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選挙

が近いというわけで、色々報道が多いですねおはようございます。
で、私はずーっと不思議に思ってるんですが

そんなに安倍内閣は悪いですか??

いや、確かに大臣の自殺やら不祥事やら多いですし、任命時にちゃんと洗っておかなかったのは脇が甘いと言わざるを得ませんが、そもそもマスコミに本気でターゲットにされて埃の出ない議員なんて存在しません。
ま、それ自体が大問題なんですがそれは置いておいて。
今散々騒がれてる社会保険庁の問題も、別に安倍内閣の所為ではありません。対応が甘いという指摘はあるでしょうが、まるで諸悪の根源のようにマスコミが騒ぎ立てるのはおかしな話です。

一方、天下りの規制やら教育関連法やらそれなりに仕事もしてますが、それに関しても全く評価はせず、叩き放題。

何が何でも叩く。そして批判するだけで何も建設的な事は言いません。
まるで反政府活動か何かのような印象を受けます。
マスコミは何がしたいのか。何が目的なのか、さっぱり分かりません。
まぁ確かに安倍さん自身の、あのボーっとした頼りなささげなキャラは総理の器かと問われれば確かに微妙ではありますが。それでもここまで恣意的な報道をするのはどういう背景なんでしょう。

まぁ何れにせよ選挙です。
個人的には、民主党の小沢さんが
「勝てなきゃ政治家引退」
とか言ってたので、是非、そうなってほしいですが
マスコミはじめ何から何まで反安倍で今は染まってますのでそうはならないでしょうね。

ま、これで自民惨敗、安倍さん責任取らされ&公明党に愛想つかされ衆議院解散総選挙更に自民負け。みたいなコンボが決まればブーメラン民主が政権政党になるわけですが、そうなるとどうなるんでしょう。

内閣を構成する議員は全員が清廉潔白聖人君子。
社会保険庁の問題は5000万件の全てが決着付き完全解決。
公務員改革は完全天下り禁止で決定。
世に広がる「格差」の完全是正。フリーターニート問題完全解決。
サラリーマン増税の是正。消費税アップなど勿論無し。

ま、このくらいは当然ですよね??
うはwww民主すげぇwww
これは是非清き一票を入れなければなりませんねwwwwww

……馬鹿馬鹿しい。

民主主義は確かに素晴らしいですが、最悪の問題は、過半数が「ちゃんとした政治家」でないと正常に作動しないということでしょう。
どれだけ素晴らしい人間がいても、それが過半数を占めないとどうにもならない。
今の永田町の人たちの過半数以上がちゃんとしてるとは到底思えませんし、事実そうではないからこーゆー有様になっているわけでして。
……独裁者が望まれるっていうのはこういうご時世なのかもしれません。

ジーク・カイザー・ラインハルト!!

しょうがない

と言って首が飛んだ防衛相の久間さん。
私も見出しを読んだ瞬間は、防衛大臣の顕職にありながら何トチ狂ったことぬかすかこの売国奴。と思ったわけですが、しかし、発言の前後を読んでみると、どちらかと言えば

原爆投下を正当化はできないが
嫌々ながらも仕方がないと思うようにしている。

と受け取るほうが正しいような気もします。
まぁそれにしても真意が伝わり難すぎて誉められた発言じゃありませんがね。

そもそもこのような発言が出た背景に何があるのかと考えてみると
どうにも、アメリカの「慰安婦問題を公式に謝罪しろ」との例の決議があるように思えます。本当にアメリカは何様のつもりなんでしょうかね。
そして、それに対して久間さんは
「日本は原爆のことで文句言ってないんだからテメェらとやかく言うなボケ」
という意図を含んで発言をしたのでは?
だって今まで散々アメリカに喧嘩売ってきた彼が、ここに来ていきなり原爆は仕方ないなんて言うのはおかしいでしょう。アメリカへの牽制と見るのが妥当です。

しかしまぁ当然のごとく、野党マスコミ含めてまたギャーギャー騒いだもんでして辞任に追い込まれちゃいました。残念。
さてこういう大騒ぎになると
「日本は原爆のことをまだ許しているわけでない」
というアナウンスになるわけですが、アメリカはどう捉えるんでしょうか?と思ってると、核不拡散の特使とやらが
「原爆が結果的に数百万の日本人を救った」
とかほざいてましてその役職と発言の乖離っぷりに驚き、原子炉に放り込んでやろうかと思いますが。
まぁしかしそれがアメリカの本音であり「正義」なんでしょう。因みにその論理でいくとイスラム同士の戦争を未然に防ぐためとか言ってイランに核ミサイルぶち込んでも正義になりますね。凄い正義。さすがアメリカ。自由すぎます。ビバ・デモクラシー。

さてではそもそも何故、慰安婦の問題をアメリカが言い出したのか?
…まぁ実は昔から何度かその手の議案が上がって、そのたびに没になってたんですね。先導且つ扇動したのは下院のマイク・ホンダとかいう、超が付くほどの日本嫌いで有名な日系何世かの議員。よほど暇なのか或いは妄執に駆られたのか、飽きもせず騒ぎ続けてきたと。
本当に一体何なんでしょうね。自らの出自が日系人であることに極度に歪んだコンプレックスを抱いているとしか思えませんが、もしかすると「日系」と名乗ってはいますが実は「k(ry
…また去年、韓国の自称慰安婦の人たちが自作映画とともに下院に乗り込んで盛んにアプローチしてましたね。
ちなみにその自称慰安婦の方の証言によると、日本軍は20万人もの妙齢の女性を慰安婦として働かせていたそうです。20万人。凄いなー日本軍。
そういえば南京大虐殺の死者数がついに40万人を突破しましたね。銃剣で40万人も殺して死体の一つも残さない。凄いなー日本軍。まぁそれは余談。

