記事一覧

あけました

おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
さて毎年恒例、年末年始の過ごし方。

12月29日(火)
保育園がお休みで私も嫁も仕事という状況下、私が有給を取って子守&大掃除。お昼ご飯をビールと共に腹に流し込み、私の本棚の片づけに取り掛かったところで、先日購入したスターウォーズコンプリートBOXを手にしてしまい、敢え無くダークサイドに堕ちる。

12月30日(水)
Haseさんと惑星同盟とで、京都年末撮影ツアーin嵐山。詳細は向こうのブログ参照。ド年末ということで、京都が最も過疎になる日程を選びましたが、その理論は外人さんには通用せず。まぁそれでもいつもより3割がた人は少なかったので良しとしましょう。

12月31日(木)
前日の飲んだくれからの実家泊。取り寄せたおせち料理を手にしてから、自宅に帰宅。残った大掃除に取り掛かり完遂。紅白を見ながら今年の年末年始酒、玉乃光特別吟醸生原酒(限定版)を賞味。子供を寝かしつけつつ、そのまま私もミイラ取りがミイラに。年越しを寝て過ごすのは恐らく小学生以来の不祥事。

1月1日(金)
一年の計を練りつつ、朝からおせち料理を肴に琥珀ヱビスと玉乃光を嗜む。日本のお正月。昼も同様。その後、家の近くの稲荷神社に初詣。意外なことに長蛇の列でげんなり。夜はおせち+玉乃光。酒のアテは、女川のホヤと、先日和歌山に行った際に買ったカラスミ。日本のお正月。更に今年の年末年始ブランデー、マルタンXOに手を付ける。アテはチーズとローストビーフに移行。
気が付くと一升瓶とボトルが半分近くに。流石に飲みすぎにも程があることを反省しつつ就寝。

1月2日(土)
うちの実家に帰省。昼過ぎについて近くの猫が戯れる神社に初詣(1日ぶり2度目)夕食をとって帰宅。前日の深酒を顧み、今日は軽くにしておこうと、ビールと赤ワインに留めるつもりが例によって殆どあける。

1月3日(日)
嫁の実家に帰省。昼前に到着。昼食を頂き、近くの神社に初詣(1日ぶり3度目)夕方から私は伏見に移動。中学からの連れと飲む。連日の深酒を鑑み、今日こそは軽くしておこうと、ビールとハイボールに留めるつもりがそこは酒どころ伏見。机上は日本酒に移行。2合徳利が7本くらい消えた後、締めにラーメン食べて帰宅。

1月4日(月)
連日の暴飲暴食が祟り、冷蔵庫が空に。午前に買い物に行き、午後から千里中央で買い物他。慌ただしい日常業務をこなす。明日からの始業を慮り、今日こそは(ry
気付くと玉乃光は彼方に消え去り、1月5日という大魔王ゾーマ並みの強敵に相対する次第。

というわけで、酷い年末年始でした。
今年の目標は、とりあえず、今流行の「30日スクワット」を達成する事と、ここの更新を月イチに戻す事、です。
では皆様今年も宜しくお願いします。

復活の

あかつき。というわけで、無事軌道に乗ったようですねこんばんは。
遡れば5年前、はやぶさの感動冷めやらぬあの当時に軌道投入に失敗したわけですが、それまで、はやぶさを見守ってきた人間としては

「たかがメインエンジンが故障しただけだろ?」

と無茶苦茶ですが、変に説得力のある楽観をした記憶があります。
だってまだ姿勢制御エンジンは全て生きてましたしね。どこぞの不死鳥、否、はやぶさなんてエンジン4つ全て死んだのに潰れた2つは実はバイパスがしてあって(何でやねん)云々と。それに比べればメインエンジンなんて飾りですよ。
まぁそんな無責任な門外漢の期待と信頼に、彼らはやはり見事に答えてくれたわけです。流石変態運用に定評のあるJAXA

