記事一覧

昨日

あれからネットを彷徨っていると、こんなのを見つけてしまい



※ようつべ版は「全CM」と謳ってますが事実と異なります。ニコニコの方が全話です。勿論全話の方が圧倒的にいいです。

勢い余って買ってしまいました。「ぼくのなつやすみ2」有り得ないくらい今更ながら。
当然の如く今日のドライブはキャンセルです。
わざわざ9時半に起きて身支度を整えカレラ号をぶっ飛ばして10時にゲーム屋に行き、買ったら他には一切目もくれず、とんぼ返りで帰宅。
鬼のように久々にPS2を引っ張り出して、42型液晶テレビにブッ刺しゲームスタート

もうなんか、このオープニングだけでおなかいっぱいですね。
この昭和の香り。完全無欠な田舎っぷり。素晴らしい。
あとこの手のノスタルジックな映像に「少年時代」は反則です。泣けとばかりに。

いやもう、何でこんなに面白いのでしょうか。
別に何もゲーム的な特殊なことは一切起こりません。敵らしい存在は全く出てきませんし、巨大兵器に乗ることもなければ、正体不明の美少女が出てくることも、世界の平和を守る必要もありません。

ど田舎の島の人々に話しかけ、虫取りをし、海に潜り、釣りをして、ご飯食べて、絵日記書いて、翌朝起きたらラジオ体操。

ただそれだけ。でも心底面白い。
このゲームは確実に自分の小学校の頃を思い出させます。
その思い出補正も加わって、この訳の分からない破壊力を生むんでしょうね。

でも、このゲーム。女性がやっても面白いのでしょうか?
私くらいの歳の男なら、確かに、子供の時分、こういう経験をしてきたはずですが、女性にはそういう経験は余りないはずですからね。さほどシンパシーを得られないかもしれません。
或いは、そうですね。これは男女の区別ありませんが、今の子供達が将来このゲームをやって、我々と同じような感動が得られるでしょうか。これは非常に難しいかもしれません。
たぶん、こういう昭和的なガキの頃の面白さってのを知ってるのは20代後半くらいが限度でしょう。
まぁどういう環境で育ったかも大きな違いにはなるでしょうが。
とは言え、今の子供達は今の子供達なりにその子供時代を楽しんでいるでしょうから、彼らが大人になった頃にはまたまったく別の「ぼくのなつやすみ」が生まれることでしょう。いつの時代も子供は遊ぶことにかけては天才ですからね。
我々の時代の価値観で今の子供の幸不幸を語るのは、一方的に過ぎます。

…過ぎますが、しかし、こういう「面白さ」があることを、是非その機会があれば伝えてあげたいものです。

たぶん、このゲームが出た2002年の夏は、意味も分からず父親に田舎に連れて行かれ、訳の分からないまま虫取りやら何やらをやらされた子供が続出したことでしょうw

「オトナに遊んでほしいソフト」

なるほど、看板に嘘偽りありません。

コメント一覧