記事一覧

この季節の

風物詩となっているボジョレヌーボーとかいうワイン。
ボジョレ=地名、ヌーボー=新しい。つまり何の事はないボジョレ地酒の新酒というわけで、日本語で書くと死ぬほどダサいですね。
さてボジョレと言えば毎年毎年「今年のボジョレは美味しい!!」という触れ込みです。
因みに去年マスコミは「近年稀に見る出来」と散々持て囃してました。確か2003年頃には100年に一度とか騒いだような…しかし今年はそれらに比べるとかなりトーンダウン。つまり味が落ちるということでしょうか??

さて、かくいう私も去年、そんなに言うならどんなもんか飲んでやると、新宿小田急の酒売り場で店員のおばさんに勧められ5,6種類飲み比べ一番美味かったのを買いました4000円弱かな。
確かに素晴らしく美味しかったです。数万するワインと比べてもおさおさ劣りません。柔らかい味が大変美味でしたが、しかし残念ながら基本的にカベルネ・ソービニョンが好きな私はチリのロスバスコス(1500円)で十分です。ボルドーワインの美味しいのは高すぎですから買いません。
…ちょっと脱線しました。
結局何が言いたいかと申しますとボジョレと一言で言っても、種類は様々あり、好みも人それぞれですから、変に流行に振り回されてそこらのコンビニなんかで売ってるのを適当に買うとハズレを掴む危険が大ですので、折角ならちゃんと知識のある店員に話を聞いて試飲して買いましょうというお話。

ちなみに私、ワインは大変好きですが、値段の割にもちが悪すぎますので日頃はあまり買いません。簡単に一本空きますからもったいない(貧)
そんな私はブランデーが大変好きです。
マルタンのVSOPが安くて美味しいので素晴らしく好きです(約3000円)
ヘネシーのVSOPは美味しいですが、ちょっと甘いので好みと若干ズレます、しかしマルタンの分かり易すぎる味より、深みがあるということで捨て難い風情がありますね。結局両方好きと。ちなみにオタールのような甘味と香の強すぎるのは全くダメです。吐き気がする(過言)
てか、一度はマルタンの13世とか飲んでみたいですね(700mlで15万円)
あとブランデーが好きなのは味もさることながら、ストレートでブランデーグラスでマターリと3杯も飲めばもう100%満足に酔えるという点です。
もちが良いです。3000円で3週間は楽しめる。素晴らしい。

というわけで私はどうやらブドウのお酒が好きらしいです。
因みに焼酎やウィスキーは好みません。つまり麦系がダメというわけですが、じゃあ日本酒が飲める私は米焼酎ならいけるはずなんですが、それもキライ。蒸留するとダメなのか?
でもブランデーは思いっきり蒸留酒ですから、不思議な話です。
自分の酒の好みが理屈に合いません。好き嫌いなんてそんなもんか。そうか。

というわけで、冬です。お酒が美味しい季節です。
酌み交わす相手が居ないのがどうにも痛いですが、美味い酒といい音楽があればそれはそれで満足で…

出来るかヴォケがぁぁああ!!(吹っ飛ぶちゃぶ台

銀色の

髪のアギトというアニメの映画があったんですが、ずーっと見たいと思ってたんですね。どんな内容かはさっぱり知らなかったんですけど、主題歌を私の好きな歌手(KOKIA)が歌ってまして
だから見たいと、それだけの理由です。
しかし近くのレンタル屋ではもう、ムカツクくらい貸し出し中が続いてまして先日よーやく借りる事が出来ました。

で、内容は、端的に言うとジブリですね。ナウシカとラピュタ。

詳しく追っていきましょう。
何百か未来「森」が意思を持って人間が追いやられてるわけです。
そして人間には二つの陣営があります。一つは森と共生しようとしている人たち。もう一つは森を焼き払い人間の世界を取り戻そうとする人たち。
えーなんつーかナウシカです。
主人公の少年「アギト」は勿論、共生をしようとする風の谷…じゃねーや、中立都市にいるわけですね。
で、冒頭、アギトと友人は森の中に水を取りに行くわけですよ、で紆余曲折あって、空から女の子…じゃない、古代文明のコールドスリープにかけられた「トゥーラ」というジブリ的美少女と出会うわけです。
さて女の子と一緒に町に帰った主人公。しかしこのトゥーラが眠りから覚めたことで物語が動くわけです。動かないと映画にならん。…という大人の事情はさて置き、彼女こそは自然を元の姿に戻すための飛行石じゃない、鍵を持ってるわけですよ。彼女の目覚めを知った軍事国家トルメk…「ラグナ」は彼女の奪還に向います。
先頭に立つのは、古代人であるムス…「シュナック」階級は何と大佐!!因みに副官は甲冑が凛々しい金髪の女性です。ここで声が榊原良子なら大騒ぎですが残念ながら違いました…製作陣にも少々理性が残っていた模様。
さてトゥーラの前に立ったシュナック大佐、同じ古代人同士話が通じます。しかもトゥーラの父親であり世界を元に戻すシステム「イストーク」を作った「サクル博士」のことをよく知ってると言ったからには、トゥーラは主人公なんかほっといて大佐に従うわけですよ。
ここでパズーならドーラ一家と共に要塞に向うわけですが、アギトは森に行って、森の力を借ります。強化人間チックな「強化体」ってのに変身です。さぁ帝国本土に着いたぞって展開早いですが、放映時間90分ですから仕方ない。
ここでかっこよくすり抜けザマに掻っ攫えばあの名シーンですが、アギトは麻酔銃で撃たれてあっさり昏倒しますダサ!!最低!!捕まった挙句ラピュ…イストーク探索は諦めるようにトゥーラに諭される始末。ここでムスカ大佐なら金貨3枚渡す所ですが、金貨の変わりに殺すよう部下に命じる辺り
なかなか見所のある悪っぷりです、が、当然のように主人公は力が暴走して危機を脱します。はいはいワロスワロス。
さぁ飛行石を手に入れた一行はラ…イストークに一直線。どこぞの火山です。内部に入ると、古代文明の巨大な門。もちろんトゥーラの持ってるキーであっさり開くわけですね。中に進むトゥーラと大佐。それに付いて行こうとするクシャナに対して
「お前たちはここで待て」
きゃームスカ大佐!!もうまんま!!私は大喜びです。
「ムスカめ本性を現しおったな!!」とモウロ将軍ばりにぶち切れるクシャナは本国の軍を動かします。
さていよいよ封印を解かれ動き出すラピュ…イストーク。ここでようやくトゥーラは、自然を元に戻すとかいうそのシステムが実はとんでもない兵器だと知るわけです、って頭悪すぎ。ほんとに博士の娘かよ。
一方アギトはクシャナとどーゆーわけか仲直り、クシャナは防衛線を敷き、主人公は乗り込むと、そんな感じ。
砲撃を開始するクシャナ軍。それに対して
「私と戦うつもりか?」
とでも言って、ラピュタの雷をぶっ放し「人がゴミのようだ!!」と大佐には叫んで欲しかったんですがただのオートの反撃のみ。全然盛り上がらない。さぁ主人公、いきなり大佐の目の前に立ちます。なんかもうあまりにも唐突に。いくら時間がないからってこれは…。まぁいいやもうどうでも。
気を取り直して強化人間同士の死闘が始まります!!…しかしこれまた何の盛り上がりもなく主人公が森の力を意図的に暴走させて大佐もろとも木になって終了。
一方トゥーラがシステムをバルス発動で強制終了。崩壊が始まる中、木になったアギトのもとに戻って泣くわけですね。
もうお約束もここまで続くと説明するのもダルイですが、えー皆様ご想像通り
「何と言う労りという愛じゃ王蟲が心を開いておる」
ってな具合で森の人がアギトを再生させて、二人は故郷のゴンドアに戻りましたとさ。はいはい(ry

