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予定通り

自民党が惨敗した今回の参院選ですが
私がしみじみ感じたのは、マスコミの恐ろしさです。
こんな簡単に国民の投票行動を誘導できるものかと。

以前も書いたように、政治と金の問題は持病のようなもんですし
社会保険庁の年金問題は、別に現行政府の問題ではありません。

年金問題は自民党にしろ民主党にしろ方法論の違いはあっても救護措置を取ることは決まってます。
ここを選挙の焦点にするのは今更、意味が無いです。
確かにこの問題を暴いた民主党議員の仕事は評価されてしかるべきですがね。

本来議論すべきもっと大きな問題は
800兆を超える借金をどうするのか?
超高齢化を向え、経済活力が絶対的に低下する日本経済をどうするのか?
日本を蚊帳の外にした国際社会の中でどのように存在感を示せるか?

これらは全部関連性がある、非常に重大な問題です。
本来、国家の為政者達が議論すべきはこういうことではないんでしょうか?
勿論、自民党がそれらに対して明確で実現性のある方法論を示しているわけではありませんが、絵に描いた餅ばかり並べるどこかのブーメランに比べればまだマシですよ。

しかし

民主党は今回の選挙を「社保庁問題」と「政治と金」という
正直どうでもいい極めて近視眼的で、しかしスキャンダラスな争点に絞り、焚付けました。
以前、小泉さんが「郵政選挙」と銘打って大勝利したのと全く同じ手法。

で、結果はこれです。
もうね、ほんとね。ダメだこりゃ。

しかしマスコミは恐ろしい。本当に恐ろしいです。特にテレビ。
完全に民主党を後押しする報道ばかりを繰り広げ、選挙公示前から
「自民不利」「大敗の可能性」などと散々喧伝し、見事にそういう空気を作り出しました。

マスコミが世論を動かす。

日露戦争~太平洋戦争の時代と同じです。
ゲッベルスの尻尾達が、まだこの時代も跳梁跋扈する。
何とかならないもんでしょうかね。

まぁ何にせよ民主党には、これだけの票を集めた責任を果たして欲しいですし、自民党はきついお灸だと思ってもっとシビアに運営して頂く事を望みます。
ただ個人的な予想としては
近いうちにでかいブーメランが帰ってくるに一票。

石見銀山

が世界遺産の申請を蹴られたというニュースを聞いた時、私正直言いますと

そりゃ銀山くらいじゃ無理だろwww佐渡の方が(金だから)上じゃね?

などと舐めた感想を抱いたものですが、それがこの6月末に世界遺産に認定され、ちょうと昨日のNHKのプレミアム10(ドキュメンタリーね)が、石見銀山の歴史的背景や意義を取り上げているのを見まして、認識を180度改めた次第ですこんばんは。

てか国内需要を満たす程度の産出かと思ってましたら、そんな生半可なものじゃないんですね(世界総産出量の1/3を占めてたそうです)
それ故、石見の銀は当時(戦国~江戸前期)の日本を様々な面で支えた存在だったそうです。
特にその灰吹方による極めてクオリティの高い精錬は、世界に名を轟かせていたと。
その噂を聞きつけたスペイン・ポルトガル。特にスペインの連中はイエズス会絡みで日本と積極的な交流を持ち云々。

まぁ要するに日本を支えるだけでなく、アジア、更には大航海時代のヨーロッパにも少なからぬ影響を与えていたわけですね。石見銀山恐るべし。
そりゃ世界遺産になるわと、NHKを見ながら一人で頷いてました。

歴史って、年号と事件の羅列だけだと全く無味乾燥で何の面白みもありませんが例えばこの「銀」のように、何か一つの物を鍵に世界の繋がりを見ていくと、まるで霧が晴れたかのように視界が広がり、またあたかもパズルを解くかのように、バラバラだった事柄が繋がり合って歴史絵巻として見えてきたりするものです。

歴史の面白さを実感する瞬間ですね。

ちなみに個人的には「音楽」を鍵に西洋史を見ていくのが面白いです。

バッハの音楽の背景に何があるのか?
ベートーヴェンがハイドン、モーツァルトと異質なのは何故か?
ドイツ語圏音楽とその他の差が何故生まれたのか?
ロマン派の隆盛の裏に何があるのか?
クラシックの終焉と世界大戦の関係は?

