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クルマ

という物に対して、私の知識は如何程のものか。
ごく普通の人と比べれば、確かに色々知ってると思いますが「マニア」と呼ばれる人種の中では、まぁ中の下か。その程度かと自覚しております。
というか、私のクルマ知識は分野が狭い。特にドイツ車限定のきらいがあります。更に言うとBMWとポルシェに特化します。ベンツは、少しだけ。(あとフェラーリ少々、日本車も然り)
そして更に、私の知識は大きく文系知識に傾きます。
例えばBMWやポルシェのクルマの歴史や、会社の変遷、または自動車業界の動きなどには相応の知識があります、が、しかし。
クルマの現場(製造、整備、イジリ系)の知識、と自動車工学の知識がサッパリダメ。クルマの文系知識はあっても、理系知識はまるでダメなわけですね。これは困った大問題です。
何たってクルマは理系知識の集積です。それを知らずしてクルマを語れようか?これはいけない。全くいけない。今まではこれでよかった(?)ですが、今後は不味い。甚だ不味い。
何故か?
だってここを読んで頂いている方のなかに、自動車メーカーのエンジニアが
生まれたわけですからね。…これは恐ろしい事ですよ。
例えば、素人が作ってる住宅系のHPの内容なんか、私などから見てもチャンチャラオカシイわけでして。その事がここにもそっくりそのまま当てはまるはずですから、そりゃ恐ろしい。
プロ相手に生半可な知識で語る愚を犯すわけには絶対にいきません。
…つーかそもそもここの読者様は理系の人が多いんだよなぁ

さてしかし。所謂「自動車工学」というものを、数ⅠAどまりの算数力と、物理知識皆無の人間が理解できるのか?という、大変困った問題につきあたります。事実、専門書と呼ばれる本を読んでもサパーリ理解不能。
自動車の構造、パーツ、その原理原則、その設計思想、その製造工程を
ど文系人間が正しく理解するにはどうするか。本来はどーにもなりません
しかし!!
それにぴったりの本がございます。

福野礼一郎著「クルマはかくして作られる」「超クルマはかくして作られる」

クルマの構成パーツのその意味、その工程、その実体を明らかにした素晴らしい本、らしいです。CGに4年間くらい連載してたのをまとめたものですね。CG連載時はさらっと目を通すだけでした。すいません。
本屋で探しても見つからないのでアマゾンで買いました。しかも豪華版(死
もうそろそろ届く予定。

てか、何故、今まで読まなかったか?
……まぁ単に、理系知識への欲求が少なかったからですね。エンジンの構造がどーこうとかは無論興味はありましたがねぇ
というわけではせさんのご就職は私にとっても大変良い機会となりました。

これで文理両面から、クルマ知識を高められるわけですね。
しかし高めてどーすんだろう。という素朴な疑問も浮かびますが。

いっそ、脱サラして弟子入りでもしよーか(ぉ