でも、まぁやはり、冷静に考えるとメインエンジンが死んだら不味いですよね。危機が生じた際のリカバリー能力は恐らくNASAを上回るものがあると思いますがまずはそもそもの大失敗を犯さないようにして頂きたいものです。
…でもそんなことはこの際どうでもいい。
とにかくよかった。お疲れ様でした。おめでとうございます。今日の宵の明星は一際輝いた気がしましたね。

はやいもので

もう今年も12月となったそうですこんにちは。
何より信じられないのは、このページを下にスクロールすると、去年の記事が残ってることです。どれだけ今年の更新が少なかったかが、白日の下に晒されている訳でして大変申し訳ありません。
某写真ブログにはそれなりに…いやそっちも少ないか。そうか。
来年こそは更新の頻度を上げていきたいと思います。
さて、12月恒例の、今年のIYH報告ですが
去年の私は2015年のIYHを
Summilux 50mm ASPH

SWH(Super Wide Heliar 15mm)
以外は買わないと誓ったのですが、果たして。

まず夏前に
Summilux 50mm(1st)
を購入しました。ASPHを探していましたが本当に出物がなく、そこに、かの日暮里モノの出物があったのでついポチッと。その後山崎光学に送致し磨いてもらい、ピント調整を経て晴れて究極の完品となりました。
光学系はSummarit 50mmと変わらないのですが、硝材を変えたことが効き開放から十分な解像と絶妙の滲み。Summaritより扱いやすいボケ具合と、非常に優秀なレンズです。
50年以上昔のレンズですから、コントラストはそれほど強くありませんが、特に女性を被写体にした場合、その滲み具合が神がかってます。また少し絞れば(F4以上)コントラストも解像もグッと上がり、逆光でない限り現代のレンズと比べても遜色ない写りをします。ASPH要らないかなと思ったり、思わなかったり。
てか来年SL用のSummilux 50mmが出るとの事ですので、M用もそろそろ手が入ったりするかも?と勝手に思ったり。

次にSWH、ではなく、SWH用の外付けファインダー(Zeiss製)をIYH
ファインダーだけ買ったわけですが、結局、SWH本体は買わずに今日まで来ました。やっぱり15mmっていざ買うとなると躊躇がありますよね。絶対使いこなせないし。まぁいずれ。近いうちに。

と、そのまま今年のIYHをフェードアウトするはずだったんですが、先日

Apo-Summicron 75mm ASPH

を購入。まぁなんだ。強いて言うならhaseさんが悪い。
あのFA77mm Limitedを見てると、中望遠も欲しくなりますし、FA-Limitedに対抗するにはApo-Summicronしかないわけですよ。これは仕方ない、止むを得ない、やるかたない。腕で勝てないなら機材に頼れ!!
しかしレンジファインダーで75mmのF2を合わすのはだいぶ難しいです。特に動体。先日後輩の結婚式にテストがてら持ち込みましたがピクセル等倍で見たらジャスピンはほぼ無いですね。マグニファイヤー買うか。仕方ない、止むを(ry

と、いうわけで、去年までのような派手さは去り、質素堅実なIYHに留まった2015年。
来年ライカが急転直下でQのレンズ交換式とかを出さない限りは、すっころぶことはないと思ったり思わなかったり。
まぁ来年も日本経済のごく一部に寄与して参りたいと思います。

藤崎竜版

銀英伝の連載が始まりましたねこんばんわ。
早速立ち読みしてみましたが、なかなか良いのではないでしょうか?
ただあのクオリティを維持し続けられるかは極めて疑問。
あとどの程度オリジナル要素を入れるのでしょうか。
ヤンが太公望化するのはほぼ確実なのでしょうか。
またもし性別転換させるとしたら、誰でしょうね?
オーベルシュタインやトリューニヒトがそうなったら面白そうです。
何れにせよこれから木曜日が楽しくなりそうです。
原作既読の方もそうでない方も、是非ご一読を。