…と、そういう痛々しい努力の結果この度晴れて議決に至ったと。

さて。もうげんなりですが。
というわけで日米の関係がよく分からないことになっていきそうでして。
麻生さんなんかはそれを懸念してますが、仮に日米関係がぎくしゃくしたら得をするのはどこか?まぁ筆頭は特アの連中ですね。
特に最近ようやくイージスを導入していきがってるあの国辺りとしては、日本の軍事力(特に空軍力)の増強はよろしくないでしょうから、件のF22導入にもう一回、水をさしときたいってのもあるかもしれません。

さて、とは言え冒頭で述べたとおり、この一件が結構大きな問題になりましたので十分なアナウンス効果が期待できます。
「お互いグチャグチャ言うのは止めよう」
というあんばいでいい落としどころがみつかるかもしれません。
まぁとにかく、あの正義馬鹿どもにとやかく言われる筋合いは1mgもありません。ローゼン閣下の手腕を期待しましょう。

何にせよ、他の国の連中の思い通りになるのは極めて馬鹿馬鹿しいですので
もう少し大所高所から見た国益に沿った議論なり報道なりを是非して頂きたいところですが、目先の選挙しか頭にない永田町の人たちに期待しても仕方がない、という当たり前のことを再確認させてくれた一件でした。

どちらもしょうがないでは済まないんですがね。げんなり。

この

火曜、水曜の事件と言えば、何と言っても胴体着陸でしょうこんにちは。
いつもは12時まで寝ている私ですが、火曜日は何故か10時過ぎには起きてましてベットでごろごろ本読みつつ、テレビつけたら、今まさに双発機が着陸態勢に入ろうかという映像が流れてまして
「胴体着陸?うわ、前輪でてないし!?」
と釘付けになりました。
で、あの着陸です。何と言う美しい姿勢。後輪が着地しても機首を下ろさずギリギリまで水平に保ち、そっと降ろした時にはもう思わず機長スゲェと叫びましたね。
私の家のパソコンがネットに繋がっていたら、某実況スレに機長テラGJとあらん限りの賛辞を書き綴った事でしょう。

私は、あの余りの操縦の美しさと判断の的確さと冷静さに、老練の機長を想像してたんですが、今里仁機長、まだ36歳というお話でして、大変驚いた次第です。いや凄いですね。完璧ですねプロですね。こんな人の操縦なら飛行機乗っていいですね。

…さてそういった状況を勿論、テレビ各局が一斉同時生放送をしてまして
各局の報道の仕方のリアル比較が出来たわけですが
まぁ予想通りというか、民放は見られたもんじゃありません。
感嘆詞の多いこと多いこと。語彙が乏しすぎますし、表現の幅がまるで無い。
「えーあー着陸しました!着陸しましたー!!火花が!!火花がー!!」
それなんてプロレス?
有刺鉄線電流爆破デスマッチ(?)か何かか?
また自称評論家達のコメントも何が言いたいのかサッパリ分からん。

…やはりこの種の緊急事態の報道はNHKが抜群ですね。
冷静的確、コメントも的外れなことは言いません。NHKの場合は解説員が説明してましたがNHK解説員は「評論家」どもより100倍はマシです。

何と言うか、こんな連中にとやかく言われたくないとANAはじめボンバルディアも思うんじゃないでしょうか?

まぁいいやそんな鬱陶しい話はどうでもいいです。
そんなことより、機長かっこいいです。やるなぁ
因みに、職場の女の子のお父さんが国際線の機長をやってるらしく、その辺のお話で大変盛り上がった休み明けの午前でした。仕事しろ。

インド

が、ソフトウェア関連で凄い事になっているということは結構有名ですが、昨日のNHKスペシャルを見まして、正直驚きました。ここまで凄いとは思ってませんでした。
インド始まったな、と。
…どうやらシリーズもののインド特集なんですが、昨日のはインドの理系最高学府IIT(インド工科大学)のお話と、その他教育現場のお話、更に全世界で活躍するインドの知的エリート達という内容でしたが、その凄まじさたるや、もうすんごいです。

独立後、産業が何もないインドが如何にして世界にその存在を示すか?

という深刻な問いにネルーが描き出したグランドデザインは「頭脳勝負」でした。
IITを開設し、知的エリート達に徹底的な高等教育を施したのち世界に羽ばたかせ、そのフィードバックをもって、更に次の知的エリートを増産すると。その結果が、今のインドの爆発的な発展を支えているわけです。
ネルーのまさしく「国家百年の計」がこれまでの所、完璧に奏功しているわけですね。

しかし何が一番凄いかといえば、延々と知的作業に取り組んだインドの名も無い人々の、その姿勢です。
恐ろしく勤勉で、且つ凄まじい情熱をもって貪欲に知識を高めていく彼等ですが、何がそうさせるのか?何が彼らを駆り立てるのか?

