コアサーバーV2プランご契約でドメイン更新費用が永久無料

記事一覧

知らない間に

桜も散って、GWが目の前ですこんちは。
GWて。5月?有り得ない。まだ3月くらいが妥当。
さて特にネタはありません。ありませんが、月刊ペースを守るために何か書きます。桜といえば 本来私は桜の季節に琵琶湖を一周する習性がありますので、今年は子供も1歳半を過ぎもうそろそろ行けるだろうとタカをくくって宿を予約し、いざ出発となった前日。
子供が高熱出して計画は全て吹っ飛びました。
以上、子育てあるある。なんだよ突発性発疹ってちくしょう。

というわけで琵琶湖一周はかないませんでしたので、会社近くの公園と、自宅近くの公園の桜の写真でも。
以下全てPlanar 1.4/50

アップロードファイル 689-1.jpg
マジックアワーに桜の向こうの三日月を。

アップロードファイル 689-2.jpg
同時間帯。今度は桜メインで。

アップロードファイル 689-3.jpg
花見的な。

アップロードファイル 689-4.jpg
超曇天だったので、露出超プラス補正でいっそ全て吹っ飛ばして

というわけで来年こそ一周できますように。

続・コンデジ探しの旅

というわけで、先日に引き続き仕事鞄常駐用カメラ物色のお話です。
皆様からのご指摘に沿って、一回どんなもんか見に行こうと梅田のカメラ屋を色々見てみました。

GRデジタル
チャチすぎワロタw8万もするのにこの質感はどうかと。限定版のなんちゃってハンマートーンも微妙。これはモデル末期か、次期モデルが出て半額になってから購入すべし。

ライカX1
チャチすぎ(ry
全ての動作が軽すぎます。M型に比べると玩具。とても20万のカメラには思えません。
しかし作例を見るとほんと素晴らしいんですよね。

てか、ここで私は致命的な事に気づきます。というのも、そもそも私はファインダーを覗かないと気がすまないという持病を持っていることをサッパリ失念してました。
これでGRもX1もDP2も全部ダメということに。電子ビューファインダーつけろ?金が無いし嵩張るし却下です。

X100S
いいですね。いいです。質感も他のと違いだいぶ良いです。光学ファインダーとEVFのハイブリットという変態仕様も面白い。あとローパスレスにして無印X100よりだいぶ解像度を上げてるのも素晴らしい。見てくれがなんちゃってライカですが、別にどうでもいいです。でもちょっと大きい。重い。

NEX系
ライカX1の描写が良いのであれば、私が持ってるElmarit28mm(4th)をNEXにつければいいじゃないかという逆転の発想に気付く。
しかもEVFもあるよ。NEX7は色かぶりが酷いのでダメですが、6ならいける。
でもNEX買うならやっぱりα7が気になりますね。堂々巡り。

と色々考えていたのですが、先日カレラ号のタイヤにひび割れを発見してしまいました。
そうだよなぁもう5年だもんな。
というわけで、ポテンザS001を入れることになり15万吹っ飛びます。1年点検と併せたら幾らになるのか。

…カメラはちょっとお預けという、まさかの急展開。
折角ご助言いただいた皆様すいません。
この借りは、ポテンザS001のインプレにてお返しします。って要らねぇ

……てかhaseさん。NEX6って使い勝手とか絵作りとかどんなもんでしょう?

一眼レフって

気合を入れて撮りに行く時は問題ないのですが、常日頃携帯するには正直巨大すぎます。しかし日常の何気ない風景の中、ちょっと撮りたいと思った時にカメラが無いってのは、結構フラストレーションが溜まります。
もちろん、iphoneという下手なコンデジ(コンパクトデジカメ)顔負けの撮影器材はありますが、一眼に比べれば、所詮は携帯電話のカメラです。全く以って不満。
またサイズの小ささで言えば、元祖ミラーレスたるライカM8も、一眼レフに比べればコンパクトですが、流石にM8を毎日携帯するのは微妙。
ということで、仕事鞄に常駐でき且つ一眼同等の絵が撮れる(APS-C)のコンデジが欲しいわけですが、これがなかなか選択肢が多いわけです。

候補1:ライカX1
換算35mm相当の画角のコンデジ。jpeg撮って出しがまさしく「ライカ」の絵。ただし高価。定価は20万。X2が出たので中古市場はだいぶ値下がりし、某オークションでは10万を切るあたりが相場。

候補2:リコーGR
GRデジタルシリーズの最新作。遂にAPS-Cを搭載。ローパスレス。換算28mmはちょっと広いですがクロップで35mmモードを備える。実にいい描写をします。8万くらい。