あと更にげんなりなのは主役級の声優の殆どが俳優と芸人。宮崎あおいはカワイイからいいですが、他は例によって聞いてられない。サイアク。
こんなところもジブリ風味。

ま、面白くないわけではないんです。ネタが見抜けない人には面白かも…いや濃い系の物語だからそんな人にはそもそもダメか。しかし底が浅すぎます。セルクオリティが驚異的なだけに本当に勿体無い。
あと何度も触れましたがこの内容を90分でやるのは無理ありすぎ。
というわけで、なんとも微妙な映画でした。
あ、でもこの映画のオープニングムービーは凄いお勧め。暴走した森が月をぶっ壊して地球を襲うんですがゼノギアスのオープニングによく似てて凄くいいです。そう言えば同時に流れる主題歌もゼノに似てるなぁ
初めから最後までインスパイアに彩られてます。出典を探してみるのも一興かと。って全部言ったか。そうか。

…さ、口直しにラピュタ見よ。

前々から

疑問だったことがあります、というのも「生命保険」についてなんですけどね。一般的な終身の生命保険の掛け金は30年くらい払い続けて大体1500万前後と言われます。
そしてその位の掛け金の場合の保険金は大体3000万とか4000万。

えー倍ですね。倍。

ま、確かにインフレ率だとか色々ありますから、価値が必ずしも倍にはならないですが、何れにせよ保険会社にとって旨味が無さすぎるような気がします。保険会社各社は「安心を売る」などと慈善家ぶりますが、んなことは越後屋の口車並みに信じられません。
この手の話は絶対に胴元が大儲けするものと相場が決まってますからね。
というわけで、どーゆーカラクリがあるのかと私は前々から不思議でしたが、まぁいいや別にと、この歳でしかも独り身ながら終身に入ってるわけですよ。因みに私が死ねば4000万です。するってーと私の命はロールス・ロイス・ファントムやフェラーリ599GTBとほぼ同額か。ナルホドね。いいんじゃね?とそんなノリでした(ぉ

さて先日、うちの会社を辞めて某外資系保険会社に勤めてる人に色々お話を聞く機会がありまして、長年の疑問に明確な解答を得ました。
大変興味深かったのでそれをここでご披露します。

まずは多くの人がしているであろう、恐るべき勘違いを指摘しましょう。

そもそも生命保険とは一般に3つの種類があります。
「定期」「終身」「養老」ですね。
で、結婚してる大抵の人は「終身」に入ると思います。定期と違って、なんせ終身。死ぬまで保証が付く。安心安心。
と思ってるのは大多数の人だと思いますが

では問題。

問)終身保険で死亡保障4000万に入ってるおじいちゃんが70歳で
  亡くなりました。おじいちゃんは長年連れ添ったおばあちゃんを
  保険受取人に指定していました。
  では、おばあちゃんは幾ら貰えるでしょうか??

えー殆どの人は4000万貰えるとお思いでしょう。私も思ってました。
しかし!!
現実には200万とか300万とかいったハシタ金しか貰えません!!
おばあちゃんショック!!
…別に最近流行りの保険金未払いではありません。正規の契約に則ったものです。勿論、保険の特記事項にあるような保険対象外というわけでもありません。

じゃあこのカラクリは何か??

「保険金」には内訳があるんです。
多くの場合「保険金」は「主契約」と「特約」の和という内訳になってます。そして「主契約」はハシタ金である場合が殆どでして、巨額な保証は「特約」が担います。この例の場合だと
主契約200万+特約3800万=保険金4000万
というわけですよ。
で、ですね。ここがポイントなんですが、この保険金の大部分を占める
「特約」には多くの場合
「年齢制限」があるんです。
その年齢は「65歳」或いは「60歳」

そしてその制限年齢を超えたあとで死んだ場合「特約」部分は払われる事はありません。

数百万程度の主契約部分のみが「終身」ついてくる。だから70でおじいちゃんに死なれたこのおばあちゃんは200万しか貰えないと。
……なんたる。

では更に問題。
日本人で保険に入っていて且つ60や65歳までに死ぬのは何%か?

