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決勝前

いつものドライバーズパレード

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眉毛。

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顎。

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グラスタ裏。こういうのは絶対に広角で行きたいところですが、全く考えなしに予選を撮った望遠しか手元にない状況だったので仕方なく撮った一枚。
圧縮してるのでこの程度ですが、非圧縮の状態だと、ここに写ってる一人一人の顔が余裕で判別可能です。1800万画素は伊達じゃありません。

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本選スタート。眉毛インラップ

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完璧にピントがあったのが、残念ながらウェバー。ベッテルだったら良かったのに…

予選

開始です。

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生贄…否、マッサコースイン

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人ばしr…否、マッサアタックラップ

この辺りまでは、流し撮りも酷い有様ですが

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ベッテルコースイン。結構キレイです。これでも車速は150以上あるはず。

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眉毛アタックラップ

たぶん、ホームストレートでF1を撮る事以上に難しい流し撮りは存在しないと思います。そんな苦行の成果が

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この写真。ポルシェレース(それでも車速は240くらいはあります)程度なら、こんな按配。すげぇぜ一眼レフ!!

とりあえず

写真を貼ることにします。で、ここは5枚までしか貼れないので何度かに分けていきます。

まず
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土曜のグラスタ裏。閑散。

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席から見た景色。雨。

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フォーミュラチャレンジ。ヘビーウェットの中で強制実施。
流し撮りはこんな按配。このカメラでは初の流し撮り。状況は最悪です。何せこの光量でシャッタースピードもそれほど上げられず、更に、何を間違ったか手ブレ補正をカットしてたので大変なことに。

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ホンダが誇るロボット風コスプレスーツ。ロボットがこんなに滑らかに動くわけがない。気持ち悪いくらい人間っぽく動きます。絶対に中に小さなおっさんが入ってます。

というのが土曜日でした。最後のアシモは、予選ディレイを見越して昼過ぎに雨宿りに逃げた先でやっていたショーの写真。
その後やはり予選はディレイとなり、雨脚も全く衰えないので、正式発表を待たずに予選順延を見越して撤収を開始しました。
予選決勝同日開催は2004年に実施済みですから、それが今回も適用されるだろうという読み。
もちろんその読みは当たり、しかも撤収完了後、雨が更に土砂降りになるという有様。
よく訓練されたF1観戦者としての貫禄を見せ付けて土曜日は終了。

というわけで

超広角レンズ購入記念で、昨日は代休を取り、上賀茂神社(賀茂別雷神社)にドライブに行ってきました。

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御祭神は雷の神様です。

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もちろん、世界遺産

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京都三大祭りのひとつ「葵祭」の舞台となるのもここ上賀茂神社。
日本人なら誰しも聞いたことがある「葵祭」ですが、しかしこのお祭りには色々と逸話があるんです。

さて「京都三大祭」とは「葵祭」「祇園祭」「時代祭」です。が、しかし。

「時代祭」なんぞ所詮、たかが100年ちょっと。京都的には全く以って歴史が浅く格式が低いこと甚だしく、葵祭、祇園祭の関係者は口には出しませんが絶対に「三大祭」なんて一括りにしてくれるなと思ってます。

で、祇園祭。

日本に名を轟かす祭りのひとつですが、これとて歴史は1200年ほど。疫病対策に始まったものでして、京都的には、更に古い歴史と伝統を持ち格式高い祭りがあります。

それこそが「葵祭」

京都御所から上賀茂祭神社に、天皇の代理「斎王」或いは「斎王代」が、神に拝謁するために行う行列および、上賀茂、下鴨神社(賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ))の諸々の神事を統一して「葵祭」と一般には呼びますが、これが大間違い。