NHKは

5年か10年に一度、気合の入ったシリーズ物のドキュメンタリーを作ります。どれも秀逸ですが、中でも伝説のように語り継がれるのが、95年にアメリカABCとの共作で作られた

映像の世紀

というドキュメンタリー。当時高校生の私は勿論ビデオに録画し見てまして、人間の度し難さに辟易した記憶があります。また、DVD化された時には購入を熱望しましたが、全巻セットで6万オーバーというとんでもない価格に打ちのめされ購入できず。しかしその後幾度も、どうしても欲しい衝動に駆られたりもしてきたわけですが

戦後70年の今年、なんと、デジタルリマスタリングを掛けて全話放映しています。

私がそれに気付いたのは、ほんとに偶然でした。
休みの昼間に漫然とBSのNHKを見ていると、昔ながらの「NHKスペシャル」のBGMが流れ、戦後70周年企画のテロップを見た瞬間にこれはもしやと立ち上がり、パリは燃えているかが流れ出して私は大騒ぎ。リモコンをふんだくり録画開始。
私が気付いた時は残念ながら「第2集 大量殺戮の完成」でしたが、まぁ仕方ありません。先週は「第4集 ヒトラーの野望」まで。そして今週末はあの「第5集 世界は地獄を見た」です。
もし映像の世紀に興味をお持ちの方は是非。
また、10月からは、この20年で新たに発見或いは公開された新映像をまとめ「新・映像の世紀」が始まります。
こちらも是非。

ロードスター

という車を、皆さんご存知でしょうか。
マツダという自動車メーカーが、約25年前に、名車ロータス・エランを超えるべく開発、販売を開始し、その後世界中で累計約100万台売り「オープンカーの販売台数世界一」というギネス記録を作ったり、或いは、世界中に「オープンカーブーム」を巻き起こし多くのフォロアーを生みました。
例えば、ポルシェ・ボクスター、BMW・Z3(現Z4)、ベンツ・SLK、フィアット・バルケッタ。それら全てマツダ・ロードスターの言うなればパクリです。
特に、当時経営改革まっただ中にあったポルシェにとって、この世界的なオープンカーブームは渡りに船どころではなく、神風のレベルで販売台数を後押しし、その経営は一気に改善したわけで、ポルシェはマツダに足を向けて寝られない立場なんですが、まぁそれはさておき。
そんなロードスター。言うなればマツダの魂のような車が、今回、フルモデルチェンジしました。
以前、もう3年前になりますが(!)私がRX-8の試乗記をここに書いた時に、「究極のライトウェイトスポーツを、私は心から期待しています」とロードスターへの期待で文章を結んだ記憶がありますが、果たして、新型ロードスターはどうなのか。
昨日、振休を取った際に、近くのマツダディーラーの門を叩いたわけです。