 約 7 %

と言われています。
えー7%。消費税よりちょっと多いくらいですね。そりゃそうだ日本人の平均寿命は80をゆうに超えてんですから60前に死ぬなんてごく少数に決まってます。

つまりですね。保険会社は1500万からの掛け金を払わせておいて200万程度しか支払わないのが
全 体 の 9 3 % を 占 め る と。

とんでもなくボロモウケ。なんすかコレ。胴元が儲ける所の話じゃございません。越後屋なんか目じゃありません。
某ソフトバンクの「¥0」が消費者に誤解を与えると公取に引っ掛かったという笑い話がありましたがそれ所の話じゃない。これぞほんとに予想外です。

じゃあ保険商品はこんなのばっかか?
ちゃんとほんとに「終身」それなりの死亡保障が貰えるやつは無いのか?
勿論あります。当然あります。
ただし。保険会社的にはそれじゃ儲けが無さすぎます。ですから保険のおばちゃんは絶対にそんなもの勧めてきません。こちらがちゃんと指摘してそーゆー商品で保険を組まなきゃいけない。

んなこたぁ知ってるよ特約の年齢制限なんて常識だ。今更何言ってんだバカ。という方は申し訳ございません。
しかし、もし、ご存知なかった場合はご自身の「保険証券」を一度確認されることを強くお勧めします。
あと「ほんとの終身タイプ」は積み立て式です。当然、積み立て期間が長ければ長いほど、月々の負担は少なくなりますから、お急ぎくださいね。

というわけで、知識がないと喰い物にされるという当たり前の常識がここでもしっかり発動というお話でした。

夜中

ぼーっとテレビを見ていると、NHKアーカイブスがやってました。
NHKアーカイブスとは、大昔のNHKスペシャルの再放送みたいなものでして、たまーに見るんですが、今回やってたのは
「特命試作車」
というタイトルのお話でした。1964年の放送で国産自動車メーカーのエンジン開発が主題。当然のことながら(NHKですから)どこのメーカーかは一切触れられません。
しかし開発中のエンジンのヘッド周りを見て、日産だと見抜く私はもう本格的にダメな人ですか、そうですか。
エンジン開発と言っても市販車というより日本グランプリ用ホモロゲのエンジン開発です。250kmを出すのが目的ということで、ダットサンフェアレディにぶち込んで谷田部や北海道でテストを重ねると。そこでテストドライバー達が奮闘するわけですが

「お前らたるんどる!!大和魂があるだろう!!」

と数十時間ぶっ通しのテストを行ったりというトンデモ開発記。
しかしそれが功を奏してかメーター読みとは言え230kmくらいまでは出てました。凄いですね。でも速攻でブローしてました。昔の人は大変です。

ではNHKはそういった熱い姿に対してどういうオチをつけたか。

「高速道路の最高速は100kmなのに200kmオーバーの開発なんて不要」

ホモロゲ車両の何たるかを全く理解してない製作サイドに悲しくなりました。

…さてじゃあその時1960年代初頭、世界はどんな車を作ってたのか。
ポルシェ「911」が販売を開始した年が1964年です。
フェラーリなら、あの超絶カッコいい「250GTO」が1962年。
ロータスでしたら「エラン」が1962年でしたね。
BMWも1962年に、今の3シリーズの源流であるノイエクラッセ
「1500」を発表、スポーティサルーンという新ジャンルを開拓します。
※因みにアルピナはこの1500の改造からスタートしたんですよ。
ベンツではロールス・ロイスに肉薄したあの「600プルマン」が1965年

……すげぇぜ60年代。熱すぎるぜ60年代。
更に60年代末から1970年代初頭には「スーパーカー」が来るわけですよ。自動車という機械がもっとも光り輝いた時代ですね。
ま、勿論オイルショックを乗り越えた努力、そしてターボ、電子制御へと繋がる連綿と織り成される開発の歴史も素晴らしいですが、何の束縛も無く自由であった頃の自動車っては、なんとも夢があって素晴らしいですね。

のだめ

カンタービレが大変面白いですこんにちは。
もともと興味があり、また上野樹里が好きってのもありまして見始めましたが大変面白い。面白いので原作を探しに行ったらどこのブックオフを見ても見事に売り切れてまして、やはり皆同じことを考えているんでしょうか。

さてドラマは置くとしましてクラシックです。
モーツァルトが生誕(?)250年だとか。また今年初めのフィギュア効果もありクラシックが一時、ブームになりましたが、ま、私は別に今更色々買いあさるということはしなかったわけです、が、しかし。

今までも漠然とクラシックを色々聞きながら、同じ曲でも全然違う事に違和感を感じてたんですね。
「こっちのCDのはいいのに、あっちのCDのはどーにも気に入らん」とかね。
オーケストラや指揮者による違いである事は明白だったんですが、今までそれ以上つっこんで追求する事はしなかったわけです。
しかし今回、のだめを見まして、なるほど指揮者かと。じゃあ一回「名演」と呼ばれる物を聞いてどー違うのか比べてみようと思い立ったわけです。
さてじゃあ何がいいか。私の好きなバロックでもいいんですが、オーケストラと言えばやはり交響曲でしょう。そして交響曲と言えば第九だ。ベタベタですが、こーゆー時はそれがいい。
さて次は指揮者です。しかし指揮者と言っても私が知ってるのはカラヤンとかアシュケナージくらいしかありません。しかしネットで見てみると、どうやら第九には世紀の名演と呼ばれる物があるとかないとか。

1951年7月29日演奏
ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーベン交響曲第九番「合唱付き」ニ短調作品125
通称「バイロイトの第九」