本来、斎王の行幸のみが「葵祭」で、上賀茂、下鴨の諸神事はそんなことより遥か昔、平安遷都より更に昔から連綿と執り行われている、京都随一の歴史と格式を誇る神事です。

その名も「賀茂祭(かもさい)」

ですから、関係者は、間違っても「葵祭」という表現は使いません。絶対に、頑なに「賀茂祭」と言います。

平安遷都より更に昔。賀茂川水域を支配していた有力豪族「賀茂一族」が、疫病と飢饉にさらされた折に占いを行い、そのご託宣に従い、神の前で馬を競い走らせたのが始まりとされます。それが後に(といっても平安初期ですが)上賀茂神社の境内で執り行われる神事の形を取ったのが
「競馬会神事(くらべうまえしんじ)」
或いは下鴨神社で実施される、下鴨神社に程近い「御影神社」に光臨された神を、下鴨神社にお迎えする
「御影祭」
起源は平安どころか奈良時代、飛鳥時代すらも超越し神武天皇の時代と言いますから流石にそれはどうかと思いますが、いずれにせよ「早くても」奈良時代には既にこれら祭りは厳として執り行われており、当時から既に朝廷より特別の扱いを受けていたわけでして、加茂祭恐るべし。

ここをご覧の皆様は、冒頭の「時代祭なんて云々」という一文を見て、あぁまた京都的な傲慢かw
と思われたかもしれませんが、このように圧倒的な歴史と格式を誇る祭りとそうでない物を一括りにするのは無理があると私は思う次第です。時代祭があと1000年くらい続けば、同列にしてもいいかもしれませんが。

…なんかただのドライブ話と写真話にしようと思ったのに、全然話がずれました。

本道に戻します。

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上賀茂神社の巨木とカレラ号。

こういうのも超広角レンズならではです。

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夜のカレラ号の車内。
何気ない写真ですが、こういうのも超広角でないと絶対に撮れません。

いやー超広角レンズってほんといいものですね。

※葵祭云々で偉そうに色々書きましたが、上記は、1年くらい昔にやってたNHKスペシャルをベースにした私の怪しい記憶によるものですので、信憑性に欠けるかもしれません。
ご興味持たれた方は、各々ググッてください、申し訳ありません。よろしくお願いします。

ちょっとした

勢いで、超広角レンズを買ってしまいましたこんばんわ。
いやさ、どうせ必要な物だしさ、しかも買ってしまえばぶっ壊れるまでずーっと使えるものだしさ。
せっかくの一眼レフで、広角レンズがないって有り得ないしさ。
まぁ色々言い訳はできますが、欲しい物は欲しい。
標準ズームレンズと、単焦点と、超広角と、超望遠は絶対に必要な物ですから、今買うか次買うかの違いです。
そうです、そういうことにしておいてください。

さてそもそも「広角レンズ」とは何ぞやという話ですが、読んで字のごとく
「広い角度をカバーするレンズ」
です。

携帯のカメラでも何でもいいですが、誰しも一度はカメラを構えて
「撮りたい物が画面に収まらない」
って経験があるはずです。
カメラのレンズは、カバーできる範囲が決まってますから、どうしてもそういう事が発生する。
携帯のカメラやコンパクトデジカメは、その「範囲」という壁を超えられませんから諦めるしかないのですが、そこは一眼レフ。レンズを交換することで、その限界を超えられるんですね。泥沼の始まりとも言う。

さて、レンズがカバーする範囲の表現として「○○mm」という言い方があります。
10mmとか、500mmとか、そういうやつです。
で、この「mm」とは何の長さか?
「焦点距離」
なんですね。
では「焦点距離」とは何ぞや?って話ですが
「レンズの位置と、そのレンズが写しこんだ像が結ぶ位置(焦点)の長さ」
に、なります。

従って、焦点からレンズが近ければ(焦点距離が短ければ)レンズが写しこむ範囲は広がる=広角
焦点からレンズが遠ければ(焦点距離が長ければ)レンズが写しこむ範囲は狭く、遠くなる=望遠

