年始早々どうしてこんなにネタまみれなんでしょうかねぇ
何か悪い事でもしたでしょうか。パソコンがトぶなんてもう5年振り?それ以上でしょうか。アニメネタで騒ぐなんて11年振りですからそれに比べればまだマシか(イミフ
えーっと世の中(の一部)ではハルヒを「エヴァ以来のムーブメント」と評しているようですが、もうまんままさしくそれ以来にスッ転んだ私は一体何だ、オタか。五月蝿い黙れ。
私もね、色々考えましたよ。何でこうなったか。つらつら慮るに
訳の分からんオタアニメによく分からない若手のアイドル気取りの声優達が判で押したような声でやってる濫造品(主観ですよあくまでも)
には、ここ10年来、全く食指を動かされなかった私ですが、最近見た中では例のAirがほぼ唯一評価を与えたアニメでした。
勿論、ストーリーもまぁよかったですが
それ以上に、絵のクオリティがベラボウに高かった。
そしてハルヒです。
アニメ化された部分は私の大好物(タイムトラベル)ではない箇所です。
放映分のストーリーも確かに面白いですが、正直絶賛するほどではなかった。
しかし、例によって絵のクオリティが途方も無く高かった。
両方に共通する項目は何か。
京アニです。京都アニメーション制作だということです。
「絵」という表現を用いましたが、構図というか見せ方というか、細かいエフェクトやら絞りを利かせたピントの表現やら何やら、クオリティとリアリティ、要するに作りこみが尋常じゃないんですね。
半端なOVAは余裕で超えます。ヘタすりゃ劇場アニメクラスです。
特にガラスに映りこんだ絵を使った描写がベラボウに上手い。Airの時もそうでしたから京アニの伝統芸なんでしょう。
そして何より有り得ないのは、そのクオリティを全話で維持するということです。…エヴァだって最後はああなりましたしね。まぁ26話ものと14話ものという違いはありますが。
てかそもそもハルヒに興味を持ったのも、京アニ制作だと聞いたからでして
私の期待は正しく報われたわけです。
まぁアニメの話になってますが、私は別にアニメに限らず、車だろうが時計だろうが音楽だろうが何だろうが、最高の技術を持ったプロが最高の情熱を傾けて作り上げたホンモノには心からの賛辞を惜しまない質ですから、こういう事になるのも私としては必然だったのでしょう。
というわけで何が言いたいか。
昨日から始まった
アニメ版のだめカンタービレ
…もうちょっと何とかしてください。
なんですかあの静止画のオンパレは。背景画のやる気無さは。
第1話くらいもっと気合入れて作ってください。
京アニと比べてはいけないと分かってはいますが、ライブアライブ(注)と比べてはいけないと分かってはいますが、それでもこの差はなんだ。
もうちょっと頑張れ。これじゃドラマ版のほうがよほどいいですよ。
今後の躍進を期待しましょう。
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※例の聖地巡礼という名の比較サイト
ttp://www.rinku.zaq.ne.jp/p_v/haruhi.html
ここまで再現しろとは言いませんが、ここまでやる連中が同じ業界にいるということを意識して欲しいものですね。
(注)ライブアライブ=ハルヒの12話。
文化祭のステージに立ったハルヒが歌うシーンに、映画リンダリンダリンダをモチーフにした描写があるんですが、そこでのギター、ベース、ドラムは、実際に弾いてるとしか思えないくらいの描写がされている。ボーカルであるハルヒの口の動きが歌詞と完全連動なのは言うまでもない。
京アニクオリティ恐るべし。