音楽的背景を知れば、宗教改革から世界大戦までの通史が見えてきますし
歴史的背景を知れば、音楽を更に深く聴く事ができます。

素晴らしい相乗効果。

ただ、知れば知るほど知らない事が増えていく泥沼でもあります。
書籍とCDが物凄い勢いで。

……金とは言いません。どこかに銀のなる木はありませんかね?

私が

唯一CDを買う日本人歌手でありますところのCoccoのニューアルバムが出まして買いましたこんにちは

アップロードファイル 254-1.jpg
きらきら

やはり彼女は大変歌が上手いですね。こうでないといけません。
でもなんか復活後のCoccoは爽やかな歌ばかり歌ってまして。
まぁそれでもいいんですが、個人的にはあのブッ壊れた歌詞を気が狂わんばかりに絶唱するCoccoの方が好きです(ぉ
しかしもっと好きなのは、ハードな曲調のではなく、素晴らしく美しく静かなメロディで、歌詞がトんでるやつね。

そんな私的Coccoのベストは「星の生まれる日。」

私のはしご~からぁ~空へと昇りぃなさいぃ~
髪の毛をつたぁってぇ~頭にぃ足をかけてぇ~♪

さらっと聞くとただ単に素晴らしく美しい歌ですが、よくよく聴くと「カウントダウン」でブッ殺したあとを歌ってる内容となってます。素晴らしい。ブーゲンビリアの完成度は異常。

あとはメルヘンな曲調でメンヘラな歌もいいですね。
豚の歌とか、ワンツーパンチとか。

つまりですね、そんな私にとって正直今のCoccoは物足りないんです!!!!
憑き物が落ちたような今のCoccoはCoccoじゃない!!!!
あの地獄の底から響く怨嗟のような歌声がいいんだ!!!!

……えーどう見ても病んでるのは私です。本当に有難うございました。

やってみて

しみじみ思ったんですが、働きながらの転職活動は大変です。
と言うのも、大抵の会社は説明会を土日に組むんですよ。
そりゃ普通のリーマン相手なら土日がベストでしょうが、客商売やってる人間は土日なんて不可能なんだよ!!そのくらい頭使え人事!!
更に、私はもう京都に帰りたいので、勤務地は大阪京都メインで考えてますがその場合、面接やらなにやらは、当然大阪京都。
大体において選考ってのは3回くらいありますから、往復2万6千円×3?

…7万8千円!?

勘弁してよほんと。てか、そんな金がポンと出せるならそもそも転職は考えませんから。勿論、東京でも面接やらをしてくれる所(つまり大企業)はありますが、その場合は土日説明会がデフォです。

どーしろと?

辞めろと?辞めてからやれと?ふざけんなんなことできるかバカ野郎。
でもちょっとニートっていいなと思ったり(氏ね

まぁ頑張ります。

さて話は1800度変わってF1です。ヨーロッパGP
ハミルトンの予選の事故から始まり、決勝も荒れに荒れたGPでした。

しかしハミルトンはよく無傷で済みましたね。
嘗てハッキネンが舌を噛み切り、ミハエルが足パーツ交換に追い込まれたのと同じようなクラッシュ(それより酷いか?)でしたが、無傷。
とは言え、あのように死にかけの事故を起こす瞬間、人間のリミッターは解除されますんで、その反動が恐ろしい。私の経験から言うと、事故の翌日は全身バキバキで、体は動かせたもんじゃありません。スポーツなんて不可能。
しかし、彼らはそうも言ってられません。
普通に300kmのレースに出るわけですよ。あいつら絶対人間じゃねぇ
そんなこんなで流石のハミルトンも表彰台を逃しました。連続記録もここで打ち止め。
まぁ仕方ありません。
勝ったのは眉毛。ここで勝たないとディフェンディング・チャンピオンの名が廃りますね。
一方酷いのはマッサ。何ですかアレは。アロンソに抜かれるにしろ無様すぎます。格が違うと言えばそれまでか。
ライコネンはまたしてもトラブルでリタイヤ。ニュルに呪われてるんでしょうかねこの人。

