちまして、F1グランプリが始まる季節となりました。
さて今年のF1は大きくレギュレーションが変わりました。

1、エンジンが2400ccV8に小型化
2、タイヤ交換の復活
3、予選方式の変更

などです。
何よりも大きいのは「1」これにより900馬力オーバーだったF1エンジンが750馬力
前後にまで落ち込みます。これだと圧倒的にスピードが落ちるのですが、しかし。
エンジンサイズが小さくなるということが、ラジエーターの小型分散化を生み、その結果
サイドポンツーンの形状を大きく変え、そしてそれによりリアの空力特性を大幅にアップ
させるという効果を齎しました。
更に「2」です。これまで1レース1セットだったものが交換可能になりました。つまり、
今までの1/3以下の寿命でよくなったわけですから、相当攻めた設計ができるわけでして、
ボディワークにより向上した空力と足し合わせて、コーナリングスピードは随分速いことに
なるわけです。
つまり、結局F1はそんなに遅くなりませんでした。
相変わらずF1のエンジニア達は有り得ない仕事をします。

さて。

開幕戦バーレーンです。お約束のオーストラリアは何ぞ会議か何かでダメになったらしく
バーレーンが開幕戦の栄誉を賜ったわけですが、さて。
バーレーンのコース特性は、基本的にストップアンドゴー。つまりエンジン勝負になります。
それを踏まえて、今回の各マシンの状況を見ていきますと

ルノー
ちょっと手がつけられそうにありません。レースディスタンスでの継続的な速さは異次元。
アロンソはミスをするドライバーではありませんから、何か致命的なトラブルが発生するか
他チームが革命的な空力付加物(そんなものない)を開発でもしない限り、勝つでしょう。

マクラーレン
ダメ吉だったイルモアエンジンが、ちょっとはマシになってきたらしく、ここの所のテスト
結果を見ると調子は上向きですが、灼熱のバーレーンを攻めきれるかは極めて謎。
少なくとも1台は火を噴いて止まりそう。頑張れライコネン、負けるなライコネン。

フェラーリ
テスト中は、どうにもこうにもパッとしませんでしたが、バーレーンのフリーを見てみますと
意外にもミハエルがイイ位置につけてますね。去年ほど悲惨なパッケージングではなさそう
ですので、ミハエルがドライブする限り、まぁまぁいい結果を残せそうです。

ホンダ
顔文字を切り捨てて「ホンダ」となったわけですが、テスト結果を見る限り、ルノーに
次ぐ速さを示しています。エンジンパワーに関しては、今現在トップはコスワースですが
それに次ぐ位置。またバーレーンでのテストを重ねている強みもありますから
この開幕戦は大注目です。逆にいえば、このバーレーンで結果を出せないと、2004年と
同じように、いい所まで行くけど勝てないという情けない事になりかねません。
バトンにとっても正念場です。この一年が彼にとって「チャンプになれるドライバーか否か」
試されるシーズンでしょう。ここで結果(少なくとも2,3勝)を上げられないようじゃ
残念ながら、彼は「そうではない」ということになります。
バリチェロ、やはり今まで完全オーダーメイドのブリヂストンに慣れきっていたのが抜けて
ませんね。バトンより若干ラップタイムが落ちているのはミシュランを使い切れていない所が
大きいでしょう。まぁ数戦走ってレースディスタンスを経験すればその辺も分かるでしょう
から、彼に関しては特に心配してません。