候補3:シグマDP2merrill
シグマが作った脅威のコンデジ。D800E並みの最強の解像番長。解像こそ全て。解像こそ命。100枚でバッテリー切れ。車に例えると、軽自動車に6リッターのV12ツインターボを積んだような物。45mm相当で画角的には一番欲しいのですが、個人的にシグマの描写が好きではないです。
しかし、私はこういうバカな機械にどうしても心惹かれてしまいます。5万くらい。

さて、IYHerとしては、全部買って要らないものをドナるってのが正解ですが、人として不正解ですのでどれか一つに絞る必要があります。
某Haseさんたちのサイトを見ると、やっぱGRかと思いますが個人的に28mmは全く使いこなせないので微妙。最悪クロップ35mmでいいか。でもそれなら正規の35mm相当であるX1がいいかも。てかGRで50mmって出してくれないかな?

まぁ暫くは悩みます。この時間が一番楽しいとも言う。

2014年末年始次第

皆さんあけましておめでとうございました。
さて、この年末年始をどのように過ごしたかという毎年恒例のネタですが。

12月28日(土):前の週から先行実施した大掃除の続きおよび、年賀状の作成と投函。

12月29日(日):中学の頃の連れと飲む。その後実家に宿泊。

12月30日(月):おせち他正月料理を手に家に帰宅。その道すがら年末年始の飲んだくれ用の酒を諸々購入。

12月31日(火):大晦日。一年を振り返りつつ、広島産生原酒とカラスミを食し、BSでやっていたバックトゥーザフューチャーを見ながら、ヤフオクに出品されていたLeicaのApo Macro Elmarit-R 100mm/2.8通称「AME」を落札。2013年を華麗に締めくくる。

1月1日(水):元旦。一年の計を練りつつ、朝っぱらから琥珀ヱビスと広島産同生原酒を飲みつつおせちを食す。日本の正月。
夜はバレンボイムによる超適当ニューイヤーコンサート。今年の「正月ブランデー」はヘネシーXO。一昨年のコルドンブルー、昨年のマルタンXOに引き続く流れですが、流石はヘネシー。洗練と深みとコクの極致。40度オーバーの酒とはとても思えません。私はブランデーはストレート以外で絶対に飲まないポリシーですが、ここまで飲みやすい(アルコール度数を感じさせない)のはヘネシーだけでしょう。以前マルタンXOの話をした時と同じような感想になりますが、下位の同ブランドの酒(VSOP)と同じ方向性なのに、完成度がまるで違うというのが本当に面白い。ただ、洗練とか上質感、深みではマルタンよりヘネシーの方が上ですね。しかしマルタンXOのわかりやすい個性も好きですが。まぁ結局、XOクラスは何でも旨いという当たり前の話。

1月2日(木):正月休み恒例大撮影大会ということで、昨年と同様、Haseさんと惑星同盟とで京都撮影ツアー。
去年は銀閣だったので今年は金閣という、小学生ばりの安直な発想でスタート。今年は車ではなく、悪名高い京都市営バスを活用です。正月の2日だというのにクソほど多い人と車。
相当な時間をかけて河原町四条から金閣寺前に到着。溢れ返る中国人観光客。頼むから帰(ry

アップロードファイル 682-1.jpg
Distagon T*1.4/35 F8
念願の雪化粧金閣写真を手に入れたぞ!
もちろんウソです。モノクロで露出超プラス補正でなんちゃって雪化粧。実際の天気はげんなりするような曇天。
もうなんていうか。何をどう撮ってもクソ面白くない写真にしかなりません。他にも敢えての日の丸構図。逆に極端な構図。ホワイトバランスの変更。露出の調整。何やってもパッとしない。
パッとしない中でも比較的、あくまでも比較的マシだった

アップロードファイル 682-2.jpg
Planar T*1.4/50 F1.4
結局、日本的モチーフには日本画的な表現ということで、狩野派的なイメージ。Planarのこの開放のまとわりつく収差が、あたかも漢画のような滲みを…表現できればよかったんですが。
案外日本画的な表現には、Leicaのヘクトールやタンバールをモノクロで使うのもいいかもしれません。
それらは死ぬほど高いですが。

さて鹿苑寺をあとにした我々。時計は12時を指してますのでお昼を頂くことに。私的に、正月料理は元日の朝昼晩と食べ飽きたので、正月を感じさせない料理がいいという独断と偏見で洋食屋さんに。これが美味かったんでまぁよかった。腹を満たした我々は、次の目的地「龍安寺」に向かいます。
龍安寺。世界遺産であることは勿論、ドナルド・キーン氏の逸話で余りにも有名です。所謂「日本的」な価値観、美意識の極致とも言える枯山水、更にその究極ですが、しかし。
写真にするのは恐ろしく至難。金閣以上に難しい。