というわけで、ハミルトンと眉毛の争いはいよいよ壮絶になってきました。
ヨーロッパに戻って速さを取り戻したフェラーリも侮れませんが、このポイント差は如何ともし難いか?
さて今後チャンピオンシップが佳境を迎え、更なる接戦となれば
ハミルトンにかかるプレッシャーは尋常なものではありません。
その点、2度の経験がある眉毛に一日の長があるのは事実。
ハミルトンはこれから試練に晒されるわけですが、是非、それを打ち破って欲しいものですね。

※最近知ったんですが、茅原実里はF1スキらしいですね。ここは一つ統合情報思念体の力で(ry

時をかける

先日テレビで放映されまして、私は録画予約を忘れたもんですから
放送時間に間に合わせる為、横浜を駆けました。案外走れるもんですね。

さて、時をかける少女。

昔のリメイクというか、続編と言うかそういう話らしいですね。
で、感想ですが

青春映画かくあるべし。

の一言に尽きます。タイムパラドックスやら周囲に迷惑かけすぎやら
いろいろツッコミどころはあるかもしれませんが、そういう瑣末な事はどうでもいい。
ド真ん中の青春映画。
清々しい ああ清々しい 清々しい

ただ唯一文句を言わせて頂きますと、声をあててる連中が酷すぎる。
どうしてロクに演技も出来ないアイドルなんかに主役を張らすのか。
余りに酷いので、私は高山みなみに脳内変換しながら見てました。いや声質ちょっと似てたし。
……じょ、冗談ですよ?そんな器用な真似できるわけないじゃないですか。
しかも今の高山みなみではなく、魔女の頃の声で?もうドンピシャ?いやそんな。

閑話休題

「時をかける」にしろ「涼宮~」にしろ
青春を描いた作品が放つ、この得体の知れない魅力というか、眩しさって
一体何なのでしょうね。
こう、言葉では表現が非常に難しいんですが、見ていてなんともむず痒いこの感じ。面白いのに、一方で何故かちょっと悲しい感じもしたりして。

ま、それだけ私が歳を取ったということなのでしょう。

…しかし同じ高校生活を描いた話でも某らきすたとの落差は何なんでしょう

……そして誠に残念ながら後者の方がリアルに近いと。

………そりゃ悲しいわ。

選挙

が近いというわけで、色々報道が多いですねおはようございます。
で、私はずーっと不思議に思ってるんですが

そんなに安倍内閣は悪いですか??

いや、確かに大臣の自殺やら不祥事やら多いですし、任命時にちゃんと洗っておかなかったのは脇が甘いと言わざるを得ませんが、そもそもマスコミに本気でターゲットにされて埃の出ない議員なんて存在しません。
ま、それ自体が大問題なんですがそれは置いておいて。
今散々騒がれてる社会保険庁の問題も、別に安倍内閣の所為ではありません。対応が甘いという指摘はあるでしょうが、まるで諸悪の根源のようにマスコミが騒ぎ立てるのはおかしな話です。

一方、天下りの規制やら教育関連法やらそれなりに仕事もしてますが、それに関しても全く評価はせず、叩き放題。

何が何でも叩く。そして批判するだけで何も建設的な事は言いません。
まるで反政府活動か何かのような印象を受けます。
マスコミは何がしたいのか。何が目的なのか、さっぱり分かりません。
まぁ確かに安倍さん自身の、あのボーっとした頼りなささげなキャラは総理の器かと問われれば確かに微妙ではありますが。それでもここまで恣意的な報道をするのはどういう背景なんでしょう。

