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馬の餞の頃合です。皆さん如何お過ごしでしょうかこんばんは。
知らない間に2月ですね。ていうか、2月も終わろうとしてますね。毎年のことですが2月の短さは異常。世の中的に2月と言えばバレンタインとかそーゆーので盛り上がるようですが、私的に2月と言うと
「カレラ号を手に入れた月」
という忘れ得ぬ記念月。そういう位置づけです。

さて、早いものでそのカレラ号も無事、購入2年となりました。

2年といえば、そう、車検ですね車検。

18年落ち走行距離11万kmのオールドポルシェ911の車検。

想像するだに恐ろしい。

…まぁ私もかれこれ10年近く、ドイツ車を乗り継いできた者として覚悟もあります。そりゃ金はかかるだろうよ。仕方ない。そんな事は織り込み済み。想定の範囲内。
覚悟を決めて、先日車検を通して参りました。
車検整備一式。油脂類全交換。重量税。自賠責。一度完全放電させちゃったのでバッテリー交換。あともうボロボロになっていたポルシェ専用ボディカバー(3万ちょっと)

さぁ全部で幾らだ!?

…そう言えば昔、世界まるごとハウマッチとかいう番組がありましたね。いや、カレラ号は骨董品の一歩手前ですから開運何でも鑑定団か。いい仕事してますね。

現実逃避は止めましょう。現実は真正面から受け止めねばなりません。

そういう訳で、費用公開。

上記車検費用一式。

189400円

……なん…だと…?

ポルシェ屋の店長に値段を告げられた時、耳を疑いましたね何その金額。何度も言いますが、私は今まで様々なドイツ車に乗ってきましたが、これまで車検で30万を切った試しがありません。
それを20万を切る?それもポルシェで??ハイパーデフレーション??

思い返せばこの2年。約10000km走ったわけですが、その間で故障と言えば、エアコンが終わコンになった事とカーステレオが潰れた程度です。あと、ブレーキランプが切れたくらいか。他に何かあったかな?
無い。ありません。全く故障無し。故障が無いから車検でも交換する所がありません。

どーなってんでしょうカレラ号。
この子のオーナー想いっぷりは異常。

結論。

しっかりとメンテナンスされてきて、ちゃんと納車整備されたポルシェ911は、全く金がかかりません。これからもこの調子を保てるよう、小まめに先取りメンテをしていきましょう。

あけまして

おめでとうございます。
この年末年始の過し方は、毎年のように大晦日に集まって…と言いたい所ですが、集まる家を提供してくれる友人が事もあろうに風邪でダウンしてしまい、中止。珍しく、実家で年越しをしました。
…何年ぶりだ?10年?いや、14,5年ぶりのことです。
まぁとは言え、伏見稲荷詣では中学生時代からの恒例行事ですので、団体で行くのを諦めても、一人ででも行くのがルールです。年始一発目からネタとか言うな。
あとは例によってグダグダして、今日は、毎年恒例のマージャンでした。
半荘4回やって、3-2-1-2でトータル1位。
ちなみにメンバーの1人が3回箱ワレという大負けw
中でも面白かったのは、それまで何度か振り込んでくれてたので、私がダマで親ッパネを張ってる際、そいつがリーチしてきたので
「振ってくれるよな!」
と冗談半分で追っかけると、一発でやはり振り込んでくれ
更にオーラス、そいつは12000点の持ち点だったので
「よーしハネマン直で飛びだなwww」
と笑って南4局スタート。配パイもツモも悪くなく、程なくマンガン聴牌。既に1位でしたので、無論ダマで待ってたら、そいつがまたリーチかけたもんだから
「また振ってくれるよな!!」
と追っかけると、見事に一発で振り込んでくれてちょうどトブという漫画のような展開。
こんなに笑ったマージャンは初めてでした。