バイロイト音楽祭とはワーグナーが1876年に始めたもので、第二次大戦末期からは中止されていたもののナチスによる支配から解放された後の1951年に復活。そこで演奏された第九ということでその歴史的意義も大きく、またフルトヴェングラーの代表作とも言える名演中の名演という専らの噂。

なるほどこれは分かりやすい。これにしよう。しかし1951年ということで今から55年も前の大昔の演奏。当然LP盤からのCD化ということになるのですが、どうにも録音状況が悪いのがタマニキズとのこと。
じゃあ数ある「バイロイトの第九」のCDの中でどれが一番録音状況がいいのか。調べてみると2005年に見つかった初期のLP盤からCD化された物が、どうやら評判が良い。

これで下調べは全部ついた。あとは買うだけというわけで近くのジャスコのタワレコに行ってみる。全く期待してなかったんですが、何と売ってるし。しかも半額!!売れねぇなぁクラシック。
まぁいいや素晴らしい幸運。
というわけで喜び勇んで家に帰り、早速聞いてみる。唸れBOSEのマイコンポ。

…私は、今まで斜に構えてました。
名演とか名指揮とか、ある程度は確かにそうかもしれませんが、そんな違いなんかは、評論家やクラオタ(クラシック音楽のオタク)がしたり顔で言ってるだけだろうと。重箱の隅をつつくようなもんだろうと、そう思ってました。
しかし、最早その認識を改めざるを得ません。

正直、聴き始めて劇的な物を感じたわけではありません。ただ、聴いていて素晴らしく心地よい。ここでこの音が欲しいと思ったところにドンピシャでそれが来ます。逆に余りにも自然すぎて、そうあるのが当たり前のように聴き入ってしまいます。第四楽章まで聴き終え、余韻に浸ったあと
他のCDに収まってる普通の第九を聞いて愕然としました。
なんだこれは、と。
全く違う。何もかも違う。確かに現代の演奏の現代の録音ですから、音質はこっちのほうが上ですが、しかし。曲の表現が全く違う。何も表情がない。ただ単に演奏しているといった風情です。違和感が有りすぎ気持ち悪い。もう全く聞いていられない。速攻で止めました。

……私が今まで聞いていた第九は何だったのか。
この演奏は素晴らしいです。第九とはこういうものだったのかと。

確かに、完璧じゃないかもしれません。評論家が言うようにこのバイロイトの第九は一部音を外してますし、第四楽章の最後の部分なんかは指揮に演奏が追従しきれず破綻したような部分もあります。
完璧じゃない、しかし、それを差し引いてもこの演奏の素晴らしさは確かに名演と呼ばれるに相応しいものと思います。

今まで聴かなかったのが勿体無い。大変勿体無い。クラオタの言う事も聞いとくものです。やはり何事も先達はあらまほしきことかな、といった風情でしょうか。

さて最後に難点が一つ。
素晴らしい演奏はやはり素晴らしい音で聴きたいものですが、私のBOSEは確かにいいんですがやはりクラシックにはあいません。
というわけでまたインテック欲しい病が5年振りくらいで再発……。
30マソは無理…orz

アップロードファイル 132-1.jpg
ttp://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1499076

地元の

友人と久しぶりに電話で話す機会がありまして、昨今の結婚ブームの話から
派生して、私は例によって「かわいい子紹介して」とお願いをしたわけですが、それに対して彼女曰く

「この歳でかわいいのに残ってるってのは、何か問題あるからなぁ」

と仰いました。
…えー、私、いたく感じ入りました。
確かに「かわいくて性格もいい」といった絶滅危惧種が、27年間も放置されるわけがありません。とっくの昔に捕獲されているのが当然です。
なるほど素晴らしい。言われてみれば当たり前ですが、サッパリ気がつかなかった。
否、気がつかない振りをしておりました。

となるとですよ、となるとですね。しかしこれには逆転の秘策もございます。
「捕獲される前を狙う」
即ち対象年齢を下げれば、まだ可能性があるということですよ。
…ここで私の年下嫌いが問題となりますが、もはやそんな贅沢を言っていられる時代ではありません。
年下のテンションに着いて行けないという致命的な問題もありますが、それを克服しなくば天然記念物をこの手にできないとあれば、テンションの1オクターブや2オクターブぐらい上げんでどうするよ。オクターブ?

さてしかし、上記の指摘はもう一つの示唆があります。

即ち
「この歳で一人でいる「私」にも何らかの問題がある」
という裏返しの指摘です。

……ぬぅ
では私自身を振り返ってみましょう。

容姿:残念なことながらイケメンじゃないわな。ま、普通で。
性格:自分ではそんなに悪いとは思ってないんですが。
知性:微量。
財力:皆無。
安定性:疑問。
将来性:未知数。

……うわダメだこりゃ。確かにこのスペックじゃ天然記念物は捕獲できない。そもそも天然記念物を捕獲しようって魂胆がまずいのか?
てかさ、皆に言われるんですが、私、どうにも理想が高いらしいです。
えー全く自覚はないのですが皆が言うならそうなのかもしれません。理想というか、顔見知り…じゃねぇや面食いらしいです。自分では全くその自覚はないのですが、皆がそう言うならそうなのかもしれません。
ま、確かに。自分のことは棚に上げて、顔の基準は少々辛口かもしれませんね。
では全体的に理想を挙げていきましょう。

≪理想≫
キレイカワイイ系、スタイル良し、性格良し、知性と品性がある、料理が上手い、適度にキレイ好き、煙草は吸わない、あと車とか好きだと文句無し。

……こ、これは。

何と申しますか。えーと異次元の生物か何かでしょうか。ま、確かに二次元にはこーゆー人たちの存在が幾つか確認されてますね。
……ただ三次元には。エルメスか?電車か?
ま、あくまで理想ですよ、夢ですよ、ロマンですよ。いいじゃん夢くらい見させろよ。
この世のどこかに世界遺産が眠ってるんですよ。あぁー日本のどこかにー♪ですよ。

