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圧倒的な

信頼性を誇る私のカレラ号ですが、久々に故障しましたこんちは。
先日、衣装合わせで京都の貸衣装屋に行った際、駐車は店の人がやってくれるとかでカレラ号をお任せし、私たちは店に入って色々やっていた所、鍵を渡したおにーさんが息せき切ってやってきまして。

「窓が閉まらなくなったwww」

とのこと。
私が行ってみまして確認したところ、助手席側の窓が開いたままウィンドウスイッチを弄っても、うんともすんとも言いません。どうしたもんだ。窓が落ちた様子もないし、でもモーターも動いていないし、私ではさっぱり分かりませんので主治医に電話しましたところ

「取り説読めカスが」

とのこと。
確かに取り説読んでみると、スピーカーを外した所にある穴に車載工具を突っ込んで回すと手動でウィンドウが動かせるとの記載。すげぇぜ流石は壊れることを前提に作ってる車!!

で、動いたは動いたのですが、車載工具のチャチなことチャチなこと。
回してる最中に折れやがりまして有り得ません。

結果、非常に微妙な位置で窓が止まってしまいどうにもならず。

もう諦めて衣装選びに専念し、その後、ホテルに行って事情を話して通常の駐車場ではなく、ドアマンの目の届くところに駐車させて貰って、諸々の打ち合わせをして、窓が半開きのカレラ号で大阪まで帰りました。

家の駐車場はシャッター付きだからこういう時安心です。

で、翌日曜日。さっそくカレラ号を直しに一路主治医の元へ。

ドアの内張りなど剥がしてみて確認するもモーターは問題なし。電流を測るとおかしな所見らしく、主治医は「運転席側」のウィンドウスイッチに原因があると看破。
実際、運転席にある助手席側用スイッチを換えてみると、見事に動きました。プロすげぇ

アップロードファイル 623-1.jpg
原因のスイッチ。¥6000

このスイッチ。空冷ポルシェ乗りの中では常識なんですが、非常に極めて絶望的にチャチな代物でして。とにかく弱いんですね。窓の開閉に際して、正確に上下させないと(おおちゃくに斜めに力を入れると)結構簡単に壊れる。

…ここまでは常識なので私も勿論知ってましたが、それによって、助手席に付いてるスイッチまで連動して制御不能に陥るとまでは知りませんでした。酷いシステムです。

というわけで、やっぱり知らない人に運転させるとダメという事でした。

いやまさか窓いじるとは思わなかったし。

てか、窓のスイッチくらいどーでもいいんですが、ポルシェを普通の人に運転させると、まず間違いなく発進時に不必要にアクセル煽るんですよ。頼むからアクセル踏まずにクラッチ繋いでくれと。
アイドリングで十分発進できるんです。外すと簡単にエンストしますけど。だからか。そうか。
私なんか坂道発進は勿論、坂道バックでさえも、クラッチ操作のみでやりますからね。無駄に繊細なクラッチワーク。20万kmは保せてやる。

まぁそれもどうでもいいとして。

しかし相変わらず、大した故障しません。

購入後2年半で壊れたのは、コンプレッサー、カーステ、ブレーキランプ切れ、で今回のウィンドウスイッチです。
大物はコンプレッサーだけか。しかも半分保証内だったし。

不況も宴たけなわな昨今。ポルシェも随分お安いご時世です。
もし車を買い替える計画がある方がいらっしゃるのなら、いっそのこと空冷ポルシェなんて如何でしょう。新型が発表された今、あえての空冷ポルシェ。
いい物さえ掴めば、私みたく全く金もかかりませんよ。

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