さて。

まぁ結論から先に言いましょうか。

私にとって、空冷ポルシェ911と並ぶ衝撃。そう結論付けるに何ら躊躇いはありません。もし私がまだ独身であったなら、昨日あの場で買ってました。そんなレベルです。

もう少し詳しく行きましょう。
営業の方のお話を斜めに聞きながら、試乗車に乗り込み、ATだったことに失望しながら、シートポジションを合わせた段階でこれは素晴らしいと確信しました。見事なホールディングと完璧なドラポジが取れます。まぁ若干ミラーが近い気がしますが、例えばインサイトのような視界を全面的に遮るクソ配置ではありません。許容範囲。さて、ブレーキを踏みながらスターターボタンを押します。
1.5リッターの直4に火が入り、セレクターをドライブに。スルスルと走り出します。ディーラーの出入り口から車道に降りる段差のいなし方が実に自然。しっかりとした剛性と足です。ゆっくりアクセルを踏み込み、自然な加速とステアフィールを味わいながら暫く進んで赤信号で止まります。はい。ここで私は違和感を覚えました。
いや、正確に言うならば、違和感がないことに違和感を覚えたんです。
意味が分からん?すいません。詳しく書きます。
例えば。皆さんが、今、乗ったことがない車を初めて運転するとします。どうでしょうか?
どのくらい踏めば加速が得られるか?どれだけステアを切れば思ったラインに乗るか?どれだけブレーキを踏み込めば制動がコントロールできるか?それらを確かめることがまず必要ですよね?
思った以上に加速したり、あるいは少しブレーキ踏んだだけでつんのめったり。
しかし、このロードスターには、それが一切ありませんでした。初めて乗った瞬間から、何年も乗り続けた車のような「当たり前」の感覚。
これは尋常な事ではありません。車線変更、ちょっとした加減速、どこにも不自然さがない。私の意思と車の挙動に、何ら介在するものがありません。完全に直結し、完璧にリンクします。
そして交差点を曲がる時、更に衝撃を受けます。とんでもなく軽い。でもしっかりとしたフィールとインフォメーションがある。本当に尋常な事ではありません。屋根を開け放った解放感ももちろんですが、自然と口角が上がり、笑みがこぼれます。面白い。楽しい。
アクセルを踏み込んで走り出す。赤信号で止まる。交差点を曲がる。遅い原チャリを追い抜く。ごく当たり前の日常を、この車は最高に楽しいドライブに変えてくれます。

本当は諸元から見たディメンションの素晴らしさや、エンジンルーム内に見る工夫の数々やら、何やらかんやら色々書こうかとも思いましたがそういう話は、本質ではありません。この車の素晴らしさは、乗れば誰もが直観的に分かります。
車を運転することが、こんなにも面白く感じる。
初めて車を運転した時の楽しさを思い出させてくれる。
そんな車です。
その昔、私が初めて空冷911に乗った時、心底驚愕したのと同じくらい、ロードスターは衝撃的でした。
車にとって軽さが如何に重要か。車にとって各種寸法ディメンションがどれほど肝要か。分かってはいましたがここまで鮮烈に実証されると、唸るしかありません。
心底、欲しいです。「いつか絶対に乗る」私にそう思わせた2台目の車です。

マツダ・ロードスター。見事です。素晴らしいです。ポルシェ・ボクスターにもベンツ・SLにも乗ったことがありますが、そんなもの全く目じゃありません。間違いなく世界最高のオープン2シーターです。これほど見事な車を作り上げたマツダの皆さんに、どれほどの賛辞を送っても足りません。今、このご時世に、この車を作れたことに驚嘆すると同時に、最大限の謝辞を送りたい。スポーツカーは死んでいません。ロードスターがある限り、日本のスポーツカーは死なない。
マツダの皆さん。これからも是非こんな車を生み出してください。
今度はそう。ロータリーを積んだ、あのピュアスポーツを。

気が付けば

6月です。もうあと少しで今年も半分が終了です。いやまさかそんな。
これまで最低でも月刊を守ってきたこの馬の餞ですが、気を抜いた瞬間、ここの創立記念日もさっぱり過ぎ去りました。今年で何年だ。15年?いやまさかそ(ry

さて。

向こうの写真ブログが出来てからというもの、ますますネタの枯渇に拍車がかかったわけですが、無論それは一因に過ぎず主因ではありません。
やっぱり「書く」というのはそれなりの動機が必要でして。
昔だったら、例えば、大阪都構想の敗北だとか、集団的自衛権の云々だとか、或いは錦織の快進撃だとか、いくらでも書くネタがあったはずですが、さっぱり筆ならぬキーボードが進まず。
こうやって人は諸々の意欲を失い老いるのかと感じたりもする而立も過半を過ぎた今日この頃。
あと4年で不惑に至る気配はさっぱりありませんが、まぁなんだ。もう少し、頑張ります。具体的に言うとせめて月刊に戻します。
というわけで皆様、今年も何卒良しなに。