いい加減目覚めなさい。

早いもので

もう冬ですよ。というわけで、フィギュアのグランプリシリーズが開幕しまして勿論私も見ました。
まず男子。織田が優勝ですね。確かに織田のスケートは良かったと思いますがプルシェンコもランビエールも居ない大会ですから、優勝して当然です。
厳しい言い方になりますが、4回転のコンビネーションを飛べないと男子でトップにはなれません。凄い世界だ。だからこそ世界です。というわけで頑張ってください。
さて、女子。
安藤美姫が復活、優勝しました。おめでとう。素晴らしい。
何と言うか、キレが戻ってきました。
大技というか博打をやめて、堅実に滑りましたね。ミス無くまとめ大変素晴らしかったです。後半のステップで躓くなど、少々スタミナの面で完璧とは言えませんがシーズン初戦でここまでの完成度を持ってくるとは。これは今シーズン、文字通りいい滑り出しができたのではないでしょうか。
さて注目の浅田真央です。
結果は3位でした。世間はどー言うか知りませんが私は驚きました。何にか。順位の問題ではありません。今この大会なんてどうでもいい。
と、いうのも。シーズン前のアイスショーなどでの彼女の滑りは正直、ダメでした。ジャンプにキレがない。明らかに体が重い。16歳になって一気に体が変わりましたから、仕方ないことではありますが、これではバンクーバーでの金は無理だろうと。トリノに出られなかったは致命的だったと、そう思ったわけですが。しかし
ショートを見て心底驚きました。
素晴らしいジャンプ、そして素晴らしいキレ。
またノクターンにあわせて非常に柔らかいスケーティングを見せたのにも驚きました。いやいや大したもんだ。結果68点。有り得ません。トリノの荒川、コーエン、スルツカヤ以上の高得点。どーなってんだ(安藤もそうでしたが)
ま、結局、フリーでは3アクセルをミスし、コンビネーションもミスしたので、ダメダメでした。またスピン、スパイラルともにレベルが伸びない。
ジャンプのミスはたまたまです。が、スピン、スパイラルのレベルは明らかに不味い。採点基準を確かめてこれからよく煮詰めて頂きたい。
ま、何にせよ体がでかくなろうとも、浅田真央は味を失っていませんでした。これは期待できますね。これからもっと頑張って欲しい。

というわけで、スケート・アメリカ大変見所がありました。
今シーズンも楽しめそうですね。

有終の美

ブラジルGPでした。
鈴鹿終了の段階で、もう今年の趨勢は決したわけですが
一縷の望みをかけてブラジルに臨んだミハエル。圧倒的なタイムで予選2回目を終えたまでは鈴鹿と同じ。しかし予選3回目、燃圧が上がらないトラブルに見舞われまさかの10番手スタート。
しかし、フェラーリ+ブリヂストンのパッケージはここインテルラゴスでも最強の様相。まだ勝負は分かりません。ミハエルなら優勝も有り得る。またここの1コーナーは毎度の如く接触がある難所ですから、アロンソのリタイヤだって可能性がないわけではない。

そして、スタート。

各車意外にも危なげなく1コーナーを抜ける。ミハエルは右に左にマシンを振って4コーナーでBMW二台を料理、6位に順位を上げました。ウィリアムズ二台の同士討ちによるセーフティカー明け後の9周目、ミハエルはフィジコのインに飛び込みこれをパスするも、なんと左リアタイヤがバースト。
これで一気に最下位まで順位を落とすミハエル。
もう何と申しますか、ここに来て何故これほどまでに不運が重なるのか。

鈴鹿のブローはマカオでのハッキネンの恨み
ここブラジルの予選の不運は94年のヒルの恨み
そしてこのバーストは97年ジャックの恨み、或いはセナの嫌がらせか。

もうそんなことしか思い浮かばないくらいの不運悪運凶運の連続です。
しかし、そこからミハエルの爆発的な猛追が始まります。
他のドライバーより1秒以上速い全く異次元なラップを延々刻み、2回目の
ピットの頃にはもう7番手にまで復帰。バリチェロを交わし、フィジコに迫ります。プレッシャーにプレッシャーをかけ続け、結果フィジコは1コーナーをオーバーラン。確か3年か4年くらい前のアルバートパークでもこんなことがありましたね。
5位まで上がったミハエルの前方には、来年からミハエルの後を継ぐライコネン。残り5周最終コーナー立ち上がり一気に差を縮めるフェラーリパワー、しかしライコネン、インにラインを変えてこれを防ぐ。丁々発止の攻防が繰り広げられ大歓声のインテルラゴス。そして残り4周。スリップに完全に入るミハエル。ライコネンはもう昨周同様にインに寄せてラインを塞ぐしかありません。しかしミハエル、そこから更にインを突きます。コースサイドのコンクリートウォールぎりぎり。ウォールとライコネンとの隙間は3mも無いでしょうか。そこにノーズをねじ込みます。
凄まじいサイドバイサイド。そこから、インベタのベタベタで1コーナー勝負。しかしミハエル全くアンダーを出さない。何故だどーなってんだ。
有り得ないコーナリング。ライコネンもドアを閉めようがありません。
ミハエルついに前に出ます。
私はもちろん叫びましたよ。叫ぶとも。とんでもないオーバーテイクです。
今年のF1の全オーバーテイクの中で最も素晴らしいそれでした。いや
ミハエル自身にとっても、ここまでのそれは、そうそうないのではないでしょうか。

結果、優勝はマッサ、二位アロンソ、三位はバトン、そして4位ミハエルでした。

ブラジル人ドライバーによる母国優勝はセナ以来の13年ぶり。マッサおめでとう。
そしてアロンソ。ワールドチャンピオンです。おめでとう。よくやりました。素晴らしい。
来年からマクラーレンに行って、常勝軍団を復活させてください。
バトン。もういいからウィリアムズに逝け。来年からは絶対トヨタより速いから。

