記事一覧

何だか

知らない間に40歳を超えてしまいました。40て。
そりゃここ馬の餞も19年目に入るわけですよ。ただこの5,6年は酷い更新頻度ですので、継続性のあるブログと言い張るのは無理がありますが、それにしても19年目て。
さて、40歳を「不惑」と孔子さんは仰いますが、我が身を顧みてどうか。個人的にはさもありなんと思います。
そもそも40にもなって自分の生き方に迷ってたらそれはそれで大問題です。仕事もあれば家庭も子供も、或いは家のローンなども背負う訳ですから迷いたくても迷えない。まずはこの身に纏った諸々の責任を果たす義務が先立ちますので、迷ってる暇はない。
…若干、孔子さんの言う不惑と意味が違いますが、まぁ細かいことはいいでしょう。細かいことに心を惑わされることがなくなる…と良いように解釈しましょう。

迷う。良いことですね。昔私がまだ前の会社に居て、我が身の処し方について迷っていた時
「自分自身の福祉のみ考えればよい」と開き直った記憶がありますが、そもそも迷うとは、それだけ選択肢が豊富だということです。或いは迷うとは真剣に考えるということです。
最近、私が自己を顧みて危機感を持つのは、どうにも、真剣に考えるということが少ない。或いは新しい知識を求める事が、以前より減退してると強く感じる。まぁ歳を取ったと言い換えても良い。
というわけで、何か新しい物を…ということで、これまでずーっと興味はありましたが「顔が気に入らない」という反知性主義の極みのような理由で手に取らずにいた、佐藤優氏の著作群を手に取ってみました。
そしたらこれが無茶苦茶面白い。
もっと早くに読んでおくべきでしたね。まぁでもまだまだ遅くはありません。
というわけで、薄っぺらい不惑を捨て、もう一度迷ってみよう、そう決意する今日この頃です。

コメント投稿

投稿フォーム
名前
コメント
削除キー