貧困なんですね。

どん底にいる自分や家族や地域の状況を打開するには「知」を高めるしかないと。IITに入り、海外の企業に入る、或いは自分で企業をする、そして力を手にする。ハングリー精神などという甘い言葉では表現不能な、危機感と使命感が彼等の原動力です。
彼らにとって学習が「蜘蛛の糸」なんです。
それを見て、もうしみじみと。

今の日本人では絶対に彼らに勝てない。

と思いましたね。勝てません。絶対に勝てません。彼等の教育方法を流用した所で勝てません。システムの違いではなくもっと根源的な問題です。

…日本の戦後復興の原動力はインドの知的エリート達が抱えているものと同じです。
インドとの違いは、それを当時の日本では一部のエリートだけではなく、多くの普通の人たちも共有していた、ということですが、何れにせよ。
今の日本人が失った根源的な力が、彼らにはあると。

そんな一方で、日本のゆとり教育がどーしたこーしたいう、悲惨なまでに低レベルな話を見ていると、しみじみ日本オワタ\(^o^)/と思うわけですが
まぁ、何と言うか。

何故、人間は恵まれた環境にあれば簡単に堕落するんでしょう。
何故、質の高い精神性とモチベーションは、劣悪な環境でないと生まれないのでしょう。
これが生物としての本能だからでしょうか。
だとしたら何と情けない話なんでしょうね。

…こういうげんなりする疑問が、しみじみ頭に浮かぶ、そんな番組でした。


…ていうかさぁ、ちゃんと昨日アマゾンから某DVDの6が届いてりゃこんなげんなりする番組見なかったんだよ。ほんとちゃんと発送しろよヴォケがぁ
と配達状況確認すると今日には届くようです。行くぜ射手座英雄伝説。
コンピ研など宇宙にチリにしてしまえ。

……人間の原罪めいた堕落はこんなところでも深刻です(イミフ

先日の

日記で「マスコミの影響力は以前に比べれば低下した」
ということを前提にお話をしましたが、どうもその前提は必ずしも正しくなかったなぁと、今回の「納豆騒動」を見て思いました。

あるある大辞典の納豆賛美が全部ネタだったということで世の中大騒ぎですが正直、なんでそんなのをそもそも真に受けて何も疑わずに買いに走ったりするのかが、私には全く理解できません。
まぁみのもんたの昼の番組の終了後、取り上げられた食材が店から消えるってのと同じ原理みたいですが。

この種の捏造やら間違いやらは今に始まった事ではありません。
その度に「マスコミの信頼性」というものが問題視されるのに、すぐ忘れる。物の見事に忘れ去る。忘れて信じて騙されてまた叫ぶと。
海馬が死んでんじゃないでしょうか?
まぁその程度の視聴者相手に数字取るには、その程度の内容が相応しいのかもしれません。

さて、昨日のNHKスペシャルは「Google」のお話でした。
昨今のGoogle関連の研究書籍を簡単にまとめたような内容でしたが、要するにGoogleが生み出すネットの革新というお話でして、ここでも何度か触れてきましたね。
ネットの利点の一つは、情報に対して、その気になればいくらでも多角的な収集、検討が行えるということです。
今までのような「マスコミ→視聴者」という一方的な情報発信と受信の形式が変わるわけですね。となるとしかし我々は、より主体的に情報の取捨選択を行わなければなりません。情報リテラシーと呼ばれることですが、その能力が問われると。

ここで疑問に思うのは、今のようにテレビや雑誌が発信するトンデモ情報をまともに信じてしまうような痛い人々が、果たしてネットの中で、適切な情報の取捨選択ができるのか?
という問題です。
現状を見るに、たぶん無理でしょう。

「嘘が嘘であると見抜けない人は、使うのは難しい」

とは、ひろゆきの名言ですが「見抜けない人」がかなり居ると。
しかし世の中は確実に、Google…が主体になるかは分かりませんが、Googleが模索するような世界に向う可能性が極めて高いわけですから、これは大変なことになりますね。
納豆買って騙された程度ではすまないことになりそうです。

ネットの嘘とホントを見抜く力を養うには?

非常に大切で大きな問題です。結構意外な近道は

某巨大掲示板を半年ROMる。

でしょうか(ぉ
少なくとも、ネタに釣られて逆切れなんて恥ずかしいマネはしなくなると思いますが。

さてネタと言えば、東国原 英夫氏が宮崎県知事に当選したとかいう情報が流れてますが、これってネタですよね?
いやはや宮崎県やりますね。県民と県政、県の選挙管理委員会、全て挙げての壮大な釣り。危うく釣られそうになりましよ。ていうか釣りであってくれ。
…なんつーか彼が知事なら、宮崎市長には極楽の山本が妥当です。
まぁノックが知事になった前例がありますから、仕方ないんでしょうか。

……何だかもう日本という国が信じられない今日この頃ですね。

久々に

真面目な話でもしましょうか。
会社に勤めていると、自社商品の発表会という物に接する機会があったりします。どこぞのホテルを借りて、雑誌や新聞の記者を呼びプレゼンを行うってやつですね。
私も何度かその場に立ち会いましたが、まぁ何と言うか。
発表会の後は「懇親会」という名の接待が始まるわけですよ。酒は流石に乾杯程度ですが、ビュッフェ形式でもてなすわけです。
勿論、その種の宴を固辞する方もいらっしゃいますが、そうでない方も居ます。まぁ居るからやるわけですがね。
…うち程度の会社の商品発表会でさえそうなのですから、もっと規模の大きい会社のそれともなると、当然、その規模も比例するでしょう。昔、バブルの頃某セルシオの発表会はそれはそれは凄まじい酒池肉林だったそうですしね。

そういう現場を目の当たりにすると当然、次のような疑問が生じます。即ち
「接待を受けて書く記事という物に、どの程度、信憑性があるのか?」
私は別に潔癖症ではないですが、そーゆー現場に居合わせると何だかげんなりしますね。

さて、話は変わります。

広告宣伝やマーケティングにネットを活用しようという流れが最近特に強いらしいです。ブログやSNSなどを使って云々。カリスマブロガーが持て囃されるご時世とのこと。
マスコミに籍を置く人達だけが情報を発信できた昔と違い、今や1億総情報発信者という時代ですしそれを可能にしたのはネットでありブログでありSNSな訳ですが、さて。

顧客が何を以って情報を収集し、取捨選択し、消費行動に移るのか?