さて。

ミハエル・シューマッハです。

私は正直、2000年以降、何の面白みも無いドライブを続けるこの男が、あまり好きではありませんでした。
しかし、去年、そして今年。
人は逆境にあってこそ、その本性と言うか、有り様が問われるわけですが。
どんな状況にあっても、常に全力で、勝利の為に出来ること全てを行う。
私はミハエルのそんな姿を見、彼への評価を改めました。

そしてこの最後のレース。最後の最後。本当に最後の瞬間まで、ミハエルは一瞬たりとも力を抜くことをせず、走りきりました。
勝利こそ手に入れることはできませんでしたが、その姿勢は、まさしく王者のそれ。
セナ亡き後の12年間。F1のトップを走り続けた男。
偉大なるチャンピオン。
素晴らしかった。本当に素晴らしかった。
私はこんなドライバーが現役で走り、伝説を生成する過程を見られた事を本当に幸運に思います。

さて、ミハエルの影に隠れましたが、実は裏でとんでもないことをやらかしたのは琢磨です。なんと10位フィニッシュ。
有り得ません。スーパーアグリですよ?あんなボロ車で(失礼)お前はカペタか?
だってラップタイムなんてライコネンを食ってんですから。異常です。
常識的に考えて有りえません。アフリカでもめったにありません(イミフ
カラーリングだけアグリで、実はホンダワークスとかじゃなきゃ納得できません。もうもったいない。ほんともったいない。頼むから来年ホンダに乗ってくれ。
バトンなんて追い出しちまえ(ぉ

と、まぁ大変色々ありましたが、今年最後のF1グランプリもこれにて
終了。
私は来年から大手を振ってフェラーリを応援します。

オートパイロット

自動運転というものが、車の世界で実用化され始めてます。
私のような「運転そのものが好き」という奇特な人間にとって、その楽しみを根こそぎ奪うオートパイロット技術なんて、欲しいとも必要だとも微塵も思わないのですが、世の中そうではないようです。

ただ、完全自動運転を実現するには、凄まじく高度なAIでも積まない限り
不可能ですし、これまではごく一部の機能(クルーズドコントロールなど)に用いられるだけでした。
そんな中、最近よく見かけるのは「車庫入れ」を自動で行うという機能です。CMもたくさんやってますよね。
私に言わせれば、車庫入れも満足に出来ないような人間に免許出すな、ということになりますが、それは出来る人間の驕りです。
出来ない人の手助けのための技術というのも確かに意義深いもので、否定する事はできないでしょう。

が、しかし。これにはどーにも気になる問題があります。
それは「オートパイロット」という技術が絶対にぶち当たる問題です。

即ち「もし事故が起こったらどーなるのか?」ということです。

その時、誰が責任持つのかでしょうか。ドライバー?自動車メーカー??
縦列駐車で物にぶつけた程度なら、まぁどーにかなる話ですが
もし、車庫入れの途中に小さな子供が特攻してきて巻き込んで死んだりしたらどうなるんでしょう??
誰に「業務上過失致死」とその「賠償責任」は帰属するのでしょう。
絶対に訴訟沙汰になる気がするのは私だけでしょうか。
…自動車メーカーはそこまでリスクを背負うのでしょうか。
それとも、販売の段階で事故の責任は運転者に帰する旨、一筆入れさせるのでしょうか。

全く分かりませんし、恐ろしい話です。

「楽」しようと思っても、それにはリスクもあり責任も伴う、という怖いお話ですね。

いよいよ

この日がやって参りました。
即ち、ミハエル・シューマッハにとって最後のF1グランプリです。
同時に今年のチャンピオンを決めるレースでもあります。
予選、燃圧系のトラブルで10番手にミハエルが沈んでしまったこともあり
正直、奇跡の逆転優勝は最早ほぼ不可能ですが、まぁいずれにせよ
ミハエルの引退レース。これは見なければなりませんね。

さて、ミハエルとは離れますが

雑誌「モーターファン」が「モーターファン・イラストレーテッド」として
復活しまして、私も早速買ったのですが

http://www.sun-a.com/mook/detail.cgi?i=273

今回は、このところ技術革新が目覚しいディーゼルエンジンの特集とルノーR26のサスペンションやら空力トレンド、また「クルマはかくして作られる」ばりのラック&ピニオンの製造現場のレポートやらフェラーリ512BBのお話とか。
要するに、かなりマニアックな内容となっております。
てかディーゼルエンジンの特集は非常に興味深かったですね。1/1000秒単位で1000気圧の燃料噴射。ボッシュ恐るべし。
さてしかし、私が一番大喜びしたのは、F1特集のページで、去年の鈴鹿のアロンソのデータロガーが載ってたことです。しかもそれは20周目。つまりあの130Rでのオーバーテイクの周ですよ!

で、記事はですね、F1はその凄まじい空力ゆえトップスピードからのハードブレーキングの際は「初っ端にガツンと踏んで、あとは抜く」操作をするという、まぁ言わずもがななお話で、正直どうでもよかったんですが、そんなことよりログですよ。
特に注目すべきは、スプーンです。だって二回もでかいカウンター当ててるんですよ奥さん!!
つまりですね、アロンソは、あのスプーン、二回も限界を超えるくらいの極限のコーナリングでバックストレッチ→130Rに向ったってことですよ。これで騒ぐなってほうがオカシイ。
あと見所は何の変哲もないラインを描くスロットル開度です。ステアリング曲線は物凄い繊細な繰り返しで描かれてるのに対して、スロットルはもう全開が全閉しかないくらいハッキリしてます。ハーフスロットルはあの130Rのみ。これが今のF1のトラクションコントロールの威力ですね。昔のセナ足のログと比べるともう全く別物。あれは地震計でしたから(w
いや面白い。これ是非、他のドライバーのも見たい。特に今年のミハエルの予選2回目。
あと去年のライコネンのラスト2周。欲しい。超見たいハァハァ(落ち着け

