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京都紅葉ツアー後編

というわけで、人が溢れかえる光明院。の、床の間に大変美しい一輪挿しがあったので

アップロードファイル 705-1.jpg
このSummilux35mmASPHは不思議なレンズでして。同じ開放の描写でも、例えば冒頭の水ようかんのように、まさしく現代の最新スペック的な先鋭な描写をする一方で、この花のように、まるでオールドレンズのような得も言われぬ収差を纏ったりと、性格がコロコロと変わります。
でも得てして「こういう描写が欲しい」と思う意図を酌んでくれるかのように描写しますので個人的にはたまりません。これ一本でいける。そう思わせる力がこのレンズにはありますね。

アップロードファイル 705-2.jpg
光明院の隠れた紅葉。玄関土間にこのセンス。実に心憎い。

光明院を後にした我々。本当は京都の紅葉スポットで一、二を競う「東福寺」に行きたかったのですが紅葉の季節の東福寺に向かうなど自殺志願者以外の何物でもありませんので、東福寺の裏の泉涌寺に向かいます。

…が、伏見稲荷の登山の影響もあり、もうこの時点で我々の空腹は限界を超え、撮影どころではありません。拝観料を払って境内に入るも、庭園へは別料金と告げられ心が折れまして。同所にあった蕎麦屋で500円のそばを食べて満足し、泉涌寺をあとにすることに何ら躊躇いは有りません。

しかし、泉涌寺から京阪東福寺駅に向かう道すがら、入館料タダに引き摺られ来迎院、今熊野観音寺に。
で、ここの紅葉が凄かった。ですが、まともな写真が撮れないwほんと紅葉を撮るって難しいですね。

アップロードファイル 705-3.jpg
スポットライトを探して。
こういう分かりやすい光を探すのも、なかなか難しかったりします。

アップロードファイル 705-4.jpg
スポットライトを探して2
こういう分か(ry

しかしこの2枚とも構図が気に入らない。
もう少し主題を画面左に置いてバランスが取れるよう撮る場所を考えるべきですね。
前回の反省が全く生かされてない。光だけを追った失敗例です。

アップロードファイル 705-5.jpg
幹に引っかかった紅葉。
欲を言えば、もう少し寄りたいのですが、そこはレンジファインダーの限界。これが最短撮影距離。

…しかしほんと、後から見ればいくらでも文句を付けられるのに、何故その場でそれに気づかないのでしょうか。
もう少しいい加減ちゃんと考えて撮るようにすべきですね。
風景やモチーフに「撮らされている」写真が多すぎです。もっと「撮らないと」いけない。
頑張りましょう。

次回年始の予定は、雪を探して京都の北に行く予定です。でも年始って…あと一ヶ月とちょっと?え??

コメント一覧

hase 2014年11月27日(木)21時20分 編集・削除

お疲れ様です。私の万歩計は実に19000歩を記録していました。
ですが伏見稲荷も今熊野観音寺も素晴らしく、今回の撮影ツアーはなかなか良かったと思います。
光明院は紅葉のシーズンを外して、まったりするのが良さそうですね。
・・・さて、年末年始の予定を考えますかw

canon 2014年11月28日(金)21時45分 編集・削除

お疲れ様でした。幾らなんでも歩き過ぎましたね。
確かにもう少し人が居ない時期にもいってみたいです。
てか今まで回った所をそれぞれ季節を変えて回るのもありかもしれません。

それはそうと、RRじゃなくて、R&Rいいですね。伏見稲荷のポスターに使えるレベル