とは広告宣伝における最大の命題ですが、今までの情報媒体は活字やテレビだったんですね。その信頼性は発信者の権威に左右されていたわけですが、上記したようにマスコミの情報は広告主の意向に大きく左右されるという事実が広く知れ渡った昨今、企業の宣伝広告やらマスコミの情報やらは以前のような信頼を失ってしまいました。

さてでは、一般人が最も信頼する情報とは何か。

友人知人からの「口コミ」の情報だったりするそうです。
「友達が言ってたんだけど、まぁあいつが言うなら間違いないだろう」
ってやつですね。
まぁ友人知人は企業の利益とは関係の無い存在ですから、彼等が太鼓持ちになる可能性は極めて低いわけで、消費者側の意見を信頼できる相手から聞けるという「口コミ」の威力が大変高いのは当然のことと言えますね。
しかも、その口コミの情報が、途方も無く広域に伝播するツールが今はあるわけです。

で、当然の事ながら、企業は狡猾です。

カリスマ的な人気=影響力を持っているブロガーやらをピックアップし、彼らに自社商品に触れさせ記事を書かせるというのが、新しい広告宣伝のモデルとして創出されネット関連企業は率先してブロガーの囲い込みを行い、企業に紹介するビジネスを展開しているとのお話。
賢いですね、頭イイですね。流石はベンチャーうまくやります。

さてしかし。ここには逆説的で致命的な問題があります。
というのも、ネット上の口コミ情報の威力は、広告主の利益と関係の無い
「いちユーザーの視点から書かれる」という「信頼性」に依拠するものです。
しかし、今、カリスマブロガーやらが受けている企業からのオファーは、結局の所、我々企業が今までマスコミ相手に行っていた接待に化粧直しをした物に過ぎません。
無論、企業のネット対応担当者も馬鹿ではありませんから、露骨な接待が逆効果なのは百も承知でしょうから、その辺上手くやってるみたいですが、何れにせよ。
結局、そーゆーことをやると「信頼性」の崩壊は避けられません。
いつになるかは分かりませんがそう遠い未来ではないでしょう。

というわけで、我々は、今やネットの口コミも相当バイアスがかかっているという事実を認識しないといけません。それも影響力のあるブログほどその危険があるというなんとも微妙な事実をです。

まぁ何と申しましょうか。大量生産大量消費は20世紀の負の遺産という扱われ方ですが、どうやら昨今は「信頼」すらも商品として扱われ、更に消費されるご時世のようです。

…なんだかしんどい話ですね。

社会派

日記が続いております。ジャーナリスト宣伝、違う宣言。
というわけで…どういうわけかよく分かりませんがもう一幕、お付き合いください。

…さて「国の借金」とか「年金危機」の問題になると、こういう発言をよく聞きます。

「昔の連中がバカやったツケを俺達に負わせるな!!」

はい確かに。特に年金なんて我々の世代は払うだけ無駄。絶対戻ってきません。昔の連中の愚行のツケを我々が負うのは、ま、確かになんつーかバカバカしい。やってられません。ちゃぶ台でも華麗に引っくり返したい気分ですが、しかし。

私としては、ムカツク気持ちも勿論ありますが、我々がそれを背負うのは
この国に住まう者として、当然のことだと思っています。
えー愛国心とかそーゆーんじゃありません、念のため。
…いや広義ではそうかな?

どういうことか。

今、私達は日本に暮らしています。日常生活を送るにあたって、食べる物があり、着る物があり、住む所があり、国中どころか世界に向っても移動の手段があり、病を患ったら病院があり、更に医療補助があり、教育機関があり、夜中一人で歩いていても強盗にあうなんてことはまずありません。
…まぁ何というか健康で文化的な最低限度の生活を送るにあたって何不自由なく暮らしていけるわけですね。
いや違う、自分で働いてそれを賄っているんだ、税金納めてるから社会福祉を得るのは当然だと言うかもしれません。確かにその通りです、が。
…じゃあ、あの戦争の後、焦土と化し全てが破綻した日本を、確かに様々な問題はあるにせよ、経済、社会、教育、各種インフラ、社会保障、治安その他諸々全てを、このレベルにまで高めてくれたのは一体どこの誰か??
言うまでもありません。
今、我々が邪魔者扱いしてる「昔の連中」ですよ。
いまじゃもうモウロクしたじいちゃんばあちゃんたちです。
今、この国に生きる我々は、今、この時代にたまたまこの国に生まれたというだけで、この世界の大部分を占めている貧困に喘ぐ国々から比べれば奇跡のような暮らしを、何の努力もなしに享受しているわけです。

払った年金のモトが取れない?

それがどーしたバカ野郎。
我々が払う、たかだか月に1万や2万の年金で、この幸運を買ったと思えば、途方も無く安い支払いだと思いませんか??
少なくとも私はそう思いますね。…それ故に年金絡みの鬱陶しい不正には殺意を覚えますが。

さて先日の増税の話で「親が借金で首回んないのにバカを言うどら息子」という例えを使いました。
もう一度、国の話を個人レベルに置き換えてみますと
我々は、上記した様々なインフラとそれによる恩恵といった「資産」を「相続」したわけです。
しかしこの親には一方で「でかい借金」もありました。
さて相続とは「資産も負債も双方を受け継ぐ」ということです。
勿論「負債は要らん」と叫ぶこともできますが、その時は「相続放棄」となり「資産」も全部没収です。当たり前の話ですね。
しかし我々は上記したように、この国に生まれ、今この歳まで生きてきた過程で、もうイヤと言うほど「資産」の恩恵に与っているわけですから、今更「相続放棄」は成立しません。
そんなことは許されない。
或いは、俺はこんな国は出て、どこぞの国で楽しく過ごすというのもあるかもしれません。ただ、どうでしょう。美味しい物を食べるだけ食べて、金を払わず店を出るってのは犯罪ですよね。