と、なるわけです。

……えーっと、ここまで皆さん、読んで頂けてますでしょうか??
私自身の理解がまだ不十分なもので、ちゃんと伝わってるか甚だ疑問で大変申し訳ないんですが、万一ちゃんとご理解頂けていれば幸甚です。

さてまぁマニアックな話は置いておいて

じゃあ具体的に、レンズ(焦点距離)の違いによってどういう差が生まれるか。
超広角レンズってのは、どういうレンズか?
百聞は一見にしかず、よく分かる実例のコーナー

まずは、焦点距離55mmの「標準レンズ」で撮った写真。

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意味が分からない写真です。スイッチです。ピタゴラ(違)

次に、焦点距離18mmの「広角レンズ」で撮った写真

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おぉこれで何か分かってきました。部屋ですね。何となくオタ臭がします。でもなんかこう、狭い。全体が見えない。

…とのご要望にお応えして、最後に焦点距離10mmの「超広角レンズ」で撮った写真

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如何でしょうか。これで全てが明らかになりました。酷いオタ部屋です。ええ。もう。なにベッドの上と床の上のAmazon箱。

…それはさて置き、この3枚は「全く同じ位置」から撮ったものです。
レンズによって、ここまで撮れる範囲が違うと。
これこそが「超広角レンズ」の力なわけです。

このように「超広角レンズ」は、広い範囲を写真に収めたい時にその威力を発揮するレンズです。建物や風景などを撮る時には必須のアイテム。あるいは室内などでの撮影でも重宝します。
まぁ色々なシーンで使える、極めて使い勝手のいい有難いレンズだと。

さて、このように使い勝手がよい素晴らしい「超広角レンズ」ですが、買うにあたってどれにするか。

私のカメラCanon EOS Kiss X4は「APS-C」と呼ばれる規格(詳しい話はまたいずれ)ですので「超広角」と呼ぶに相当な焦点距離はやはり10mm前後は欲しい。
となると候補は
シグマの8~16mm、同じくシグマの10~20mm
タムロンの10~24mm
トキナーの11mm~16mm
あたりという事になります。
これらを、そこらのカメラ屋で買うと、カメラ本体分くらいの諭吉が犠牲になりますのでそこは高度情報化社会。ITですよIT。Amazon先生の出番です。
で、色々見た所、広角とは言えやはりF値(これもまたいずれ)にも拘りたいとなるとシグマとトキナーが強いんですが、すいません、トキナーはカッコが好みじゃないので、シグマがいい。てかシグマの10~20mmはF値が3.5な上に、超音波モーターによるAF。もう一般人には何がなんだか意味不明な話で申し訳ないですが
とにかく、カッコいい上に高性能。
で、Amazon先生による割引も効いてお買い得感最高(勘違い)
というわけで、買ってしまった次第です。

シグマ 10-20mm F3.5 EX DC HSM
http://www.amazon.co.jp/gp/product/product-description/B002D2VS9U/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=3210981&s=electronics

うん、何だ。高いですよね。普通の人には意味が分からない感覚です。
だって、6万半ばも払えば、コンパクトデジカメの2つや3つ買えるわけですから、普通の感覚では絶対に理解されない。

私はどうしても、金額の多寡を絶対的な感覚ではなく相対的な感覚で決めるからこういう恐ろしいことになるんですよ。
「この性能でこの価格は、他の製品から相対的に見て安い」
これです、これが諸悪の根源。

まぁいいや。もう今更この生き方は変えられません。

で、実物

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圧縮かけた写真では分かりにくいですが、アルカンターラというかスウェードのような処理が施されていて見た目も手触りも極めて良好です。あと糞重い。

私のカメラに装着したら

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こんな感じ。入門機にはオーバースペックなレンズですから仕方ないのですが、どこからどう見てもレンズのほうが高いwそしてでかいww
あとカメラ本体とレンズあわせると、余裕で1kg超えます。重すぎwww