えーっと、一般人を遥か彼方に置き去りにした今日の日記ですが
まぁとにかく、ミハエルのラストラン。皆さん括目して見ましょう。

アップロードファイル 127-1.jpg
因みにこれはセナ足

ナンバーポータビリティ

がスタートするということで
携帯各社が凄まじいCM攻勢をかけてますねこんにちは。
この広告宣伝に一体幾らかけてんだか甚だ謎ですが、各社のCMには明確なカラーがありまして、それがなかなか面白い。

携帯市場の事情から考えますと、ドコモは首位を守りつつもシェア拡大を目指し、auとソフトバンクは、ドコモのシェアをどこまで切り崩すかというのが主目的になりますね。

因みに私はauユーザーです。大学の3回生の頃からですからかれこれ5、6年か。何故auにしたかと問われれば、当時のCMが面白かったからという有り得ない理由でしたが、まぁその後も過不足なく使用を続けております。
そんなauのCMは、とにかくメッセージ性の強いCMですね。顧客満足度NO.1、リスモやワンセグといったAVツール、メール変更通知の簡便化などを仲間由紀恵とモコミチがど真ん中のメッセージで伝えます。非常に分かりやすい。

一方、王者ドコモはどうか。
津川にはじまり宮崎あおいや、あの変なカトゥーンだか何だか、まぁいろいろ集めてやってますが「信頼できるものしか使わない」だとか。何というか、日本人の保守的な部分や、ブランドロイヤリティに訴える物になってますが、暗に
「お前ら乗り換えたりしないよな?」
と言われてるようで、個人的にはこーゆーCMはあまり気分が良くないです。私みたいな天邪鬼がドコモユーザーなら絶対乗り換えますね(ぉ

さてJフォンからボーダフォンになり、更に孫正義に買い取られたソフトバンクですがここのCMが一番意味が分かりません。何ですか「予想外です」って。だからどうしたと問いたい。
そりゃあの黒人のニーちゃんがバイトだったり、名前が「野口五郎」だったりと確かに予想外ではありますが。それがどうしたんでしょう。更に、携帯各種を並べて、ソフトバンク=yahooって。だからどうした?ワンボタンでyahooに飛ぶとか言われてもauだってポータルはgoogleですから、訴求にならないでしょうそんなもの。
唯一訴求になりそうなのは、ipodとの乗り入れ。おいおい他人のフンドシかよ。以前の「ラブ定額」は諸刃の剣ながら極めて面白い戦略だと思ったんですが、その後のソフトバンクはどうにもよくわかりません。

と、まぁCMを見ても王者ドコモ、挑戦者au、よく分からないソフトバンクという市場のポジションをそのまま映し出してるようで面白いですね。

じゃあナンバーポータビリティがスタートして、シェアがどう動くか?

私はぶっちゃけた話、そう大して変わらないと思います。
例えば、そのキャリア独自の、機能面の圧倒的な優位性などがあるなら話は別ですが今はそんなことありません。メーカーもキャリアは相互乗り入れで機種作ってますから性能面でそう大して変わりが出るはずがない。
そんな状況でわざわざ他のキャリアに変えるでしょうか?ドコモのCM戦略が指摘する通り日本人は保守的でブランドロイヤリティが高いですから、そうそう乗り換えには動かないでしょう。

私もauから動くつもりはありません。
何故かと問われれば明確な答えが出せませんが、みんなそうじゃないでしょうか。
因みに次ぎ買うのは、半年か一年先の予定。何故なら、そうは言ってもこれから携帯市場はある程度、大きく動くでしょうから、機種の技術革新と低価格化に拍車がかかることが予想されます。一年後くらいには、今のそれより遥かに高機能で低価格な機種が出るでしょう。各キャリアの動静も落ち着くことでしょうから、その頃に動くのが適切かと。

……まぁ逆に、ポータビリティのお蔭で、常にキャリア間の顧客移動が行われ、ずーっと市場は流動性を保つという予想もアリでして、そうなると今より速い、また間断のない技術革新が続くので「買い時」が存在しないという困った事態になるかもしれませんが
まぁいいや。携帯にそこまで深読みしても仕方ないし(ぉ

何れにせよ、携帯電話市場。これからちょっと面白そうですね。

お久しぶりです。

ちょっといろいろありまして更新が滞りました、すいません。
さて件の鈴鹿観戦日記はようやく決勝の朝を迎えたあたりです。
しかし現実はもうブラジルが始まってしまいます!!
これは大変困ったもんだ(ヒトゴト)
ま、いっそのことブラジルを見終わって、今年を振り返る内容でもいいかな
とか思い始めた今日この頃。
そしてどんどん先延ばし(死

…それにしてもネタがありません。
核実験の話にしたらまた堅い話になりますし
クソ教師の話にしたらまた鬱陶しい話になりますし
いずれにせよろくな話がありませんね。

…この二つならまだ北朝鮮の話にしましょうか。
以前、私はミサイル実験に触れた時、制裁の行く先には戦争があるということをどこまで真剣に想定しているのか、というお話をしたかと思うんですが
今回の核実験とその制裁措置で、その色合いが極めて濃くなってきましたね。
しかし、臨検は不味い。
臨検を求める→拒否→実力行使→銃撃戦
となれば戦争開始です。
六ヶ国協議への復帰云々と言いますが、アメリカが何処に落しどころを求めているのか、その本心がさっぱりわかりません。