流石は、伏見稲荷のおみくじで大吉
「勝負事:大いに勝つ」
を引くだけの事はあります。

…うん、なんだ、もう使い果たしたとか、そーゆー……。

いやそんなことはない。決して。2011年は始まったばかりです。
それでは今年の抱負。

せめて、ここの更新を週一に戻す。

では、皆さん今年もよろしくお願いします。

気が付いたら

今年も今日で終わりとの事です。

早すぎる。そして今日は寒すぎる。大晦日に雪って久しぶりですね。

さて、なんだ、まぁあれですよ。

来年から本気出す。

いやガチで。たぶん。

では、皆様。よいお年を

ウィーンフィルの

コンマス、ライナー・ホーネックが率いる弦楽四重奏(何故かチェロでなくコントラバス)が大阪の中央公会堂でコンサートをやるというので先日、行ってきました。5000円。安すぎw
さて中央公会堂とは、大阪の中心部にある、大阪にしては珍しい歴史的な建造物で、その昔の偉い人(名前は忘れました)が100万円を寄付してそれをもとに建設された、まぁ明治期の綺麗な建物です。当然ながらそんな所に行く訳ですから、もちろん我がX4(デジカメ)を持っていった次第です。
で、当日それだけではもったいないので、コンサートが始まる前に大阪のビルでも撮ろうかと、スカイビルに行ってきました。

アップロードファイル 613-1.jpg

これぞ超広角。こういう絵が撮りたかった。やってくれるぜX4
ビルの周辺はちょうどドイツ祭りだか何かで、ドイツ風な露天が並び、その中央には写真にあるような、よく分からない電飾を施された木が立ってました。あと赤と白の民族衣装?を着た人がたくさん。
ドイツではこういう風習があるんでしょうか??心なしか周囲がカップルだらけだった気がしますが、まぁなんだ気のせいだろう。

さて、よく分からない場所を離れ目的の中央公会堂に向かいます。

その途中

アップロードファイル 613-2.jpg

ここでも電飾が施されています。一体何のイベントなんでしょう?これだけCO2削減が叫ばれる昨今、たとえLEDだったとしてもここまで電飾を使うのは戴けませんね。どこに抗議したらいいんだろう。ジャロ?

まぁいいや、ようやくお目当ての中央公会堂に到着です。

アップロードファイル 613-3.jpg

照明を浴びたレンガ造りの建物が美しいですね。

ちなみに内部は

アップロードファイル 613-4.jpg

こんな感じ。大正浪漫(明治だ)
で、割り当てられた席ですが、最前席左翼でした。席からの眺めは

アップロードファイル 613-5.jpg

こんな感じ。近すぎw

さて、余興は終わりです。コンサートが始まりました。
1曲目は、フィガロの結婚から序曲。

もう、何と言うか。最初の1音で参りました。なんであんな音が出せるんでしょう?
流石ウィーンフィル。音の艶が尋常じゃない。私は一瞬、集音してエフェクトかけてスピーカーから出してるのかと疑ったほどです。
もちろん、マイクはありませんし、私の真ん前にあるスピーカーは沈黙したままです。完全に生の音。ホーネックのストラディバリウスその物の音です。
音の問題もさることながら、ウィーンフィルが奏でるモーツァルトですから、そりゃもう絶品。ベッドを置く寸法を測るフィガロが幻視できるレベル。
その後フィガロより数曲、ランナー、シューベルト、ブラームスのハンガリー舞曲と続いて1部終了。
2部の1曲目は、シュトラウスのオペレッタ「こうもり」序曲。
これも素晴らしかった。実に素晴らしかった。シュトラウスを弾かせたらウィーンフィルは世界一。
更にそこからは、シュトラウス一家のワルツ集です。
もうね、私は完全におなかいっぱいですよ。ウィーンフィルのメンバーが奏でる、シュトラウスのワルツを生で聴けたわけですからそりゃもう、その価値は、F1を生で見るのと同じかそれ以上です。

てか、大編成のオケによる交響曲も当然素晴らしいですが、こういう小編成による小曲集もいいですね。なんせ距離感が違います。非常に近い。
メンバーの息遣いが伝わりますし、音楽を作っている実感が非常にあります。会場との一体感が素晴らしい。

そういう空気があったからか、アンコールは4曲にも及びました。

で、アンコールの最後の曲。これは、もしかしたら予定に無かったものかもしれません。楽譜も持ってなかったし。

最後の曲。それは、ラデツキー行進曲でした。
これには会場大盛り上がり。もちろん、わざわざこんなコンサートに来る連中ですから、よく訓練されたクラオタが多数を占めます。
よく訓練されたクラオタなら、ウィーンフィルが奏でるラデツキーが流れて、これをやらないわけがない。

この手拍子。たぶん、クラシック音楽で唯一、観客が演奏中に手拍子する曲。

いやもう、この瞬間、間違いなく中央公会堂大集会室は、学友協会大ホールでした。
素晴らしい、本当に素晴らしい。まさかあれをできる日がやってこようとは。

というわけで、本当に大変大満足なコンサートでした。

欲を言えば、ラデツキーの前に、青くも美しくも無いドナウをやってくれれば更に最高だったんですが
まぁそれは本家に譲りましょう。これ以上言ったらバチが当たる。
何せ、あのコンサートに集った人は、世界で一番早くウィーンフィルとニューイヤーコンサートを楽しんだのですから。

……

………ニューイヤーコンサート??