というわけで、私の一眼レフの「レンズ欲しい欲」はあらかた満たされました。
あと必要なのは大砲(超望遠レンズ)のみです。
でもこれが難物。500mm級はどうしても10諭吉が必要。流石に辛いです。ボーナスまで待つか。

…まぁ欲を言えばマクロレンズと、もうちょっと焦点距離の短い短焦点レンズが欲しいのですが。

というわけで、ますます泥沼の今日この頃。

私は一体どこに行こうというのでしょうか。

見せて貰おうか

最新一眼レフの性能とやらを
というわけで、ぶっ壊れたファインピックスS5000の代わりにamazonで購入した

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Canonの一眼レフエントリー機「Eos Kiss X4」

これがもう。エントリー機とはいえ、私のようなど素人には余りあるにも程がある超高性能一眼レフであることに変わりありません。
1800万画素は伊達じゃありません。

…てか、世の中的にどうも「○○万画素」ってのがデジカメの性能の基準のように語られがちですが、デジカメの性能は、単純に画素数だけで判断できるわけではありません。
「画素」とは、言うなれば、絵の「密度」です。そりゃ密度が高ければ高いほどそれに越したことはありませんがいくら密度が高くても、それを忠実に、的確に、正確に認識するセンサー「CMOSセンサー」が高精度でなくては意味がありませんし、また、どれだけ高密度で高精度なデータを取り込んでも、それをデジタルデータに置き換えるCPU(映像エンジン)の描画能力がボンクラでは話になりません。
つまり「画素数」「CMOSセンサー」「映像エンジン」の最低三つが揃う必要がある(ほんとは他にも腐るほど要素がありますが、割愛)わけです。
更に、それら「カメラ本体」側の問題もさることながら、被写体の実像を、正確に捕らえる「レンズ」がなければ、どれだけカメラが高性能でも全くの無意味。

……と、これ以上私が色々語っても、普通の人には意味不明だし、ホンモノの方々には「にわか乙www」と笑われるのがオチですので、多くは語りません。まぁ要するに、カメラの世界は深いと。ええ。

というわけで、まぁごたくはいいや。取り合えずどんなもんかという実例

今日、カレラ号で琵琶湖ドライブに行ったわけですが、その途中で立ち寄った

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「Anniversary Restaurant PREGO 」
http://www.prego-style.net/prego-index.html

別に今日はアニバーサリーでも何でもないんですが、琵琶湖大橋西詰めから湖西道路を少し北上した右手にあるイタリアンのレストランです、美味しいです。

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サラダ
自家製のゴマダレで頂くと驚くべき旨さ。

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メインの近江牛。旨すぎワロタw

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スイーツ(笑)…馬鹿にしてすいません。美味しかったです。
(ちなみに、これで2000円ほどのランチです。安すぎw)

というわけで、店の写真は18mmの広角、料理の写真は当然のように単焦点レンズ(50mm)で、という撮影。
もうね、下手ですね。死ぬほど下手です。全く駄目。カメラが可哀想。
料理の写真はもう少し光を上手く使わないと美味しく見えないですし、何より、構図が死んでます。
いままでズームレンズに頼ってきたツケですね。単焦点レンズを使っての構図の取り方が全く理解できていない最悪のサンプルです。素材と機材は素晴らしいのに腕が三流じゃ話になりません。
これまで、私は

「写真(の構図なんてもの)はセンスだろw」

と、馬鹿な事を言ってましたが、自分で、まともなカメラを持って写真を撮って気づきました。

私、センスないですw

ちゃんと学ばなければなりません。基礎を理解しないと、カメラに申し訳ない。
というわけで、またも新たな泥沼に足を踏み入れようとしている今日この頃。

ちなみに、今、私が一番欲しい物は

「超広角レンズ」

やっぱ、付属のレンズキットじゃ駄目だ。ちゃんとしたレンズが必要です。

「弘法筆を選ばず」

やかましい黙れ。本当の弘法大師は、筆に無茶苦茶五月蝿かっt(ry

月刊

馬の餞で申し訳ありませんこんちわ。
その内、季刊になったり冨樫がハンター書いたら俺も書く的な状況になるかもしれませんが、流石にそこまで堕落しないように頑張ります。