何と申しますか。もう太平洋戦争直前の様相とよく似てますね。
勿論、あんなクソ北朝鮮と日本を同一視するのは極めて気分が悪いですが
経済封鎖で追い込んで暴発させておいて叩き潰すという基本戦略は一緒です。
そうじゃない。制裁はあくまでもテーブルにつかせるための手段だと言い張るかもしれませんが、そもそも経済的に追い込めば白旗振って降参すると思っている所が度し難い。
窮鼠は猫を噛むものと相場は決まっているんです。
一体、何故、同じ事を繰り返すのでしょうか。
やはりあの国は一度、自国が戦火で焼かれる経験を持ったほうがいいかもしれませんね。しかしそれは第三次世界大戦と同義となるでしょうから、如何ともし難い。

また、中国やロシアの北朝鮮へのコントロールはどうやら望めそうにないですし、北朝鮮という国家がもはや瓦解寸前という状況もあります。
国家の滅亡と戦争は基本的にペアですから、これから起こりうることは当然の帰結なのかもしれません。
しかしそれ故に、何度となく繰り返す輪廻であれば、何とか、その種の災禍を回避できないものでしょうか。

…勿論、制裁は当然です。しかし、何を目的とした制裁か。
今までとは違う道を進む為のそれであってほしいものです。

てか、それにしてもこういう危機的状況にありながら「周辺事態」の定義に関してもう目を覆いたくなるような話を繰り返している人たちが情けなくて仕方ないですし、本件に関する国家間のやり取りにおいて、日本がまるで国際的に相手にされていない状況が悲しすぎる。
まぁ上記のようなバカな議論を今この段階でもやってるような輩に構っていられないというのが、国際的な共通認識なんでしょうね。

……と、やはり堅い話になりました。
何か笑えるネタが欲しいですね。

今年も

無事終わりました鈴鹿でしたが
個人的には、あのミハエルのブローで超脱力。
恒例の鈴鹿観戦記ですが、正直上記のように脱力中なので遅々として筆が進みません。すいません。ご勘弁ください。
さて当初の予定では、鈴鹿から帰った翌日夜から登山だったんですが
もともと体調が優れないのに、そんなことをしたら確実に死にますからキャンセルして、昨日、一昨日は普段どおりの休日で(寝てま)した。
右京にはなれなかったよ(イミフメ

そんなダメダメな日々ですが、昨日、地上波を録画したのを見て思った事。
最後、亜久里のコメントで締めだったんですが。

亜久里「来年の鈴鹿に向けてまた一年頑張りたいと思います!!」

……いや、今年で最後ですから。
塩原もまた来年鈴鹿で、とか言ってたし。
もしかしてスーパーアグリはF1やめてFポンか何かにでやるつもりなのでしょうか?(ぉ

ま、何にせよ最後の(?)鈴鹿。大変面白かったです。ありがとう鈴鹿。また再来年。


※ところではせさんはちゃんと観戦できたのでしょうか?
自由席は物凄く大変そうな雰囲気でしたが……。

さぁ

いよいよ鈴鹿です。懸案の台風16号(バビンカ)は当初のやる気の無さそのままに本日早々熱帯低気圧に陥落しまして、秋雨前線の活動は今日がピークということになりました。
即ち、明日、明後日は晴れでございます。
素晴らしい。両日とも晴れだなんて2003年以来ですかね。
さて本日のフリーの結果を見てますと二回目の走行で皆さん33秒台を出してますが路面はドライでしょうか??もし万一セミウェットの状態で33秒だと途方も無いことです。
何せ去年、あのライコネンのスーパーラップが31秒台でしたからね。
何をしようが止まらないF1の技術革新。

さてさて泣こうが喚こうが、今年で最後の鈴鹿グランプリ。
これで最後の顎の走り。この土壇場で両者並んだチャンピオンシップ。
もう見所満載です。

テンションが上がって参りました。
では、行ってきます。

なお、月曜日は仕事ですが、終日現場に出てましてしかもその夜から上高地に紅葉登山ですので更新はちょっと先になります。
すいません。ごめんなさい。

鈴鹿が

近づいております。台風も近づいております。
どうして毎年こうなるんでしょう。
…最新の台風情報によれば16号(バビンカ)はどうにもやる気無さげに停滞気味なので、土日に直撃ということはなさそうです。しかしながら台風が日本近海をうろつくわけですから、秋雨前線がやる気出すのは必定です。
今のところ鈴鹿の天気は土曜曇り時々雨、日曜晴れ時々曇りですが、こんなもの台風の影響一つで吹っ飛びますからなんだかなぁ
雨が降ると観戦が大変なのはもちろんのこと、諸々の余興が吹っ飛びます。今年は鈴鹿最後のグランプリということで、色々楽しめるはずなのに。
…カペリとかカペリとか。

あとですね、雨が降ると、石橋さんのタイヤがヤバイ。インターミディエイトで走れる状況ならこないだの中国みたくドンピシャですが、エクストリームウェットな状況だと、ハンガリーの序盤然り、中国の予選然り、どうにもなりません。顎でも勝てません。これは困った。
何せ私は、今年ばかりは顎を心から応援しておりますので、何とか顎に勝ってほしい。しかし難しい。
去年は例外として、鈴鹿は抜き難いサーキットです。予選がヘビーウェットだとその時点でアロンソのPP及び勝ちは決まりでしょう。まぁ中国のように決勝でアロンソがタイヤチョイスをミスるとかいう珍事が起きない限り、厳しい。
アロンソの勝ちで、顎2位か3位というのが、雨が降った場合の希望的観測。…となれば全ての決着は最終ブラジルか。
そうなると見所は1コーナーですよ。顎最期の神風アタックが炸裂です(ぉ
或いは逆に、アロンソが顎に神風アタックを仕掛けて、あらゆる意味において顎イズムの継承者たる地位を確立するか。

えーっと。まぁそれはそれで面白いですが、あまり見たくない絵なので、そうはならないよう祈りましょう。
というか、先ず何よりも鈴鹿の晴れを祈りましょう。