私が「若い世代が負債を負うのは当然」と考えるのは、こういう理屈です。
そうそうスジが外れた主張ではないと思いますが、如何でしょうか。

…ま、ただ、バブルのツケは、これは微妙ですがね。

またもちろん、親が死ぬ時に子供を巻き込むのはただの無理心中ですから、そーなるのはどーかと思いますので、我々は自分自身の福祉の為にも、それ相応の準備はしておくべきでしょう。
「責任を果たすこと」と「強かさ」
今、この国に住む若い世代にはそういったモノが必要ではないでしょうか。

……でもホンネは適当にバブってみたいですよねぇそして次の世代に更にでかい爆弾を(ぉ

サラリーマン

増税の反面で法人相手の優遇はおかしいと、マスコミと野党の騒ぎがうるさいですねこんにちは。
…ま、もちろん私も増税はイヤですが、この件に関しては仕方ないのかな、というスタンスです。

何故か?

いきなりですが、突飛なたとえ話を出します。
(…有名な話ですのでご存知の方も多いかと思いますが)

あるサラリーマン家庭があったとしましょう。
ではこの家庭の年間のお金の出入りを見てきます。

この家庭ではお父さんの年収とお母さんのパートを合わせて約500万円の収入があります。
しかし年間の支出がかなり大変。
生活費やら子供の教育費やらの諸々の支出が年間470万円。
しかも田舎の両親に仕送りも必要でそれが年間140万円。
もちろんローンもあります。その返済が年間180万円。
というわけで年間の支出は合計で790万円。
収入は500万、出てくの790万。…290万円の赤字を賄うためにどーするか?サラ金から290万円借りて、なんとか収支がバランスしてます。…バランス??
えー、しかもこの家族、あろうことか住宅ローンやら何やらの借金が実は総額で8000万円近くあります。

…さてこの一家。誰の目から見ても、もう自己破産しかないですが。
この数字をそのまま1000万倍していただくと、この国の歳入歳出及び借金になります。

………ま、まぁもちろん、国の借金800兆円と言っても、日本が所有する米国債などの優良金融資産やその他諸々の資産。歳入だけでなくGDPベースで考えた場合のバランスシートなどを検討すると
必ずしも「絶対破綻する」とは言い切れない……かもしれません、が。
癌にかかっても「絶対死ぬ」とは言い切れない、ってのと同じかそれ以上に楽天的な見方でしょう。
ま、要するに、かなりヤバイと。
私が「20年、30年後の「円」なんて危なっかしくて(ry」という論拠はこれです。

というわけで、勿論、歳出を押さえる事が大前提ですが、もはや減税などということは有り得ないんです。無理。絶対に不可能。
例えば、一緒に暮らしてる親が借金で首回んなくなって死にかかってるのに、家に入れる金を今より増やすのはイヤ!!と叫ぶどら息子を想像してください。有り得ないでしょう?
消費税のアップも不可避。絶対。しかし仮に20%くらいにしても年間の借金支払い分がなんとかギリギリ賄えそうかな?…そんなレベルです。
国家レベルの金銭単位になると実態が掴めず、反射的に「増税反対!!」と叫びたくなるのは分かりますが、しかし、家計に例えると、もうそんなことを言ってられる状況じゃなってことがよく分かると思います。

…では、そういう背景を踏まえ、消費税アップの前段階として国がとりあえず取る税制の方向性は??
景気の回復基調が続いているのにここで法人を相手に締め付けを行ってまた企業の活力を低下させるより、何だかんだ文句垂れながらも、ちゃんと消費活動は続けるバカで従順な羊達からふんだくった方が得策。所得税関係を緩めるのは、消費税アップに合わせて。アメとムチ。生かさず殺さず。
……こうなるのは当然でしょう。私でもそうしますよ。

と、客観的な指摘を私がする背景には、所得が低すぎてもともと税金なんて微々たるものだから多少増税されようが痛くも痒くもねぇという、逆に痛い話があったりなかったり。

さて何れにせよ、私達の20年30年後はどーなってしまうんでしょうか。

しかし、それより本当に2週間か3週間後にちゃんとボーナスは出るんでしょうか。出ないと(ry

自律的労働時間制

カタカナで言うと「ホワイトカラー・エグゼプション」とかいう制度を導入するかどうかで議論が色々あるようですこんにちは。
さてでは、そもそも「自律的労働時間制」とは何ぞや?
私もよくわかりませんが、どうやら「労働時間を自分で決める」というものらしいですね。
例えば、忙しい時は一日14時間労働にして、暇なとき一日2時間とか。足して割って8時間。ビバ。
ま、これだけなら合理的でよさげな雰囲気ですが、そうは問屋が卸さない恐ろしげな実態が潜みます。
exceptionとは「除外」です。ホワイトカラーの何を「除外」するのか?
それは「残業代」です。
つまりですね、今の労働基準法では、週40時間を超える分に関しては25%増しの残業代を払わないといけないらしいですが
…って、何だってーーーー!!!!(AA略
…いや、まぁそうなってるらしいです。どこかの国の法律では。はい。
ま、有名無実化してますが、それでも建前としてこういう基準があるんですが、この自律的労働時間制では、その「残業代」がまるまる無くなるわけなんですね。
まぁそりゃそうだ。忙しい時に働いて暇な時は休むシステムなんですから、うまく機能すりゃ「残業」なんてそもそも必要ないですよね。
しかしそんな上手くいかないのが世の中です。
絶対にそんなもの上手くいかない。暇な時でも、何だかんだ言って働く事を強要されるのは絶対ですから結局、働く時間は変わらず、残業代だけが無くなるという危険があります。というか絶対そうなる。