レンズはかくして作られる

福野礼一郎の名著のことではありません。
日本のレンズメーカーに「コシナ」という信州信濃に本拠を構える会社があります。まぁマニア受けする渋い仕事をするメーカーでして。そのコシナのHPに「こだわりの理由」というレンズ作りのあれこれを隔週で連載するコラムがあり、私も毎回拝読してきたわけですが、この度、それを加筆修正写真を追加し

アップロードファイル 714-1.jpg
Canon 5D3 + Leica Macro Elmarit-R 2.8/60mm

『ツァイス&フォクトレンダーの作り方』

として、書籍になりました。
クルマはかくして~ほどマニアックではなく、カメラに少しでも興味のある人なら楽しんで読んで頂ける内容かと思います。現代の工業製品メーカーとしては、恐らく希少な「職人の手作業」が多く介在する一連の物作りのあらましは、手元にあるツァイス、フォクトレンダー銘のレンズへの愛着をいや増すに疑いありません。

私はこれを改めて読んでみて、SWH3型の購入を堅く決意すると同時に、ZMのツァイスレンズも欲しくなりました。
Distagon 1.4/35mmは流石にZEを持っているので微妙ですが、SonnarとPlanarの50mm、Biogonの28mm辺りに興味をそそられます。また最近のSony用Loxiaが実に素晴らしい描写なので、是非ともそろそろPlanar50mmZMをリニューアルして欲しいですね。
またOtusの85mmも半端ではありません。私の中では85mmはCanonのEF85mmF1.2Lが鉄板ですが、Otusは更にそれを上回りそうです。まぁ5D3のファインダーとテンで当てにならないフォーカスエイドで85mmのF1.4をMFで合わせる自信はサッパリありませんが。

というわけで、すでに手元にあるレンズへの愛着が深まる一方、物欲が無限に広がる素晴らしい本ですので「ツァイス」とか「フォクトレンダー」とかの単語に惹かれる病気を患っている方は是非ご一読を。

…しかしツァイスの本をライカで撮るのは失礼な話ですよね。ここはMacro Planarか。そうか。

カレラ号の

車検が上がってきたので引き取りに行きましたこんちは。
機関は全く問題なし。油脂類全交換以外は特に何もする必要はなかったので今回は外装に手を入れることにしました。

アップロードファイル 713-1.jpg
以下写真は全て
Leica M9-P + SUMMILUX-M 1.4/35mm ASPH

964の定番劣化ポイントのリアガーニッシュとテールランプ。
このように色あせるわ割れてくるわ浮いてくるわで残念な状況でしたので、新品交換。一式約14万w高い。高すぎる。

あと、流石に22年落ちにもなれば、塗装面の洗車傷なんかも目立ってきましたので、ここは一発、ボディ磨きとコーティングをやっていただきました。カービューティープロのPCX-S8とかいうコーティングです。説明書を読んでもサッパリ意味が分かりませんが、結果

アップロードファイル 713-2.jpg

今からちょうど6年前、私がカレラ号を購入した当時より寧ろ綺麗になりました。22年落ち12万kmの大中古車にはとても見えない美しさ。6万5千円。これは安い。

というわけで非常に美しく機関も絶好調のカレラ号。良かったですが今回の車検は高くつきました。
EF11-24mmF4L買えるレベル。otusでも可。Summilux 50mm ASPHにはちょっと届かない。そんな塩梅。

ま、仕方ありませんね。

さて、最後に面白い間違いさがし

アップロードファイル 713-3.jpg

これが分かれば、相当なポルシェマニア。
というのも、このエンジン、実はビートルのエンジンで356のそれではありません。356にビートルのエンジンを載せていたのを、今回356の正規のエンジンを手に入れたからオーバーホールして載せ替える(戻す)という作業のようです。
…世の中には凄い人が居るもんですね。

ついに

きましたね。

ttp://digicame-info.com/2015/02/post-680.html#more

haseさんいっときます?