まぁ何れにせよ選挙です。
個人的には、民主党の小沢さんが
「勝てなきゃ政治家引退」
とか言ってたので、是非、そうなってほしいですが
マスコミはじめ何から何まで反安倍で今は染まってますのでそうはならないでしょうね。

ま、これで自民惨敗、安倍さん責任取らされ&公明党に愛想つかされ衆議院解散総選挙更に自民負け。みたいなコンボが決まればブーメラン民主が政権政党になるわけですが、そうなるとどうなるんでしょう。

内閣を構成する議員は全員が清廉潔白聖人君子。
社会保険庁の問題は5000万件の全てが決着付き完全解決。
公務員改革は完全天下り禁止で決定。
世に広がる「格差」の完全是正。フリーターニート問題完全解決。
サラリーマン増税の是正。消費税アップなど勿論無し。

ま、このくらいは当然ですよね??
うはwww民主すげぇwww
これは是非清き一票を入れなければなりませんねwwwwww

……馬鹿馬鹿しい。

民主主義は確かに素晴らしいですが、最悪の問題は、過半数が「ちゃんとした政治家」でないと正常に作動しないということでしょう。
どれだけ素晴らしい人間がいても、それが過半数を占めないとどうにもならない。
今の永田町の人たちの過半数以上がちゃんとしてるとは到底思えませんし、事実そうではないからこーゆー有様になっているわけでして。
……独裁者が望まれるっていうのはこういうご時世なのかもしれません。

ジーク・カイザー・ラインハルト!!

何故

新車が売れないのか?
という、どうにも困った問題ですが原因を一言で言えば

「魅力」のある新車がない。

ということなんですが
ただこの「魅力」の定義が極めて難しいので話は大変です。

4、5年続くローンを組む他に、駐車場代、バカ高いガソリン代、保険代
更に各種税金、車検費用、通常の整備費用その他諸々を、支払わせるだけの「魅力」とは何なのか?

カッコよさ?
動力性能のよさ?
使い勝手のよさ?
維持費の安さ?
環境性能?
衝突安全性?

車に求められるのはまぁ大体そんなもんなんですが、今の車は100万円の軽自動車でもカッコ云々以外は、もう大体満たされてます。
じゃあカッコの問題?
確かにこれは大きな問題です。しかしいつぞや申し上げた通り、今の自動車に付きまとう諸々の条件(居住性、環境性能、衝突安全性その他諸々)と、カッコいいデザインは極めて両立が困難です。

じゃあ他の要素。無形の要素「ステイタス」ってやつはどうでしょう?
しかしこれも残念ながら「車を持つ」ということが「ステイタス」足りえた時代は遠の昔に終わってます。
「いつかはクラウン」
なんてセリフが実感をもって世のお父さん達の胸に響いたのは40年前です。子供の頃から車に乗る事を夢見る、なんてことはもしかすると、我々くらいの世代が最後かもしれません。
普通の車は全くステイタスではありません。じゃあステイタス足りえるものは?
それは「ブランド」ですよね。
「ブランド」
確かに。BMWは相変わらず絶好調です。ポルシェも凄まじい。アウディ然り。ベンツも…新型Cはいけるんじゃないですかね。
こういった車に「ブランド価値」を見出す方々は結構いらっしゃるようで、その層相手の商売は絶好調ですが、しかし「最低価格」が400万円台なんて車を新車で買える人は市場全体から見れば、やはり限られていると言えます。
高級車市場の好調が、新車販売台数を伸ばす求心力にはなり得ません。
ただ、必要最低限の性能を十二分に持っている今の自動車に、更なる魅力を付加しようとした場合「ブランド価値」というのは大きな鍵であることは確かですね。

求められる性能に関する必要条件+それ以上の魅力(ブランドなど)しかも低価格でね?

