馬の餞

の小説「ロサンゼルスＢＢ連続殺人事件」ですが
私も買いまして読みました。ネット上の評価を見ていると概ね良好ですが

…私的には、あくまで私的には、あんまり面白くなかった。

私は推理小説は殆ど読まない人間なんで、このトリック、というか
謎解きが、果たしてどの程度のレベルのものなのか、相対的な評価はできませんが、私的には、なんつーか、ただの言葉遊びとでも言いましょうか、微妙なものに思えました。
ま、それはいいとしても

どーにも気に入らないのは文体。バラしても何の差障りも無いので申しますが今回のこの小説はメロが語り部となって進んでいくんですが
何がどうあろうが、メロがあーゆー語り口調なんて絶対にしない。ありえない。なんでツンデレとか、メガネっ子とか、属性とか、そーゆーヲタ要素を出すかな？

あのねいいですかデスノートってのはですね、もっと殺伐としてるべきなんですよ。隣でモニター見てるＬといつ殴り合いが始まってもおかしくない
捕まえるか殺されるか、そんなふいんき（←変換できない）がいいんじゃねーか。
ミサや高田はすっこんでろ

で、やっと話が進んだと思ったら、またメロの奴が「ドジッ子」とか言ってるんです。
そこでまたブチキレですよ。
あのな、ドジッ子なんてきょうび流行んねーんだよ。噛ませ犬が。
得意げな語り口調で何が、ドジッ子、だ。
お前は本当にＬの伝説を語る気があるのかと問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。
お前、ナオミ萌えちゃうんかと。
デスノート通の俺から言わせてもらえば今、デスノート通の間での最新流行はやっぱり
「ジェバンニが一晩でやってくれました」これだね
デスノートの複製だろうがなんだろうが一晩。
これが通の愉しみ方。
しかしジェバンニに気を取られていると松田に物理的に無理な角度から手を撃ち抜かれかねないという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まぁお前らド素人は、デスノコラでも読んでなさいってこった。

…というわけで、思わず吉野家で文句を言いたくなるというシロモノです。
ある意味ツッコミどころ満載とも言えるので、そーゆー楽しみ方を
するのならお勧め。
まぁあくまで私の主観ですが。