向こうばっかり

更新してこちらは放置ですいません。
さて何の脈絡もありませんが、カレラ号が車検と言うことで行ってみると、面白い物を見つけました。

アップロードファイル 711-1.jpg
Leica M9-P + SUMMILUX-M 1.4/35mm ASPH

これ、あの伝説のセミオートマ「スポルトマチック」です。
シフトレバーを握るとクラッチが切れ、任意のギアにシフトを入れてシフトレバーを離すとクラッチが繋がるという、1970年代ビートルにも載っていた変態変速機。
いや。私も実物、しかもオーバーホール中のそれを見るのは初めてです。
ちなみに後ろに写ってるのが、このミッションを積むSCのエンジン。

この写真には写ってませんが、他にも964のオーバーホールや、356のオーバーホールも行われてました。相変わらずここのお店はマニアックなポルシェだらけですね。

……たまに更新してこの内容は果たしてどうなのか。まぁいつものことだともいう。2015年も平常運転で参ります。

新ブログ

haseさんの発起により、新しい写真ブログを立ち上げて頂きました。

その名も「flangeback.net」
http://flangeback.net/
今のところメンバーは、haseさんと惑星同盟と私です。
参加者は随時募集中(?)

てか、名前からして普通の人は全く理解できませんw素晴らしいwww
まぁ多種多様なメーカーの多種多様なレンズを用いて、楽しんで良い写真を撮りましょうというそんなニュアンス(ですよね?)
個人的には良いブログ名だと思います。

正直、haseさんと同じところに写真を上げるのは、気後れするわけですが、いずれは本家に勝てるレベルに成れればよいなと。

というわけで、皆様是非ご覧頂ければ幸いです。

どこの

写真かさっぱり分からない物ばかり撮らずに、ちゃんとご当地の写真も撮りましょう。

アップロードファイル 709-1.jpg
SUMMILUX-M 35mm ASPH
This is 三千院

アップロードファイル 709-2.jpg
Hector 7.3cm F1.8
このレンズで仏像やらを撮ると、もれなく心霊写真的な描写に(ぉ

アップロードファイル 709-3.jpg
SUMMILUX-M 35mm ASPH
これもどうという写真ではありませんが、この立体感は3Dのレベル。

アップロードファイル 709-4.jpg
SUMMILUX-M 35mm ASPH
三千院の庭に埋もれてる首だけ地蔵。どういう謂れがあるかは全く存じません。

というわけで満足し、いつものように出町柳のいつもの店で飲んだくれました。毎度この飲み会が実に面白いんですよね。次回は南禅寺あたりに赴こうという方向性。

さて。

Leica M9-P

まだまだ慣らし運転ですが、やはりライカのレンズはフルサイズで使用して初めて真価を発揮するという当たり前の事を再確認させて頂きました。SUMMILUX-M 35mmASPHは特にそうですね。
またHectorですが75mm付近の画角が「切り取る」という感覚で使うには実に使い勝手が良いことに気づきました。
いずれにせよ、面白いカメラです。これはいいです。流石Leica。価格は異常ですが、面白さは他の何物にも変えられません。この辺もポルシェ的ですね。

というわけで、色々あった今年も終わります。

アップロードファイル 709-5.jpg
SUMMILUX-M 35mm ASPH

では皆様、よいお年を。

先日の

今年のIYH報告の中で抜けている物がありました。
Hector7.3cm F1.8
及び、ビリンガムのカメラバック
以上、お詫びし訂正いたします。

さて。

前回の紅葉撮影ツアーの際、年末年始には雪を求めて京都の北か湖北に行こうと誓いを立てたわけですが、この30日。行ってきました余呉湖と大原。
今回のツアー。清水の舞台からのフリーダイブの産物であるLeica M9-Pの初陣です。
見せて貰おうか、フルサイズライカの性能とやらを。

いつものように出町柳に集合し、何時ぞやのように大原からの湖西道路、余呉湖に昼前到着です。道中、先週の大雪は殆ど消滅しており、雪景色の撮影は諦めかけたわけですが、余呉湖周辺にはまだ何とか残雪が。