トヨタ
また来年。

…にならないように頑張ってBスペックを開発してください。
今年結果を出せないと会社的にそろそろ不味いでしょうから。

アグリ
取り合えず出走できただけでおめでとう。完走できれば大成功ですね。


というわけでいよいよ開幕です。よく分からない予選が始まるのはあと6時間とちょっと
さぁお立会い。皆で刮目して見ましょう。

Keywords:開幕戦を制するチームはシーズンを制す

どんな

世界にも、後世に語り継がれる奇跡的なパフォーマンスというものが、ごく希に
生まれます。F1なら去年の鈴鹿もそれにあたるでしょう。

さて、去年末ごろから真剣にフィギュアを見るようになった私ですが、別にそれ以前も
見ていなかったわけではありません。伊藤みどりが現役の頃も見てましたし、長野五輪
の時も、キャンデロロのエキシビジョンとか見てましたし、荒川が2004年に世界を
制したのも知ってました。
そういった中で、フィギュア界の「伝説」を何度か耳にしましたが、残念ながら見る機
会がありませんでした。
フィギュア界の伝説とは即ち、9人のジャッジ全員が芸術点で6点満点をつけて金メダ
ルを攫った、サラエボオリンピック、アイスダンス
ジェーン・トービル&クリストファー・ディーンによる「ボレロ」です。

さて何としても見てみたい私は、そりゃ仕事そっちのけでググりましたとも(ぉ
しかし、どうにも見つからない。皆絶賛するだけで肝心の動画自体はまるで見つかりま
せん。こうなったら最後の手段。2chに頼るしかありません。職場のパソコンは2ch
を見られませんので、わざわざ漫画喫茶にまで出向き、2chを彷徨い、ようやく
掲載サイトを見つけたと思いきや404!!!!ファック!!!!
しかし、いつの日かサイトが復活するのを信じ、毎日チェックしてますと遂に復活しま
した!!
で、ダウソして漸く見られたわけですが。

何と申しますか。これほどの究極のパフォーマンスを見せられると、それを形容するに
相応しい言葉が見当たりません。二人が立ち上がって完璧にシンクロしながら滑り出し
た瞬間など、鳥肌が立ちます。スケーティングの技術が秀逸なのは勿論なのですがそん
なことはどうでもいい。また振りつけが曲にあっているなどという次元ではありません。
ラヴェルは60年後にこの二人によって演じられるためにボレロを作曲したとしか思え
ないくらい。またアイスダンスという種目が、この演技を生む為に存在したといってもいい
くらい有り得ないパフォーマンスです。
技術的に見ればこの演技は当時としては画期的な物であっても、今となっては別段特異
なものでもなんでもないわけですが、しかし。ホンモノは時も理屈も超越するものでし
て、今見ても或いは今後何十年何百年経ってから見ても普遍的な感動を生むでしょう。
実は私は、94年リレハンメルのエキシビジョンで二人が再演したボレロは見たことが
あるのですが、素晴らしい演技だとは思いつつも、正直、伝説とまでいうほどではない
と思ったのですが、元祖は別格でした。これは正しく伝説です。

ttp://www.cruelladekwan.com/otherskaters/t%26d.htm

の「Bolero」
一度、ご覧ください。世界遺産級です。

Keywords:サラエボ事件

ちょっと

気を抜くとすぐに日が経つ今日この頃。
前に書いたのはもう一週間前ですか、そうですか。
しかし別段ネタもなにもなく。
というわけで休日の過ごし方。

ビデオを見ました。「ヒトラー最期の12日間」です。
ずっと見たかったのですが、ずっと貸し出し中でなかなか見られませんでしたが
ようやく見ることが出来ました。

ヒトラーの秘書の視線で見た、自殺直前から終戦までを描いた映画です。
結論から申しますと、久々に見る価値があった映画でした。DVDで買って手元に
置いておきたいくらいの出来。客観性、信憑性、リアリティに富みます。
また、主役級(ヒトラー、ゲッベルス、シュペーア、ヒムラー)の俳優達が余りにも
似ているのもポイント高い。見る価値が大変ある作品です。是非どうぞ。

さてさてまたしもスケートに行ってきました。
続きを読む

季節は

春になって参りました。
うちの会社も2007年度の新入社員募集ということでセミナーなんかを大学生相手にやってます。
…採用しても本当に会社があるのか心配ですが(ぉ
続きを読む