そんな車あるのか?
あります。
中古車です。

一昔前まで中古車は、海千山千の業者がやってるどうにも信頼の置けない物でした。しかし、大手中古車販売店が成功し中古車市場が大きくなるにつれ、この美味しい市場を逃すまいと、自動車メーカー自体が「認定中古車」という制度と保証をつけて中古車市場に名乗りを挙げたのも、それなりの昔。
最も注目すべきは、BMWジャパンが先鞭をつけた外車の認定中古車というシステムです。
これによりブランドがより容易に安心して手に入るようになりました。
国産の中途半端な新車を買う金があれば、新車当時1000万した高級外車も5、6年落ちくらいの物が買えます。5、6年落ちと言っても、外車なら現行モデルの場合が殆どで「古い車に乗ってる感」は少ないです。
そして1000万の車は、やはり1000万なりの性能を持ってます。
そーゆー車と、数百万それなりの性能でブランド価値が乏しい国産新車、どっちを買う?
となった時…じゃあいっそ外車いってみっかという人も大勢いるでしょう。
今、道を走ってる異様な数の外車は、往々にしてそういう背景を持ってます。

色々な事にがんじがらめになってる新車は、その新車同士の戦いの他に
倍以上のコストで作られて、数倍のブランド価値がある中古外車とも戦わなければなりません。
これは難しい。

更に、ぶっちゃけて言うと、世の中における「車」のそもそもの必要性、つまり交通手段としての相対的な価値が下がってきているというのもあるでしょう。
その他交通インフラが特に整っている首都圏では、車に乗る意味は極めて低いです。誰が好き好んで、こんな渋滞だらけで時間が読めず、更に停める場所も無いなんてグダグダな環境で車に乗りますか?
車に関るインフラ整備は車の数に対して全く追いついていません。
一方、車以外のインフラ整備は進化が著しい。
そりゃ車の相対的価値は下がりますよ。

「魅力」

諸々の条件を打ち破るデザインで、新車価格倍の中古外車より高性能で
更に交通インフラのダメっぷりも跳ね返し、且つ、一般大衆に買える魅力溢れる新車。

…一見完璧ですがこの「魅力」は、今までの概念で言う所の「魅力」です。

残念ながら価値観が多様化した現代において「誰もが欲しがって爆発的に売れる」なんて現象は例え上記を達成しても無理でしょう。初代シーマとR32のGT-Rが、その最後なんです。
あれから20年。
「価値観の多様化」という新しい消費者の行動を読んで、同一プラットフォームから多車種を生み出したトヨタの戦略が成功を続けてきましたが、それすらも今、限界を迎えつつあります。

つまり、今までと違う、新しい「魅力」を生み出さなければなりません。

この1-6月期、遂にGMを抜いて世界一になったのにトヨタ経営陣の顔が全く綻ばないのは、そういう暗澹たる将来を見つめているからでしょうね。

ま、色々考えても、結局私にはサッパリ分かりません。
てか分かったら経営者になります。カモンヘッドハンティング。

ただ、一人の車好きとして要望を言いますと
気持ちよく走れるカッコいい車を、夢のある車を作って欲しいです。
今の車は、世知辛すぎて夢が無さすぎます。
こんな世の中に生きる人間が、夢の無い車なんかに魅力を感じるとは思えませんからね。

もう一度、車が夢を与えられる存在になれるか否か。

自動車業界の中の人たちには、是非頑張って欲しいものです。


※ちなみに冒頭で示した費用ですが、私の場合、年間でちょうど100万かかってます。
……そんなアルピナ号は、只今エアコンのガスが抜けてクーラーが効きません。年間100万円かかる蒸し風呂。何このダメっ娘。走る曲がる止まる以外は全部ダメ。それも魅力。

興味深い

と言ったら不謹慎極まりないですが、考えさせられる事件がありました。
ニュースで取り上げられてるのでご存知の方も多いかと思いますが
先日の地震の所為で、車の部品を製作してるリケンの工場が生産不能になり
その余波で、国内自動車メーカーの全ラインが止まる。というお話。