そもそも、そーゆー向うの概念とか制度を日本にそのまま運用しようとするから問題なんです。
そんなのが上手く回るわけがない。
じゃあそういった制度を持ち込む目的が、単なる「残業代のカット」ではなく「残業を無くす」ことにあると経団連の理性を信じるならば(笑)
どういう制度がいいか?どうすればサービス残業はなくなるか?
…バカ言うな何をやろうがサービス残業は無くならない。絶対になくなるわけがない。と思われがちですが、ほんとにそうでしょうか?
私はこれ、意外と簡単だと思います。
どうするか?
法律を変えます。サービス残業をさせると刑事罰の対象にするんです。それも罰金刑ではなく懲役刑。執行猶予ナシ。直属の上司及び、人事担当部署の責任者、更に役員まで。一網打尽。逮捕。死刑(ぉ
5時半を超えて電気がついていようもんなら、ガサ入れが入るわけですよ。
もしそうなったら、絶対に誰もサービス残業なんてさせないと思います。
誰が懲役刑食らってまで仕事しますか?しませんよ絶対。
ほら簡単。
すぐなくなります。サービス残業がダメだとか色々言ってますが、本気で止めさせようと思えばなんとかなるはずです。

逆にそうでもしないと絶対なくなりません。

というわけで、どーゆーわけかうちの会社では今月から残業代がつくようになりました。20時間分ですが。
…一説によると「お叱り」を受けそうになったとかならなかったとか。

…ま、給料が上がるのは良いことです。

そう言えば景気動向が、かの「いざなぎ景気」を超えて史上空前の長期好景気になったとか?
果たしてどこの国のお話なんでしょうか?
何だか実感がわかない話ばかりの昨今ですね。

てか、うちの会社はボーナス出るんでしょうか。
出ないと結婚式の祝儀代がありません。……好景気?

お久しぶりです。

ちょっといろいろありまして更新が滞りました、すいません。
さて件の鈴鹿観戦日記はようやく決勝の朝を迎えたあたりです。
しかし現実はもうブラジルが始まってしまいます!!
これは大変困ったもんだ(ヒトゴト)
ま、いっそのことブラジルを見終わって、今年を振り返る内容でもいいかな
とか思い始めた今日この頃。
そしてどんどん先延ばし(死

…それにしてもネタがありません。
核実験の話にしたらまた堅い話になりますし
クソ教師の話にしたらまた鬱陶しい話になりますし
いずれにせよろくな話がありませんね。

…この二つならまだ北朝鮮の話にしましょうか。
以前、私はミサイル実験に触れた時、制裁の行く先には戦争があるということをどこまで真剣に想定しているのか、というお話をしたかと思うんですが
今回の核実験とその制裁措置で、その色合いが極めて濃くなってきましたね。
しかし、臨検は不味い。
臨検を求める→拒否→実力行使→銃撃戦
となれば戦争開始です。
六ヶ国協議への復帰云々と言いますが、アメリカが何処に落しどころを求めているのか、その本心がさっぱりわかりません。

何と申しますか。もう太平洋戦争直前の様相とよく似てますね。
勿論、あんなクソ北朝鮮と日本を同一視するのは極めて気分が悪いですが
経済封鎖で追い込んで暴発させておいて叩き潰すという基本戦略は一緒です。
そうじゃない。制裁はあくまでもテーブルにつかせるための手段だと言い張るかもしれませんが、そもそも経済的に追い込めば白旗振って降参すると思っている所が度し難い。
窮鼠は猫を噛むものと相場は決まっているんです。
一体、何故、同じ事を繰り返すのでしょうか。
やはりあの国は一度、自国が戦火で焼かれる経験を持ったほうがいいかもしれませんね。しかしそれは第三次世界大戦と同義となるでしょうから、如何ともし難い。

また、中国やロシアの北朝鮮へのコントロールはどうやら望めそうにないですし、北朝鮮という国家がもはや瓦解寸前という状況もあります。
国家の滅亡と戦争は基本的にペアですから、これから起こりうることは当然の帰結なのかもしれません。
しかしそれ故に、何度となく繰り返す輪廻であれば、何とか、その種の災禍を回避できないものでしょうか。

…勿論、制裁は当然です。しかし、何を目的とした制裁か。
今までとは違う道を進む為のそれであってほしいものです。

てか、それにしてもこういう危機的状況にありながら「周辺事態」の定義に関してもう目を覆いたくなるような話を繰り返している人たちが情けなくて仕方ないですし、本件に関する国家間のやり取りにおいて、日本がまるで国際的に相手にされていない状況が悲しすぎる。
まぁ上記のようなバカな議論を今この段階でもやってるような輩に構っていられないというのが、国際的な共通認識なんでしょうね。

……と、やはり堅い話になりました。
何か笑えるネタが欲しいですね。

レッツ

地デジ。女子アナからデジアナへ。などと意味不明な触れ込みで展開中の
アナログ放送終了→デジタル放送強制移行ですが。

著作権の問題、国費投入の是非など様々な問題を指摘されてもおりますが
私としましては、これは近年稀に見る大英断だと思います。

というのは
経済効果として、インフラ整備の為の巨額公共投資による各業種の特需
更に、テレビ製造販売業に齎される超ド級空前絶後の大特需
テレビ関連機器の付随的な特需などなどが期待されますね。
あと600m超のすみだタワー(w

まぁ、しかし、そんなことは正直どうでもよくてですね(ぉ

私が注目するのは「デジタル放送=インターネット」だということです。
つまり要するに、テレビシステムの強制変更は、強制的なインターネット編入ということになり、日本人全員が高速インターネット網に遍く組み込まれるというわけでして、これは途方も無いことです。