アップロードファイル 682-3.jpg
Planar T*1.4/50 F10
「龍安寺石庭」
無理です。あの庭を写真では表現できませんでした。何をどう撮ろうが表現できない。なら開き直っていっそ石なんか入れるな。枯山水の無限の表現の源泉はこの玉砂利。石庭の本質は玉砂利。
ほんとかウソか全くわからない極論ですが、私の感性と腕では無理でしたという残念なお話。
いっそモノクロにして、クソほどコントラストを上げてもっと抽象性を上げた方が良かったかもしれませんが、まぁいいや。

何時にも増して歩留まりが悪いツアーですが、引き続き、仁和寺に向かいます。桜と徒然草で有名ですね。一つ実感したのは、仁和寺から石清水八幡まで歩くのは無理ということです。
さて。

アップロードファイル 682-4.jpg
Planar T*1.4/50 F2
柿食えず鐘も鳴らない仁和寺。

アップロードファイル 682-5.jpg
Planar T*1.4/50 F5.6
モノクロは甘えの像。でもモノクロで仏像や神像などを撮ると土門拳の凄さがよく分かります。

と、史上空前の歩留まりの悪さにうんざりしつつ撮影終了。更に渋滞が激しさを増した復路。私は寝てました。河原町に戻った我々は、高瀬川を見下ろす居酒屋で飲み会。次回はそろそろ京都を出ようということで終了。

1月3日(金):昼前後にかけて嫁の実家に帰省。夜は高校の頃の連れと飲み会。

1月4日(土):うちの実家に帰省。

1月5日(日):連休最終日。ぐだぐだとして過ごしながら今に至ります。

というわけで何から何まで例年通りな2014年。今年の抱負はどうしましょう。そうですね。
子育てと写真の腕を…いや、どっかで聞いたなこの抱負。何にせよ、IYHを控えめに今年一年頑張ります。

ねんがんの

アポマクロエルマリートアール100mmF2.8をてにいれたぞ!
というわけで、BSでバックトゥーザフューチャーを見る傍ら、想定より1万高い金額で落札してしまいました。
全ては広島産生原酒とカラスミの所為。
2013年最後のIYHは、積年のAMEと相成りました。
それでは皆様、よいお年を。

477号を

西に進んで山間部を延々走ると、鞍馬に抜ける道に合流します。南下をはじめ鞍馬をくだり貴船によって行こうということになり、この夏歩いた道をカレラ号でトロトロと。一番上の駐車場に車を止め、何故ド平日にかからずこんなに吐き気がするほど人が多いのかと思いながら全く良い写真が撮れません。人のせいにするな。

アップロードファイル 679-1.jpg
Distagon 1.4/35 F1.4
この夏の豪雨がこんなところにも傷跡を……残したのかはサッパリ分かりませんが、妙に存在感があった標識?だったので。

アップロードファイル 679-2.jpg
Distagon 1.4/35 F2.8
川床でさんざん見た絵ですが、まぁ良い雰囲気なので。ピンボケですけど、まぁ良い雰囲気なので。

アップロードファイル 679-3.jpg
Distagon 1.4/35 F1.6
人の多さもさることながら、これを見てリアルに
「こんな時どういう顔をすればいいか分からないの」
と思った。そんな貴船の晩秋。

というわけで、怒涛の京都北部巡りツアーを終え、帰ってきました。
そろそろいい加減開放バカから卒業しないといけませんね。

普段

遠出が出来ない嫁と1歳児の息子を連れて紅葉を見ようと、振替を取って先日京都の北部巡りをしてきました。主目的は、去年の夏に行った常照皇寺です。10時過ぎにカレラ号で出発。名神吹田から大山崎JCで京都縦貫道に乗り換え、亀岡を過ぎたあたりで9号→酷道477号へ。
恐らく豊中から向かうにはこれが最短ルート。しかし477号は思ったより酷かった。離合不可能と思われる状況が延々続き、途中、この夏の大雨による崖崩れ通行止め区間に遭遇する始末。幸い迂回ルートがありなんとかなりました。
お昼前に目的地に到着し、門前のお店でお昼を頂きついでに、地酒の新酒と新米も購入。
さて、常照皇寺です。
が、残念ながら一週間遅かった。あと一週間早ければ完璧だったのですが、まぁいいや。紅葉狩りと撮影です。今回の主題は「日の丸構図を恐れない秋2013」意味がよく分かりませんが主題を正面から捉えようという話ですね。

