と言うかずっとと言うか、真面目な話ばかりで申し訳ないんですが
日々真理の探究に勤しむ哲学の徒としましては、そうならざるを得ないわけでして(ぉ
…ごめんなさい。すいません。ええーっとですね。
もしかしたらここを読んでくださっている皆さんは
んな文句があるなら辞めろと思われてるかもしれません。
愚痴ばっか言ってんじゃねぇぞ(゚Д゚)ゴルァ!と。
確かに。少し前までは、私も正直悲観するだけで、言わば愚痴のようなお話
…にはならないまでも、脳ミソはフルに使っても、その精神状況は極めて
非建設的でした。
しかしですね、最近、気付いたんですね。
私の今のこの状況、果たして、そう悲観するようなものなのか?
友人はメールで言いました。
「社会人のキャリアとしては申し分ないだろ?」と。
言われて問い直して気付きました。確かに私の履歴書は、恐らく社会的に見て、どこにも問題はないでしょう。
国立大卒、一部上場企業就職、住宅営業5年、部内営業成績5位以内。
…誰だよこいつ?……履歴書って信用できませんねぇ(しみじみ
えーっと肩書きも重要ですが。それより問題はその中身です。
キャリアの中で何を積み上げたか。
これがよくよく考えると、結構、悪くない。寧ろそっちのほうが悪くない。
ま、そりゃ給料死んでます。こんだけ仕事して、これだけ実績あげて、これだけ組織に有形無形の貢献をして、これだけ毎日遅くまで働いて、それで年収300万の手取り6掛け。オカシイ。全くオカシイ。金とか物理的な側面だけ見ると、本当に全く、今の環境は死んでます。
しかしですね。
ダメな組織にいることが、果たして本当にダメなんでしょうか?
そりゃ、優良な組織に居れば楽ですよ。有能な上長が居て、優良なシステムがあって自分の仕事さえやってりゃ結果が上がる。で、お金もたんまり。楽ですね。ええ。超楽チン。
しかし、その環境は、優れた誰かに与えられたモノで、自分は何もしてないわけですよ。そして一番恐ろしいことは、人間、楽な環境に居れば、脳ミソが止まるんです。試行錯誤をしなくなります。よっっぽど自らを律することができない限り、ぬるま湯に居ればそこで人間落ち着いてしまいます。
問題意識は、問題がなければ生じないんです。
さて、今の私のいる会社。全社的に見てどうか。そりゃもうダメです。どこをどうとってもダメ。
問題だらけ。大問題。ワンダフルオプチュニティーです(イミフメ
ダメさ加減を語りだすと止まりませんから、一旦置きます。
では、今、私が居る部署。
組織としては、そう大きくありません。中規模組織。売る棟数はせいぜい年間300ほど。で、人数もそんなに多くない。更に平均年齢が若い。因みに、私が男では最年少です。
また、人員シャッフル(異動)が大変多い。そんな部署です。
ではどういう良さがあるか。まず組織がスマートですから、通常の支店のような複雑怪奇な権力関係がありません。自由に意見ができます。また組織のフットワークも重くありません。…最近重いですが。
そういう点も良いですが、私が一番、有り難いと思うのは、異動の多さです。無論、単純に「売る」ということに重きを置く場合、異動が多いのは正直最悪です。しかしですね。異動が多いということは、それだけ多くの上司の下につくということです。またうちの部署は支店の中に間借りをしてますので、異動の度に支店も変わります。要するに多くの支店を見ることができる。支店というのは、大規模組織です。世の、中小企業くらいの規模。
つまりですね。多くの上長の優れた点、ダメな点、多くの大規模組織の優れた点、ダメな点を見て回れるわけです。またオカメハチモクとも申します。各支店を客観的に見られる。より深く見られるわけです。
無論、自らが属する中規模組織に関しても然りです。
これは素晴らしい経験です。
そしてそこで私は日々考えるわけです。問題意識と危機感を持って、真剣に。何が問題なのか。どうすればもっと良くなるのか。
文句ではなく、愚痴でもなく、具体策をです。具体的な方法論を、です。
で、実践する。声を出す。物言う平社員です。
まぁうちの会社がどうなるかは微妙極まりないですし、今の組織に依存するのは危険極まりないわけですが、少なくとも今、私が経験している事柄というのは、それなりに自分の糧になっているのではなかろうかと、気が付いたわけですね。なるほど捨てたモンじゃないと。
確かに、負け組300万のクソ給料はサイアクですが、長い人生見渡して、今この時期を修行の季節と思えば
……ごめんやっぱそれを差し引いても低すぎ。もう生活できません(貧)
…まぁでも歌にもあります。トラブルは、問題は、素晴らしいチャンスです。というわけで、もう暫く、金のためではなく、自分のために脳ミソを使います。
おぉ少し前向きなお話。でもボーナスが出るとまたげんな(ry