車好きなら名前くらいは聞いた事があると思いますが、リケンってメーカーさんはピストンリング(エンジンの気密性を確保する重要なパーツ)なんかを作ってまして。それを各自動車メーカーに卸してたんですね。

ピストンリングがなきゃエンジン組めません。
未完成のエンジンは車に載せられません。
エンジン載ってない車なんてただの置物です。
よって全ラインストップ。

物凄く分かり易い親亀こけたら理論。
で、車メーカーはトヨタさんの「カンバン方式」つまり在庫無しコスト管理で工場回してますから、ただ一つの部品納入が止まるだけで、こういう有様です。

大変よろしくないですね。

コスト管理の面で極めて有効なカンバン方式は、リスク管理の面では極めて脆弱だったと言わざるを得ません。
まぁ豊田市にほぼ全てが集中してるトヨタは、東海地震があったらどーなるんだって指摘は昔からありますね。
しかしこのトレードオフは大変難儀です。
リスク管理のためには集約より分散が好ましいですが、コスト面で考えると
分散より集約の方が好ましい。
まぁそれを解決するには、海外拠点の増強しかないですね。
トヨタなんかは、ただ単に工場を作って現地住民を使役するのではなく、彼等に徹底的な教育をして、管理職登用を行ってるらしいです。
つまり、現地で「全て完結する方向」に持っていくつもりですね。
恐るべしトヨタ。
ただそうなると、ますます日本国内は産業の空洞化が云々という話になります。海外拠点で作った車に高関税を掛けるとか言う強引な措置を取るかもしれませんが、そんなことは経団連が黙ってないでしょうし、そもそもそんなご時世ではありません……まぁなんともお先真っ暗なお話です。

お先真っ暗と言えば、最近の新車販売の落ち込みも大変な問題ですね。
これには色々ありまして、長くなりますからまた明日。

……つづく?

神ドラマ

と以前私が激賞したNHKの土曜ドラマ「ハゲタカ」のDVDボックスが
発売になりまして、速攻買いましたこんにちは。
アップロードファイル 248-1.jpg
ttp://www.nhk-ep.com/view/11795.html
普通は12000円くらいするんですが、amazonだと2500円引きなので
そっちで買いました。ちゃんと発売日前日に届きましてその辺も優秀です。

さて、このお話は企業買収やら何やら、形としては経済を題材としたドラマですが、あくまでも主題は人間の葛藤です。

組織で働くとはどういうことか。
企業は誰の物なのか。
働く上での誇りとは何か。
金の意味とは何か。

ある意味ありがちなテーマかもしれませんが、それをここまで深くリアルに
描ききったドラマは、まず他にありません。

俳優陣も素晴らしい。大森南朋、柴田恭平、栗山千明、松田龍平といった主役陣も素晴らしいですし、脇も凄い。菅原文太のあの恐るべき迫力。何でただ歩くだけであそこまでの迫力が出せるんでしょう。また終盤のキーパーソンになる役を演じた田中泯のあの目。この方、本業は舞踏家さんらしいですが、私はこんな凄い目をする日本人役者をほかに知りません。
役者も素晴らしければ、脚本や絵の見せ方も神がかってます。
一切の無駄が無いセリフ回し、行間読めと言わんばかりの素晴らしいシーンの繋ぎ。秀逸極まる絵の撮り方、寸分の狂い無く嵌まり込む音楽。

いやもう、ほんと素晴らしい。
何と言うか、ある意味「わからねー奴は見なくていいよ」ってくらい割り切った作りです。
だがそれがいい。
万人受けを目指してグダグダになる凡百のクソドラマとは全く次元の異なる完成度を誇ります。
こんなに面白いドラマは他にありません。
まぁだから再放送が決定してるのにも関らずDVD買ったんですがね。