アップロードファイル 678-1.jpg
Planar 1.4/50 F1.4
初っ端から日の丸構図ではありませんが、これ、以前撮ったのとほぼ同じアングルです。
たった1年でだいぶ成長してます。命って凄いですね。

アップロードファイル 678-2.jpg
Planar 1.4/50 F1.4
もう少し、あと少し早ければ。悔やまれますがそれでもまぁなんとか。

アップロードファイル 678-3.jpg
Distagon 1.4/35 F1.4
35mmに換えて。D1.4/35はほんと開放からガンガン使えます。

アップロードファイル 678-4.jpg
Distagon 1.4/35 F1.4
だからと言って、何でもかんでも開放で撮ればいいわけではありません。ありませんが同じ写真をF5.6、F2.8で撮り比べたところ、結局この何ともいえない雰囲気に負け結局も開放バカ。

アップロードファイル 678-5.jpg
Distagon 1.4/35 F2.0
紅葉から覗くお庭。これは50mmで撮ればよかったですね。練習だからって何でもかんでも35mmで挑んだ結果がこの始末。何のための一眼レフか。

と、5枚になり、赤子は泣き、嫁からは白い目で見られ、観光バスで団体さんが押し寄せたので常照皇寺をあとにしつつ、後半へ続きます。

阿弥陀寺を

あとにした我々は、街道沿いの洋食屋さんでエビフライを食べ、実相院に向かいます。素晴らしいお庭でしたが、建物の中からの撮影が禁止で残念無念。次に向かいます。
で、訪れたのが……名前を忘れましたw

アップロードファイル 677-1.jpg
Planar 1.4/50 F1.4
逆光の空を背景に露出超プラス補正。背景に溶けるような表現を目指すも、もうちょっと捻りが欲しいか。

アップロードファイル 677-2.jpg
Planar 1.4/50 F2.5
紅葉写真ステレオタイプその3。まぁキレイなので。F2.5まで絞ればPlanarは十分解像します。ボケとの両立はこの辺りが一番か?
さて、その後我々は、賀茂御祖神社(下鴨神社)に移動します。大銀杏が素晴らしい。

アップロードファイル 677-3.jpg
Distagon 1.4/35 F1.4
逆光の空を背景に二番煎じ。しかしピント面はバッチリ解像。さすがD1.4/35

アップロードファイル 677-4.jpg
Distagon 1.4/35 F1.4
夕日に染まるお手水を。

アップロードファイル 677-5.jpg
Planar 1.4/50 F3.5
飲みに向かう途中で見つけた猫。全く何の捻りもありませんが、ただ可愛いので。

その後、結婚式の2次会で使われそうなオシャレ系のお店で飲みました。私は翌日曜日が休日出勤でしたので、深酒は出来ませんでしたが、ワイン何杯飲んだか謎。
いずれにせよ、大変楽しかったです。写真ツアーはいいものですね。
また年末年始にご一緒できることを祈っております。
さて、今回のツアーを振返ってですが、この35mmと50mmがあれば、もう十二分に事足りると改めて実感しました。あとはやはり自分の腕を磨くしかありませんね。

このところ

ここを更新する時は、写真ツアーの話ばかりで申し訳ないのですが
今回も例の如く、いつものメンバー(今回はhaseさんのお兄さんも)で京都紅葉ツアーに行ってきました。京都は出町柳で集合した我々は、進路を北に取り、阿弥陀寺に向かいます。そうだ 京都、いこう。

アップロードファイル 676-1.jpg
Planar 1.4/50 F8
改めて感じるPlanarの絞った時の解像度の高さ。
ここから少し山道を登りますが、その道すがら

アップロードファイル 676-2.jpg
Distagon 1.4/35 F1.4
差し込む日の光を受けて輝く雫。50mmでは長いし28mmでは間延びする。
35mmで撮る必然性が珍しく感じられる一枚。
D1.4/35の唯一の欠点であるド派手なパープルフリンジも、ある意味、味。

アップロードファイル 676-3.jpg
Distagon 1.4/35 F1.6
紅葉写真ステレオタイプその1。しかしこういう湿り気のある物にはZeissはどんぴしゃです。

アップロードファイル 676-4.jpg
Distagon 1.4/35 F1.4
何故わざわざこういう建て方をしたのか甚だ謎な建物。
この写真は19mmで撮って挫折し、35mmに変えてからも絞りを色々試すもパッとせず、結局開放バカに落ち着くというオチ。