……え?

…もう12月?

…だとすると、あの電飾はもしや、クリスm……

なんだか

ここ馬の餞のトップページが死んでますねこんばんわ。
また過去ログ吹っ飛びですよw

それはそうと、この週末は長野から親戚が来てまして、奈良京都観光案内をしてました。疲れました。

というわけで寝ます。おやすみなさい。すいません。

トップページがなくなろうと、更新回数が致命的に少なかろうと、たまに書き捨てますので、皆様も暇な時にどうぞw

てか、もう11月てwwwねーよwwwww

何の脈絡も

ないですが

やっぱりTop Gearって面白いですね。

いや、それだけです。暇な人は見てやってください。

しっかしフェラーリかっこいいなぁやっぱり。

これぞ

超広角

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という感じの一枚。ホームストレート1コーナー2コーナーS字進入と、秋の空。

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チェッカー後。擬似夕闇で黄昏感を強調

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また来年。いやほんと。

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帰路につく観客に手を振るスタッフの後姿と黄昏のジュピター
個人的にこの写真が何気に一番気に入ってます。
私、人の後姿ってのが好きです。
目は口ほどに、ではないですが、後姿ってのも雄弁に色々なことを語るものです。
鈴鹿のスタッフは、マーシャルから入場案内に至るまで、なんかね、こう。いいんですよ。みんながこのイベントを楽しんでます。そんな雰囲気がいい。
写真としては、もっとスタッフに寄って撮ったほうがいいのですが、まぁその辺はご愛嬌。

…と、こんな感じでした。
本当は総数で300枚近く撮ったんですが、きりがないのでこの辺で。

それにしても、レースも良かったし、カメラも良かった。私の腕さえ上がれば、もっともっといい写真が撮れます。来年まで精進します。

決勝前

いつものドライバーズパレード

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眉毛。

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顎。

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グラスタ裏。こういうのは絶対に広角で行きたいところですが、全く考えなしに予選を撮った望遠しか手元にない状況だったので仕方なく撮った一枚。
圧縮してるのでこの程度ですが、非圧縮の状態だと、ここに写ってる一人一人の顔が余裕で判別可能です。1800万画素は伊達じゃありません。

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本選スタート。眉毛インラップ

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完璧にピントがあったのが、残念ながらウェバー。ベッテルだったら良かったのに…

予選

開始です。

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生贄…否、マッサコースイン

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人ばしr…否、マッサアタックラップ

この辺りまでは、流し撮りも酷い有様ですが

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ベッテルコースイン。結構キレイです。これでも車速は150以上あるはず。

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眉毛アタックラップ

たぶん、ホームストレートでF1を撮る事以上に難しい流し撮りは存在しないと思います。そんな苦行の成果が

アップロードファイル 608-5.jpg

この写真。ポルシェレース(それでも車速は240くらいはあります)程度なら、こんな按配。すげぇぜ一眼レフ!!

日曜日

予報は昼まで雨でしたが、10万人の呪…祈りが通じたのか、朝から晴天になりました。その道すがら

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非常に分かりにくいですが、横にセナを乗せてレガシィでサーキット入りするバリチェロの図。なんでF1ドライバーが自分の運転で?しかもレガシィて。もうちょっとマシなのに乗れ。ちなみに次の車はベンツのS。これもニコが自分で運転してましたw