というわけで、買いましょうとまでは言いませんが、8月に再放送するらしいのでご覧になっていない人は是非どうぞ。絶対見てください。
特に4話からの神展開は空前絶後。

ttp://www.nhk.or.jp/hagetaka/

落ち込んだり

するばっかりで私は不元気です。
というわけで魔女でしたね。久々に見ました。
てか高山みなみ声若すぎ。それもそのはず当時25歳ですかそうですか。
それにしても、もう何度も言ってますが、当時の宮崎駿は本当に神ですね。

あーいいなぁ私も魔法が使えればなぁ
箒を使ってビルの上からぴゅーっと飛んで行ってさぁ
ジジみたいな黒猫と楽しく会話しながら怪しげなクスリをねるねるねるね

……失礼。ちょっと壊れ気味です。さぁパトラッシュもう森へ帰ろう。

賞与




手取りで7万円弱でした。もういいやどうでも。



ホタルの

干物というわけで、昨日から始まった干物女のお話ですが。

ttp://www.ntv.co.jp/himono/
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%92%E3%82%AB%E3%83%AA

何と言うか、我が身を見る…とまでは言いませんが、あれに若干近い私は干物男でしょうか。
いや、部屋は自分で言うのも何ですが、キレイです。
ちょっと物が多いので近々大掃除をする予定ですが、それは置いておいて。

とは言え、休みの日は基本的に昼近くまで寝て、その後はその姿のままありのまま。
クロノトリガー全エンディング制覇(半分達成)を進めるか
或いは積読になってる本に手をつけて読んでるか。
あと基本的に、一日中音楽が鳴り響いてますね。

そんな干物。

見事な干物。

これ以上干からびようがない。

てか、あのドラマ、いろいろ有り得ませんね。
全編通してツッコミどころ満載ですが、一番有り得ないのは
ロンドン帰りとかいうイケメンが何をトチ狂ったか、寝ている綾瀬はるかにいきなりキス。しかもそれに対してブチ切れるどころか恋に落ちるって。それなんてエロゲ??
そんなフラグは有り得ません。
登校中の曲がり角でぶつかって、吹っ飛ぶトーストめくるめくパンチラって以上に有り得ません(意味不明)
寝てるところにキスて。ただの犯罪です。強制わいせつです。

「かわいいので(キス)した。今は反省してる」

とか痛い供述する痛い性犯罪者です。
これは酷い。原作は少女漫画か何かか?と思ったらやっぱりそうなんですね。
イケメン上司と同棲とか、イケメン帰国男子に恋に落ちるとか。
こんなメンヘラ違う、メルヘンな世界は有り得ません。
もういいや。お腹いっぱい。
やっぱり私は「その時歴史が動いた」を見ることにします。謙信恐るべし(来週予告)

あ、そうそう
因みに私、綾瀬はるかより国仲涼子が好きなのは言うまでもありません(聞いてねぇ)

何もこれといって

ネタがありませんこんにちは。
強いて言えば、ねこが飼いたくて仕方がないということくらいでしょうか。
だってさーねこかわいいよねこ。

アップロードファイル 244-1.jpg
こんな写真とか

アップロードファイル 244-2.jpg
じゃれてる写真とか。

アップロードファイル 244-3.jpg
エスカレートしてほらもうこんな。喧嘩はやめなさい。

見るともうダメ。飼いたい。ねこほしい。
でもなぁ流石に寮じゃ飼えないですよね。
それに朝から夜までずーっと一人で置いとくのは可哀相すぎますからダメ。
仕方ないので、ねこスレとかねこ写真を眺めて我慢するしかありません。
見るとますます欲しくなるとも言う。

ねこじゃないですがこんなのもかわいい
アップロードファイル 244-4.jpg
くはっペンギン。鳥の分際で!!