アップロードファイル 676-5.jpg
Distagon 1.4/35 F1.4
紅葉写真ステレオタイプその2。しかしこういう湿り気のある(ry

というわけで、5枚になりましたので、後半へ続きます。

物凄い勢いで

月日が過ぎ去り気が付けば10月ですねこんちわ。
二十四節季的に言えば霜降です。霜どころか台風が迫ってますが、暦の上ではそんな感じらしいです。さてしかし、ネタがありません。
個人的には10月から部署が変わったくらいでしょうか。子供は順調の大きくなって最近パタパタと歩き始めました。それに意思表示が強烈です。誰に似たんだか。
あと秋と言えば物欲の秋。IYHの秋とも言いますが、最近、世の中のごく一部を騒がせたものとして、ソニーから、フルサイズミラーレスα7、α7Rが発表されました。
普通の人にはさっぱり意味不明でしょうが、レンズ交換式カメラのなかでも、とにかくコンパクトにまとめたのが「ミラーレス」と呼ばれるカメラです。何故「ミラーレス」と呼ばれるかは長くなりますので割愛。
ただこれまでは、そのコンパクトさゆえに、デジタルカメラの命とも言える画像センサーが小さいものばかりでした。
そこに今回(ミラーレスとしてはライカを除いて)世界初のフルサイズセンサーを搭載したわけです!
これが騒がずにいられるか!!
…ダメだ。どんなに簡単に書いても、普通の人には何が凄いのか全く伝わりませんね。諦めます。すいません。
さて今回のα7ですが、無印はおくとして、Rは、これ要するにD800Eのセンサーなんでしょうか?
見れば見るほどD800Eのそれなんですが。
また周辺部の受光にも気を使ってるみたいですから、私のようにSTFを除くミノルタレンズに興味が無くライカMマウント系オールドレンズとCanonEFマウント系の諸々を使いまわす事にしか興味の無い人間にとって
Rは見逃すことが出来ないカメラと言えます。
まぁこれから人柱の方々のレビューを待って、考えましょう。
アップロードファイル 675-1.jpg
しっかし、この姿とロゴはどうにかならんかな。NEXはかっこよかったのに。てかそもそも「α7」って名前も、ミノルタの人たちからしたら(ry

貴船ブルジョワ見学ツアーその2

さて、余りの人だかりに嫌気がさして奥社を目指すことにした我々。
道すがら適当に撮ります。

アップロードファイル 673-1.jpg

Summarit 50mm
定番の番傘シリーズ。今回は人も入れてみました。

アップロードファイル 673-2.jpg
Summarit 50mm
オシャレカフェを見つけましたので撮ってみる。よくよく見てみるとただのお品書きですねw

さて本来であれば、奥社に着いた辺りで撮った写真がここに来るわけですが、ロクなのが撮れなかったので割愛します。てかそもそも今回は常にも増してマシなのが無(ry

アップロードファイル 673-3.jpg
Summarit 50mm
このように川床では天井から提燈をぶら下げているわけで、実際はなんともいい感じの雰囲気なのですが、なかなかそれを写真にできず苦労しました。これとて微妙極まりないですがね。

アップロードファイル 673-4.jpg
Summarit 50mm
ちょうどいいタイミングで、いい感じに人の流れが切れたので撮った一枚。旅館の石垣と土塀、紅葉にぶら下がる年季の入った照明とその奥に川床。でも少し詰め込みすぎか。

アップロードファイル 673-5.jpg
Summarit 50mm
貴船神社の鳥居の榊。次回はもう少し人が少ない時に訪れたいものですね。

ということで灼熱地獄の中で撮りちらかした我々は、帰りは流石にバスに乗って貴船口まで戻り、電車を一本見送って座ってゆっくり出町柳に到着。京阪で淀屋橋まで向かって、惑星同盟主導で西梅田のヒルトンにあるニコ爺の巣窟…否、ニコンプラザに赴きます。しかし大阪におけるニコンの総本山に私のようなCanon、Leicaユーザーが入っても大丈夫なのでしょうか。殺されないまでも叩き出される覚悟で行きましたが大事には至らず。ちょうどイベントで来阪していた鉄道写真家の中井精也氏に会うことができ、一枚ご一緒させていただきました。
今回の撮影ツアーは、まともな写真が殆ど撮れませんでしたが、川床の料理と中井さんに会えたので満足です。