私はこの「アナログ放送終了デジタル放送完全移行」こそが真の意味でのIT革命だと思っております。Web2.0の本格始動ですね。メディアの革新が本当に現実味を帯びてくるわけです。
…いかに日本において、昨今のブロードバンドの普及によってインターネット人口が増えたとは言え、まだまだネット環境に触れられない人々が大多数です。また仮にネットに触れていても私達のように、ディープに関っている層はそれほど多くはない。パソコンや携帯という物を媒介にする以上、この辺の普及率が限界と言えるでしょう。

しかしテレビとなれば話は別です。

PCでテレビを利用する人間を除いて、テレビが今時、家に無いなんて人は探す方が難しいでしょう。デジタル放送移行によってほぼ全ての人間が強制的にネットに繋がれるわけです。これは凄い。
話はメディアの変革に止まりません。マーケティングから広告宣伝、販売形式など全ての経済活動にも変革の波は及びます。また更にユビキタスと言うSFチックな話がこれをもって、一気に現実味を帯びてきます。

これを革命と呼ばずして何と呼ぶか。

しかし問題もあります。情報リテラシーが高い人間と、低い人間との間に、今まで以上の決定的なデジタルデバイドが生じる恐れがあります。
全てが繋がり、全てができる、ということは、それを使えなければ全てできない、ということにもなりかねません。
セーフティネットが必要ですが、逆にそういう人たち相手に容易にサービスを受けられるようなコンテンツ提案という逆転の発想もアリでしょう。

という状況を踏まえ、5年10年後を考えると、今から準備を始めても遅いくらいなのですが、あいかわらずうちの会社は(ry
まぁそもそも5年10年後にうちの会社があるのかは甚だ疑問ですが(ぉ
しかしうちの会社がどうなろうとも、私はおそらく5年後も10年後も生きているでしょうから、今からそーゆーのに携わるのは大変意義があるでしょう。
というわけで、私は相変わらず自分のために頑張ります。


※因みに件のすみだタワー
    ↓
http://www.sumida-tower.jp/

ねずみ算式

という言葉があります。最近町を歩くとしみじみ思うのですが
どーにもこーにもDQNな方々が多い。
一昔前より増えているような気がします。
まぁそれは私の生息地が京都(高校)→滋賀(大学)→大阪→新宿→千葉→横浜という経路を辿っていることから生じる錯覚かもしれませんが
ただ確実にいえるのは

「DQN夫婦は子供が多い」

ということではないでしょうか。
10代のうちから出来ちゃったでひっついて、そのまま子供を量産する、と。
少子化が進む日本において、彼等彼女らの多産は結構なことかもしれませんが、問題はDQNな夫婦の子供達が、果たしてどう成育していくのか?

「蛙の子は蛙」というバリチェロの名言(意味不明)から考えると、まぁ自ずと分かるわけですが。

さて一方、日本全体の一般的な話としては、少子化、晩婚化が大問題です。
一般的には、多産ではなく集約農業的な少子化に向かうというのが、成熟した社会におけるリスクヘッジの面からも必然的な流れですが。

ということはですよ、これは大変困ったことになる気がします。というのは

・DQNな子供達はたくさん生まれる。
・一般的な家庭の子たちはあまり生まれない。

更に

・DQNな子供達は比較的早い時期に結婚し、更にまた子供をたくさん産む。
・一般的な子供達は晩婚の傾向が強く、また更にその子供も少ない。

…という流れが出来てしまうと、これが50年か60年経つとトンデモナイことになる気がします。
要するに全人口に占めるDQN率が幾何級数的に増える。一億総DQN。

……お、恐ろしい。

よく「二極化」とか言いますが、今の多くの日本人が直面してるような二極化ではなく、本当に致命的な二極化が生まれるような気がします。
どうなるんだろう。本当にどうなるんだろう。これは本当に怖いですね。

というわけで、一般人の皆さんはそうならないように一生懸命頑張りましょう。私は、取りあえず、まず金と彼女(ry

…あと不思議なのはDQNな人たちって自分の子供に珍妙奇天烈大百科な名前を付ける傾向があるようですが。まぁ子供のうちはそれでもいいかもしれませんが(?)子供もいずれは成長してオッサン、オバサンになるということを分かっているんでしょうか?
30、40になってあーゆー名前は辛いぞ?
…いや分からないのか。そうか。脳味噌の限界。

……お、恐ろしい。…こ、ここはいっそのこと劣悪遺伝子排ほ(ry(ぉ

明暗

というかどっちも暗ですが
極楽トンボの山本だか何だかが、17歳相手に「みだらな行為」をして
訴えられたとのこと。酒飲ましてやったらしくこりゃちょっと不味いですね。これを受けて、萩本欣一、自ら率いる草野球チームを即刻解散宣言。
見ているほうは驚きですね。山本の不祥事発覚とほぼ同時に解散。
電光石火。

一方、今世間をお騒がせしているパロマのガス器具。
全国で20人以上が死んでますが、これに対してパロマのお偉方は
違法改造を勝手にやったこと(実は指示したそうですが)だとか何だか言って責任を回避しまくり。
マスコミに散々引っ叩かれてからようやく謝る、という後手後手。
まぁ日本の一般的な大企業が一般的な不祥事起した時の一般的な対応をしたわけです。

さて。

日本人は、他人に対しては「潔さ」を求める人種ですので、一般的な日本人は上記の二つの事件を見て、不思議な事に、萩本氏には同情に近い感情を抱きパロマの創業者一族には反感を抱くと思います。