すいません別にオチは何もありません。ねこかわいいよねこ。

広告宣伝

って金がとんでもなくかかるものでして。
テレビCMは桁違いですが、新聞なんかの記事下にある小さな広告ですら軽く数十万かかるわけです。全国紙か地方紙か、朝刊か夕刊かでも異なりますが、まぁ金がかかることに相違ありません。

そして全国紙の一面広告にもなれば、千万単位の金が吹っ飛ぶわけですが

今日の朝日新聞の朝刊

アップロードファイル 243-1.jpg(※某うpろーだより)

ちょwwwどんだけwwww
私は、生まれて初めて自分の金で朝日新聞を買いましたよ。

しかしまぁ何と言うか。
今日は7月7日。七夕です。SOS団的に七夕とは大変重要なイベントです。
そしてこの
「私は、ここにいる」
全ての始まりとなったこの言葉。

こんなローカル局でしか放映しない深夜アニメの第二期発表ごときに
しかも原作読んでないと全く意味不明なこの暗号のような
しかし「これしかない言葉」を「今日この日」に、千万単位の金をブチ込んでやらかす角川の漢っぷりに私は驚いた。

この一事を見るだけで、第二期のクオリティに関して、最早不安はないと言っても過言ではありません。これは期待せざるを得ない。

まぁでもこれだけ日本国中(の一部)の人間の期待を煽ったら
京アニにかかるプレッシャーは大変なものでしょう。
でも頑張ってください。今からwktkして待ってます。
見事な京アニクオリティなら、もうHDD-DVDなんてしょぼい事言わずにDVD全部初回で買いますよ。

……て、もう舌の根も乾かぬうちに。私は一体どこへ向おうというのでしょうかね。
まぁいいや。何事も中途半端はいけません。ええもう開き直りとでも何とでも呼べ(ぉ

いつのまにやら

後半戦を迎えた2007年。皆さん如何お過ごしでしょうか。
梅雨真っ盛りのクセにまるで雨が降らない関東地方はもう夏を感じさせますね。

――夏。

夏を征する者は云々とよく言われるように、この夏をどのように過ごすかは、大変大きなポイントとなるでしょう脱・ダメ人生的に。
というわけで去年の末に掲げた「脱・ダメ人生」ですが、今年半分終わっての状況は

……まぁご覧の通りです。深くは言及しません。

とは言え、何度も申しますがご心配には及びません。
やはり逆境からの華麗な逆転劇をお見せしないことには、皆様に申し訳ないので、あくまでその演出の為と受け取って頂きたいところです。
何せまだ半年も残ってるんですから、今から本気出せば余裕。
最近「脱・ダメ人生」のスローガンが、オチとして使われるだけの存在に成り果てていますが、それも計算のうちです。こんなこともあろうかと、ってやつです。これは実は伏線なんです。

…もう我ながら痛々しいですが、それは気のせい。

というわけで、強引に話を戻しましょう。
この夏を乗り切るにあたってのスローガンを定めましょう。
例の黒いコーラにならって

躊躇わない夏☆2007

を提唱します。何を躊躇わないのか我ながらよくわかりませんが、要するに
この夏をアグレッシブに満喫しようということです。
この夏を脱・ダメ人生の橋頭堡とするんです。

というわけで、まず手始めに転職活動をガチで始めました。

…もう本気でこの会社はダメだと思うことが色々ありましたので、はい。
6年ぶりですかね?エントリーシート。自己分析ってやつ?
自己PRなんてクソ寒い文章も書きますよ。

どうです?本気が見え隠れしませんか?

というわけで、ついに動き出した脱・ダメ人生。いい加減ちょっと本気です。

……さて、全く話は変わりますが
今朝、午前の日課の各種サイトを見て回りますと、こんなのがありました。

ハルヒ第二期決定
ttp://news4vip.livedoor.biz/archives/51006938.html

負けない!こんなことに私は負けない!!
冬放送なら完璧すぎとかwktkなんてしてません!!
読んですぐさまHDD‐DVDレコーダの価格チェックして、DVD全巻購入予想価格と天秤にかけたりなんてしてません!!
やっぱOPかEDは、SOS団によるバンド演奏にするのか?とか想像したりしません!!
さっぱり仕事が手につかないとかそんなことはありません!!決して!!
ていうか落ち着け自分!!もう黙れ!!


……というわけで色々困難が多そうですが、今年あと半分、頑張っていきましょう!!