台風のお陰で大変な事になりましたこんにちわ。
私も昨日の夜はさっさと帰ったんですが、あと30分くらい遅かったら窓ガラス破損事故に巻き込まれて荒川を超えられませんでしたw
ニュースでは電車が止まって帰れない人続出と報じられてましたね。
この手の話を聞くたびに「さっさと帰れよ」と思うわけですが、まぁ仕事が大変だとそうもいかないんでしょう。
さてそうなって、しかもビジネスホテルも見つからず、友人宅も無いという場合の強い味方は、都心だとラクーアのようなスパ施設かネカフェになるわけですが、ラクーアは結構高いし、何より場所が悪い(総武線各駅停車か地下鉄)のでネカフェという選択肢が浮上するわけですね。
さてネカフェと言えば、最近「ネカフェ難民」と呼ばれる住所不定無職の方々の住処になっていたりして社会問題視されてます。
私も以前は、マスコミが言うだけの都市伝説かと思ってましたが、先日、ちょっと時間の空きがあった際、駅近のネカフェに行ったら、本当にその種の人が結構居まして驚いた次第です。
そう言えばネカフェ業界が先日「ネカフェ難民も大切なお客様です」とかいう声明を出してましたが正直、どうなんでしょうね?
私がよく行くところなんかは、ネイルサロンやリフレクソロジー?足裏?とかを併設し明らかに女性の集客を意識した小奇麗な所でして、駅前にあるような雑居ビルの剥き出しダクトにベニアのつい立ての安普請なんかとは違いが歴然。
表立っては「難民と呼ばない!」とか言いながらも、一方で女性客を逃がさない為に小奇麗な店も構えると。まぁ業界の苦悩というか、ジレンマが見え隠れします。
報道されてるのを見ていると、ネカフェで寝泊りし日雇いのバイトをしてその日暮しというのが、彼らの基本スタイルのようで、インタビューなどに
「抜け出したくても抜けられない」
と半ば諦めたような口調で話してます。
確かに、住所不定の人間を正社員で雇う会社は無いでしょうし、定住先を見つけるにも敷金やら礼金やら初期投資も大変ですからどうにもならないのも頷けるんですが
私が不思議に思うのは
何故、実家に帰らないのか?
と言う事です。
まさか全員が全員天涯孤独ってわけじゃないでしょう(無論そう言う人も居るでしょうが)
地方から都心の大学→就職失敗→フリーター→ネカフェ
というパターンがテレビなんかでは「定型」として語られてます。
それが全てとは思いませんが、その種の人は実家に戻ればいいのでは?
それとも敷居を跨げないような大変な事情でもあるんでしょうか?
事情はどうあれネカフェでホームレスの真似事するより余程マシではないかと思ったり思わなかったり。
何れにせよ、彼らにはまだ就労意欲があるわけですから何らかの対策を講じるべきでしょう。資金的な援助なのか、就職の斡旋なのか、その辺り何が適切かはよく分かりませんが
ただ、何と言うか、そもそも家庭というか、家族の関係がしっかりしていればこーゆー問題って起きてはいないような気もします。
まぁ何れにせよ、帰るところがあるのに早く帰らないでいると大変な事になるというお話。