さて、ネタが例によって特に無いのでまた物欲話になる訳ですが、先日、旅行の際にいつもの様に私は一眼レフもどきのファインピックスを持参したのですが、まぁぶっ壊れたわけですね。
思えば、昨年の鈴鹿辺りから調子が悪かったのですが、ここに来て完全にぶっ壊れた。CMOSセンサー自体の故障か、その辺の接触不良が原因でしょう。何にせよ、まともに写真が撮れなくなりましてご臨終です。

まぁ正直、たとえ壊れなかったとしてもこのカメラの描画能力には私も限界を感じてましたから、そろそろデジイチことデジタル一眼レフに移行する時期が来たようです。

で、私は全くデジイチの知識が無いので、さっそく専門誌を購入し色々見た所、やはり初心者にはCanonのEOS Kiss X4辺りが妥当そうです。本心を言えば折角の一眼レフなのですからそれなりにいいレンズも併せて欲しいのですが、いいレンズは恐ろしく高価なので、付属レンズセット
で諦めつつ、でも諦めきれないので単焦点レンズをひとつだけ別途買うことにします。
ほんとは広角レンズが欲しいのですが、10mm級でF値も追求すると余裕で10万オーバーするという恐ろしい世界。そちらは暫く諦めましょう。

さて

思えば、ぶっ壊れたファインピックス。過去ログによると、2003年の9月17日に買ったようですね。
あれから全ての鈴鹿グランプリに携行し、関東での諸々をそのレンズに収め、また京都に帰ってきてからもカレラ号の写真を撮ったりと、色々思い出深いカメラでした。

でもなぁ、調子を崩した頃を起点にすれば、購入後およそ6年で壊れてしまったわけでして。

どうにも、最近の機械は、耐用年数が短い気がしてなりません。

薄型テレビも1年と少しで基盤不良とか言って修理しましたし。

最近のデジタル家電は、そりゃもう恐ろしいばかりのコストダウンが図られてまして、安く買えるという恩恵に預かれる一方で、どうも、作りがよろしくない。まぁ当然ですよね。

私は「いい物を安く」なんて言葉は全く信用しません。

そんなものはよく言っても「値段の割りにマシ」な程度です。

最近の消費者心理はどうしても、安さ至上主義的です。それを、長期的な視点を欠く愚かな姿勢と糾弾するのは容易ですが、しかし、その消費者心理を成り立たせる背景には、今の家電メーカーの卓抜した技術力にあるから皮肉なものです。だってどんな安普請でも、日常使用に十分耐えるわけで。
それなら安いほうがいいってなるのも自然です。
これは自動車業界でもそうですよね。昔の車は、そりゃ軽自動車なんてゴミのような車でしたしクラウンは夢のような乗り心地の車でした。値段によって圧倒的な「差」があった。
しかし、今は、安物も高価なものも、確かに「差」は厳然としてありますが、安物の質が圧倒的に向上してしまった。

技術力の高さが、ある意味でその首を絞めているわけで、この自縄自縛は如何ともしがたいです。

ただ、何度も書きますが、それでもやはり安物は安物。いい物はそれなりに高価です。

物の良し悪しを見抜く目と、良い物には正当な対価を支払うという姿勢を、消費者側も持つ必要がある気がしてなりません。
メーカーは消費者の「ニーズ」にただおもねることなく、消費者もメーカーの物づくりの姿勢を正当に評価する。
そんな相互関係がなければ、いつまでたってもこの不況と停滞は続くような気がします。

…と、メーカー営業の愚痴。

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