ここ最近、急激にクオリティが下がったニコニコ動画。私も正直げんなりですが。何でこういう事態になったのか?まぁ旬を過ぎたってのもあるでしょうが、ニコニコ全体の潮流として、ゆとりの増加と、あとは運営による削除の嵐が原因でしょうね。
まずゆとりの増加。
ほんとね。空気読まなすぎ。
ニコニコは本当にコメントがしやすいですが、それ故にゆとりの空気読まない糞コメを許し、全体を白けさせる要因になってます。もうほんと半年ROMれ。
また削除の問題ですが
これは、ネットの面白さとマスメディアの下らなさが何に起因するか?という議論に通じます。
ぶっちゃけた話、マスメディアにはどうしても、諸々の利権とか、タブーとか、所謂「大人の事情」に雁字搦めにされて、それ故に、視聴者にえもいわれぬ違和感と言うか、皆分かってるのにそれを言えないというキモさを感じさせ、結果クソみたいなモノに堕っするという有りがちな姿があります。
一方でネットの世界は、基本的に、その匿名性故に、或いはその無責任さ故に、諸々のタブーから自由です。
だからこそ、マスメディアが垂れ流すエンターテイメントでは有りえない
「本当は皆が言いたくても言えないネタ」
が大手を振って往来する。それこそネットの良さですよ。
しかし、最近のニコニコは、「権利者の要望により削除されました」という謳い文句で、本当に多くの動画が削除されてます。実際、私がここで取り上げた動画の多くが、今は削除により閲覧不能になってますね。
これは極言すれば、ネットの自殺ですよ。
確かにアニメや映画の本編とか、露骨に著作権を侵害するモノは削除されても仕方ないですがアニメやゲームの絵や音楽を使っただけで、有無を言わさず削除って(笑)
もうこれじゃまんま今のクソマスメディアと同じ。大人の事情に絡め取られてます。そりゃ面白くないですよ。クソですよ。
なんで2chの訴訟問題は完全シカトするひろゆきが、ニコニコだけは素直に応じるのか?
そう疑問に思わざるを得ませんが、ニコニコは最早独立したコンテンツではなく、Yahooや角川と提携する立派な法人ですから、そりゃ好き勝手も出来ないでしょう。好き勝手できない=大人の(ry
まぁいいや、とりあえず、最近新作はまるで面白くないです。クソです。
…しかし、転んでもタダで起きないのがオタクってものです。……否、「らしい」です。
探せば色々出てくる。しかも、ニコニコはようつべと違って動画の再生時間に関するリミットがゆるいのでこういうのが探せば見つかります。
神アニメ「カウボーイビバップ」のテレビ版最終話「よせあつめブルース」
ビバップの放送当時、即ち98年は、前年に起こった「酒鬼薔薇聖斗」こと東真一郎による一連の事件により色々と表現の幅が制限され(言い換えれば「大人の事情」により)地上波では全話放送が不能になったんですが、そういった背景を踏まえた製作者の魂の叫びがこの「よせあつめブルース」
その後ビバップは評価され、色々な形で再販されましたがこの地上波版最終話はどの媒体にも収録されておらず、当時、リアルタイムで視聴した人間しか知らない幻の一品。
…因みに私はKBS京都で放映されたバージョンを録画したビデオを持ってますw
次はクラシック
今まで何度かこの日記で紹介した、1945年1月23日、フルトヴェングラー指揮ベルリンフィルによる
ブラームス交響曲第1番第4楽章です。
敗戦間近のドイツで、フルトヴェングラーがスイスに亡命する直前に振った最後の演奏。
このブラ1を超える音楽は、絶対に存在しません。
そう言い切る根拠は、フルヴェンを超える指揮者と、当時のベルリンフィルを超えるオケと、敗戦間近のドイツという極限状況と、ブラ1以上の名曲と、音楽がまだ「生きていた時代」、という諸条件を超えるシチュエーションは、今後生まれる可能性が、絶対に無いから、です。
視聴される際は、是非、居住まいを正して、ヘッドフォンで。
次はロック
伝説のクィーンのライブ「LIVE AID 1985」
……何で死んだんだよフレディ
ピンクフロイドのライブ。狂気+エコーズ。神。
ピンクフロイドは、マーラーの影響が濃いように思えるのは私だけでしょうか?
最後に
Coccoが「Cocko」だった頃の幻のインディーズ盤
何と言うか。やはり憑き物が憑いてこそのCoccoですねw
さぁそこの奥さん!!レッツID取得!!レッツ泥沼!!
…失礼。と言うわけで何がいいたいかというと、色々うざいことはありますが結局楽しんだ者勝ちというお話。