アップロードファイル 607-2.jpg

見てくださいこの青
これです。これです。私はこの青が欲しかったんです。
PLフィルター最高!!
※PLフィルターの話はまたいずれ。

アップロードファイル 607-3.jpg
GPエントランス。ゲート奥に見えるグラスタ。空の青がちょっと薄いのがもったいない。本当は魚眼レンズが欲しい風景です。

アップロードファイル 607-4.jpg
土曜とはうって変わって晴天の空。一応、電光掲示板の表示も意識した一枚。

という感じの予選前。期待が膨らみます。

とりあえず

写真を貼ることにします。で、ここは5枚までしか貼れないので何度かに分けていきます。

まず
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土曜のグラスタ裏。閑散。

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席から見た景色。雨。

アップロードファイル 606-3.jpg
フォーミュラチャレンジ。ヘビーウェットの中で強制実施。
流し撮りはこんな按配。このカメラでは初の流し撮り。状況は最悪です。何せこの光量でシャッタースピードもそれほど上げられず、更に、何を間違ったか手ブレ補正をカットしてたので大変なことに。

アップロードファイル 606-4.jpg
ホンダが誇るロボット風コスプレスーツ。ロボットがこんなに滑らかに動くわけがない。気持ち悪いくらい人間っぽく動きます。絶対に中に小さなおっさんが入ってます。

というのが土曜日でした。最後のアシモは、予選ディレイを見越して昼過ぎに雨宿りに逃げた先でやっていたショーの写真。
その後やはり予選はディレイとなり、雨脚も全く衰えないので、正式発表を待たずに予選順延を見越して撤収を開始しました。
予選決勝同日開催は2004年に実施済みですから、それが今回も適用されるだろうという読み。
もちろんその読みは当たり、しかも撤収完了後、雨が更に土砂降りになるという有様。
よく訓練されたF1観戦者としての貫禄を見せ付けて土曜日は終了。

近年稀に見る

素晴らしいレースでした。2010年鈴鹿グランプリ。
詳しくはまた後日にしますが、何にせよ
可夢威が凄すぎました。
こいつはガチです。リアルカペタです。ついに日本人として初めて、ワールドチャンピオンも夢ではないドライバーが登場しました。
本当に素晴らしかった。
あとは一眼レフ、マジパネェ
ようやく「こんな写真が撮りたい」と長年思っていた物が撮れるようになりました。
そんな写真もまた後日。
今日も外に出てたので疲れて仕方ありませんので寝ます。すいません。おやすみなさい。

俄かには

信じがたいことに
もうF1鈴鹿グランプリです。
もちろん、今年も行きます。

で、例によって雨です。

まぁこれまで台風を2度経験している我々にとって、この程度の雨ごとき、何の問題もありませんが、今年は久しぶりの空タンク予選ということで、確実に2006年、あの顎の、超絶なコースレコードをベッテルが塗り替えてくれると信じていただけに、この雨は残念で仕方ありません。
ほんと空気読めよ。

てか、この鈴鹿にあわせて、カメラのPLフィルター(青空をよりはっきりくっきり美しく写せるようにするフィルター)を買ったのに、全くの無意味になりそうです。もう最低。

…まぁいいや。仕方ありません。雨には雨の楽しみ方があります。

では行ってきます。

久しぶりに

はやぶさのネタです。もちろん、あの小惑星探査機はやぶさの事ですよ。
あの地球帰還からもう3ヶ月以上経ったのが信じられませんが、先日、うちの母親が勝手にAmazonではやぶさのプラモデルを買ったんですね。メッキ仕様のAmazon限定版。
どうも簡単に作れると思っていたらしいですが、届いた箱を開けて絶句し、私に組めと。
もうプラモデルなんて軽く10年は組んでませんが、久々にやってみるかと押入れの中からニッパーやらヤスリやら探し、どうにも接着剤が見つからないのでわざわざ買いに行って、準備万端整えました。

さて、このプラモデルですが、以前、青島(っていうプラモメーカーです)が販売してバカ売れし、気を良くして今度はメッキ仕様の特別版を販売したらこれもバカ売れという一品。
柳の木の下にはちゃんと二匹目が居たという有難いお話。

普通の人には青島って名前はあまりピンとこないかもしれませんが、私的には、暴走族仕様の車のプラモとかマニアックな物をよく作ってるメーカーという印象。たぶんモデラーの人たちに聞かれたらブチ切れられると思いますがそんな印象。
ガキの頃、一体何台の暴走族仕様のバイクを組んだことか。懐かしいねぇ