でもね、ちょっと考えて頂きたいのは
山本の他に同チームの2人くらいがその酒の場には居たそうでして
未成年に酒を飲ませたわけですから、これはその時点で立派な犯罪なわけですよ。ということはですね、萩本氏が「やーめた」と言わなかったら、何れ近いうちにマスコミが騒ぎ立て、結局は解散に追い込む流れができたはずなんです。
しっかし萩本速かった。光速の対応。マスコミが嗅ぎ付ける前に「辞める」と宣言。これで完璧にマスコミの糾弾を封殺し、非難の矛先を山本一人に集中させることができたわけです。こーしとけばホトボリが冷めた後、チーム復活も十分可能性がある。何せ日本人はこの上も無く「水に流す」のが上手い人種ですからね。人の噂も何とやら。

…これはですね。素晴らしい危機管理行動です。こんなことができる日本人は珍しい。
恐らく氏は、純粋で真っ当な責任感からの行動でしょうが、もし計算ずくなら恐ろしく戦略的な行動です。トップたるもの斯くあるべし。

さて一方、どうにもならないのはパロマ一族。
かわしようの無い責任を回避しようと試み、しかしまともに全弾被弾轟沈決定。もうバカを絵に書いたような話です。
自社製品が元で20人もの死者が出てるのにあの対応は如何な物でしょうか。非難されて当然です。もう本当に見苦しい。見苦しいのはまだしも経営者として危機管理能力の欠如が大問題です。
やはり権力とか地位というものは人間をおかしくさせるんでしょうかね。

しかしどうして日本の一般的な企業は、そーゆー他企業の「不祥事」を見て我がふりを直さないのでしょう。何故いつまでたっても、どこの企業も同じよーな対応をして、同じよーな非難の総攻撃を喰らい、同じよーに崩壊していくんでしょう。
本当に不思議で仕方ない。
学習能力と危機意識の欠如です。

ま、この日本的組織七不思議の一つも、先日触れた「日本独特の組織論」に行き着く問題だと思います。なんとか組織を、企業を、お家を守ろうと、苦しい言い訳を考える。その足掻きが、破滅的な結果を齎す事に全く気付かない。常識的に考えて「おかしい事」を、組織を守ろうとするばかり平然とやらかす。
全部根っこは繋がります。
日本的組織はいつになったら、その「歪な組織論」から自由になれるんでしょうか。
恐らく若い世代が、自分達が指導力を発揮できるようになるまで、そーゆーおかしな組織論から自由であり続ければいいんでしょうけれども。
まぁ気の長い話ですね。これから何十年かはこのまま今のまま、何度も何度もおかしな事が繰り返されるんでしょうか。
そしてその度に、訳の分からない組織の都合で、最悪、人が死に続ける。

…度し難い話ですね。

中東の

不安定な情勢の煽りを食らって最近の原油高、ガソリン高は非常に深刻なようです。なんだか5月から更にガソリンの値段があがるとかあがらないとか。流通業初め、数多の業種業界が大打撃でして、もう企業努力では
対応不能。値上げ止む無しの状況だと悲痛な声がニュースからは聞こえてきますが。私には不思議でならないことがあります。
というのも、何故誰一人として

1リットルあたり約54円というキチガイじみて高いガソリン税に対して文句を言わないのか?
更に、二重課税になっているガソリンへの税制に何故文句を言わないのか?
ということです。

54円ですよ皆さん。おかしいと思いませんか?そもそも原油高は国際情勢から派生している問題です。昨今の異常なまでの原油高に関して、産油国との外交戦略の方向性に、その責任の一端が無いとは絶対に言えません。にも関わらず、その責任を回避し、国民からはちゃっかり金を巻き上げる姿勢が気に入りませんし、一番腹立たしいのは何と言っても二重課税。
ガソリンを買えば分かりますが、消費税は普通に5%に掛かってます。
しかしその「税抜き価格」の内訳は「正味のガソリン価格+ガソリン税」ですので、要するにガソリン税というムナクソ悪い税金に更に消費税を重ねて払っているわけでして。
二重取りされてるんですよ。超絶ムカツク。

企業努力も勿論大切ですが、そーゆーことをちゃんと声を大きくして
何故言わない?
発泡酒、雑酒の税制改訂に関してもそうです。何故社長さんたち、ああも
簡単に増税に頷く?
マスコミもマスコミです。そういう問題を何故取り上げない?
堀江の保釈なんてどーでもいいだろう。
…そんな姿勢だから国に舐められるわけですよ。負担が国民にのみ、のしかかるわけですよ。二重課税に関してはタバコも酒もそうです。まぁタバコや酒は嗜好品ですから1000歩くらい譲って許すとしても、ガソリンや軽油は日本経済にとって死活問題です。各企業はどこも1円どころか1銭単位でコストを切り詰めているわけでして。54円の5%、つまり3円だとしても積り積れば馬鹿にできません。

と、この超従順な日本民族の特性に疑問をもちつつ、車検から帰ってきて更に調子がよくなったアルピナ号は、しかし、ガソリンの残量の少なさを示す赤ランプが点灯し始めまして、いやいやながらもガソリンを入れざるを得ない今日この頃です。あぁ諭吉タソが。

コピー

といっても、複写の方ではなく「キャッチコピー」の方ですが。
世にある商品の数だけ、コピーもございます。
その多くは、ほんとにプロが考えたのか首を傾げたくなるセンスの欠片も無い
ものですが、たまに秀逸なモノも。

さて、最近、FFに関連して「ポーション」という名前のドリンク材が発売され
まして。CMなんかも盛んにされたますが、コンビニで売られてるポーションの
コピーに、クリティカルヒットを喰らいました。
即ち

剣も魔法もなしに戦うあなたへ

上手いです。久々に上手いコピーだと思いました。
お陰で買ってしまいました。飲みました。残念ながらHPは回復しませんでした。
私の疲労はポーション如きでは回復しません。求むエリクサー。当方瀕死。
もしくは剣か魔法をください、どっちかというと後者希望。

Keywords:今日は帰ってF1見ます