さてその後、今回のメインイベントである、haseさんのお兄さんと合流。海鮮系の居酒屋で飲みました。イカとカツオ、特にカツオが大変美味。それはさておき流石にプロ級の腕のある人が言うことは示唆に富みます。私も、無駄にレンズばかり集めるのではなく、一つの焦点距離を突き詰めてみましょう。
実際、今回挙げた写真もそうですし、これまでもそうなんですが、私が撮った写真で比較的マシなのは殆ど悉く50mmなんですね。(まぁM8の場合だと換算で65mmになりますが)
SummaritとSummicron-R、そしてPlanar。これで暫く勝負することにしましょう。

というわけで今回も大変面白かったです。次回は秋か年末年始か。まぁ秋の京都は今回以上に人で溢れかえるので考え物ですがw一回やってみるのもいいかもしれませんね。

ここ最近

長期休暇時の恒例行事となってきた感のある撮影ツアーですが、今回はこのクソ暑いのをなんとか避けるために、京都の避暑地たる貴船に行ってきましたこんちわ。
さて、私の今回のテーマは、やはりLeica M8の習得です。
レンズはSummaritの50mmと新たに実戦配備されたElmaritの28mm(第四世代)の2本で勝負。

朝の10時半。出町柳に集合した我々は、叡山電鉄で貴船に向かうわけですが、ここで違和感を覚えました。
…改札が人で溢れかえっています。
いや、私の考えでは、こんなクソ暑い中わざわざ京都の外れに観光にくる奇特な人間はそうはいないはずだったのですが、全く当てが外れました。まるで通勤電車のような混雑の叡山電鉄に揺られ貴船口に到着。
殆どの人間がバスに向かいますが、我々は漢気溢れる徒歩を選択。川沿いに歩いて貴船神社を目指します。
やはり貴船は京都市内に比べれば涼しいですが、所詮相対的な話。暑いことには全く変わりありません。死にます。
約一時間くらいかけて、ようやく「貴船らしい」風景に遭遇します。

アップロードファイル 672-1.jpg
Elmarit 28mm
川床ってやつですね。風流ですね。ブルジョワです。ちなみにこちらお値段は1万円「から」でした。
無論そんな金は払えませんのでスルーで上流に向かいます。
何とか安い川床はないかと暫く探していると、3000円という最安値を発見。そちらに入ります。
さて正直私は、中途半端な価格の川床の料理なんてものは、観光客相手の手抜きなんちゃって京料理にすぎないボッタクリのゴミ(言い過ぎ)だと思い込んでいたのですが、箸をつけて驚きました。
ちゃんとしたお料理です。大変美味でした。特に生きた鮎をその場で串を通して塩焼きにしたのは絶品でしたね。ビールが中ビン1本900円と川床価格でしたが大変満足しました。

アップロードファイル 672-2.jpg
Summarit 50mm
お料理を頂いた川床。ほんとは浴衣の女性が通ってくれればよかったんですがw

アップロードファイル 672-3.jpg
Summarit 50mm
ヒメジオン?ハルジオンとの区別がつきません。ジオンかジョンかも分かりません。後ろにうっすら川が見えますが、ぼかしすぎました。開いて撮ればいいってもんじゃありませんね。

アップロードファイル 672-4.jpg
Summarit 50mm
こちらもお高そうな川床。ブルジョワ臭がします。

本来であれば、当然、貴船神社にお参りをしたかったのですが、何かの祭りかと思うほど人で溢れかえってましたので
諦めて奥社を目指すことに。

アップロードファイル 672-5.jpg
Summarit 50mm
貴船神社境内の休憩所。テーマは「灼熱」w
左のおじさんの魂の抜けっぷりに惹かれました。

というわけで、5枚になりましたのでその2に続きます。

生涯最大の

衝動買いLeica M8と還暦間近の大口径レンズSummarit 50mm F1.5が果たしてどれほどのか。
前回に引き続きそんなお話です。
まずLeica M8
ライカが2006年に発売した、Mの名を継ぐ初のデジタルカメラです。2006年当時としては高性能だったのかもしれませんが、今となってはもう骨董品のレベル。1000万画素しかないCCD(!)高感度耐性皆無、完全マニュアルフォーカス。赤外線カットフィルタを薄くしすぎたために発生するマゼンタ被り。それを防止するためにIRフィルターをつけると今度は35mm以下の広角で周辺部がシアンシフト。欠点を挙げればきりがありません。もうゴミですねゴミ。

しかし。

実物を目の前にして、そして手にしたら、もう。

カメラ本体重量545gしかない軽量カメラのはずなのに、860gの5D3よりよっぽど重く感じます。
質感、というのでしょうか。感触が違う。作り込みが違う。金のかけ方が違う。例えて言うなら、国産車とドイツ車の違いです。日本のオケと昔のベルリンフィルの違いと例えても可。
よく分からない例え話は置くとして。
では、実際、撮ってみてどうなのか。
雨上がりの箕面の大滝に行って初撮影に臨みましたが