アップロードファイル 708-1.jpg
SUMMILUX-M 35mm ASPH
ゆる鉄、というか寒鉄。

アップロードファイル 708-2.jpg
Hector 7.3cm F1.8
もちもちの木。否。羽衣伝説の木です。
このHectorは約70年前のレンズです。当時世界最大口径の望遠レンズで、かの木村伊兵衛が特に好んで使った一本。
ライカにはソフトフォーカスのタンバールというレンズがありますが、このヘクトールも滲みレンズとして有名です。ちょうど一年前、曇天の金閣を撮った際、Planarの開放の滲みを利用し水墨画的な描写を求めましたが我が事ならず。ヘクトールが欲しいと漏らした記憶がありますが、やはり、このレンズは良いですね。こういう描写が欲しかった。

さて余呉湖です。余呉湖ですが、一周回って様々撮りましたが、どれもこれもパッとせず。冒頭の雪原と伝説の木を超えるものは何一つ撮れず、寒さも極まり早々に退散。とにかく暖かい物が食べたいと、滋賀県北部のメインストリートである国道8号を走りますが全く飲食店が見当たらず。ようやく見つけたちゃんぽん屋に転がり込み、待合中に前に座ったおじいさんが、何やら昔M6を使っていたとの事で声をかけられたりしつつ、熱々のちゃんぽんを食して満足し湖北を離れ京都に戻ります。
ここで私がHaseさんのCX-5を運転させてもらい、21世紀のディーゼルターボの実力に心底舌を巻いたわけですがそれはまた別の物語。

で、大原です。

アップロードファイル 708-3.jpg
SUMMARIT 5cm F1.5
これも60年前のレンズ。やはり標準レンズは標準の画角で使いたいものです。このレンズはボケ玉として有名ですが、私のそれはかの山崎磨き。F2まで絞ればご覧のようにバッチリガッチリ解像します。

アップロードファイル 708-4.jpg
SUMMILUX-M 35mm ASPH
このレンズの真骨頂。この立体感。

アップロードファイル 708-5.jpg
SUMMILUX-M 35mm ASPH
構図的には全く見るべき点はありませんが、ただただこの得も言われぬ描写と質感。

と、レンズテストのような写真ばかり撮ってないでまともな写真も撮れということで後半に続きます。

年の瀬も

いよいよ押し迫り、師も最後の猛ダッシュをかける頃合ですが皆さん如何お過ごしでしょうか。さて、毎年恒例、1年のIYHを振返るこの企画。今年2014年はどんな年だったのか。まず昨年年末の誓いを確認してみますと


来年はレンズはAME(出物があれば)とフォクトレンダーのSWH、カメラはM3(出物があれば)しか買わないとここに誓います。


とのことでしたが、果たしてどうだったか。
まず、AMEは大晦日にIYHしましたからこれは去年ですので除外します。
誓いを立てた舌の根も乾かぬうちに、私は鞄に入るコンパクトデジカメが欲しいと言い出しましたが、タイヤが腐っていることが判明して

・POTENZA S001

をIYHしタイヤの出費が痛いといいながらやっぱり

・リコーのGXR一式

をIYHしそれに付けるコンパクトなライカレンズが欲しいとのことで

・Summaron 3.5cm F3.5

をIYHしました。ここで止めておけば前年の誓いをほぼ守れたのですが、ここから破滅の道を辿ります。

・SUMMILUX-M 1:1.4/35mm ASPH.

全てはボーナスが悪い。
まぁ流石にここからは自制しまして。暫くはIYHはなりを潜めたのですが…

・M9-P

ええもう。全てはボー(ry

前年の誓いは木っ端微塵に吹き飛ばされ、流石に自分自身ドン引きのIYHっぷり。もはや禁治産者のレベル。来年はカレラ号の車検もあり、もういい加減、カメラばかりにかまけてはいられません。

Summilux 50mm ASPHと、新SWH以外は買わないとここに誓います!!

…では皆様よいお年を。