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余人の及ばぬ

速度で、余人の及ばぬ領域へ。燎原の火の如く一度興味をもったものには一気にオタクな領域に突っ走る傾向が私にはありますが、さて。

先日のバイロイトの第九以来、今まで何気なく「クラシカルエヴァー」などで聞いていたレベルから一気に跳躍し、指揮者とオケと録音状況に拘って色々物色しております。
こんな時にネットは本当に便利。
目を覆わんばかりのクラオタな人たち(ホメ言葉)のホームページが軒を連ね、一般人にはさっぱりわからん情報で溢れております。
あとアマゾンって超使えますね。大概欲しい物がありますよ。素晴らしいですよ。オタ養成機関ですよ。

先日も申しましたが今まで私は「名演」とかそーゆーのは眉唾だと思ってたんです。何故ってクラシックのアルバム手にしてみてください。みんな「名演」って書いてありますもの。どー違うんだよ?って。普通分かりません。だから結構斜に構えてましたが
しかし、所謂「世紀の名演」と呼ばれる本物の名演は、流石に凄いです。

バイロイトは勿論ですが、ベートーベンの3番ならフルトヴェングラーの44年、5番なら43年のそれぞれウィーンフィルとベルリンフィル。
ブラームスの1番なら68年のシャルル・ミュンシュ指揮パリ管弦楽団、2番なら45年のフルトヴェングラー指揮ウィーンフィル。
毛色は変わりますが、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ならリヒテルのピアノが最強でしょう。
また世紀の名演かどうかは分かりませんが、サラサーテならあのフィギュアのプルシェンコへの楽曲提供で有名なエドヴィン・マートンが凄いです。カルメン最高。

…と書き連ねても、普通の人にはさっぱり分からんでしょうけれども。

ミュンシュ指揮のブラームスの交響曲第1番
アップロードファイル 146-1.jpg 
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005NDD5/ref=pd_rvi_gw_2/249-3438931-5899540

リヒテルが弾く、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番
アップロードファイル 146-2.jpg 
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0007OE28U/ref=pd_rvi_gw_2/249-3438931-5899540

この二つは、絶対にお勧め。
のだめオーケストラのそれとは大変申し訳ないですが、圧倒的に別次元の超絶芸術です。これは最早世界遺産。いやほんと。そのくらい凄い。

…という状況を踏まえ、私はいつか買ってやろうと思っていた携帯音楽プレーヤーを買いました。
どこのがいいのかよく分かんないので色々聴いてみましたが、ソニーのがよさげ。2GBで2万。まぁこんなもんかと。でもソニーはキライだし…でもしかたないかな、と思って横を見てみると東芝製のHDDのプレーヤーが2万3千円で売ってました。30GB、しかも動画再生もできるぞ。
てか、横浜のヨドバシで29800だったものが、何故、千葉のヤマダ電機だと23000?まぁいいや安いし。というわけでHDD版を購入し、イヤホンが心もとないのでDENONの6500円のを4800円で売ってたのを更にポイントを使って1000円で買いました。
音もまぁまぁいいですし、動画も見られます。ただWMV形式のみ再生可能で、MPEGやらAVIがダメですからわざわざ変換して保存しないといけません超だるい。まぁ2万ちょっとのものに文句言ったらダメか。
あ、因みに競合相手として某アップルのアイポッドもありましたが、あれは売れすぎてますから却下です…凄い理由。

…えー……金が。

まぁなんつーか、アレですよ。自分にご褒美ってやつ?
自分にクリスマスプレゼント?……う、うわぁ