…難しいです。

私は、一応ではありますが、一眼レフに関しては最低限の使い方は分かっていると思ってますがレンジファインダー、というか、M型ライカは難しい。
ただし、面白い。極めて面白いです。
本当に「自分で撮っている」という実感があります。

アップロードファイル 671-1.jpg

物凄くありがちな写真。Summaritの開放です。等倍で見ると実にいい感じのふんわりした描写。若いリア充のなんかもう死ねばいい感じが実にいい感じに。

アップロードファイル 671-2.jpg
たしかF2.8で撮ったもの。雨に濡れた紫陽花を主題にしたかったのですが、後ろの橋と滝の存在が少し強すぎたか。難しい。

アップロードファイル 671-3.jpg
滝と紅葉。F5.6で撮影。今回の試写で最も驚いた写真。
これが本当に60年前のレンズなのか?この解像感と繊細さは一体?
今までこの種の描写はSummicron-R50mmが至高と信じてきましたがこれはそれを上回ります。それともローパスレスってだけでこうなるものなのか??

アップロードファイル 671-4.jpg
一段絞ってF2で。且つどこまで粘れるかシャッタースピード相当長めで実験。グルグルボケもF2のそれなら許せる範囲内ですね。

アップロードファイル 671-5.jpg
これも開放で。絵に描いたようなオールドライカ大口径開放の描写。そうですこれが欲しかったんです。
しかし、気持ち、長い。フルサイズが欲しくて仕方なくなる一枚。

というわけで、M8とSummarit50mm。面白いですね。
開放付近の柔らかくも癖のある描写と、絞った時の恐るべき性能。極端なまでに相反するキャラクターが同居する素晴らしいレンズです。これは使い甲斐がありますね。

…本来の画角で使いたくて仕方ないですが、それは、それだけは言わないでおきましょう。

ありのまま

今起こった事を話すぜ
おれはNEX6と7の相場を調べようと梅田に行ったと思ったら

LEICA M8を買っていた。

何を言っているのかわからねーと思うが
俺も何をしているのかわからなかった(ry

というわけで、あまりにも唐突な話ですので、若干の説明が要るかと思います。

まず、先日も書きましたように、私はライカのM3が欲しいわけです。
しかし、これがなかなか良いものに出会えません。そりゃそうですよね。最初期の外観美麗な物などそうは出てきません。
また、お金の問題もあります。市販或いは某オークションで捌かれてるM3は、ろくな状態のものではありませんから、買ってもオーバーホールが必要です。
オークションで外観が綺麗な物の相場は10-12万。オーバーホールは7、8万が相場。要するに20万くらいは必要です。更に。
M3はフィルムカメラです。フィルムも要れば現像代もかかる。更に更にフィルムをデジタルデータに変換するためのフィルムスキャナも要ります。金がかかって仕方がない。百歩とまではいかず、五十歩くらい譲って金の問題はいいにしても、出物がないのはどーしようもない。

そんなこんなしているうちに。

私はM3より先に、M3で使うことを心に決めていたレンズの出物に遭遇します。

アップロードファイル 670-1.jpg

Summarit 50mm F1.5 M

1949年にライツが自社で生み出した初の大口径標準レンズです。Summiluxの始祖ですね。
このレンズは、その図抜けた明るさもさることながら、とにかくその造形が美しい。素材、設計、製造どこにも妥協がありません。特に15枚にも及ぶ絞り羽の素晴らしさ。

アップロードファイル 670-2.jpg
波動砲の発射口かなにかか?
まぁとにかく美しいレンズです。で、ヤフオクで落として実物を手にしたのですが。確かに外観は素晴らしく美しい。シリアルナンバーからすると1956年製ですが、新品と言われても信じてしまうくらいのレベル。ただ、どうも後玉周辺に汚れがある。今更出品者と喧嘩するのも
鬱陶しいので、その筋で有名な山崎光学写真レンズ研究所に送致。研磨と再コーティングをして頂きました。
これがもう。
流石は山崎磨きと謳われる業。外観に続き光学系も新品レベルです。

と、事ここに至れば、ねぇ

取り敢えず、M3は気長に待つとしても、このレンズを使うボディが要る。となれば、最近流行ってるミラーレスカメラ。中でも、液晶ながらファインダーを備えたNEX-6か7が一番マシか。
そう思って、実物をキタムラなどで触ってみた訳ですが、やっぱりどうにも玩具っぽい。あとフルサイズに慣れた身にはAPS-Cの画角がどうにもこうにも納得がいかない。またファインダーはやっぱり光学じゃないと気に入らない。更に、NEX-7は秋には次期モデルが出るとの噂。待てません。仮に待ったとして初売りは10万以上はするでしょう。
10万の金をAPS-Cにかけるのか。更にレイクォールのマウントアダプターは2万しますから…

……てか、最近ヤフオク見てると、M8って20万が相場だよね?