まぁいいや、早速組みましょう。箱を開けて説明書を見、パーツをライナーからニッパーで切り取って、まずは接着剤を付けずにパーツの合わせを……って、合わねぇw
いやー久しぶりです。接着面に当たり前のようにバリが来るこの感じwww
これはタミヤやガンプラしか組んだことのないゆとりは発狂するでしょうねwww

仕方ないので接着面をしっかり確認し、慎重にヤスリをかけ、それら作業で付いた指紋を水洗いして乾かして手を徹底的に洗って油分を完全排除した上で、必要最低限の接着剤で接着し…

…美しい組み。

……いやぁ綺麗だ。

この程度の当たり前の作業で完璧にチリが合うってのは、流石、ちゃんとしたメーカーのモデルです。
これが中途半端なガレキもどきだと、ヤスリかけてパーツ組んでも、そもそも左右で大きさが違うもんだから如何ともし難く、仕方ないのでパテ盛って削ってサーフェイサー吹いて色塗ってと有り得ない苦行を強いられるもんです。

って、まぁいいやそんな話は。

てかね、組んでるとね、パーツそれぞれに思いを馳せるわけですよ。

本体に、あの再突入カプセルを組み付ける時なんかは感慨もひとしおでしたし、サンプラーホーンを組む時も勿論のこと、12機のスラスターの組み付けなんてもう。これらをニュータイプ的な操作によって噴射させ、リアクションホイールの代わりを成したのかと思えば、この糞組みにくいパーツにも愛着が湧くってもんですよ。
正直もうちょっと組みやすくしろと思うパーツばかりでしたが、本家はやぶさの運用を思えば、どんな微細なパーツでも仇や疎かには出来ません。断じて出来ません。拙い技量ではありますが、持てる技術の限りで組まないと、はやぶさに申し訳が立たない。

と、いうわけで、素組み(色を塗らない組み立てのこと)ではありますが、ゆっくり慎重に組んで凡そ3時間弱。

ついに完成に至りました。

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いや、自分で言うのも何ですが、想像以上に美しい。

でね、台座が「イトカワ」になってるんですが、そこにちゃんと「ミネルバ」を置いてます。
残念ながら使命を果たせなかったミネルバを、今ここで、イトカワに着陸させるわけですよ。熱いですよ。ロマンですよ。
でも面白いのがこのミネルバ。接着剤を付けてもその造形ゆえに、絶対にイトカワに着かないんです。
そんな所まで再現するなwと思いながら、底面をヤスリがけし、無理やり接着しましたw

それはさておき

アップロードファイル 603-2.jpg

はやぶさかっこよすぎwww

組み終わって、実物を見、写真を撮って、こんなにかっこいいならちゃんと色塗ればよかったと思ったり思わなかったり。

本当に久々でしたが、プラモデルっていいものですね。

加茂際つながりという訳で、件の「御影神社」ですが

京都市左京区上高野東山207

にあります。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~hanatabi/hiei2/index.htm

このページが分かりやすいかもしれません。
叡山鉄道の「三宅八幡」の駅から徒歩だと、たぶん10分強でしょうか。

私は、例のNHKスペシャルを見た後、これは詣でなければならないと思いカレラ号で安全運転で向かったのですが、これが、もう。完璧な田舎の(失礼)住宅街で、しかも、目指す神社はガードレールの破れたあぜ道の奥というとんでもない立地。分かるわけがありません。相当探し回った記憶があります。
もちろん駐車場などあるわけがなく、仕方なくあぜ道に至るガードレール脇に路駐しました。すいません。

あぜ道を数十m進むと、そこから山を登るような道が分かれており、そこから5分弱ほど登れば、そこに「御影神社」が鎮座ましまします。

別に豪勢な社があるわけでも、神主が常駐するわけでも、巫女さんがいる訳でもありません。

アップロードファイル 602-1.jpg
※携帯の写メなので、これが限界です。

しかし。ちゃんと毎月、月の例祭をしっかりと執り行い、恐らくは氏子さんたちの支援もあるかもしれません。また、このくそ分かりにくい立地も一役買ってます。本気で行きたいと思った人間しか立ち入れないところにあるものですから、有象無象の穢れとは隔絶した存在です。本当に、清明な社です。今流行の「パワースポット(笑)」のような低俗な類ではなく「本物」の空間です。
興味をもたれた方は是非。
規模こそ小さいですが、そこにあるのは、伊勢神宮や春日大社などと引けをとらない本物の空間ですから。