911の新型(991型)の先行発表をしましたねこんちは。
でかい。
以上。
……では話が終わってしまいますので、頑張って続きを書きます。
さて何から話しましょうか。そうですね、ポルシェ911(以下ポルシェ)の質感から話をしてみましょう。
質感。よく「フィール」と呼ばれるものです。ポルシェのフィールと言えば「硬質な」とか「精密な」とか「金庫のような」とか、まぁそんな言われ方をよくします。いずれにせよ、ポルシェの持つ「フィール」は、絶品と評されることが多いわけですが、では何故そのような評価を得るようになったのか。その秘密は何か。
結論から言うと、フィールを形作る最大の要因は「剛性感」の良し悪しです。
で、ここが面白いのですが「剛性」と「剛性感」は全く別物だということです。
その昔、ポルシェの「剛性」はRRというレイアウトゆえ世界最高でした。しかし、アルミボディやらカーボンボディが跳梁跋扈する今日、もはやポルシェの「剛性」は高級スポーツカーの水準並み。決して世界最高ではありません。
しかし「剛性感」はいまだに、その水準にある。
何故か?
「剛性感」の演出の仕方を熟知しているからなんですね。
「剛性感」を出すには、まず絶対に、人間が直接触れる部位を押さえないといけません。
シートの剛性、その取付剛性、ハンドルの取付剛性、シフトの、アクセルペダルの、ブレーキペダルの、クラッチ……
まぁ要するに、全部です。そして、それら全てを受け止める「ボディ」ここにこそポルシェのフィールの根源があります。
で、これも結論から言うと、ポルシェのボディの変形量は入力に対して線形の値を示すんです。
要するに、小さな衝撃には小さく変形し、大きな衝撃には大きく変形する。
このような性質を持つボディの質感が良いのは、容易に想像できますよね。極めて自然な感触なんですから。
さてこの秘密。一見、当たり前に、そして非常に簡単に思えますが、さにあらず。
これは恐ろしく高度な材料工学と組み付け精度と、それを志向してこれまで積み上げてきた無数のノウハウの賜物です。車のボディってのは、1枚の鉄板で出来ているわけではありません。数百数千に及ぶ、パーツの集合です。分厚い部分もあれば、薄っぺらい部分もある。材質も様々てんでバラバラ。それを溶接し1つの形になったその完成品が衝撃に対して、まるで絵に書いたような、そのような性質を持つ。
有り得ません。
例えば、昨今流行のアルミボディの質感が悪いのは、入力に対する変形量の非線型に起因します。或いは昨今大流行の、超ハイテン鋼。これも同様です。カーボン(ry
「剛性」に関して、抜群の能力を発揮するそれらは、「剛性感」に関しては、てんでダメ。
事実、ポルシェはアルミは当然ながら超ハイテン鋼すらも殆ど使ってません。
ここにこそ、ポルシェのフィールがいまだに世界一という謎の答えがあるわけです。
さて、その911の新型「991」
ボディがでかくなりました。でかくなったのに、重量は下がりました。
何故か。アルミと超ハイテン鋼を多用したからです。
……。
…頑張って続きを書きましょう。
まぁ要するに、フィールは全く期待できないという事になります。なりますが、しかし。
それでも、バイザッハの妖怪達が、私にすら分かることを分からないはずはありません。腐るほど潤沢な開発費用を掛けたからには、その辺のことも、必ず加味した上で「911」を作ってくれているものと信じます。
……信じたいけど、あいつら簡単に人を裏切るからなぁ
さて。では何故、そのようなことをしたのか。フィールを捨ててまで、ボディ拡張を行った理由は何か。
まぁ簡単ですよね。世界一の称号を奪い返すためです。
GT-R。あの異次元の化け物から、世界最速の座を奪う。これに尽きるでしょう。
トップギアご覧になりました皆さん?2011年型GT-Rの話。有り得ませんよあの車。あのスタビリティとトラクション。動画見ていて正直気持ち悪くなりました。恐ろしい速度なのに、あまりにもスムーズなんです。違和感有りまくり。
ニコニコなど動画サイトに上がってますので、興味がある方は是非どうぞ。
さて、911に話を戻します。
伸びたホイルベース。それにフロントのトレッドの拡張。肥大したボディにパナメーラ風味の豪華内装。
ポルシェというブランドが好きな北米の皆さんにもご満足いただきながら、しかしその真の目的は違います。
今の997型はあのゴミだった996の、ビッグマイナーチェンジに過ぎません。もはや限界です。
ゼロベースで。刷新する必要がある。
これ以上のパワーを積もうと思えば、もはや、今のディメンションでは不可能です。GT2のような、レーシングドライバーにしか乗りこなせないような奇形的な車にしかなりません。
ディメンションを抜本的に変える必要がある。何を変えるか?
ホイルベースを延ばし安定性を確保しフロントセクションを変え、旋廻性を高める。シャシーのキャパシティを圧倒的に高めるにはそれしかありません。トラクションはもともと売るほどあるわけですから弄る要素はそれしかないんです。
電動パワステが何故必要なのかは流石によく分かりませんし、7速のMTとかギャグかと思いますが、結論として、今回の991型911はディメンションの抜本的変更と、構成パーツの刷新による軽量化という、ごく真っ当なモデルチェンジ。
と、言えなくもありません。
個人的には、素のカレラなんかより、ターボに注目です。
真のGT-Rキラー。その成否が知れるのは、来年でしょうかね。
全てをかなぐり捨てたポルシェの本気に期待しましょう。
ロレックス gmt 金 2024年02月29日(木)04時06分 編集・削除
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