任せて書いたポルシェ宗派区分でしたが、どうやら誰一人として理解不能なものを書いてしまったようです。大変遺憾です。申し訳ございません。
謝罪を兼ねてネタの意味をご説明申し上げたいのですが
宗派一つに対して、一日分の文章量に匹敵しますのでそれはやりません。
久々に突っ走った話を書いてしまいました、いやいつも大概そうか。
というわけで、今日は代わりに分かり易い車の話を。
ポルシェ賛美ばかりで、じゃあお前はアルピナを愛していないのか?
という疑問をお持ちの方がいるかもしれません。
……まぁ居ないだろうけど聞いて。
言うまでもなく愛しておりますが、今日は愛云々ではなく、客観的なお話。
実はアルピナが絶対にポルシェに勝つ部分があるわけです。
それは性能とかそーゆーのではありません。
さて、ポルシェにしろアルピナにしろ、新車って高いです。1000万とかしますからね。で、普通の人は車に1000万はかけません。車好きだってそうそう買えません。従って、それらに乗ろうとする多くの人間にとって選択肢は「中古車」というものになります。
そして中古車とは、全く当然の事ながら、前のオーナーの扱いによって天地の差が生まれてしまう物です。
で、ポルシェ、ベンツ、BMWなど所謂ブランド車って、車好きではなくブランド好きの人が結構乗るんですね。
そういう方々の中でも、金が唸っていて、ディーラーの勧めるまま湯水の如く整備をするようなレアな人はいいですが、買う時は金払ってもその後の整備はケチる、なんて人もいます。そーゆーのは大変よろしくないのは自明ですよね。
で、最悪なのは、そんな車たちが中古車になり、更に次のオーナーが中古の金額に惹かれたブランド好きのミーハーだったりする場合です。
新車から数えて10年近く、そーゆー扱いをされてしまうと、もう、目も当てられないことになるわけですよ。
私が先日嘆いたように、ポルシェのATなんかは「そーゆー車」が腐るほどあるわけです。964とかね、死んでますもん。かわいそうに。
さて、ここで生きてくるのはアルピナのような車です。
BMWアルピナ
ここの読者の皆さんは、私が散々連呼しますからご存知かもしれませんが
一般の人はアルピナなんてメーカーの車、全く知りません。私の経験則から言いますと女性の認知率は限りなく0に近く、男でも普通の人間はほぼ全滅。自称車好きの連中でも知らないのがチラホラ。
まぁその程度です。
見た目は普通のBMWと変わらないのに、金額はノーマルの倍以上。
こんな意味不明な車、普通の人間、或いは単なるブランド好きの人間は絶対に買いません。
そりゃそうだ、誰も知らないんじゃそーゆー人にとって意味ないし。
となると、乗る人間は必然的に、アルピナの価値を知っている人間、ということになります。更にMTともなればもう、よほど変t…失礼。酔狂な輩でない限り、絶対に買いません。
で、そーゆータイプの人間は、ドイツ車の扱いを絶対に理解してます。整備の重要性を骨身にしみて分かってます。よって、こまめな整備を行います。
で、こまめな整備をしているドイツ車は、例え10年10万km走ってもビクともしません。
つまり、市場に出回ってる中古車の「質」は、ヘタなポルシェ、ベンツ、BMWを圧倒的に上回る。という強みがあるわけです。
マニアの度合いが高まれば高まるほど、この傾向は顕著ですね。
アルピナの他に、ポルシェなら特別モデル(RS等)或いはRUFのコンプリート車もそうでしょう。(しかしベンツはダメ。AMG、ロリンザー、ブラバス、カールソン全部ダメ)
またイギリス車イタ車の特定車種なんかはマニア度が極めて高いですが、どんだけ整備しようがそもそも走る爆弾なので、この限りではありません。残念。
つまり要するに、マニアな車なほどイイですよ。というお話でした。
皆さんも是非、一緒に道を踏み外しましょう。
今ならE39のアルピナが300万円程度!!
マー○Xやらフ○ガなんかを買う金でお釣りが来ます!!
さぁレッツ泥沼!!飛び込んでこそ知るめくるめくマニアな世界が!!
=お詫びと訂正=
昨日のカナダGP云々の記述の中で、琢磨がアロンソぶち抜いたのは
ホームストレートエンドと書きましたが、正しくは一個前のシケインへの飛び込みでしたね。
大変失礼しました。