まがいものに10万以上かけるなら、例え空冷…じゃない。フィルムじゃなくてもM8はれっきとしたM型ライカ。996を認めない私的には、M8も微妙っちゃ微妙ですが、それでもNEXにアダプターかまして使うくらいなら本物使った方がいいかも。でもレンズならまだしも、カメラ本体をヤフオクで買う蛮勇は持ち合わせてないし…

などと思いながら、まぁNEXの値段でも見に行くかと、梅田に行ったらあなた。

何故かどういうわけか、無茶苦茶美しいM8が、ヤフオク相場程度の価格で……

…この辺りからは記憶が定かではありません。

気付いたら、私の手元にはM8が。

アップロードファイル 670-3.jpg

今月これから、このM8がもう一台買える位の子供の学資保険の払い込みも控えているというのに私は一体何をしているのでしょうか。
IYHerとしては鑑かもしれませんが、人の子の親としてはどうなのでしょうか。
結論が出ないままではありますが、長くなりましたので、M8の使用感や実例などはまた今度。

嵐山写真紀行その2

引き続き嵐山の代名詞の一つ、常寂光寺に到着します。

アップロードファイル 669-1.jpg
Distagon T*1.4/35
気を取り直して再び35mmに挑戦。テーマは新緑。主題と背景と光のバランスとコントロール。難しいですね。
D1.4/35は、Zeiss史上初の非球面レンズを用いた新設計、且つ35mmという広角のくせにボケも美しく、表現も繊細で実にZeissらしい絵が撮れましたので良しとします。
その後小倉山に登り、疲れ果てつつも引き続きの撮影ポイント楽柿舎に到着。芭蕉の弟子で元禄期の俳人、向井去来の遺跡。俳句界の聖地のようなものらしいですが、廃人であっても俳人ではない私にはよくわかりません。よくわかりませんが、設えは素晴らしいです。

アップロードファイル 669-2.jpg
Planar T*1.4/50
例によって35mmの難しさに困り果て50mmに逃げたわけですが、イメージとしては、聖マタイの召命。或いはレンブラントライトとも言う。更に有体に言えば、斜光の活用ですね。始めからそう言え。
この辺でもう空腹度合いが耐え難いものになってきましたので、遅めの昼食を取り、祇王寺に向かいます。

アップロードファイル 669-3.jpg
Planar T*1.4/50
素晴らしい庭。しかし私はこの時ISO100で固定していた為、シャッタースピードが1/6まで落ちてました。流石に1/6は止められません。完全な手ブレの失敗写真ですが、まぁもう仕方ありません。

アップロードファイル 669-4.jpg
Planar T*1.4/50
祇王寺近くにあったオシャレカフェ。もちろんヤロー3人で入るわけにはいきませんのでスルー
その後も根性の徒歩ツアーを続け、大覚寺大沢池に向かいます。

アップロードファイル 669-5.jpg
Planar T*1.4/50
モノクロは甘え。
京都の名所旧跡は時代劇でよく使われますが、この大沢池は太秦に近いのもあるのでしょうか。一周回るとどこかで見たことのある場所が結構見つかり時代劇版聖地巡礼にもなり面白いですね。

というわけで、嵐山を怒涛のように駆け巡り、その後河原町に戻って飲みました。翌日が仕事だった私は当初殆ど飲むつもりは無かったのですが、興が乗った勢いで結局4時間近く。一体何杯の焼酎ロックを飲んだのか記憶にありません。翌日二日酔いだったことは確かです。
また今回も400枚近く撮りましたが、結局、私は50mmでしかまともに撮れませんでした。35mmも何枚かマシなのはありましたが、それとて、35mmでなければ撮れないわけではない物ばかり。
あと、先行でhaseさんがアップされたのを見て今回も絶望しましたね。
なんすかあのタクシー写真。まさかこう撮るかと。
完全に被ったのもありますが、私はこれ以外アップするに足るのがなかったので開き直って載せますw
今回も釣果(?)はサッパリでしたが、大変面白かったです。また夏、是非行きましょう。それまでにもう少し35mmを使えるようになりたいものです。50mm、85mmも甘えのようですのでw